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円山動物園に旭山イズムを
10月23日 18時28分
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札幌市は、動物が相次いで死んだ円山動物園の飼育体制や運営について助言を受けるため、旭山動物園の前の園長を参与として任命しました。
札幌市は、円山動物園でマレーグマをはじめ飼育していた動物が相次いで死んだことから抜本的な業務改善策の検討を進めています。
こうした中、札幌市は、旭川市の旭山動物園の前の園長で北海道大学客員教授の小菅正夫氏を環境局の動物園担当参与として任命し、23日、秋元市長が辞令を交付しました。
小菅氏は獣医師の免許を持ち、旭山動物園では14年間園長を務め、人気動物園に育て上げた人物として知られています。
今後、動物園は小菅氏から飼育体制について指導を受けるほか、園の運営や職員の教育についても助言を受けることにしています。
辞令を受けてさっそく、動物園に出勤して園内で会見した小菅氏は、「動物園のためなら何でもしたいという思いで引き受けた。現場の飼育員たちと一致団結して市民に『私たちの動物園でよかった』と思われるような動物園にしたい」と話していました。
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