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アンジェリーナ・ジョリー監督作が日本公開、日本軍捕虜となった米国五輪選手の実話

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実在した米国オリンピック代表選手、ルイス・ザンペリーニの半生を描いたアンジェリーナ・ジョリー監督作「Unbroken」が、「不屈の男 アンブロークン」の邦題で公開される。

本作は「名もなき塀の中の王」「ベルファスト71」のジャック・オコンネルを主演に、ジョエル&イーサン・コーエンを脚本に迎えて製作。2014年に全米公開され、第87回アカデミー賞では撮影賞など3部門にノミネートされた。

1936年、ベルリンオリンピック5000m走で驚異的なタイムを記録したザンペリーニは、第2次世界大戦時に空軍パイロットとなり、爆撃機もろとも海に不時着。47日間の漂流の末、日本軍に見つかり捕虜として収容所に送られた彼は、ワタナベ伍長による執ような虐待を不屈の精神で耐え続ける。

共演は「スター・ウォーズ/フォースの覚醒」「アバウト・タイム~愛おしい時間について~」のドーナル・グリーソンほか、ワタナベ伍長をミュージシャンのMIYAVIが務める。「不屈の男 アンブロークン」は2016年2月、東京のシアター・イメージフォーラムほか全国順次ロードショー。

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