ニルヴァーナのカート・コバーンの遺書を読んでブルース・リー「死亡遊戯」の台詞を思い出した
先日、以下の記事で、
バンド「ニルヴァーナ」のボーカル、カート・コバーンの遺書を読みました。
以前にもどこかで読んだはずなのですが、今回改めて読んでみて、じんわりと涙ぐんでしまいました。繊細すぎます……。
90年代に活躍したバンドですが、今聴いてもめちゃくちゃカッコイイと思います。
そしてカート・コバーンの遺書のある言葉にふと目が止まりました。
徐々に色あせていくなら、いっそ燃え尽きたほうがいい
悪魔と契約?27歳で死んでゆくアーティスト達 3 - アブセンス?
これを見てビックリしました。
ブルース・リーの映画「死亡遊戯」に、よく似たニュアンスの台詞があるのです。
土くれで生きるより 粉々の翡翠で死ぬ方がいい
映画「死亡遊戯」より
「死亡遊戯」は、ブルース・リーが監督・脚本・主演の作品になるはずでしたが、ブルース・リーが急逝したため、制作が途中で止まってしまいました。
結局、残りのシーンを別のスタッフや俳優を使って撮影し、ブルース・リーの死後5年ほど経ってからようやく完成の運びとなりました。
なので、上記の台詞が、ブルース・リー自身が考案したものなのか、代わりの脚本家の方が考案したものなのか不明なのですが、いずれにしろブルース・リーのイメージにぴったりの台詞だと思います。
ちなみに、翡翠=ひすい、宝石です。
ブルース・リーというと、あの「アチョー」という怪鳥音とアクションのイメージが強いですが、哲学の勉強をしていたことから、台詞やインタビューに哲学的な名言が多くあります。
Don't think.FEEL!(考えるな、感じろ!)
映画「燃えよドラゴン」
「燃えよドラゴン」の上記の台詞が有名です。
(このシーンは、ブルース・リーが香港公開用に自ら監督をして撮影したもので、それを見た「燃えよドラゴン」の監督が米国公開版にも採用したとのことです。詳しくは⇒ブルース・リー)
カリスマは太く短く生きるものなのか、それとも太く短く生きるからこそカリスマなのか……。
太く短く生きた日本のカリスマ
日本にも早世してしまったカリスマがいます。パッと思いつく所では……。
松田優作
松田優作さん(享年39)の闘病生活は凄絶そのものだった。
膀胱がんで血尿が止まらない状態にもかかわらず、妻・美由紀さん(34才)にさえ病名を隠し、映画『ブラック・レイン』の撮影のために4か月も渡米。
松田優作 死の2日前に原田芳雄さんの前で点滴を引きちぎる
念願のハリウッド映画出演だったとはいえ、病気の治療に専念してくれていたら……と思えてなりません。
中原中也
詩人の方です。30歳の若さで亡くなってしまったそうです。
「汚れっちまった悲しみに……」などの詩が有名です(もうこの題名だけでグッときます)。
尾崎豊
いや~熱いですな!
「ダンスホール」、この曲を16歳で作ったというからすごいです。
しかし大器晩成の場合もあるので早まってはいけません!
こう見ると、太く短くの生き方ってカッコイイ! と思えてくるかもしれませんが、大器晩成の方もいます。
カーネル・サンダース
「ケンタッキーフライドチキン」の創始者カーネル・サンダースは、40種類もの仕事につき、その後30代後半でガソリンスタンドを経営するものの、経営が悪化して店を手放すことに。
しかし、カーネル・サンダースはへこたれず、ガソリンスタンドの物置を改装して経営していた「サンダース・カフェ」の目玉商品であったフライドチキンのフランチャイズビジネスを始めます。
その時、カーネル・サンダースは65歳だったそうです。
(参考:カーネル大百科)
恐らくカーネル・サンダースは、ガソリンスタンドが倒産して、「うわー、キッツイわー」という心境になったと思います。
しかしそこから不屈の精神で立ち上がり、「ケンタッキーフライドチキン」のビジネスを始め、成功を収めたのです。
もちろん、それまでの人生での知識や経験の賜物でしょうが、晩年に努力が実を結ぶこともあるのだ、と思える逸話ではないでしょうか。
太く短く、ではないかもしれませんが、こういう大器晩成の人生も同じ位カッコイイと思います。
もしも今、何かうまくいかないことがあっても、後々それが糧になるかもしれません。
なのであまり生き急がずのんびりいきましょう!