NHK映像ファイル あの人に会いたい「高木仁三郎(核化学者)」 2015.10.24


(テーマ音楽)核化学者の高木仁三郎さん。
原子力発電の安全性について警鐘を鳴らし続けました。
平成9年環境平和人権の分野でもう一つのノーベル賞といわれるライト・ライブリフッド賞を日本人として初めて受賞します。
しかしその研究生活は決して平たんなものではありませんでした。
高木さんは昭和13年群馬県前橋市の開業医の家に生まれました。
小学1年生の時に終戦を迎えます。
敗戦を境に価値観が大きく変わった日本。
高木さんはより確かなものを求め科学者を目指すようになりました。
昭和32年東京大学に進学。
放射性物質を研究する核化学を専攻します。
当時夢のエネルギーといわれていた原子力。
その開発の最前線日本原子力事業に入社し放射性物質の研究に携わりました。
調べると原子炉内の放射能に不明な点が多い事に気付きます。
会社に敬遠された研究。
しかし高木さんは放射性物質に対する基礎研究の必要性を痛感していました。
高木さんは東大に戻り宇宙からの放射線で地球や宇宙の歴史を探る研究を始めます。
しかしここでも人工の放射能の問題にぶつかります。
市民の不安に向き合わない研究に疑問を持った高木さん。
昭和50年市民団体原子力資料情報室の設立に参加します。
企業やアカデミズムのためでなく市民のための科学者になる事を決意したのです。
やがて世界各地で原発事故が起こりました。
スリーマイル島原発。
そしてチェルノブイリ原発。
日本では輸入食品への不安が広がり原子力資料情報室に問い合わせが殺到しました。
高木さんたちは放射能検査を独自に行い最新情報を提供し続けます。
平成23年東日本大震災の時に起こった福島の原発事故。
高木さんは16年も前に福島県浜通りなど原発の集中地帯に地震が襲った時の危険性を指摘していました。
国家プロジェクトとして進められ巨大化した科学技術の危うさ。
高木さんは市民科学者の立場から発言し続けました。
平成10年新しい科学者の育成を目指し高木学校を設立します。
専門分野に閉じこもらず現代社会に向き合う科学者を育てました。
巨大化した科学技術の危険性を訴え続けた高木仁三郎さん。
人間の顔を持った科学を求め闘った62年の生涯でした。
2015/10/24(土) 05:40〜05:50
NHK総合1・神戸
NHK映像ファイル あの人に会いたい「高木仁三郎(核化学者)」[字]

核化学者の高木仁三郎。原発の危険性を指摘し続け、生涯にわたり「科学者として何をなすべきか」問い続けた思いが語られる。

詳細情報
番組内容
核化学者の高木仁三郎。原発問題の危険性を指摘し続け、NPO「原子力資料情報室」を立ち上げた。そして国や企業に頼らず原子力の情報を独自に収集し市民と共有する取り組みを進めた。企業やアカデミズムのためでなく市民のための科学者を目指し、「科学者として何をなすべきか」問い続けた思いが語られる。
出演者
【出演】核化学者…高木仁三郎,【語り】鈴木奈穂子

ジャンル :
ドキュメンタリー/教養 – 社会・時事
ドキュメンタリー/教養 – インタビュー・討論
情報/ワイドショー – 芸能・ワイドショー

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音声 : 2/0モード(ステレオ)
サンプリングレート : 48kHz

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