生字幕放送でお伝えします伊藤⇒スタジオパークから…観客⇒こんにちは!きょうの司会は戸田恵子さんです。
戸田⇒よろしくお願いします。
最近なんですけれども人生で初体験ということは戸田さんありますか。
戸田⇒金沢に新幹線で、初めて行きました。
今まではまだ開通してなかったのでね。
開通して初めて、この間お仕事で行ってまいりました。
なかなかこの歳になると初体験することがないですよね。
そうですか、意外に私はまだまだ。
ありますか、何か?遠近両用のコンタクトをして。
すごい。
本当?未知の世界だから全く分からないけど。
合うか合わないかはまだもうちょっと先でいいかなとも思いますけれども。
遠近が必要なんですね。
きょうのゲストの方はNHKでいろんな初体験を今回してらっしゃるということです。
そしてこのスタジオパークも初体験です。
ご紹介しましょう。
俳優の小西真奈美さんです。
小西⇒こんにちは。
よろしくお願いします。
スタジオパーク初登場初体験なんですね、今回。
初です。
意外や意外。
みんなかわいいって言っていますよ。
また、この顔が小さくてすらりとした、人間とは思えない。
私と比べたら、本当に半分ぐらいです。
そんな小西さん実はもう1つ初体験があります。
今夜スタートいたします木曜時代劇「ぼんくら2」実は時代劇ほぼ初なんですってね。
はい、そうなんです。
意外ですね、すべてがね。
やっていらっしゃるのかなと思ったんですけれどもね。
日本髪、またよく似合っている。
よかった。
かつらも初なので。
和の感じにはぴったりよね。
本当に和という感じですよ。
おでこもすてきだなと思って。
日本髪はおでこを出さなければいけないからね。
隠している人はいないですから。
隠しているのも見てみたいですけれどもね。
そして30代になっていろいろな初体験をされたこともあるということでじっくりお話を伺っていきます。
質問・メッセージお待ちしています。
ではスタジオのお席のほうへお願いいたします。
本日のゲストは俳優の小西真奈美さんです。
よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
たくさんのお客さんがいらっしゃっていますね。
うれしい。
戸田さんとはいろいろ共演とかもされていますよね。
そうなんです。
NHKの「ちゅらさん」という番組でごいっしょさせていただいていて。
戸田さんが看護師長役ですね。
最初、私はもともと普通の看護師だったんですけれどもこのときはね。
偉くなって。
偉そうに歩いていますけれどもね。
これが2004年ですね。
NHKでこのドラマをやる前にリハーサルをやっていて戸田さん、すごく私が覚えているのはリハーサルが長くてどんどんおなかがすいてきちゃったんですよ。
時間がたって。
私、おなかがすくとエネルギーがしゅーんとなるので、おなかがすいたとつぶやいたら戸田さんがバッグを開いてバナナがあるよと。
何で持っているんですかと聞いたらおなかがすいたときのために、私いろいろ持っているのというふうにおっしゃっていてそれから私バナナとかドライフルーツとかキャラメルとかいろいろ持ち歩くようになったんです。
おばちゃんのね。
関西のおばちゃんみたいにあめちゃんを持っているからみたいな。
バッグから何か出てくるのはおばちゃんなんだよね。
でも不規則な仕事だから本当にすぐ何か補給しなければいけないことがあるからね。
そうなんですよね。
そんな小西さんですがNHKでご出演のドラマが木曜時代劇、「ぼんくら2」宮部みゆきさん原作です。
岸谷五朗さん演じるぼんくら同心が事件の謎に迫る人情時代劇ミステリーです。
去年「ぼんくら」が放送されてその続編です。
小西さんは物語のキーパーソンになってくるわけですね。
はい。
訳ありげな雰囲気漂っていますね。
いろいろご苦労されたこともあるというふうに聞いていますけど。
初めてですからね。
お着物とかね。
所作とかいろいろあって大変だと思う。
かつらも初めてだったので重さに慣れないというのが最初あったりとか。
やっぱり重いんですか。
半かつらだといいと思うけれども昔に比べればいいけれどもね。
最初はそう思ったんです。
キセルを吸うシーンがたくさんあるんですけれどもキセル自体を持ったことがなくてふだんたばこも吸わないのでキセルの吸い方をマスターしようと思って家に長めのものがないかなと思って菜箸で練習していたんですけど。
かわいらしいじゃないですか。
