本来はWindows7 Professional 以上でしか使えないWindowsXPモードを。
Home Editionに無料で導入します。
VirtualBoxはDirectXが使えるため。
3Dゲームが動く可能性があるのでこちらで進めます。
ただアクティベーション出来ないので30日間の有効期限があります。
あらかじめご了承ください。
もくじ
1.準備編・ダウンロード
2.Virtual Boxの導入
3.必要最低限の設定
4.拡張機能「VirtualBox Extension Pack」導入
5.XPのセットアップ
6.Guest Additions 導入編
7.共有フォルダでデータやりとり編
1.準備編・ダウンロード
まずはベースとなる「VirtualBox」を用意します。
・VirtualBox
Oracleが提供する無料の仮想マシン。
使いやすくDirectXに対応するので3Dゲームも動作する可能性がある。
ダウンロード
・Windows Virtual PC (こちらは使いません)
本社Microsoftが提供する無料の仮想マシン。
ただDirectXには非対応なので3Dゲームは動作しない可能性が高いです。
ダウンロード
今回は使いやすく機能も豊富で。
3Dゲームにも対応できる「VirtualBox」で進めて行きます。
これはOSを管理するべース部分なので。
これだけではXPは使えません。
まずはダウンロードを押します。
メインPCのOSがWindowsでしたら上の赤線の。
「Virtual Box 4.3.22 for Windows hosts」をダウンロード。
もうひとつは全OS対応です。
「VirtualBox 4.3.22 Oracle VM VirtualBox Extension Pack」もダウンロード。
1つ目がVirtualBox本体。
2つ目は拡張機能となっています。
2つ目の拡張機能は導入が強く推奨されると思われます。
本来は1つにまとめて配信するはずのものらしいですが。
訳あって2つに分けているとのことでした。
MicrosoftからOSとなるXPモードをダウンロードします。
ダウンロード
容量が多いので環境によっては少し時間が掛かります。
「WindowsXPMode_ja_jp.exe」というファイルがダウンロード出来ます。
このアプリケーションはWindows7 Professional 以上でないと。
弾かれてしまいそのままインストールしようとしても出来ません。
なのでちょっと手を加えていきます。
圧縮・解凍ソフトの「7-Zip」というアプリケーションを用意します。
ダウンロード
インストール出来ましたら。
Windows7 Home Editionでもインストール出来るように。
XPモードの本体部分を抽出していきます。
先ほどダウンロードした「WindowsXPMode_ja_jp.exe」を右クリック。
「7-Zip」から「開く」をクリック。
「sources」を開くと「xpm」というファイルがあるので。
デスクトップにコピーして拡張子を.cabに変更します。
すると解凍できるようになりアイコンが変わると思います。
アイコンは環境により異なる場合がありますが問題ありません。
右クリックメニューから解凍してください。
解凍したフォルダを開くと。
「VirtualXPVHD」というファイルがあるので。
「VirtualXP.vhd」と名前を変更します。
このファイルがHome EditionでもインストールできるXPとなります。
分かりやすいようにデスクトップなどに移動させておきます。
アイコンが違うかもしれませんが大丈夫です。
他のファイルはもう必要ないので削除しちゃってもOK。
何かあったときのためにバックアップしておいても良いです。
2.VirtualBox 導入編
これで用意は出来ました。
WIndows7にVirtualBoxを導入していきましょう。
まずは1番はじめにダウンロードしたVirtualBoxをインストールします。
保存しておいた場所に。
このファイルがあると思いますのでダブルクリックして実行します。
「Next」をクリック。
・クイックランチバーにショートカットを作成する。
・ファイルを関連付けする。
何も問題なければそのまま「Next」をクリック。
インストールが始まりますが途中で下記の画像が表示されます。
にチェックすると終了時に起動します。
「Finish」をクリック。
3.最低限の設定編
デフォルトでは「Right Control」となっていますが。
右側のコントロールは使うパソコンによっては無い方もいらっしゃいます。
左のCtrlを押して「Ctrl」にしておきます。
自動でアップデートを確認させたくない方はチェックを外しておきます。
4.拡張機能「VirtualBox Extension Pack」導入編
「Oracle_VM_VirtualBox_Extension_Pack-4.3.22-98236」
があるのでクリック。
開くをクリック。
「インストール」をクリック。
右側のバーを1番下までさげて「同意します」をクリック。
「OK」をクリック。
これで拡張機能の導入は終わりです。
「OK」をクリックします。
5.XPセットアップ編
3Dゲームをする予定であれば高めに設定した方がいいかもしれません。
決まったら「次へ」をクリック。
右のアイコンをクリック。
開くをクリック。
まずは「設定」をクリック。
3Dゲームをやる人は「3Dアクセラレーションを有効化」にチェックを入れます。
お使いのPCのスペック以上の数値にしようとすると設定できない事があります。
「OK」をクリック。
なんか変な感じですね。
これからマウスも快適に動くようにしていきますが。
今はひとまず下のマウスのアイコンを右クリックして。
「マウス統合を無効化」「有効化」を交互にうまく設定しながら使います。
カーソルがVirtualBoxの中に入ったままになり。
外に出せない場合はさきほどオプションで設定した左の「Ctrl」を押します。
右上の×ボタンを押したら雷マークの「仮想マシンの電源オフ」を選び。
シャットダウンさせてまた起動させます。
いや…適当じゃダメです。「適用」です。
なおアクティベーション出来ない場合は30日間の有効期限があります。
とは言っても過ぎたとしてもまたすぐ導入できます。
やりようによってはクラックすることも出来るようです。
次はマウスなどの動きを快適にしたり。
3Dゲームの動作や性能の安定化を行うために。
「Guest Additions」を導入していきます。
6.Guest Additions 導入編
まずは仮想XPの方をセーフモードで起動させる必要があります。
この画面になったら「セーフモード」を矢印キーで選択して。
エンターキーを押します。
「はい」をクリック。
セーフモードでないとチェックを入れられません。
「Install」をクリック。
あとは×ボタンで「仮想マシンの電源オフ」で電源を切ってまた起動させます。
だいぶマウスが使いやすくなっているはずです。
7.共有フォルダでデータやりとり編
このままでは。
Windows7の方から仮想マシンへファイルを送ることが出来ませんので。
最後に「共有フォルダ」の設定をしてXP側に好きなファイルを送れるところまで。
やっていきたいと思います。
まずはWindows7側の好きな場所に。
分かりやすい名前をつけたフォルダを用意します。
「デバイス」→「クリップボードの共有」→「双方向」をクリック。
右の逆三角のマークをクリックして「その他」をクリック。
Windows7の方で作った共有用のフォルダをクリックして「OK」をクリック。
「自動マウント」と「永続化する」にチェックを入れて「OK」をクリック。
フォルダの方に \\vboxsvr\○○○\ と入力します。
○はあなたがWindows7側に作った共有用のフォルダ名です。
「ログオン時に再接続する」にチェックして「完了」をクリック。
仮想マシンに送りたいファイルを入れます。
今回はテストなのでメモ帳を入れました。
「ネットワークドライブ」の(Z:)をダブルクリック。
お疲れ様でした。
これで全ての作業が終了となります。
これでも最低限かなと思えるだけなので。
まだインターネットに接続したりとやることはあるけど。
ゲームやアプリが動くかもしれないので試してみては♪