ここあちゃん
「
目覚めるの
もっと深い夢をみるために
目覚めるの
太陽はいつも夢を見ているの
地球は火星の見た夢なんだよ
太陽系はみんな太陽の夢の中
」(ちくさあの海の近くで聞こえてきた詩)
10月16日のことでした
その日は雨にもかかわらず
朝から昼頃まで
からすが数羽以上
アパートのまわりの電線に止まり
周囲を羽ばたき
狂ったようにけたたましく
ガーガーガーガー鳴いていました
ガーガー)) (・・;) ((ガーガー
そしてその声を聞いて寝てると
なんだか畳みかけるような睡魔が襲ってきて
いつもよりも数時間以上
多く寝てしまいました
(ノ__)ノ
そして
午後2時ごろ
ハッと起きて気づくと
なんだかねこの様子がおかしいです
ハッ(・・;)!
表情が気の抜けたような子もいれば
食欲を無くしてる子もいて
なので慌てて
具合の悪そうな子達の
顔を拭いたり
手当したり
お水を飲ませたり
馬油をつけたり
お薬をつけたりしました
⊂(・・;)。=。(;・・)ノシ))
そうこうしてると
こんな声が聞こえてきました
「
外の木や植物の位置を変えて 」
その声が聞こえてきたので
ベランダに出て植物にお水をあげつつ
植木の場所を少し移動したりしました
すると
先ほどより
からすの鳴き声が
よりけたたましくなってきました
ギャーギャー)))))(・・;)
まるで発狂するような
怒り狂って泣きわめくようなそんな鳴き声で
でも植木を移動した後
表情のおかしかったねこ達は
具合がよくなりました
(・・;)ホッ
そしてそのまま
時は数時間過ぎて
午後9時ごろ
こねこちゃんの中の一人に
とても
具合が悪そうにしているのを見つけました
(・・;)!
それは
6月に拾った3人の子ねこちゃんの内の
一人で
ちびくろちゃん
以前
近場で飼い主募集のお知らせをしていた
3人の子ねこちゃんの1人で
いつの間にかうちに居ついてしまった子ねこちゃんでした
http://maboroshinosakura.blog.fc2.com/blog-entry-1787.html
この子は来た時から
3人の子ねこちゃんの中で最も体重が軽く
ちょっと弱弱しい子感じの子でした
その子が
体重がげっそりと軽くなって
体は固くなっていて
触ってみると
お腹からも
顔からも気がシューシューと
抜けていく感じでした
今までの経験からすると
大変危険な状況でした
もしかすると
先ほど
からすが狙っていたねこ達への呪が跳ね返されたから
一番弱弱しいこの子がターゲットにされたのかもしれない
急いで
お薬をあげて
マッサージをして
気を吹きこみました
そしてお水を飲ませ
マッサージをし続けると
固くなった体が少しづつ柔らかくなりました
そして仲間のちびっ子や
こはるちゃんが
心配そうにペロペロすると
ヨロヨロなのですが
少しづつ動くようになりました
∧∧)) (・・;)
そうしてしばらく添い寝をしたのですが
数時間後
ねこの森に行く時間に起きると
横にいた こねこちゃんがいません
探してみると
なんと!
本棚の中でぐたっと動かなくなっていました
(・・;)!
先ほどよりも
明らかに具合が悪くなってる様子
でも時刻はねこの森に行く時間
どうしよう
そう想ったのですが
このままここに置いておくと
いつ息を引き取ってしまってもおかしくない状況だったので
そして
このアパートにいるから
気を吸われてるのかもしれない
と想ったので
イチかバチか
子ねこちゃんを連れて
一緒にねこの森に行くことにしました
ねこの森でごはん配りしながら
ちびくろこねこちゃんを抱っこしてると
ほんの少しだけ手足を動かすようになりました
その後
ちくさあの海さんにこの子ねこちゃんを連れて行って
たすけてください
とお祈りしたら
こう言われました
「
朝8時ごろまで
帰らないで
海の近くにいるように 」(ちくさあの海さんの言葉)
そう言われたので
くまちゃんと一緒に
ちくさあの海さんの傍に車を停めて
こねこちゃんをおひざ抱っこしながら
朝まで過ごすことにしました
(・・;)(― ― )
そして海の音を聞いてると
海の方から
「
この子に名前をつけてあげて 」
と言われました
そういえばこの子は
ずっと飼い主募集だったので
まだ名前をつけていませんでした
(・・;)!