実際に持ってみたら、全然違って全然だめだったんですけどね。
長さがあるのでたばこのように短くないので自分の指加減でできないんですよね。
この場合は。
できないんですよね。
それで吸い口も決まっているからあれを、くわえるのがまた難しいですよね。
そうなんですよ。
あまり迎えにいってしまうとちょっとおかしな感じになるので。
顔からいってはいけないんですね。
迎えにいく角度も、微妙なラインがあるようでそこは所作の先生に教えていただいて。
詰めてあそこで火をつけるのも大変なんですよね。
火をつけて、ちゃんと吸わなきゃいけないんですね。
むせないんですか。
吸ったので結構むせていました。
やっぱり慣れるのが大変だし所作というか美しく見えることが第一みたいなね。
あと監督に、いつもキセルを持っている人のようにしてください、というオーダーがあって吸えました、持ちましたというんじゃ、ぎこちなさが出てしまうので。
慣れているという感じを出さないとね。
待ち時間もお借りしてずっと持っていました。
疲れちゃいますよね。
大変なんですよ、時代劇は。
持つとすごく色っぽく見えますね。
キセルを持つと女性の方は。
所作の1つとして何かね。
キセルの持ち方はともかくまずはどんな内容なのか見てみましょう。
あのぼんくら見回り同心井筒平四郎が帰ってきた。
今回は芋洗坂のお屋敷で殺人事件が起こります。
殺した?下手人として疑われたのは平四郎と顔なじみの植木職人・佐吉。
そして殺されたのは佐吉の母である葵。
豪商・湊屋総右衛門の愛人だった葵。
かつて幼い佐吉を残し姿を消した過去があったんです。
佐吉の疑いを晴らすべく真相を突き止めようとする平四郎を支えるのはおなじみの長屋の人々や平四郎の家族。
新しい小袖を買っていただきました。
浮気をすると、母によく小袖を買ってまいります。
ただ本当のことが知りたいだけだ。
佐吉⇒俺はやってません。
果たして、葵を殺した真犯人はいったい誰なのか?色っぽかったですねキセルを吸うシーン。
よかった。
なんともいえない妖艶な感じで。
ドラマのファーストカットは小西さんから入るんですよね。
そうなんです。
ものすごいプレッシャーでしたけど。
そうですか。
やっぱり「ぼんくら」という出来上がったチームに私は2から入ります。
しかもファーストカットなので今までのファンの方とかこれから見る方とか宮部みゆきさんのファンの方とかいろんな方が冒頭、楽しみにして入るじゃないですか。
そのカットが私のキセルだと。
大丈夫、ばっちり。
ありがとうございます。
私がばっちりと言ってもしょうがないんだけどね、大丈夫。
安心しました。
キーパーソンなんですが、実はすでに殺されているという設定なんですよね。
愛人で正妻からも恨みをかっていてさらに佐吉と親子で、息子の佐吉に母殺しの疑いがかかってしまう。
そこから事件が始まってそれを真相を解いていく中で葵のいろいろな過去があったり人物像があったり回を追うごとにどんどん浮かび上がってくる。
実は私、ほかに二役やらせていただいていまして。
葵とは全然違う役を二役やっているんですよね。
へえ、おもしろい。
回を重ねていくごとにどこかで見えるようになっていくんです。
全7話あります。
小西真奈美を探せ、みたいな感じではないですけれども。
そんな感じです。
違う形で小西さんは別の役もやっています。
葵さんも殺されたからといって出てこないわけじゃないんですよね。
葵も出てきつつ、ほかの役もやっています。
おもしろい。
今回、いろいろ時代劇初でキセルも苦労したという話がありましたがここでクイズです。
視聴者の皆さんは決定ボタンが画面に出ている方は決定ボタンを押してクイズに参加してください。
京都の撮影所でそこである失敗を小西さんはされたようです。
初めて尽くしということもあったのかもしれませんが、それが何だったのか、お答えください。
こんなファックスが届いています。
すごい、うれしい。
すごいかわいく描いてくださって。
だってかわいいからかわいく描かざるをえないですよ。
大阪府の方です。
こにたん大好きですと書いています。
うれしい。
こにたんと呼んでくれて。
かわいらしいですね。
ありがとうございます。
続いて、メールがきています。
東京都の40代の女性の方です。
きょうからの放送、「ぼんくら2」楽しみにしています。
佐吉役の風間俊介さんとは金八先生の第5シリーズで姉と弟で共演されていましたが今度はなんと母親と子ども、びっくりしました。
