サムスンエンジニアリング赤字転落、株価一時24%安

 サムスンエンジニアリングは22日、第3四半期(7-9月)の売上高が前年同期比61%減の8569億ウォン(約916億円)、営業損益が1兆5127億ウォン(約1616億円)の赤字に転落したと発表した。赤字は8四半期ぶり。赤字転落の発表を受け、同社株価は22日の取引時間中に一時前日比24%暴落し、18.8%安で引けた。2012年ごろに中東で工事能力を超える大型プロジェクトを受注した結果、予想外の工期遅延や追加工事の発生があったため、収益が急速に悪化した。

 業界関係者は「建設各社は2013年以降、中東地域で低価格での受注を控え、徹底して収益優先の受注活動を行っており、サムスンエンジニアリングのような業績ショックは広がらないのではないか」と分析した。

ユ・ハリョン記者
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