2015年10月24日03時00分
府立加悦谷高校(与謝野町三河内)で23日、人権学習講演会があり、同町上山田の元教師糸井定次(ていじ)さん(79)が、第2次世界大戦時に英国人捕虜として旧大江山ニッケル鉱山で働いた故フランク・エバンス氏について語った。
エバンス氏は鉱山で命を落とした戦友の慰霊碑除幕のため1984年に旧加悦町を訪問。その後の与謝野町と英国・アベリスツイス町との高校生交流のきっかけを作った。糸井さんはエバンス氏の著書を翻訳し、与謝野町・アベリスツイス友好協会会長を務める。
エバンス氏を紹介する紙芝居上演の後、糸井さんは空襲を目撃した体験も交え、「戦争は最悪の人権侵害だ。平和が続くことを願う」と、2、3年生234人に語りかけた。
3年の井上茉由(まゆ)さん(18)は「地元の空襲の話を聞いて戦争を身近に感じた。私たち一人一人が平和を守る気持ちを持つことが大切だと思う」と話した。
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