お母さんなの?と私も思った。
時代劇ってわりと、往々に年齢を飛び越えてそういうのありますからああそうなんだと思って。
親子だって。
親子になっちゃって何かお話されましたかと、きていますよ。
風間さんはすごくいい方でそれこそ最初、お会いしたときに金八先生はすごく前だから覚えているかなと思ってその話をしたら風間さんのほうから実は僕も言いたいことがあってとおっしゃってそのときに雪山に倒れているのを風間さんが起こすというシーンがあったんですけれどもそのときに、カットがかかったあとにスタッフさんからお前、胸を触っていただろうと言われたらしいんですよ。
でも10代の僕は、ちょっと言えませんでした、それをと。
今まで言えずにいたのできょう言いたかったんですとおっしゃって私が大爆笑して全然いいですそんなこと。
ずっと胸に秘めていらっしゃったんですね、と言ったら胸だけにねとおっしゃって。
実際に触れていたんですかね。
一生懸命のあまりね。
そうなんです、あまりなんです。
今回も倒れている役でしたよね小西さんはどうでしたか?今回は。
大丈夫でした。
チャンスがあっていや、チャンスじゃないですね。
一生懸命でね。
しかもご自身が連載をされているところにそれを書いていいですかとおっしゃってくださって。
また書いていらっしゃる文章がそのとき話したかのようにすごくおもしろくてなんか愛があふれる文章ですごいすてきな方で。
京都のこともいろいろ教えてくださったり。
初めてだと京都はね、ちょっとどきどきするし知らないことがいっぱいでね。
そんな京都の撮影所で思わずしてしまった失敗は何だったのか。
視聴者の皆さんのお答えです。
迷子になったが多いですね。
足がしびれたがその次ですね。
さすがにかつらを取り忘れたは少ないですね。
それでも947人がやっているんじゃないかということですよね。
思われているんだ。
お答えは?迷子になりました。
多くの方が正解ですね。
撮影の合間に何て言うんでしょうお疲れさま会みたいな感じでバーベキューをしようというのがあってその日私はたまたま皆さんより早く終わって楽屋で待っていたら何時からどこどこでお疲れさま会が始まりますというアナウンスがあって行こうと思ったらそれどこだろうと思ってとりあえず外に出たらいいかなと思って歩いていたんですけれどもどんどんなんかセットもなくなって端のほうになっちゃってこっちじゃないと思ってとりあえずお掃除している方がいてすみませんどこどこに行きたいんですけどと言ったらじゃあこちらに、と途中まで連れていってくださってそしたらスタッフさんが1人見つかったのでああよかったと思ってその方に連れていっていただいて乾杯は間に合ったんです。
バーベキューだったから荷物とか持ってきたんですけれども、岸谷さんがにおいがつくから楽屋に持って帰ったらいいよということで分かりましたと言って、近道だからといってそこに行ったんですけれども喜々として行ったんですけれども教えてもらった道と今度は戻ってくる道が分からなくなっちゃってまた迷子になっちゃって。
2度ですか。
たぶんここだろうと思った道が違う道を行ってしまってぐるぐる回って着いたら汗だくになってああ来ましたって。
撮影所は広いのでね。
自転車移動されている方も。
いらっしゃいますよね。
汗だくになってと。
まあかわいらしい。
初体験の時代劇ということもあったかもしれませんね。
すばらしい時代劇ご覧いただきたいと思います。
続いては俳優・小西真奈美さんに戸田さんにぐぐっと迫っていただきます。
小西真奈美さんは鹿児島県出身。
1978年、2人姉妹の次女として生まれました。
左側ですね。
頭ぼさぼさのほうです。
幼いころは、鹿児島県の豊かな自然の中で元気に遊ぶ子どもだったそうですね。
大体やっていた遊びは海に行くか探検ごっこです。
山もいっぱいあったのでいろんな見たこともないお花とか草とか発見したりとか自分たちで基地をつくるとか。
まるっきり男の子のような。
完全にそうですね。
おしとやかな感じだったですけれどもね。
全然違うんですね。
中学生のときには映画「スタンド・バイ・ミー」を見て感動。
九州1周をヒッチハイクしようとしたこともあったそうです。
モデルさんみたい。
この見事な振り返り方。
近くに海があるんですか?ここはうちから電車で1駅ぐらいのところなんですけれども。
足長い。
ショートパンツで。
フォトジェニックのようですね。
このころ、ヒッチハイクしようと思っていたんですね。
