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羽田空港 中国各地と結ぶ国際線が倍増10月25日 11時39分
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中国人観光客が急増するなか、羽田空港と中国各地を結ぶ国際線が6年ぶりに増便され、25日から、これまでの2倍を超える1日40便となりました。
羽田空港では、午前6時から午後11時までの時間帯に中国各地との間を結ぶ便が、平成21年に1日16便となって以降、日中関係の悪化もあって、この6年間、増便できないままとなってきました。
しかし去年11月の日中首脳会談をきっかけに増便に向けた協議が再開され、25日から、これまでの2倍を超える1日40便となりました。
この結果、新たに広州との便が就航したほか北京や上海との便も増便され、羽田空港では、25日朝、全日空と日本航空がそれぞれ式典を開きました。
ことし日本を訪れた中国人は、先月までにおよそ383万8000人と、去年の同じ時期のおよそ178万8000人の2倍を超え、すでに去年1年間のおよそ240万9000人の1.6倍に達しています。
また、新たに就航した広州は日本企業の拠点も多く、中国からの旅行者に加え、ビジネスでの利用も増えると期待されています。
仕事で広州行きの便を利用した40代の会社員の男性は、「これまでは成田からの便だけで利用しやすくなりました。顧客が中国に多いので、さらに増便してほしいと思います」と話していました。
また、広州に実家があるという40代の女性は、「増便がなかなか実現せず待ち望んでいました。交流の弾みになればと思います」と話していました。
しかし去年11月の日中首脳会談をきっかけに増便に向けた協議が再開され、25日から、これまでの2倍を超える1日40便となりました。
この結果、新たに広州との便が就航したほか北京や上海との便も増便され、羽田空港では、25日朝、全日空と日本航空がそれぞれ式典を開きました。
ことし日本を訪れた中国人は、先月までにおよそ383万8000人と、去年の同じ時期のおよそ178万8000人の2倍を超え、すでに去年1年間のおよそ240万9000人の1.6倍に達しています。
また、新たに就航した広州は日本企業の拠点も多く、中国からの旅行者に加え、ビジネスでの利用も増えると期待されています。
仕事で広州行きの便を利用した40代の会社員の男性は、「これまでは成田からの便だけで利用しやすくなりました。顧客が中国に多いので、さらに増便してほしいと思います」と話していました。
また、広州に実家があるという40代の女性は、「増便がなかなか実現せず待ち望んでいました。交流の弾みになればと思います」と話していました。
「日中の交流に貢献」「ビジネスの広がりを」
羽田空港では、全日空と日本航空が、それぞれ記念の式典を開きました。
このうち全日空の内薗幸一副社長は、「羽田から、中国の魅力ある都市に就航できることをうれしく思う。日中の交流に貢献したい」と述べました。
また、日本航空の植木義晴社長は、「増便で中国での滞在時間が確保しやすくなっている。旅行やビジネスの広がりを期待したい」と述べました。
このほか日本航空の式典に出席した中国の劉亜軍駐日公使は、「一衣帯水の隣国である中国と日本は困難な時期もありましたが、改善に向かって前進しています。両国の航空輸送はさらに伸びをみせると確信しています」と述べました。
このうち全日空の内薗幸一副社長は、「羽田から、中国の魅力ある都市に就航できることをうれしく思う。日中の交流に貢献したい」と述べました。
また、日本航空の植木義晴社長は、「増便で中国での滞在時間が確保しやすくなっている。旅行やビジネスの広がりを期待したい」と述べました。
このほか日本航空の式典に出席した中国の劉亜軍駐日公使は、「一衣帯水の隣国である中国と日本は困難な時期もありましたが、改善に向かって前進しています。両国の航空輸送はさらに伸びをみせると確信しています」と述べました。