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大村さん 大学院で学んだ東京理科大で講演
10月25日 19時07分

ことしのノーベル医学・生理学賞に選ばれた大村智さんが修士課程を修了した東京理科大学で講演を行い、学生たちに対し、「人との出会いを大事にすることが成功のもとだ」と激励のことばを送りました。
アフリカなどで広がる病気の特効薬となる化学物質を発見し、ノーベル医学・生理学賞に選ばれた北里大学特別栄誉教授の大村智さんは、定時制の高校の教師を務めながら東京理科大学の大学院の修士課程に通い、昭和38年に修了しました。
25日の講演で大村さんは、二足のわらじをはいた大学院時代、実験は金曜の夜から月曜の昼ごろにかけて集中して行わざるをえなかったというエピソードなどを紹介しました。
そして、学生たちに対し、「成功するためには人との出会いを大事にすることが大切です。一期一会ということばがありますが、人とのつきあいを大事にするかしないかでは大きな差が出る。『袖触れ合う縁も生かす人』、それが成功のもとです」と激励のことばを送りました。
大学院生の男性は「一期一会ということばが印象に残りました。私は無線通信分野の研究をしていますが、先生のように、自分の研究技術がどこかで誰かを幸せにするということを目標に、頑張っていきたいと思いました」と話していました。

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