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再審認められた2人 刑の執行停止か判断へ10月26日 4時35分
20年前、大阪市で住宅が全焼し、小学6年生だった女の子が死亡した火事で、再審=裁判のやり直しが認められた母親ら2人の刑の執行の停止について、大阪高等裁判所は26日にも、認めるかどうか、改めて判断するとみられます。検察の異議の申し立てが退けられた場合、2人は服役している刑務所から釈放される見通しです。
平成7年7月、大阪・東住吉区で住宅が全焼し、小学6年生だった青木めぐみさん(当時11)が入浴中に逃げ遅れて死亡しました。
この火事で、母親の青木惠子受刑者(51)と、内縁関係にあった朴龍※ひろ受刑者(49)が放火や保険金目的の殺人の罪で起訴され、無期懲役が確定しましたが、大阪高等裁判所は、今月23日、「放火ではなく、自然発火の可能性が否定できない」として、3年前の大阪地方裁判所の判断に続いて、裁判のやり直しを認めました。そのうえで、現在、服役中の2人の刑の執行を26日午後2時に停止して、刑務所から釈放することを認めました。
これに対し検察が、刑の執行を停止しないよう異議を申し立てていて、大阪高裁の別の裁判長が26日にも、認めるかどうか、改めて判断するとみられます。検察の異議が退けられた場合、2人は服役している和歌山と大分の刑務所から、それぞれ釈放される見通しです。
(※日へんに「告」)
この火事で、母親の青木惠子受刑者(51)と、内縁関係にあった朴龍※ひろ受刑者(49)が放火や保険金目的の殺人の罪で起訴され、無期懲役が確定しましたが、大阪高等裁判所は、今月23日、「放火ではなく、自然発火の可能性が否定できない」として、3年前の大阪地方裁判所の判断に続いて、裁判のやり直しを認めました。そのうえで、現在、服役中の2人の刑の執行を26日午後2時に停止して、刑務所から釈放することを認めました。
これに対し検察が、刑の執行を停止しないよう異議を申し立てていて、大阪高裁の別の裁判長が26日にも、認めるかどうか、改めて判断するとみられます。検察の異議が退けられた場合、2人は服役している和歌山と大分の刑務所から、それぞれ釈放される見通しです。
(※日へんに「告」)