韓国・朴大統領の「ノーベル賞に値する研究者養成」発表、韓国メディアが日本のネット上の反応を紹介
2015-10-23 16:45
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韓国メディアの国民日報は23日、韓国政府が22日、「2025年までにノーベル賞を受賞するに値する世界トップクラスの研究者を1000人養成する」という発表をうけ、日本のネットユーザーらが「関心を寄せた」と伝えた。
記事によると、同発表は韓国政府が22日、大統領府迎賓館で行われたパク・クネ大統領主宰の諮問会議において述べられ、「基礎研究を通じ世界1位の技術を10個創出し、持続可能な創造経済の基盤を用意する」とも述べたと報じた。
同発表は、過去10年間のノーベル賞受賞者73人中、48人が20代から30代に行われた研究実績で受賞しているという分析に基づくものであるとし、今後、韓国人の30代前後の若手研究者を毎年100人ずつ、10年間で1000人選抜し、基礎科学研究費を5年間に渡って集中して支援するという政策であると報じた。
記事は、同発表に対し日本の匿名掲示板サイトなどに、ネットユーザーらが「ノーベル賞」を「ノーベル症」と表現しつつ揶揄(やゆ)しているコメントがあることや、直近のノーベル賞において、日本人と中国人が受賞したことを意識しているのではないかといった指摘があることを紹介。また、ノーベル賞の獲得を目的とした研究計画について疑問を投げかけるコメントもあることを紹介した。
これに対し、韓国ネットユーザーからは、「嫌いなお隣の国の日本だけど、言っていることはあってるね」「ノーベル賞はオリンピックのメダルか?準備して養成して受賞できるのか?それだったら、みんな受賞できるでしょ」などのコメントが寄せられた。(編集担当:木村友乃)(イメージ写真提供:123RF)