キャッツ
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札幌公演 好評上演中!
なぜ『キャッツ』は32年もの間、次から次へと新しい人々を引きつけ、 9000回以上の驚異的なロングランを続けているのでしょうか? それは、人々がミュージカルと聞いて連想するイメージを越えた独創性にあります。 ロビーからつづく扉を開けると、そこは『キャッツ』の世界。 客席と舞台とが一体となった都会のゴミ捨て場が広がっています。
満月が青白く輝く夜、街の片隅のゴミ捨て場。 たくさんのジェリクルキャッツたちが、 年に一度開かれる"ジェリクル舞踏会"に参加するため集まってきます。 人間に飼い馴らされることを拒否して、逆境に負けずしたたかに生き抜き、 自らの人生を謳歌する強靭な思想と無限の個性、行動力を持つ猫 それがジェリクルキャッツ。 そして今宵は、長老猫が最も純粋なジェリクルキャッツを選ぶ特別な舞踏会。 再生を許され、新しいジェリクルの命を得るのは誰か。
行動力と正義感にあふれる、頼もしい兄貴分。若い猫たちのリーダー的な存在であり、舞台と客席とをつなぐストーリーテラーの部分も兼ねています。
「寒いときには裸だぜ、暑い時には焚き火する」というあまのじゃくですが、その奔放なキャラクターがとてもセクシーで、雌猫にはモテモテ。
すべての猫たちが尊敬する長老猫。 年に一度、天井へと上るただ1匹のジェリクルを選ぶためのジェリクル舞踏会を開催しているのが、このオールドデュトロノミー。 とても哲学的で、仙人のような存在。
若い頃は名の知れた娼婦だったが、今では年老いて、老醜と孤独の中で生きている雌猫。 このグリザベラの登場によって、ミュージカル『キャッツ』は、悲劇性をはらんだ奥行きのあるドラマになりました。 グリザベラによる「メモリー」の熱唱は、『キャッツ』の感動を永遠のメモリーに昇華させます。
まだ生まれたばかりの、小さくて純粋な雌猫。 人生の苦渋を味わい尽くしたグリザベラと対極に存在するからこそ、「メモリー」の旋律を彼女と共有できるのかもしれません。
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