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国連難民高等弁務官が日本に支援要請へ10月26日 0時33分
内戦が続くシリアなどからヨーロッパに押し寄せる難民への対応が課題となるなか、UNHCR=国連難民高等弁務官事務所のグテーレス高等弁務官が、来月日本を訪れ、より多くの難民の受け入れなど、日本政府に対して積極的な支援を求めることが分かりました。
関係者によりますと、難民支援を行っているUNHCR=国連難民高等弁務官事務所のグテーレス高等弁務官が来月下旬、日本を訪れ、政府高官などと面会する方向で調整しているということです。
日本政府は、内戦が続くシリアなどの中東や、ネパールなどのアジア諸国から去年1年でおよそ5000人の難民申請を受け付けましたが、認定したのは11人にとどまっていて、受け入れに消極的だと指摘されています。
このためグテーレス高等弁務官は、シリアなどから大勢の難民がヨーロッパに押し寄せている事態を踏まえ、より多くの難民の受け入れなど、日本政府に対して積極的な支援を求めるということです。
また、グテーレス高等弁務官は、日本に逃れてきた難民を積極的に雇用している大手衣料品チェーンの「ユニクロ」を運営する「ファーストリテイリング」の柳井正会長兼社長とも面会する予定です。このなかでは、使われなくなった服を回収して世界の難民に届ける活動など、これまでの支援を続けてほしいと要望することにしています。
日本政府は、内戦が続くシリアなどの中東や、ネパールなどのアジア諸国から去年1年でおよそ5000人の難民申請を受け付けましたが、認定したのは11人にとどまっていて、受け入れに消極的だと指摘されています。
このためグテーレス高等弁務官は、シリアなどから大勢の難民がヨーロッパに押し寄せている事態を踏まえ、より多くの難民の受け入れなど、日本政府に対して積極的な支援を求めるということです。
また、グテーレス高等弁務官は、日本に逃れてきた難民を積極的に雇用している大手衣料品チェーンの「ユニクロ」を運営する「ファーストリテイリング」の柳井正会長兼社長とも面会する予定です。このなかでは、使われなくなった服を回収して世界の難民に届ける活動など、これまでの支援を続けてほしいと要望することにしています。