アフリカ
そして
あまりなじみのない2つの国
アフリカのどこにありどんな国なのか皆さんは分かりますか?
想像を絶する自然
想像できない生活環境
想像を超えた食生活
そんな2つの国それぞれの小さな町に日本人女性が暮らしていました
ということで…
芸能界一アフリカを知る男が2人の人生を探る
せいじがこれまで訪れたのは18か国
アフリカ大陸の3分の1を制覇
今夜は19・20と2つの初めての地へ
アフリカントラベラー・千原せいじ未踏地スペシャル!
まずは…
日本から1万4000kmアフリカ中西部・ガボン共和国
アフリカントラベラーの第一印象は?
いやいやいや…
ガボンは赤道直下の国
熱帯雨林気候で一年中湿度が高い
さらに雨季は夜でも気温が30℃を下回ることはほとんどない
そんな雨季にこの国を訪れたことで道路が…
川に
アフリカでの最悪の日本人探しとなる
初めて聞きましたガボン共和国成さんご存じですか?ザボンなら知ってますけどガボンはちょっと…ねぇどうなんですか?ガボンはあの…きつかったね道路事情がさ道流されるとかさそのエリア一帯なくなるとかそういうのが当たり前やからへぇ〜
(せいじ)なかなか金もかかってるよ
せいじがいるのは首都
人口80万
産油国のガボン
石油だけでなく鉱物資源も豊富にあるため
ちょうど夕食の時間
ガボンでは一体どんなものが食べられるのか?
空港から30分
よっしゃ!じゃあ
運転手さんのオススメのレストラン
なんだか真っ暗だが…
ちょっとドキドキしながら入ると…
店内はなかなか綺麗で一安心
長旅の疲れをまずはビールで癒やす
よく冷えたビールに感動しているとお店の人がオススメ料理を持ってきた
チキンのココナッツバターソースがけ
そして「マニョック」という食べ物
何やら練り物のようだが…
まずはチキンから食べてみる
これ何やろ?あっ「トック」みたいな感じやな
この「マニョック」がガボンの主食
キャッサバという熱帯雨林で育つ芋を発酵させて粉末にしお湯を加えながら練って固めたもの
ガボンの料理を味わったところで本題へ
今回探し求める日本人女性がいるのは今いるリーブルビルから南へ420km離れたチバンガという町
食事中の3人組に地図を広げズカズカと…
チバンガまでの内陸ルートは雨季の今道が悪くどのくらいかかるか見当もつかない
そのためポールジャンティまで飛行機で行き海沿いのルートを使ったほうが確実なのだという
行き方を聞いたところでそのまま若者たちと飲むことに
聞く相手を間違ってないかな…
いや〜これは大事になったぞ…
せいじに言われるがまま告白することになった青年
うまくいけばいいのだが…
果たして結果は!?
(拍手)
無事告白を終えたその勇気にひとまず乾杯!
で…
おめでとう〜おめでとう〜
せいじおじさんがキューピッドになった夜だった
よく告白しろって言えますね
(大野)無責任
日本人女性が住むチバンガへ向かうべくまずは途中の町・ポールジャンティへ
首都からは南西へ150kmフライト時間は30分
午前8時半
ポールジャンティ着きましたよ
さてここからチバンガへはどう行けばいいのか?
雨季で道がどうなっているのか分からない
なのでまた行った先で聞けという
行き当たりばったりになりそうなガボンでの日本人探し
教えられた港に行ってみると…
ここからロアンゴの近くの港まで110kmもあるのだという
確かに定員10名ほどの船というよりボート…
嫌やなこんな小っちゃいの
…とぶつくさ愚痴りながらも日本人に会うため午前9時出発
この小さな船は地元の人たちがよく利用している定期便なのだ
外洋には出ず雨季の時に増水によってできた水路を3時間ただひたすら進む
道なの?道路?
