2015年10月23日20時35分
維新の党の下地幹郎衆院議員と儀間光男参院議員が23日、沖縄県浦添市で記者会見し、離党して橋下徹・大阪市長が結成する新党に参加する方針を明らかにした。24日に新党組が開く「臨時党大会」に参加した後、離党届を提出する。新党組は18人、執行部側の残留組は27人になる見通しだ。
儀間氏は会見で「党内コンセンサスが全く得られていない中で、暴走的な再編協議で党を混乱させた」と、松野頼久代表ら執行部を批判。下地氏は、新党に合流する理由について「沖縄の基地問題解決を実現可能な政策として進められるかを考えた。県民には今回の決断を信じていただけると思っている」と述べた。
維新の吉田豊史衆院議員も23日、国会内で会見し、離党届を出したことを明らかにした。新党へ合流せず、当面は無所属で活動するという。
衆参合わせた勢力でみると、維新に残る27人に対し、共産党は32人で、民主党に次ぐ「野党第2党」が代わることになる。
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朝日新聞官邸クラブ
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