女の子4人で行こうと思っていたので計画していたときはみんなで家に帰って家族に言ってあした集合だ。
やるぞ!という感じだったんですけど集まったらみんな暗い顔をしてどうしたの?と言ったらだめだって言われた、って女の子だからってそうだよねと思って結局また海に行ったんですけど。
高校時代にスカウトされ、卒業後東京でモデルを始めます。
20歳のとき、転機が訪れます。
つかこうへいさん演出の舞台「銀ちゃんが逝く」を見たのです。
どうしてこれがきっかけになったんですか?知り合いの方に「銀ちゃんが逝く」というお芝居に連れていっていただいて今までそのときは舞台を見たことなくてどんな感じかなと思ったら役者の皆さんがジャージしか着ていなくてセットも、セットなのかな?という感じでそこで驚いたんですけれども体1つで表現されることでそこで、今まで感じたことのない感動を経験したんですよ。
何だこれは、と思ってそれで終わったあとにつかさんにお会いしてどうでした?と言われておもしろかったですと言ったらじゃあワークショップというものがあるから来ませんかと言われてワークショップって何だろう?と思ったんですけどでも、こんなに感動したものがあるしじゃあ、何もしないうちから結構ですというよりは参加しますと言おうと思って参加しますと言ったのがきっかけでワークショップに参加して実はそれが後々初舞台のオーディションになったというのが分かったんです。
チャレンジャーですね。
つかさん主催の演劇ワークショップに参加した小西さんは600人の参加者から選ばれ「寝盗られ宗介」で舞台デビューを果たします。
新人女優役を演じたというその映像がこちらです。
お前のどこにレイ子みたいな色気がある?やる?やってみろ、ほら今。
やってみな!何やってんだおら!足広げてやるんだろ。
おら、やれ!犬将軍と異名を取る徳川五代将軍綱吉公が…どこから声を出してんだお前は!お前が100年たっても俺の力になれることはない。
拍手
これが初の舞台で。
初舞台がこれってね。
すごいことだと思う。
大胆な格好もさせられましたね。
一応言っておきますけれどもちゃんとレオタードを着ています。
はいています。
どうでしたか?初舞台があのようなハードな舞台で。
いやもう本当に生まれて初めてひざの震えを自分で止められないという経験をしましてとにかくお芝居の経験がゼロなのが私だけだったんですよ。
体力があるからたぶん残ったぐらいの感じなのでとにかく皆さんに迷惑をかけてはいけないと思ってついていくのに必死だし体を使ったこともなかったのでとにかく、空き時間があったらいろいろな方々にちょっとすいませんお願いしますと言って立ち回りとかを教えていただいたりしてとにかく皆さんにご迷惑をかけないように自分のパートをやるんだという、それだけでした。
偉いね、やめようとは思わなかったんですね。
逃げるという選択肢がなかったんですよ。
すごい。
逆に何でも初めてだったというのが、あるかもしれませんね。
こういうものなのかな、と。
そう思っていました。
入り口がこうだから。
舞台とかお芝居をするというのはこういう感じなんだな全部と。
ここで、初舞台ですけれどもある出来事がありました。
その事件は何だったんでしょうかお考えください。
この3つからお選びください。
メールが届いています。
千葉県の50代の男性からです。
映画やドラマと出演される作品毎回拝見しております。
ところで、こにたんの愛称はいつごろから呼ばれるようになりましたか?以前こう呼ばれて顔を赤らめていたのがとてもかわいらしかったです。
今夜から始まる「ぼんくら2」楽しみに見せていただきますねといただきました。
こにたんという愛称は?こにたんは以前、バラエティーの番組でコント形式でお芝居をするというものに出させていただいていてそのときに共演者の方たちから、呼ばれるようになってそのうち、なんかいろいろな方たちがこにたんこにたんと呼んでくれるようになってなんかちょっと最初は気恥ずかしい感じだったんですけどそうやって呼んでいただくとすごく親近感が感じられるのですごくうれしいです。
こにたん、ということです。
ぴったり。
つかさんは、そのときはこにたんという前ですね。
つかさんが、こにたんと言わないですよね。
小西!みたいな感じですか。
下の名前でした。
真奈美みたいな感じですね。
そうです。
熊本県の方から、いただきました。
九州の50代の女性です。
「ちゅらさん」から変わらないキュートな笑顔の小西さんが大好きです。
