ライフハッカー編集部 - Facebook,SNS,Webサービス,iPhone,スマートフォン 09:00 PM
Facebookの「バックグラウンド更新」オフでもiPhoneのバッテリーを大量消費する問題に朗報?
iOS 8から、アプリがバックグラウンドで稼動可能になりました。これがバッテリーの寿命を縮めることになるわけですが、ありがたいことに、この機能は簡単にオフにできます。ところが、Facebookアプリの場合は、オフにしても状況が改善していませんでした。しかし、最新のiOSバージョンに更新すれば、この問題が解決できるようです。そこで、これまでの経緯を振り返ってみましょう。
Facebookがバッテリーキラーであることは少し前からわかっていました。事実、多くの人たちが、FacebookがiPhoneのバッテリーを大量消費していると訴えています。一般的な原因はバックグラウンドアクティビティーですが、一部では「Appのバックグラウンド更新」をオフにしていても、この問題は起きているようです。
情報共有サイト「Medium」でMatt Galliganさんが指摘したところによると、Facebookアプリは正確にはスリープ状態になっておらず、それがバッテリーの深刻な消耗を引き起こしているそうです。
Apple情報サイト「MacStories」でも同じような経験が紹介されており、「バックグラウンドでの音声の再生」に疑いの目を向けています。どうやらこれは、自動再生の動画に関係するもののようです。
興味深いことに、テクノロジー系ブログ「Pixel Envy」のNick Heerさんは、「Appのバックグラウンド更新」をオンにするとバッテリー寿命がのびると指摘しています。
こうした事態は一部の人たちの気のせいではありません。「TechCruch」がFacebookに話を聞いているので、その一部を紹介しましょう。
「一部の方々が弊社のiOSアプリでバッテリー問題に悩まされているという報告は聞いています。現在、調査を行っており、まもなく問題は修正されることと思います」と広報担当者は語っていました。
現在、Facebookは最新のiOSバージョンをリリースして、iPhoneのバッテリー大量消費問題を解消したようです。
Thorin Klosowski(原文/訳:阪本博希/ガリレオ)
※ この記事はこちらの翻訳記事ですが、最新情報を追記して編集しました。
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