SKハイニックスは22日、今年第3四半期の売上高が前年同期比14%増の4兆9250億ウォン(約5260億円)、営業利益が6%増の1兆3830億ウォン(約1480億円)だったと発表した。前期比でも売上高は6%、営業利益は1%増えた。営業利益は7四半期連続で1兆ウォンの大台を超えた。同社は「モバイル機器用製品の販売増加と為替要因で前期より増収となった。8月に京畿道・利川工場にM14生産ラインを新設し、初期稼働費用がかかったため、営業利益は前期並みだった」と説明した。
今後の経営見通しについては、半導体市場が年末以降、非需要期に入るが、中長期的には電子機器1台当たりのDRAM使用量が増えると同時に、高性能製品も増えれば需要が拡大すると予想した。金俊鎬(キム・ジュンホ)経営支援部門長(社長)は「最優先課題は真の競争力を高めることだ。新製品である立体型DRAMを成功的に導入し、NAND型フラッシュメモリー市場で地位を強化していく」と述べた。