辺りはマングローブがうっそうと生い茂り…
そこはまるで大河のよう
まさにアフリカらしい壮大な景色
せいじたちを乗せたボートは水路を南へ南へ
代わり映えしない風景が延々と続く
この先にいる日本人女性はなぜこんなところへやって来たのだろうか
思いをはせつつ3時間
ようやく港へ到着
ここからは車でチバンガへの途中の町・ロアンゴを目指す
20kmほどすぐ着くのかと思いきや…
そっかGoToHELLやねこれは
しかも…
飛行機・ボートに続いては乗り心地の悪いサファリカー
でもこんな車じゃないとダメな理由があったのです
走り出して30分もすると…
建物もなく目の前に広がるのはどこまでも続く大平原
さらに走ると今度はジャングル
(せいじ)うわうわうわ…なんで深いほう行くねんなんで深いほう行くねんなんで深いほう行くねんなんで深いほう行くねんなんで深いほう行くねん
それにしても今回の日本人が住む場所は一体どんなところなのか?
先行きに不安を感じながらガタゴト走ること2時間
ようやくロアンゴに到着
ここロアンゴにはガボンを代表する国立公園があり15,000を超える野生動物が生息している
そのためガボンではよく知られている場所
周辺には世界各地からやって来る観光客向けの宿泊施設も
さてここからチバンガまでの行き方は?
ロッジの管理人さんに聞いてみる
ここからチバンガまでは230km
管理人さんの言うことには乾季であれば車で5時間ほどで行けるが今の時季は道が悪く通行止めでたどり着けない可能性もあるとか
とそこに一人の男性が…
やって来たのはこのロッジのオーナー
困っているせいじを見て声をかけてくれたのだが…
何?それ
にわかには信じがたい
がこの方地元では結構な実力者なんだそうで…
明日チバンガに行けることに
ヘリコプターが来るのをちょっと
(せいじ)マジか!
本当にヘリがやって来た!
大統領専用ヘリがロアンゴに到着
降りてきたのは大統領専用機のパイロット・アラン大佐
30年間数々の要人を運んできたエリートソルジャー
(柳原)かっこいい映画みたい
大興奮で乗り込むせいじ
ガボン共和国大統領専用機
これが専用機の証だ
午前10時せいじプレジデント気分でチバンガへ向けテークオフ
政府の広報の方が協力的でねガソリン代とかいろいろ払てんねんけどねお金は
ガボンを空から見せたいという大佐の気遣いで扉は開けっ放し!
ヘリはアフリカの空を自由自在に突き進む
アフリカントラベラーといえどそうそうお目にかかれない壮大な眺め!
この絶景にせいじは…
全く楽しめない…
アハハ…そうだったんですねこれ何なん?
そして飛び立って1時間
ついに日本人女性が住むチバンガに到着
コンゴ共和国との国境近くにある小さな町
人口3万ほとんどが自給自足で暮らしている
雨季には周辺の道路が寸断され陸の孤島と化してしまう小さな田舎町
到着早々日本人探しをしようとすると…
何やら1人の男性がせいじに声を掛けてきた
こういう話は嫌いじゃないこの男
もちろんすぐに飛びつき…
彼の車でラジオ局へ
10分ほど走り丘の上にあるラジオ局に到着
ここは地元のローカル局でラジオだけでなくテレビ番組も発信している
今回はチバンガからの緊急情報として大統領ヘリでやって来た日本人のインタビューを特別枠で流すという
ということでいろいろしてますタクシードライバーが見たり運送会社のドライバーが見たりする飲酒運転をやめましょうっていうドラマそういったお仕事されてたんですね
探す手間を省くためなんとラジオで日本人探し
…で局の前で日本人情報を待つ
…が1時間たっても音沙汰なし
結局自分の足で探す事に…
でもこの小さな町に日本人はたった一人
すぐに知っている人が見つかった
日本人女性はユキさんというらしい
あとは住んでいる場所を探すだけ!
ユキ行こう行こう…
男性についていくと…
そこは土埃と家畜のにおいが立ちこめる集落
こんなところで
(男性)そうあの人らご近所さんかな?ユキ?ユキズハウス?
日本を出発して72時間半
探し求めた日本人はもうすぐそこ…
すいません勝手に…きれいじゃないですか
日本を出発して72時間半
ガボンの小さな町に住む日本人女性が
こちらの一軒家の半分を借りて一人で暮らしている
(粕谷)はいどうぞ
近くの湧水を引いているので水道水は飲めるという
そこまで不便な生活というわけではなさそうだが…
いきなり押しかけ文句ばかりのせいじに友記子さんが何か持ってきてくれた
ペットボトルに水を入れ凍らせただけの物
いつもこれを抱いて涼を取っているという
友記子さんが生まれたのは1988年東京都小平市
大都会のベッドタウンで育った彼女がアフリカ・ガボンのこの田舎町にたった一人で暮らしている
その人生とは!?
幼い頃から将来は幼稚園の先生にという夢を抱いていた友記子さん
幼児教育の学科がある短大に進学
そして1年の夏海外に飛び出すあるキッカケが
ノーベル平和賞を受賞したマザー・テレサが設立し身寄りのない子ども達に寝食や教育を無償で提供
貧しくて病院に通えない方や老人の介護などをする施設もある
そこで一週間過ごしたことでボランティア活動への思い・見方が変わったという
今自分が持っているものを素直に出せば相手は喜んでくれる
誰にだってできることそう気付いた
そして2年間の学生時代に4回インドのマザー・ハウスへ
卒業後も海外ボランティアへの思いは膨らみ続け青年海外協力隊で幼児教育分野の募集を見つけた
(粕谷)はい
2013年25歳の時ここガボンのチバンガに
幼稚園で子どもたちを教えながら現地の保育士がスキルアップするよう指導するという目的だったが…
友記子さんを待っていたのは思い描いていたアフリカと全く異なる現実だった
なんかほんと「おい!」
それは
来るまでは1から10まで子どもに教え先生たちにも頼りにされるそう思っていた
だが来てみると求められることも居場所もなかった
自分がいる意味は何なのか?
そんなある時ふとインドでの経験を思い出した
するとこの地に足りない自分がやるべき事が見えてきた
1つは絵や工作の道具はあっても教える授業がなかったこと
(粕谷)絵の…クレヨン使った活動とか大事にしまわれてる絵の具を使った活動とかを自分は出来るんじゃないかなと思って
さらにルールや秩序を重んじる習慣がなく子ども達は団体行動が苦手だった
そこで…
例えば同じ水筒がある時に交ざって「それ私の」「これ僕の」ってすごいけんかになってたんですがこうやってマークと名前で自分の場所を示すことでそういうけんかも解決出来るように先生達に伝えました
それは小さな事かもしれないだが友記子さんが出来る事
彼女にしか出来ない事を続けているうちほかの先生の見る目も変わってきた
(外国語)
友記子さんの足跡は確かにこのチバンガに
ほな気ぃつけてありがとうございましたバイバイ
(粕谷)さよならさよなら
(粕谷)お気をつけてはい
友記子さんにとってここチバンガは…
そしてせいじは記念すべき20か国目の未踏の地ガボンの隣に位置するコンゴ共和国へやって来た
芸能界一アフリカ通せいじの経験によるとこの国は…
まっ確かに日本人にはなじみのない未知の国・コンゴ
OK
街には見知らぬことがいっぱいあったのです
早速車内でせいじのセンサーを刺激する光景が次々と!!
さらに!
確かに背番号が
どんな意味があるのか?
小遣い稼ぎをしようと警官が車を止めるため渋滞が頻発
市民から苦情が殺到し昨年10月背番号システムを導入
以来渋滞は緩和されたという
(せいじ)意外とアフリカ多いよあっそうですか7年間行ってて思たのはなんで?金曜日はね警察官の方が土日の分回収すんねんな金曜日に
空港から30分タクシーは市街地へ
コンゴ共和国の首都
人口は93万
アフリカ産油国の1つだが経済的にはまだまだ発展途上のため国民の平均月収は日本円で25,000円ほど
でやって来たのは…
首都といえども大通りから1歩入った路地となると舗装もされておらず下水の設備もほとんど整っていない
いかつ!
どうやらこのトタン屋根の下に市場が広がっているようで…
(せいじ)うわぁ面白い!
衝撃の光景続々!せいじのテンションMAXです!
食べるんですか?ワニも
コンゴ共和国の首都・ブラザビル
大通りから1歩入った路地にあるこの人であふれるウィンゼ市場は肉・魚・野菜さらに日用品など何でも揃うまさに庶民の台所!
