ここ数日の話題といえばこれだろう。
「セックスできるシグナルは何なのか」
どうしてもこの手のはケースバイケースになりがちだ。一つの事例で判断できるというものではない。
なので俺が草食向けとして、頻度が高そうな対象別の判断基準をまとめた。これでベストタイミングでセックスさせられるはずだ。
ウサギ
心がぴょんぴょんしてくるこのタイプは、概ねいつでもヤレると思って問題ない。というかヤってしまえばこっちのもの、という性質を持つ*1。とはいえ特にノリ気になりやすい時期があるのでそれを狙ったほうがいい。拒否されたとしてもタイミングが悪かった可能性が高いので、数日開けてもう一度挑戦するのをおすすめする。繰り返し拒否されたらそれはもう相性が悪かったと考えて諦めよう。
ヤレる時の特徴的な行動の一つに床ドン*2がある。この行為はなにか要求がある時や、ストレスが溜まっている時にも見られるが、何もないときに興奮して床ドンを始めたら発情していると考えていい。その他にはトイレの掃除を嫌がるようになったり、怒りっぽくなるのも多い。これらの兆候を確認できたら近づいてみよう。OKなら尻を上げて受け入れる体制をとるはずだ。
ウシ
大きさを求められるウシの場合も、1年中いつでもいいがタイミングはきっちり合わせる必要がある。個体によって違うけれども、ヤレるタイミングだいたい3週間に1日しかない。なので無計画だとヤレない可能性のほうが高く、日頃から観察している必要がある。まず行動の変化としては、落ち着きが無くなり、食欲も減退する。そして普段よりウロウロと歩きまわるようになるので、歩行距離を測定しておくというのも有効だ。また、集団の中にヤレるものがいる場合、1列に並ぶことがよくある。並んでいる集団を見つけたらチャンスだ。
制限時間が1日しかないので、行けると思ったらすぐ行動するべきだ。これだと思った相手の上に乗っかってみよう。もし発情しているなら乗られることを許容し、動くことはないはずだ*3。また逆に自分から乗っかってくる場合もある。乗るか乗られるかでOKと判断すればほぼ間違いない。
ヤギ
ヤギはウシに近いが、異なる点も当然ある。またヤギの中でも生まれによって違いがあり、日本生まれ*4だと年中OKであるのに対し、ヨーロッパ生まれ*5だと秋から冬にかけてじゃないと成功しない。これは日照時間に関係しているらしく、夏と冬で日照時間の差が激しい高緯度帯では季節で決まるのに対し、低緯度だと年中ということになる。周期はウシと同じで約3週間であり、猶予は倍の2日ある。
ウシと比べるとヤギは非常にわかりやすい。いける時はやたらと鳴きまくり、近所の人には迷惑がかかる。あとやっぱりウロウロと歩きまわるようになるのはウシと同様だ。なのでうるさくなったらさっさと決めてしまおう。
ウマ
ウマは季節によってはっきりと差があるタイプだ。初春から秋になるまでがヤレる時期で、周期はウシと同じ3週間。しかしOK期間は1週間もあるため、ウシやヤギと比べたら余裕があるのが嬉しい。ウマの場合ノリ気かどうかは近づいてみるのがわかりやすい。拒否されるときは一切近づけさせようとせず、それでも近づけば歯をむき出し威嚇して、さらには噛んだり蹴ったりしてくる。
近づかずに分かる方法としては、やはり他と同じように情緒不安定になったらそれがサインと見るべきだ。また、独特のニオイがする少量の尿を頻繁に排出するようにもなるのも特徴の一つである。そして極めつけはウインキングと呼ばれる行動だ。これは外陰部を開閉させ、突き出してくるものである。これをされたらOKとみなして問題無いだろう。
ヒト
雑食であるけれども、おそらく一番知りたい人が多いのではないだろうか。しかしながら、これが一番面倒で俺の手には負えない。何しろ他の動物と違いすぎる。繁殖のためでなく、コミュニケーションや快楽のために行うとかエネルギーの無駄にもほどがある。さらにルールについても個体差が大きく、生息地域によって多少の傾向はあるものの、正確に判断を下すのは難しい。なにせ世代によって傾向が変化するほどなのだから。
ヒトが他の動物と比べてどれほど変わっているかは、この本に詳しく書いてある。どう判断を下すべきか悩んでいるヒトは、まずは種としての特徴から学んではいかがだろうか。
- 作者: ジャレドダイアモンド
- 出版社/メーカー: 草思社
- 発売日: 2013/07/12
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