私は10月27日が誕生日です。
同じなので自慢です。
生まれた年はかなり違いますが。
来週の火曜日一緒にハッピーバースデーですね。
今夜の「ぼんくら2」楽しみです。
これからも応援していますといただきました。
誕生日が同じ方からいただきました。
初出演のつかさんの舞台である出来事が起きました。
それは何だったのか視聴者の皆さんの答えです。
けがをしたが多いですね。
つい、つかさんとけんかをしたと言ってしまいましたけれども。
インパクトが大きかったので。
けがをした、が多かったですね。
2101ですね。
遅刻をしたが少ないですね。
答えは、けがをしたです。
舞台本番中ですか。
本番中に。
東京がいちばん最後で九州、大阪名古屋を回って東京が最後でした。
回っている最中に肉離れを起こしてしまって肉離れというものがよく分からなかったのでまあ大丈夫かな、と思って公演がお休みのときに病院に行ったんですよ。
そしたら完全に動いちゃだめですと言われてでもまだ1か月残っているんですけど、と話したんですね。
そしたら、とりあえずテーピングをして日常生活を過ごしてくださいみたいな感じだったんですよ。
テーピングをすれば動けるんだと思って舞台監督の方とかいろいろな方にご相談してすいません、こうなっちゃってと。
でもつかさんに言ったらたぶん無理なことをさせるな、と。
つかさん、すごく役者さんの体のケアとかにすごく繊細に気を遣ってくださるので、絶対にいろいろなことを無理させてはいけないみたいに言ってくださるのではないかと思ってそうすると立ち回りから何から全部変えて皆さんに迷惑をかけてしまうと思って大丈夫なので、テーピングしてありますつかさんにはないしょにしていてくださいと。
でも皆さん協力してくださってやっていたんですよ。
それで、あるときもうちょっといよいよ本当に足が動かないかもしれないというときに舞台監督さんに先に言っておこうと思ってもしかして、きょう本番ちょっと動かなくなることがあるかもしれないので、そうしたら申し訳ありませんが先にお伝えしておきたいんですけど、つかさんにも、言おうかと思っていてと言ったら、舞台監督さんがつかさん実は知っているよって。
でもつかさんが、舞台監督さんに俺の前だけで片足を引かないんだよと本番やれるところまで、やらせてやりたいというふうにおっしゃっていていろいろな思いで楽屋に行って絶対に頑張ろうと思ってテーピングを巻いてでも、やっぱり皆さんがすごくなるべく負担にならないようにというふうに動きとかをケアしてくださってそれで千秋楽まで無事に行きました。
それだけ見ていらっしゃったんですね、つかさん。
そうですね。
つかさんの舞台でもずっと活躍をされている小西さんです。
その後のプロフィールです。
その後、舞台からドラマ、映画の世界に進出し24歳のとき「阿弥陀堂だより」で映画デビュー。
病気でしゃべることができないという難しい役に挑みます。
その映像がこちらです。
おうめさんね、小百合ちゃんもう大丈夫だよ、って知らせたらおうめさん泣いちゃってね。
なかなか難しい役どころというか、しゃべれないということで表情が命になってくると思うし実際おやりになってどうでしたか。
クランクインの初日が北林さんのところに行って耳は聞こえない筆談でやるという人なんです。
筆談で書いたことをお見せしてコミュニケーションを取るというシーンだったんですね。
だけど始まる初日の前日に監督からあした、筆談やめるのでお好きにどうぞって言われて。
お好きにと言われてもどうしようと。
スタッフさんはそれこそ黒澤明監督のところにいらした方々ばかりだしごいっしょするのは北林谷栄さんだし私は全くずぶの素人なのでどうしようと思ってロケ現場に行く前に、心臓がどきどきするのが自分でも洋服の上から見えるぐらい緊張してやるしかないと思って自分は声が今出なくなったらどうしようと思って身ぶり手ぶりで気持ちをうわあどう表現したらと。
終わったあとに北林さんがよかったよ、あれはリハーサルじゃできないよと言ってくださってよかったなと思いました。
今まで舞台をやっていて映像の世界は違いますか。
舞台はとにかく声も何でもかんでも大きく出して大きく動いてお客さんに届くということがまず大事です。
立ち位置もそうです。
そう教えられたりしました。