品揃え豊富な市場内はさすがのせいじにもお初のものが多いようで…
なるほどなるほど
たんぱく質が豊富なココの葉はコンゴの人達の大切な栄養源
(せいじ)コイみたい!おもしろい
立ちこめる生臭いにおい活気にあふれる人々
アフリカ通のせいじもテンションの高ぶりを抑えきれないようで…
カメも食うしあれ見て!食べるんですか?ワニも
生きているのを確認すべくマイクの棒で…
これはコンゴ川で取れるニシアフリカコビトワニ
最大でも2mほどにしか成長せず温和な性格なんだとか
ワニはその場で食べやすくさばいてくれる
それを見たせいじは…
行ってみるとオープンな食堂が…
(せいじ)これはいかついな!
上着を脱ぎ気合を入れ!
あのザンビアでの苦〜い経験が脳裏をかすめる
最強と言われる動物・ヒポの肉です!
とても珍しいカバの肉をパクリ!
おいしく頂いたのだが…
あんな思いはもうこりごり!
ほんまにげっそりしてる
(スタジオ内笑い)
果たして
頼んだのはキャッサバ芋の葉を細かく刻んで煮込んだ「サカサカ」と呼ばれるコンゴの家庭料理とワニの煮込み
ややお高めなのでコンゴの方もたまにしか食べないとか
臭いは
まずは「サカサカ」のほうから
ではワニのほうを…
(せいじ)何やろ?これあっ!あの…
分かったような分からないような…
アレルギーは大丈夫だったんですか?大丈夫セーフ召し上がってなんであれ日本の食事って口入れてすぐ味パーンくるやん向こうそんな食いもんあんまないのよね
(スタジオ内笑い)
まだ見ぬ日本人女性もこんなワイルドな食生活を送っているのか?
これ…ほんまに
衝撃続きのコンゴ共和国
どんな国なのかちょっと分かったところで…
さらに詳しい解説をこの方にお願いしましょう!
さぁ草野さんコンゴどんなところかお願いしますすいませんいつもいつも…ありがとうございますちょっと紛らわしいんですけどもかつてベルギー領だった今ちょうど中央にあります現在のコンゴ民主共和国とそれからもう1つ元フランス領だった今回の旅先のコンゴ共和国2つコンゴっていう国があるんです違うんすか!民主共和国と共和国行くような国ではないとおっしゃったんですけどでもこれからこのコンゴ共和国を相手にですねどんな良好な関係を築いていくかがいいですねいいですねありがとうございますこの番組のタイトルこんなところでふしぎ発見!でいいっすか?
衝撃風景満載のコンゴ次週も!
町のおしゃれさんってことやろ?あれなっ
高級ブランドを身にまとうあまりにも似つかわしくないおしゃれな方たちが!
こんにちは
そしてついに日本人女性を発見
一体なぜこんなところに?
2015/10/23(金) 21:00〜21:54
ABCテレビ1
世界の村で発見!こんなところに日本人[字] せいじアフリカ!コンゴ、ガボン衝撃の国へ
せいじ×アフリカSP▽未開の国・ガボン…大雨で通行止め!サフィリカー、ボート、さらに大統領専用ヘリで日本人女性の元へ▽食事はカメ、ワニ…衝撃だらけコンゴ共和国
詳細情報
◇みどころ
世界には「一体なぜこんなところに?」と首を傾げたくなるような場所に住む日本人が多数いる。旅人となった芸能人が、自力で世界の僻地にいる日本人に会いに行き、そこにあるたった一つの人生ドラマをひもとく。
◇出演者
【司会】千原ジュニア
【旅人】千原せいじ
【パネラー】草野仁、平泉成、鈴木杏樹、柳原可奈子、森泉
【データマン】大野拓朗
◇おしらせ
☆『お願い!せいじおじさん』は
番組HP
http://asahi.co.jp/konnatokoroni/
ジャンル :
バラエティ – 旅バラエティ
ドキュメンタリー/教養 – カルチャー・伝統文化
ドキュメンタリー/教養 – ドキュメンタリー全般
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日本語
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