どうも、こんばんは。
目が死んでる状態で、土曜出勤をこなしてきたヨ…。
他の先輩社員さん達に、めちゃくちゃ慰められたヨ…。
なんか知らんけど「僕たちは何ともできないから…ごめんね。」ってすごい言ってくれた。
話を聞いてくれるだけでありがてぇッス。
でも、今度出勤するときは部長がいるだろうし、質問攻めにあうんだろうな、メンドクセ。
今日はそんなことを言いたかったんじゃ無いんだヨ!グリーンだヨ!
今日はプロ野球のお話!
先日、ドラフト会議が行われましたね。
我が中日ドラゴンズは、ウナカッスこと小笠原慎之介君の交渉権を獲得!
地元県岐商の高橋君が取れなかったのは残念だけど、逆に甲子園優勝投手をゲットできたし。
本人も入団に前向きな感じだし、非常に嬉しい。
さらに、アマチュア捕手No.1と言われたトヨタの木下君(確か自分より年上だけど)も、交渉権獲得ということで、非常に実のあるドラフトだったんじゃないかと。
桂君と杉山君と木下君の3人で正捕手争いをぜひともしていただきたいね。
…え、松井雅人さん?松井練習しろ。
来年は何度か二軍の試合にも足を運ぼうと思っているので、若竜含めてぜひとも新生ドラゴンズ頑張ってほしい!
そんな中、他球団の話なんだけど、巨人の監督が高橋由伸氏に正式に決まりましたな。
なんというか、多少強引な感じを否めず、高橋氏は強制引退という形。
同級生の井端氏も引退して、巨人の内野守備走塁コーチになるらしい。
高橋由伸選手には他球団ながら非常に感慨深い思い出がありましてね。
小学校低学年の頃、ナゴヤドームに家族で巨人戦の試合観戦に行った時の事。
中日ファンだった家族だけども、その時取れたチケットが3塁側内野スタンド。
ナゴヤドームの3塁側はアウェー(敵側)席で、周辺はみんな巨人ファンの人。
試合前の練習では、巨人の選手が近くを通るので、巨人の選手を見つけては、サインを欲しがる子供たち。
僕はその時野球にそれほど熱が入っていなかったんだけど、やっぱりテレビで見るいわゆる有名人という事は分かっていたので、何となくそのサインを欲しがる子供たちと一緒にサインを欲しがってた。
そんな時、高橋由伸選手が外野からベンチに向かって歩いていく。
子どもA「高橋さ~ん、サイン下さ~い!」
子どもB「高橋さ~ん!」
子どもC「由伸!サイン!サイン!」
大声で言う僕たちの前を過ぎ去ろうとした由伸選手がこちらに戻ってくる。
子ども一同「おぉっ!」
すると、自分がつけていた、バッティンググローブを外し、防護ネットの間からそのグローブを子どもCにあげたのだ。
皆が、「えぇ~!」ってなる中、由伸選手はとある言葉を子どもCにかけた。
「サインは書けない。代わりに、これあげるけど、これから野球選手を呼ぶときは、必ず"選手"か"さん"付けして呼ぶようにしろよ。君よりも年上の人ばっかりなんだから。」
その時僕は、子どもながらに、「この人すげぇ…。」って思った。
今思うと、それだけ人間としてできてる人だなぁ、と思うし、ただ叱るのではなくて、自分のものをあげてまで野球選手全体に関わることを発言するなんて、ただすごい。
それ以来、僕は中日ファンだけど、由伸選手の事は非常に応援してきた。
07年の開幕戦、横浜スタジアムで三浦投手の初球スローカーブを先頭打者ホームランにしたのは、今でも思い出すだけで感動する。
そんな彼が、今度は巨人の監督になる。
いい意味でとらえれば、彼の人徳が為したことなんだろうと思う。
ただ、どうしても巨人監督の掟である「生え抜きスター選手」にハマった選手が彼しかいなかったことによる、半ばフロントの強制引退にしか見えない。
彼が悪太郎堀内恒夫元監督のようになるのか、若大将原辰徳前監督のようになるのかは、ふたを開けてみないと分からない。
ただ、僕は彼が良くも悪くも転んでも、責めることはしたくない。
中日ファンながら複雑な気持ちになっている今日この頃。
また一人、僕の中のあこがれの選手が現役を引退した。
おわりっ。