これは私のクローゼットです。
ほんの数ヶ月前までは、ここにある約3倍の服がぎゅうぎゅうにかけられ、かけ過ぎた服の重みで突っ張り棒が何度も崩れ落ちていました。それ程、大量に服があったのです。
以前は服が多すぎて管理が出来ず、クローゼットを開けても憂鬱な気分でした。
でも、今はクローゼットを開けると幸せな気分です。まだまだミニマルと呼ぶにはほど遠いけれど、私がクローゼットをシンプルにする為に実践した3つの魔法を紹介します。
シンプルクローゼットの3つの魔法
<目次>
ハンガーを統一する
上の写真のハンガーがバラバラだとしたら写真の印象は少し違っていると思います。
私にとって、1番簡単で効果的な1つ目の魔法はハンガーを統一することでした。クローゼットをなんとかしたかった時、モノはまだ捨てられないけど、ハンガーを買うのは私でも出来る!と思ったんです。
コストコの50本入りのすべらないハンガーはシンプルな黒、薄くて場所を取らずネックが回る、約2500円と1本あたり50円で、当時まだ大量に服があった私にも、これだけの量があれば断捨離に失敗しても(笑)、ハンガーだけは全部揃えることができるという安心感がありました(実際は使い切れず余りました^^)
同じハンガーが並ぶと統一感がでて気持ち良いです。モデルのローラさんもコストコのノンスリップハンガーを使ってると先日言っていたので同じ物かもしれません。以前のハンガーは針金は全部捨てて、残したものは洗濯干し用にしています。
見るたびに気分のアガる服達だけを並べる
どんなにハンガーを統一しても、それがお気に入りの服でなければ、全然気持ちは高まりません。興味のないショップに陳列されている温度のないモノと同じです。
2つ目の魔法は、気分のアガる服だけをハンガーにかけるということ。
毎日開けるクローゼットの特等席には、自分らしいお気に入りの服しか必要ありません。おおげさに言えば、アイドル好きにとって、自分の推しメンが選抜でステージに立っている時ってこんな感じじゃないかと思うくらい、
どの服も、みんな仲良く等間隔に並んでて、愛おしくさえ思うのです。
人生がときめく片づけの魔法にはこんな一文がありました。
「ハンガーにかける服の基準は服が喜んでいそうなモノです」
やってみて本当に思うのは、服が喜んでいるんです!ディズニー映画『トイストーリー』でおもちゃたちがおしゃべりしているような感じです。
選ぶ時は気持ちよくゆらゆら揺れそうなものをかけておくようにして、長袖Tシャツや厚めのパンツ等は畳んで引き出しに収納しています。
カテゴリ→色ごとに並べる
同じく人生がときめく片づけの魔法には、並べた時に右上がりになるように左に厚め、重め、長めな服をかけ、右に行くにつれ上がっていくのが視覚的に気持ちよいという方法が載っていました。
私も真似してみたり色々実践した結果、現在は左から順にジャケット→カーディガン→シャツ→ワンピース→パンツ→スカートという並べ順に落ち着きました。左端にはバッグとコットンパールのネックレスとダメージジーンズをアクセントにぶら下げています。
この順番は崩さないように、必ずカテゴリ毎に掛け、色もグラデーションを意識しています。また、アウターはインナーとは別管理にしたいので隣のクローゼットにかけています。
いちばん大切な魔法
正直、どれもどこかで聞いたことのある話かもしれません。
私もこの手の話は「あぁ、それ知ってる知ってる!でも、他にもっと斬新でカンタンで刺激的な方法ない?」と思ってました。実践もせずに!!
やりたい人10000人、やった人100人、続ける人は1人なんて言いますが、ハンガーを買うといった本当に小さな一歩でも、「実際にやること」の重要性に気付かされました。
何もしなければ何も生まれない。
つくづくそう感じます。
正直、服の量はもっとミニマルにしたいですが、美観重視なシンプルライフを目指しているので、お気に入りのものをあえて捨てることはせず、このまま購買意欲を抑えていけば自然減すると考えています。働いているし、おしゃれも好きなのでその辺はストイックにせずにゆっくり進めていきたいと思います。
んちゃ。