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先住民スポーツの世界大会開幕 ブラジル10月25日 13時17分
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リオデジャネイロオリンピックを来年に控えるブラジルで世界各地の先住民がそれぞれの文化に根ざした競技を披露する初めてのスポーツ大会が始まりました。
この大会は先住民がスポーツを通して交流できる場を作ろうとブラジル政府などが支援して初めて開かれ、南北アメリカやアジア、太平洋の島々などからおよそ1800人が参加しています。
開会式にはブラジルのルセフ大統領も出席し伝統的な衣装などに身を包んだ先住民たちがオリンピックさながらの入場行進を行いました。
競技初日の24日はアーチェリーが行われ、先住民たちが地域に伝わる伝統的な衣装を身につけ手作りの弓を使っておよそ20メートル離れた的を目指して矢を放ち、見事に射抜くと会場からは大きな歓声が上がっていました。
また、それぞれの地域独特のスポーツ文化を紹介する公開競技も数多く行われ、ブラジル中部の先住民カヤポの人たちは、ボールに見立てたココナツの実を木の棒で弾きながらゴールを目指すホッケーに似た「ホンクラン」という伝統競技を披露していました。
会場を訪れた20代の男性は「先住民の持つ伝統にとても興味を持ちました」と話していました。
大会は今月31日まで行われ、期間中には各地の文化を紹介する催しや先住民の権利についての討論会なども予定されています。
開会式にはブラジルのルセフ大統領も出席し伝統的な衣装などに身を包んだ先住民たちがオリンピックさながらの入場行進を行いました。
競技初日の24日はアーチェリーが行われ、先住民たちが地域に伝わる伝統的な衣装を身につけ手作りの弓を使っておよそ20メートル離れた的を目指して矢を放ち、見事に射抜くと会場からは大きな歓声が上がっていました。
また、それぞれの地域独特のスポーツ文化を紹介する公開競技も数多く行われ、ブラジル中部の先住民カヤポの人たちは、ボールに見立てたココナツの実を木の棒で弾きながらゴールを目指すホッケーに似た「ホンクラン」という伝統競技を披露していました。
会場を訪れた20代の男性は「先住民の持つ伝統にとても興味を持ちました」と話していました。
大会は今月31日まで行われ、期間中には各地の文化を紹介する催しや先住民の権利についての討論会なども予定されています。