経済面での「米中二股外交」はある程度、やむを得ない。しかし、軍事面では「朝鮮戦争で、PRCの義勇軍が多くの韓国人を殺した歴史を忘れたのか」と聞きたい。朴氏いわく、「加害者と被害者の関係は1000年経っても変わらない」はずだが、この件は水に流したのか。
4万人強の米兵が朝鮮戦争で戦死した。この歴史を忘れて振る舞うようなら米国人は許さない。
もう1つ、朴氏に忠告したい。合衆国憲法修正第1条「言論の自由」は、米国人が先進国と発展途上国を判別する、最も重要な判断基準である。
産経新聞の加藤達也前ソウル支局長の起訴にはあきれたが、検察が懲役1年6カ月を求刑したことで、今、米国知識層はアゴを外している。
もし、有罪判決が出れば、韓国は「例の発展途上国(PRC)を宗主様に仰ぐ属国」として評価されるだろう。
■ケント・ギルバート 米カリフォルニア州弁護士、タレント。1952年、米アイダホ州生まれ。71年に初来日。83年、テレビ番組「世界まるごとHOWマッチ」にレギュラー出演し、一躍人気タレントとなる。現在は講演活動や企業経営を行う。自著・共著に『まだGHQの洗脳に縛られている日本人』(PHP研究所)、『素晴らしい国・日本に告ぐ』(青林堂)など。