【社説】高度成長終えた中国経済、韓国には危機であり機会だ

【社説】高度成長終えた中国経済、韓国には危機であり機会だ

2015年10月20日09時22分
[ⓒ 中央日報/中央日報日本語版]
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  中国経済が7~9月期に6.9%成長した。グローバル金融危機直後の2009年1~3月期の6.2%以降6年半ぶりに7%を下回った。市場見通しの6.8%を若干上回る数値だが中国の景気に対する懸念が鎮まらない理由だ。特に先月の輸入が20%減り、電力使用量が減少するなど、体感指標が良くない。産業生産と投資増加が鈍化する傾向も明確に表われた。中国政府が今年公言した「保七」(7%前後の経済成長率維持)達成は容易ではないという分析が出ている。

  それでも安定的な中速成長(新常態)という中国政府の体質転換政策は効果を出しているとみられる。今年に入り7~9月期までの中国製造業の成長率は6%にとどまったが、サービス業は8.4%成長した。最終消費支出が中国の国内総生産(GDP)で占める割合も7~9月期に58.4%を記録し、1年間に9.3ポイント上昇した。中国経済の中心が生産から消費に、製造業からサービス業に急速にシフトしているのだ。

  中国のこうした変化は韓国に危機であり機会だ。韓国の輸出の4分の1が中国向けだ。2000年代に入り毎年20%以上増え昨年は減少に転じた。さらに中国が加工貿易の割合を減らし打撃がさらに大きくなっている。中国の加工貿易輸入の割合は1997年の50%から昨年は26%と半分になった。韓国の対中輸出のうち73%が中国で完成品に加工される中間財だ。中国景気が回復するとしても対中輸出が沈滞する可能性は大きい。企業と政府が力を集めて対中輸出の25%にすぎない資本財と消費財の割合を拡大していかなければならない。

  観光と教育のようなサービス業で中国の内需を誘引する方法もさらに積極的に模索しなければならない。昨年613万人の中国人観光客と留学生が韓国に来て使った金額は100億ドルに近い。中東呼吸器症候群(MERS)事態で3カ月間に中国人観光客数が半分に減ったが、今年も同水準の人数が訪問すると予想される。中国の変化を韓国が左右することはできなくても、うまく活用することはできる。
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