邪魔したら邪魔される
「
その人は本当に親ですか?
その人は本当に子ですか?
親に呪われてる子は多い
子に呪われてる親は多い
戸籍上の親子でも
死者から見ると
誘拐犯が子供をさらってきたようにしか見えなかったり
カッコウに卵を生みつけられたようにしか見えなかったりもする
どんなに
にくづきが美しくても
どんなに髪や肌艶が美しくても
骨が違う者は
違うとしか 想わない
それが死者の守りがついてる者の感受性
」(今日聞こえてきたことば)
あめで
こんな言葉が聞こえてきました
「
嫉妬して邪魔すれば
嫉妬して邪魔した者の人生がやってくる
でも
邪魔された者には
邪魔した者が
ずっと想い描いてた人生がやってくる
それで嫉妬はより膨らむ
誰かの想いを邪魔をすれば
自分の想いが邪魔される
誰かの人生を入れ替えれば
自分の人生も入れ替えられる
例え
それが本人達にとって
不本意な人生であろうとも
地獄とは
その事を知らされずして
はじまった
もしも
自分が嫉妬したことで
自分がずっと望んでいたものが失われると知ってたら
誰も嫉妬はしなかったはず 」(あめで聞こえてきた言葉)
その言葉の後
3人の姉妹が見えました
3姉妹はとても仲良さそうでしたが
幼い時
3姉妹の誰かが
別な姉妹に嫉妬しているのを感じました
「 あの子の方が 私より 母親から必要とされている 」
そう想った女の子は
自分の姉妹に薄く嫉妬しはじめました
その姉妹の代わりに
自分が母親から必要とされたい
そう
想ったのが見えました
そのささやかな想いがもとで
3姉妹の人生が
入れ替えられていったのが見えました
姉は 仕事のできる美男子の妻になりたかったのに 野暮ったい芸術家の妻になりました
次女は 芸術家の妻になりたかったのに ダメな男の人を支えながら その男の人に必要とされる生活を送るようになりました
三女は ダメな男の人を甲斐甲斐しく支えながら生きがいを感じたかったのに 仕事のできる美男子の妻になりました
3人が3人とも
不本意な暮らしを送っていて
心の奥で
ストレスを感じていることがわかりました
そして
想いが叶えられていないみじめさと
楽しそうにしてる人への劣等感で
無意識的に楽しそうな人達の人生を入れ替えたり
やりたいことをしている人の
邪魔しようとする姿が見えました
そして
3姉妹に人生を入れ替えられた人も
報われなさを感じ
中には3姉妹のように
他の人達に嫉妬して
人生を入れ替えるようになりました
こうして妬みは
どんどん増殖していくんだと想いました
邪魔するのは自由
でも
誰かの邪魔をすれば
その誰かの人生がやってきて
それと引き換えに失われるのは
自分が想い望んでいた人生
それは
邪魔した者にやってくる
邪魔したら 邪魔される
もしも
その事実を最初に告げられていたとしたら
誰も 他人に嫉妬しないし
邪魔をしないのではないか
そう想いました
妬みが
人に最初にささやきかけたのは
風 水 土の3種族の中で
土族の女性であることも見えました
土族の女性は
妬みにささやかれ
今まで想っても見なかった感情を発芽させられ
何故か同じ土族の人に嫉妬するようになりました
彼女は
最初 好奇心旺盛な
水の系譜に力を借り
そしてその結果
気を入れ替えられたことで
鳥族達をはじめとする
風の系譜をだまし
風の系譜をそそのかすことで
土族の人達を傷つけたり 殺したり
奴隷にしていったのが見えました
そうしてるうちに
妬みにとりつかれた土族の女性とその系譜は骨型が変わっていきました
どの種族にも似ても似つかぬ
いびつな骨型になっていくのが見えました
妬みにそそのかされた土は
火と水の系譜
かみ(火水)を抱え 世界を作った
でもその世界で
最も被害を受けたのが
彼女の出身母体である土族の人達だった
妬みははじめ
風や水に とりつくことができず
だから
まず土にとりつき
土を最も踏み荒らした
それはこの数千年の
世界の破壊が
空や海よりも
陸地を大きく荒らされた緩衝からもわかるはず
その内
風や水も恐れ
それすら封じるようになったけれど
でも
どんなに現実を得ようと
どんなに
無数の人生を入れ替えて
神の如き力をふるおうとも
妬みにとりつかれた者は
本当に欲しいものを
手にすることはできない
妬みにとりつかれれば
自分の想いは叶えられなくなってしまう
邪魔するのは自由
でも
邪魔をしたら
そのエネルギー緩衝として入ってくるのは
自分の想いが邪魔されることだけ
それが際限なくかえり続けるだけ
それを教えてもらいました
こんな詩(うた)が聞こえてきました
「
街を見て
あの建物は
数十年後
数百年後残ってる?
街の姿は刻々と変化している
現実は何て移ろいやすいのでしょう
まるでそれがそこになかったかのように
様相を変えてしまう
想いは移ろいやすいというけれど
数十年前
数百年前のあのできごと
忘れても忘れても蘇ってくる
それは心の中に
楔のように
魂の記憶として焼きついているから
何度
壊されても
復元されていく
その現実は
想念だけを見続けても
現実だけを見続けても
この世はすべて幻
儚い幻影の上に成り立っている
未来と過去ってどう違うんだろうね
案外同じかもしれない
現実は幻と忘れた瞬間
すべてを消失してしまうのです
安泰なんてない
盤石はない
現実はすべて幻影
徹底的に現実だけ見続けても
徹底的に想念だけ見続けても
」(あめで聞こえたきた詩)