49 名前:ななしのいるせいかつ[sage] 投稿日:2005/09/08(木) 00:45:53
親愛なる、家族へ
その日は朝方までゲームして、起きたのは夕方になってからだった。
突然、部屋の外から聞きなれない音、っていうか鳴き声。
数日前に、弟が拾ってきた猫が三日もせず死んでしまった。
なのにまた拾ってきたのか・・・
また連れてきたっていうその行動自体に腹がたった。
気にせず、一緒にかわいがってる親も親だ。
寝起きの頭にいくつかの文句をつめこんで様子を見に行った。
君は臆病で。
部屋の隅のカーテンに隠れて震えていた。
ほらみろと言いにきたはず。
・・・なのだが。
-----------。
数日後、君も段々慣れてきたのか
おもちゃで一緒に遊んだり、いたずらをしたり。
離婚して母さんが家を出てから、なんとなくバラバラだった家族が
仕事や学校が終わると自然と君を囲むようになっていったんだ。
いつの間にか一緒に出かけなくなった家族が
君のエサを買いに、ワクチンを打ちに、爪とぎ台を選びに・・・。
落ち込んでるときや、寂しいとき
イライラして、どうしようもないとき
そっと君は部屋の前で待っててくれて。
父親も昔、同じくらいの歳の時に猫を飼っていたそうだ。
すごくかわいがって、仲がよくて。
猫は死ぬとき、姿を消すってよく言うけどその猫は最後まで一緒だった。
親の入ってる風呂場の扉の前で待ちながら、そっと逝ったそうだ。
たまに、君はそんなことはしないだろうなって思う。
君はいつでも気ままだから。
でもそれでいいんだ。
君がありのままの僕を見てくれたように
お互い、そっと見守り合おう。
ありがとう。
そう感謝して、今日も君を無視して朝の支度に追われる。
行ってくるね、やるた
長文すみません。このスレ見つけてつい思い出しながら書いちゃいました。
ぬこ様最高です(´д`*)
親愛なる、家族へ
その日は朝方までゲームして、起きたのは夕方になってからだった。
突然、部屋の外から聞きなれない音、っていうか鳴き声。
数日前に、弟が拾ってきた猫が三日もせず死んでしまった。
なのにまた拾ってきたのか・・・
また連れてきたっていうその行動自体に腹がたった。
気にせず、一緒にかわいがってる親も親だ。
寝起きの頭にいくつかの文句をつめこんで様子を見に行った。
君は臆病で。
部屋の隅のカーテンに隠れて震えていた。
ほらみろと言いにきたはず。
・・・なのだが。
-----------。
数日後、君も段々慣れてきたのか
おもちゃで一緒に遊んだり、いたずらをしたり。
離婚して母さんが家を出てから、なんとなくバラバラだった家族が
仕事や学校が終わると自然と君を囲むようになっていったんだ。
いつの間にか一緒に出かけなくなった家族が
君のエサを買いに、ワクチンを打ちに、爪とぎ台を選びに・・・。
落ち込んでるときや、寂しいとき
イライラして、どうしようもないとき
そっと君は部屋の前で待っててくれて。
父親も昔、同じくらいの歳の時に猫を飼っていたそうだ。
すごくかわいがって、仲がよくて。
猫は死ぬとき、姿を消すってよく言うけどその猫は最後まで一緒だった。
親の入ってる風呂場の扉の前で待ちながら、そっと逝ったそうだ。
たまに、君はそんなことはしないだろうなって思う。
君はいつでも気ままだから。
でもそれでいいんだ。
君がありのままの僕を見てくれたように
お互い、そっと見守り合おう。
ありがとう。
そう感謝して、今日も君を無視して朝の支度に追われる。
行ってくるね、やるた
長文すみません。このスレ見つけてつい思い出しながら書いちゃいました。
ぬこ様最高です(´д`*)