日歯連事件:堤被告も保釈
毎日新聞 2015年10月23日 12時53分
日本歯科医師連盟の政治資金規正法違反事件で、東京地裁は23日、日歯連元会長の堤直文被告(73)の保釈を許可する決定をした。保釈保証金は500万円で、即日納付された。前会長の高木幹正(70)、前副理事長の村田憙信(よしのぶ)(70)の両被告は22日に保釈されている。
起訴状によると、堤被告は2010年参院選前、組織候補として擁立した西村正美氏(民主)の後援会に日歯連から計1億円を寄付した際、うち5000万円を別団体を迂回(うかい)させる形で寄付し、政治資金収支報告書にうその記載をしたとされる。【近松仁太郎】