【ソウル聯合ニュース】北朝鮮核問題をめぐる6カ国協議の韓国首席代表を務める黄浚局(ファン・ジュングク)外交部朝鮮半島平和交渉本部長は23日、ソウル市内で開かれた国際会議であいさつし、「南北が直接会って核問題を協議しなければならない」と述べ、「いつどこでも北側の核問題担当者と会う用意がある」と表明した。
黄氏の発言は、8月の南北合意に基づいた南北当局会談の開催を機に、核問題でも直接対話をするよう呼びかけたものと受け止められる。
黄氏はまた、南北合意の初の履行措置として現在、朝鮮戦争などで生き別れになった南北離散家族の再会行事が北朝鮮・金剛山で進められていることを評価。南北合意の円滑な履行を通じて南北関係が改善され、非核化に向け弾みがつくよう期待した。
さらに、北朝鮮が寧辺の核施設の活動を中止し、6カ国協議関係国との対話と交渉を始めるよう求めた。