名前がないんじゃかわいそう
しばらく
うーんうーん
どうしよう
と考えていたのですが
(・・;)
「 ここあちゃんは? 」
という声が聞こえたので
そうだ!
ここあちゃんにしよう!
と想いました
(*゜▽゜ノノ゛☆
その後すぐに
くまちゃんはぐーぐー寝てしまったのですが
○o。.(_ _ )(・・;)
MAHAOはなんだか眠れず
ここあちゃんと呼びながら
なでなでして
おひざ抱っこして
朝まで海の音を聞いていました
すると翌朝
ここあちゃんが
徐々に元気になって
手足をぱたぱた動かすようになって
ぴょんぴょん膝の上で飛び跳ねるようになりました
(・・;)!
よかった!
これなら
もしかすると助かるかもしれない
(・・;)
でもちょっと疲れたので
その後起きたくまちゃんに
ここあちゃんを抱っこしてもらい
空気を吸いに海を散策しました
するといつも車を停めてる海辺の近くに
お墓があるのをはじめて発見しました
(・・;)!
どうして
こんな所にお墓が!
でもなんで今まで気づかなかったんだろう?
(・・;)
ちょっとびっくりしたのですが
その後
海さんにお礼を言って
8時過ぎ
ちくさあの海さんを立ち
アパートに戻りました
ところがアパートに近づくにつれ
ここあちゃんはまた少し息切れを起こしはじめました
そして
アパートについて
ここあちゃんにお水を少しあげてから
トイレに入ったところ
アパートの隣家の壁から
ごんごん!
という壁を叩くような音が聞こえ
ゴンゴン!))(・・;)!
その後トイレから出ると
ここあちゃんの体は
固くなって
引きつけのような症状を起こしていました
その姿を見て
咄嗟に
こんな声が聞こえてきました
「
アパートの部屋の周囲に
気を吸われる磁場が編んである
早く外に出て
」
慌てて
ここあちゃんを抱っこして
アパートの外に出て
くまちゃんに
車をとりに来てもらったのですが
でもここあちゃんの体は
もう既に固くなっていて
口から呼吸をしていませんでした
そのまま車に乗って
アパートから離れるようにしました
そして
人工呼吸をしたり
マッサージをしたのですが
ここあちゃんは
息を吹き返すことがありませんでした
さっきまで元気だったのに
アパートに帰った途端
息を引き取ってしまった
なんで?
なんで?
どうして?
そして感じました
前から薄々感じていたけど
あのアパートの部屋自体が
気を吸われる磁場になったのかも
そういえば最初越してきた時は
近隣にはほとんど人はいなかった
空き部屋ばかりだった
でも何故か
ねこをたくさん飼いだしてから
からすが急にたくさん来るようになって
その後
家の周囲で
何カ月もかかる工事が行われて
空き家だった前の家や
スカスカだった
アパートや隣のアパート
長屋も
リフォームされて 周囲の全室に人が住むようになった
でもそれと同時に
ねこ達もどんどん弱っていった
もしかして
猫から人に気が運ばれる磁場が編まれたのかも
私は
近くの海に向かいました
そこで
ここあちゃんの目を見て
そして海の前でここあちゃんを抱っこしながら
こう言いました
ここあちゃんが 生き続けますように
記憶も意識ももったまま
永遠を超えて生き続けて
すぐにまた生まれ変わりますように
ここあちゃんの体はとても固くなっていました
でもその顔は
KAKAが息を引き取った時と同じ
少し犬の雰囲気のようになっていました
だから
ここあちゃんの目を見つめながら
こう言いました
「
ここあちゃんは 犬じゃないよ
猫だよ
ねこはかわいい
かわいい
ねこはかわいい
かわいい
かわいい
ここあちゃんはかわいいよ
かわいい姿になって 」
するとその言葉を言ってから
少しづつここあちゃんの表情がやわらかくなって
目が少し開いてきて
体もやわらかくなってきました
その後
起きたことを反芻してました
アパートに帰らなければよかったのだろうか?
