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アンジェリーナ・ジョリー監督作『アンブロークン』2016年2月日本公開が決定

不屈の男 アンブロークン

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2014年クリスマスに全米公開となり大ヒットを記録した、アンジェリーナ・ジョリー監督作『UNBROKEN(原題)』が、『不屈の男 アンブロークン』として2016年2月、シアター・イメージフォーラムを皮切りに公開されることが決まった。
アンジェリーナ・ジョリー監督作『アンブロークン』2016年2月日本公開が決定
本作は、第二次世界大戦で日本軍の捕虜となったオリンピック・アスリート、ルイ・ザンペリーニの半生を描いた感動実話。1936年のベルリン・オリンピック5000mで驚異的なタイムをたたき出したルイ・ザンペリーニは、第二次世界大戦で空軍パイロットとなるが、彼を乗せた爆撃機が海に不時着し、47日間の漂流の末、日本軍に見つかって捕虜として収容所に送られる。映画では、捕虜収容所でワタナベ伍長による執拗な虐待を受けながらも、不屈の精神で耐え抜いたザンペリーニの姿を描く。

アンジェリーナ・ジョリーがメガホンをとるほか、脚本にはジョエル&イーサン・コーエン、リチャード・ラグラヴェネーズ、ウィリアム・ニコルソン、撮影にロジャー・ディーキンス (『ショーシャンクの空に』『007スカイフォール』)らハリウッドの一流スタッフが名を連ね、第87回アカデミー賞では撮影賞、録音賞、音響編集賞にノミネート。主人公のルイ・ザンペリーニを『ベルファスト71』のジャック・オコンネルが演じ、彼に対して病的な執着を見せるワタナベ伍長役をアーティストのMIYAVIが演じる。

本作の公開に踏み切ったシアター・イメージフォーラムは、『ショアー』『蟻の兵隊』『鬼が来た!』『シャトーブリアンからの手紙』など、ドキュメンタリー、劇映画と問わず戦争を描いた作品をこれまで上映している劇場。

映画の舞台が日本でもあるにも関わらず日本で公開されないことに違和感を感じ、戦争を描くいろいろな形の映画があるべきというスタンスから、また、本作が、戦争を背景に一人の男に降りかかる苦難を不屈の精神で生き抜く様を力強く描いた素晴らしいドラマであるという点から、製作のユニバーサルと配給のビターズ・エンドが合意し、シアター・イメージフォーラムの賛同も得て、日本での公開が2016年2月に決まった。

『不屈の男 アンブロークン』
監督:アンジェリーナ・ジョリー
原作:ローラ・ヒレンブランド
脚本:ジョエル&イーサン・コーエン、リチャード・ラグラヴェネーズ、ウィリアム・ニコルソン
撮影:ロジャー・ディーキンス
音楽:アレクサンドル・デスプラ
出演:ジャック・オコンネル、ドーナル・グリーソン、MIYAVI、ギャレット・ヘドランド、フィン・ウィットロック
配給:ビターズ・エンド
2014年/アメリカ/カラー/137分/原題:UNBROKEN
(C) 2014 UNIVERSAL STUDIOS
unbroken-movie.com

2016年2月、 シアター・イメージフォーラム他、全国順次ロードショー
2015年10月22日
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