映画は、景色も空気感もいろいろなものが助けてくれるだから監督がインする3日前に入ってほしいと言われていて理由を伺ったら東京の人から、こっちの人の顔になってほしいので好きなことをやって3日過ごせばこっちの人になるのでとおっしゃったときにそういういろいろな景色とか空気感とかそういうものに力を借りながらやるのが映画なのかなというのは感じました。
この作品で日本アカデミー賞新人賞を受賞した小西さん。
その後、NHKドラマでは連続テレビ小説「ちゅらさん」そして去年はドラマ「喰う寝るふたり住むふたり」で主役を演じています。
小西さんは現在30代になって俳優として最近よく感じるようになったことがあるということです。
30代で最近変わってきたと感じるようになったということですね。
何か、30代になって変わってきたことが出てきたんですか?以前はやっぱり与えられたことを一生懸命やるというのはもちろんなんですけどなんというか役者の分野を役者だけでやらなきゃいけないんだみたいな、ちょっと肩に力が入っている感じがあってでも徐々に経験とかをいろいろさせていただくと分からないこととかは相談したりすればいいし人とそうやってコミュニケーションを取ってものを作っていくって楽しいなということも分かったし例えば監督であってもここ迷っているんだよねと言ってくださる方とかいらっしゃると逆にそこで会話が広がってよりいいものが出来たりもするのでなんかかたくなに肩に力を入れて頑張ろうみたいな感じよりはみんなとコミュニケーションを取って分からないことは分からないと素直に聞き時には例えば待ち時間の間に話をしているリラックスしたまま現場に行ったほうがいいという空気感が出てきたりすることも経験したりとかしてすごくぐっと頑張るということだけではない、もうちょっといい加減というんでしょうか適当という意味のいいかげんじゃなくていい加減という感じで、いくつになってもプラスに考えて情熱を持つという両方を大事にしていきたいなというふうに感じました。
30代になるとそういうふうに感じる瞬間があるんでしょうか。
20代の若いときと違ってきっかけみたいなものはあるんですか?なんか30になって、はいというわけじゃないですけれども20代の後半から徐々に徐々にそう思い始めて30歳になったときに30歳になるのがとても楽しみで30歳って、30代の0歳スタートじゃないですか。
なんか私またスタート地点に立ったと思って一回もう一度初心にかえるいまだに情熱を持って作品に取り組めているかなとか人に対する接し方もそうだしあとは少し肩の力を抜いていてもいいじゃない、もう少し自分を信じてもいいんじゃないというようなことだったりそういう積み重ねですかね。
そしてもちろん俳優として変化もありましたしプライベートでも30歳になって変化があったそうです。
40ではなく30の手習いということです。
それは、こちらの写真です。
ライブというのはどういうことですか。
見に行く側です。
自分がパフォーマンスをするお笑いか何かをするのかと思った。
音楽のライブを見に行くときにそこで売っているTシャツとタオルを持って。
回したり飛んだりみたいな。
バレエも30歳で始めたんですか。
そうなんです。
それまではダンスとかは一切レッスンとかは?一切やったことがないんです。
バレエを見たのも30歳のときです。
バレエをやってみようと?はい。
バレエって普通小さいときから。
ですよね。
私の知り合いのちょっとクリエーターの方もいいお年になってからバレエをやっている方もいらっしゃるので結構皆さんわりと40、50でもスタートしている人がいらっしゃいます。
いつかプリマドンナになるとかスタイルいいからね何しろバレリーナに向いてるな。
本当ですか。
確かに。
ルックスがね。
うれしい。
いかにもバレリーナに向いているのではないかという映像があります。
実はNHKの番組でイギリスにバレエの特訓に行かれたという映像があります。
当時、バレエを始めてまだ3年だった小西さん。
ロイヤル・バレエ団で活躍した伝説のバレエダンサーから直接レッスンを受けました。
最後には「コッペリア」という演目の振り付けにも挑戦しました!無謀ですよね。
りんとした感じですね。
バレリーナぶりです。
すてき。
大変ですね、一からやるのは。
まずやり始めてまもない本当にまもない私に演目をやらせようと思ったことがすごいなと思って、先生はウェインさんっていうんですけれども。
大丈夫だからできるからと。
本当にまだ私は全然なんですけどと言ったんですけどやってみようと言ってくれてすごく笑顔がすてきな方だからつい調子に乗っちゃってじゃあやってみますと。