もしかすると
3日ぐらい帰らなかった方が
ここあちゃんは生きていたのかもしれない
ごめんね
哀しい
そして
ここあちゃんと行った
ちくさあの海辺の情景を想いだしました
海辺でお墓を見つけた
今まで何十回以上も行ってた場所なのに
ここあちゃんとドライブして
はじめて いつも行く浜辺に墓があることに気づいた
でもあの墓は数が少なかったけど
もしかするとその昔はもっと墓があったのかも
もしかすると
ここあちゃんは
地の気の流れに敏感でそういうことに気づきやすいのかも
そんなことを想いながら
ぼ―――っとしていると
昼頃
こんなことを教えてもらいました
「
気のピカピカは
お墓から来るの
ふんわりした気
華やかな気も
お墓から来るの
大きな木や
いい香りのするお花
花の咲く木
実をつける植物
それが骨の上に生えると
骨のまわりに植物のふわーーーっとした気がつくの
埋まってる骨と同じ骨型の生きてる人にも
そのふわ―――っとした気が連鎖する
その骨型の完全形だと
傍に植わった植物の気が
系譜の人達全員に
ついてくる
それは
気のシャワーを浴びてるような感じ
雰囲気のお洋服を着てるようなもの 」
「
植物によって
雰囲気は変わる
大木と
カラフルなお花で
雰囲気が違うのと同じ
骨の傍の
植物によって
ぜんぜん違うオーラになる
それが人の風水のはじまり
華やかな気をしている
神々しい気をしている
静やかで美しい気をしている
その骨に人が群がって
富や情報が集まってくる
」
「
昔の人は
お墓に
植物を植えてたの
物質が欲しい人は
石を置いてたの
天然の石
みんな
早く生まれ変わるように
美しくなるように
富を得られるように
想い想いの現実を得れるように
自分の骨を好きな場所に埋めてたの
宗教のお墓はね
人間に
植物の気がのらないように作ってるの
多くの人の雰囲気が
くすんでて
特定の系譜だけ
華やかな気がついてるのは
お墓を自由に作れなくしたからなの
みんなに植物の気が来ないように
くすませて
特定の系譜の骨の傍に
植物を植えてるの
そうしないと
特定の系譜が目立たなくなるから
みんなのお墓作りを 戒律や法律や 縛ったの
」
「
音と光は
タイミングが違う
だから
植物と骨にも
微妙な間があるの
骨と植物の
微細な
距離感によって
オーラの出方も変わる
人間がね
お墓に花を供えるのは
骨を通して お花のきれいな気を 同じ骨にまといたい
その名残なの
でもね
本当に骨に雰囲気をつけるなら
切り花じゃなくて
木や植物を植えて
植物はね
骨を通して 人にたくさん気をくれてるの
」
ここあちゃんの目は
どんどん開いていきました
そして
こんな言葉が聞こえてきました
「 ありがとう 」
夜になるころ
ここあちゃんは
とってもかわいいお顔になっていました
今までねこ達が
息を引き取ると
気が吸われていって
どんどん顔が崩れていったのに
夜が深まるにつれて
ここあちゃんのお顔は
よりかわいくなりました
それを見て想いました
今まで
ねこたちに
ポイポイしてた人は 薄い透き通るような気の膜がついてたけど
もしかすると
月食の緩衝で ポイポイした人達が
どんどん気がくすんでいくのかも
いじめたり
つけかえた人ほど
その姿がどんどん醜くなるのかもしれない
ここあちゃんの
かわいくなっていく
お顔を見てると
なんだかそうなる気が強くしました
ここあちゃんに言いました
よかったらまた生まれ変わっても
戻ってきてね
そしたら ここあちゃんは
「 うん 戻ってくるね 」と強い決意で言いました
ここあちゃんの傍に
きれいなお花が咲く
植物を植えたいと想っています
「
現実って 明晰夢なのかもしれないね
なんだかまだ
あたたかくて
ちっこくて ふわふわで
夢を見ている気がする
目がさめると 歩きだすような 」(ここあちゃんを見た時に 聞こえてきた詩)