16番でバーディーを決め、ギャラリーの声援に応える石川遼=TPCサマリンで(共同)
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◇シュライナーズ ホスピタル・オープン<第2日>
▽23日、米ネバダ州ラスベガス、TPCサマリン(7255ヤード、パー71)▽晴れ、気温26度、弱風▽賞金640万ドル、優勝115万2000ドル▽143選手
【ラスベガス(米ネバダ州)テッド・ムース】日没で14選手が第2ラウンドを終えられなかった。5位から第2ラウンドに臨んだ石川遼(24)=カシオ=は3バーディー、2ボギー、1ダブルボギーの72で通算5アンダー、暫定27位に後退した。1ホールを残した岩田寛(34)はスコアを2つ落とし通算2アンダーの暫定69位に。ブレット・ステグマイアー(米国)が15ホールで通算11アンダーに伸ばし暫定首位となった。
石川は後半の2番でダブルボギーを打ち、スコアを伸ばせなかった。ドライバーが右に出て岩場のハザード。1打罰後の第3打で乗せたが、3パットした。しかし、「開幕序盤はスコアを気にしない」と公言している本人は、このミスにも明るい表情。「ハザードの入り方が今までと違う。真ん中を狙って、左右どっちかにミスするのも怖がらずにショットできた。右に行きたくないから左に行くというのは、上達の妨げになる」と説明した。3日目からも攻めの姿勢を崩すつもりはない。
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