すごいすごい、すばらしかったよ。
いまだに続けていらっしゃるということはたぶん相性がいいんだと思う。
クラシックバレエとね。
きれいじゃないですか。
30になってからやろうというふうに思ったのは何かあるんですか、手習いを。
20代のときによく取材とかで趣味は何ですか?と聞いてくださるときに趣味っていう趣味がないなと思っていたんですよ。
いろいろ旅に行くとか好きなことはあるんですけどあえて趣味って何だろうと思っていて30代になったら何かそういうのがほしいなとずっと思っていたときに出会って何を思ったかやりたいと思ってしまいすてき。
飛び込んでしまったんです。
思い立ったら結構やっちゃうほうなんですね。
かなり好奇心が旺盛なのと思い立ったら即行動というのが子どものころから変わっていなくて。
冒険が好きだったころから。
基地をつくっているころと。
思い切って、つかさんの舞台にも飛び込んでいますしね。
手習いが俳優としていい影響を与えるというのことはありますか。
俳優に生かそうというような気持ちでやったりとかはないんですけどでもたぶん気付くと生かされているのかなと思うことがたくさんあります。
例えばいまだにそうなんですけど形から入っていってヒラヒラのスカートをはいて楽しいなというぐらいの感じなんです。
全然バレエをやっています踊れますと言えるほどでは全然なくてでも始めたころとかは本当にグループレッスンで皆さん子どものころからやっていますという方たちにまじって私だけ全くできないんですよ。
だから本当に大人になってこんなにできないことがあるのかということも思い知らされたし恥もかいたし毎週レッスンが終わるたびにもう来週行くのやめようと思って帰ってくるんですけどでも曜日が近づいて来るとやっぱりまた行きたいと思ってだから大人になって全くできないことがあることを知ったしでも体は応えてくれるしやっていくと例えば先生にこれできるようになりましたねと褒められるとうれしくなるし、初心に戻ったりとかそういうことをすごく経験しました。
何かに生かされているかもしれません。
視聴者の皆さんからいただいた質問・メッセージです。
30代の方です。
小西さんはとても美脚ですね。
その美脚を保つ秘けつ、何か運動とかありましたら教えてください。
運動はバレエです、やっております。
あとはよく歩く。
どこでもとにかくよく歩く。
質問もたくさん来ています。
メッセージにいきましょう。
神奈川県の方からです。
50代の女性です。
小西さん時代劇初めてとはびっくり。
ちょっと葵さんには若いかなとも思いましたがやはり妖艶な美貌とまなざしキセルの所作も美しくて葵さんでしたよ。
今度は大河でもご出演を楽しみにしていますということです。
続いて鹿児島県の方から。
ふるさとですね。
宮部みゆきさんの時代小説はすべて読んでいるのですがこにたんが出演すると聞いてすごく楽しみです。
優しく妖艶で、けれど影のある葵役こにたんにぴったりです。
これからもお体に気をつけて頑張ってくださいといただきました。
ありがとうございます。
青森県の方です。
劇場版「相棒」などを見て気難しい方というイメージでしたがきょうはにこにこしているのを拝見しました。
俳優さんの力を思い知らされたような気がします。
今回も影のある役柄ですけれども今回のスタジオパークとのギャップを楽しみながら見させていただきますといただきました。
人なつっこい姿が印象的でしたともいただいています。
今夜ご覧ください。
2015/10/22(木) 13:05〜13:50
NHK総合1・神戸
スタジオパークからこんにちは 小西真奈美[字][双]
初めてづくしの時代劇 木曜時代劇「ぼんくら2」出演! ゲスト:小西真奈美 司会:伊藤雄彦アナ、戸田恵子
詳細情報
番組内容
双方向データ放送番組。テレビのリモコンを使って、ゲストに関するクイズやアンケートに挑戦!気になるゲストの生トークにあなたも参加しませんか?テレビをネットにつなぐとさらに楽しめます。
出演者
【出演】小西真奈美,【司会】戸田恵子,伊藤雄彦
ジャンル :
情報/ワイドショー – 芸能・ワイドショー
バラエティ – トークバラエティ
ドキュメンタリー/教養 – 社会・時事
映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
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