あの日 わたしは〜証言記録 東日本大震災〜「仙台市 庄子喜一さん、フミ子さん」 2015.10.22


場合によっては所得に応じても料金が違いますね。
ちょっと安心しました。
友人にそう伝えます。
そうですか。
はい。

(テーマ音楽)仙台市若林区。
沿岸地域を津波が襲い338人が命を落としました。
海からおよそ2キロの場所で暮らす野菜農家の…走って避難している最中津波に襲われました。
あの日自宅にいた庄子さんは立っていられないほどの大きな揺れに襲われます。
ラジオで大津波警報が出ている事を知りましたが危機感はありませんでした。
昭和53年の宮城県沖地震では津波が自宅まで来る事はなかったからです。
2人が近所の人に促されて避難を始めたのは地震発生からおよそ1時間後。
避難所に向かって歩き始めたやさき迫ってくる大津波が2人の目に入ります。
慌てて走りますがあっという間に津波に追いつかれます。
フミ子さんは近所の住宅の2階に逃げ込みました。
しかし長靴を履いていた喜一さんは足を取られて間に合いません。
とっさに近くにあった電柱にしがみつきます。
水かさが増すにつれ電柱の上へ上へと上っていきました。
動けなくなった喜一さん。
日が暮れると停電のため辺りは真っ暗になり雪も降り続いていました。
近所の家の2階に避難したフミ子さんは大声で呼びかける事しかできませんでした。
この場所にいたら死んでしまう。
喜一さんは下に下りる事を決意します。
首まで水につかりがれきをかき分けながら進みます。
真っ暗な中フミ子さんがかざす携帯電話の明かりを頼りになんとか住宅の2階までたどりつきました。
奇跡的に助かった喜一さん。
もっと早く避難すべきだったという教訓を多くの人に伝えたいと新聞や若林区がまとめた記録集に自分たちの体験談を載せました。
フミ子さんも神奈川県で開かれた防災の勉強会に招かれおよそ150人を前に自らの体験を語りました。
2015/10/22(木) 10:50〜10:55
NHK総合1・神戸
あの日 わたしは〜証言記録 東日本大震災〜「仙台市 庄子喜一さん、フミ子さん」[字]

東日本大震災に遭遇した人々の証言。仙台市の庄子喜一さんは、避難所に逃げる途中、津波に追いつかれてしまう。必死にしがみついた電信柱を上へ上へと登り一命を取り留めた

詳細情報
番組内容
東日本大震災に遭遇した人々の証言。仙台市の庄子喜一さんは、避難所に逃げる途中、津波に追いつかれてしまう。必死にしがみついた電信柱を上へ上へと登り一命を取り留めた。

ジャンル :
ドキュメンタリー/教養 – 社会・時事
ニュース/報道 – 特集・ドキュメント

映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
音声 : 2/0モード(ステレオ)
サンプリングレート : 48kHz

OriginalNetworkID:32080(0x7D50)
TransportStreamID:32080(0x7D50)
ServiceID:43008(0xA800)
EventID:19661(0x4CCD)

カテゴリー: 未分類 | 投稿日: | 投稿者: