細菌兵器の死者「120万人」=中国と日本がまた応酬―国連総会委
時事通信 10月23日(金)6時45分配信
【ニューヨーク時事】中国の傅聡軍縮大使は22日、国連総会第1委員会(軍縮・国際安全保障)での大量破壊兵器に関する討論で、第2次世界大戦中、旧日本軍が中国で化学兵器や細菌兵器を組織的に開発、使用し、民間人が多数犠牲になったと非難した。
細菌兵器による死者について、「未完成の統計」を根拠に「広島と長崎の原爆犠牲者数の4倍に当たる120万人以上」と主張した。
化学兵器は1131回使用され、多数の民間人が犠牲になったと指摘。中国に遺棄した化学兵器の処理を急ぐよう日本に要求した。その上で「日本は戦争から70年たっても、歴史の隠蔽(いんぺい)と言い逃れにこだわっている」と批判した。
これに対し、日本の佐野利男軍縮大使は、日本政府が中国の主張を裏付ける客観的な記録を持っていないと説明。化学兵器の使用回数には「疑問があり、誇張されている可能性がある」と反論した。遺棄兵器については「処理計画は着実に進展している」と強調した。
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