マクロでPC-OP-RS1を利用するには、当然ながらバッファローのPC-OP-RS1が必要です。
バッファロー リモコンの信号をパソコンに学習させることで、元のリモコンと同じ信号を発信できるようになります。最大8つまでの、エアコンなどの家電やデジタル家電の操作が可能です。 |
まずは、PC-OP-RS1がUSBポートに、しっかり刺さっていることを確認してください。
PC-OP-RS1を利用する準備(必要なツールをダウンロード)
PC-OP-RS1をコマンド操作するツールをダウンロードします。学習リモコンのおすすめは?その15 >>743からKuroRS.zipをダウンロードして解凍してください。(Kotoshiroにバンドルした形で配布したかったのですが、ライセンスに関する記述が何もなかったので前述のリンクからダウンロードしてください。)
解凍したフォルダの中からKuroRS.exeを取り出して、Kotoshiroのフォルダ内にあるmacrosフォルダ内に入れてください。ここでは、macrosフォルダを仮に「C:\Path\Kotoshiro\macros」として解説します。
PC-OP-RS1が利用しているポート番号を確認
次に、KuroRS.exeを利用して、リモコン信号を学習するわけですが、それをするにはPC-OP-RS1を差したUSBのポート番号が必要なので、番号確認します。
[マイコンピューター]を右クリックして[プロパティ]を選択し、[ハードウェア]タブを選択します。
次に[デバイスマネージャ]ボタンを押して、[デバイスマネージャ]を開きます。
[デバイスマネージャ]内のツリーの[ポート(COMとLPT)]を開くとPC-OP-RS1という項目があるので、そのポート番号確認します。
自分の環境の場合、ポート番号8番(COM8)でした。
今後、このポート番号を利用して、リモコンを学習させたり、バッチファイルを書いたりします。
PC-OP-RS1とKuroRS.exeを用いたリモコンの学習
KuroRS.exeは、コマンドラインか使用するソフトなのでコマンドプロンプト開きます。KuroRS.exeを引数なしでコマンドラインから実行すると使い方が表示されます。
C:\Path\Kotoshiro\macros>KuroRS
■KuroRS.exe の使い方
送信 (waitは省略可能)
KuroRS.exe [COM(1-4)] [fileName] [irPort(1-4)] [wait(msec)]
受信
KuroRS.exe [COM(1-4)] [fileName]
■使用例
COM2よりhoge.txtのデータをPORT Bへ送信し、3秒待つ
KuroRS.exe 2 hoge.txt 2 3000
COM1より学習した結果をhoge.txtへ保存
KuroRS.exe 1 hoge.txt
それではテレビの電源ボタンを登録する方法を例として説明します。
まずは、コマンドプロンプトを開いて、KuroRS.exeのあるフォルダに移動してください。
>cd C:\Path\Kotoshiro\macros
リモコンの信号を学習させる場合は以下のように実行します。(COM8より学習した結果をTVPOW.datへ保存)
C:\Path\Kotoshiro\macros>KuroRS 8 TVPOW.dat
このコマンドを実行した後、テレビの電源ボタンをPC-OP-RS1本体に向けて送信してください。リモコン信号を数字化したもの(数字いっぱい)が表示されたら、登録成功です。
macrosフォルダ内にTVPOW.datが作成されていることを確認してください。
PC-OP-RS1とKuroRS.exeを用いたリモコン信号の送信
それでは、先程作成したリモコン信号(TVPOW.dat)をコマンドラインから送信してみましょう。
リモコンを送信するにはコマンドラインから以下のように実行します。
C:\Path\Kotoshiro\macros>KuroRS 8 TVPOW.dat 1
最後の番号は、PC-OP-RS1の送信ポート番号です。各番号は次のように割り当てられています。(多分、間違ってたごめんなさい。)
A 黄 1
A 黒 2
B 黄 3
B 黒 4
KuroRS.exeを用いたリモコンの送信方法がわかったところで、次はこれを応用してバッチファイルを書きたいと思います。
バッチファイルから>PC-OP-RS1を操作する
今回もTeraTermマクロで作ったサンプルと同様の動作をするバッチファイルを作りたいと思います。
ここでも例として「テレビの電源ボタンを押したあと、3秒後にもう一度テレビの電源ボタンを押すサンプル」を書いてみたいと思います。
まずは「Kotoshiro\macros」フォルダ内に「電源入切サンプル.bat」というファイルを作成してください。
これをエディタで編集します。今回は次のように編集しました。
::例:PC-OP-RS1で電源ボタンを送信して3秒後もう一度電源ボタンを送信する例
::↓KuroRSの場所を指定する場合はコメントアウトしてディレクトリのパスを指定
::cd "C:\Path\Kotoshiro\macros"
KuroRS 8 TVPOW.dat 1
ping localhost -n 3
KuroRS 8 TVPOW.dat 1
::はコメントです。これを実行するとテレビの電源ボタン押した3秒後にまたテレビの電源ボタンが押されます。pingは、バッチファイルには待機コマンドがなさそうだったので代用しています。
マクロファイル(バッチファイル)とKuroRS.exeファイルが同じフォルダにある場合は、cdコマンドは必要ありません。あえてKuroRSの場所を指定する場合はコメントアウトしてディレクトリのパスを指定してください。
参考サイト
MMDAgentとPC-OP-RS1で実現するリモコンの音声操作 - ナレッジエース
パッチファイルマクロの登録
あとの登録方法はTeraTermマクロと同じです。
マクロの登録をするにはツリーメニューの[マクロ]を選択している必要があります。
メニューの[マクロボタンの作成]を実行します。
すると[マクロボタン設定]ダイアログが表示されるので[マクロファイル]に先程作成したパッチファイル(.bat)をダイアログから選択してください。
[OK]ボタンを押すとマクロボタンが作成されます。
作成したマクロにボイスコマンド登録するには、ボイスコマンドの登録の仕方を参照してください。
続き:システムコマンドについて