ニュース・気象情報 2015.10.23


2時になりました。
ニュースをお伝えします。
国産の小型ジェット旅客機MRJの開発を進めている三菱重工業の子会社の三菱航空機は、コックピットの一部を改良する必要があるとして、来週実施することにしていたMRJの初飛行を、来月に延期することを決めました。
MRJは、およそ50年ぶりに開発が進められている国産の旅客機で、三菱航空機は、初飛行を今月26日から30日の間に実施すると発表していました。
しかし関係者によりますと、コックピットにあるペダルを操縦しやすいよう調整する必要が出てきたことなどで、初飛行を来月に延期することを決めたということです。
MRJは、去年10月に初めての機体が完成し、会社側ではことし5月の初飛行を目指して開発を進めていましたが、開発手順の見直しに伴って延期されていました。
初飛行の日程が再び後ろにずれることになったことで、再来年としている初号機の航空会社への納入時期を守れるかどうかが今後の焦点となります。
大手精密機器メーカーオリンパスの粉飾決算事件で、アメリカを活動拠点にしていた証券会社の元社員が、当時の経営陣に巨額の損失隠しの方法を指南していた疑いがあるとして、証券取引等監視委員会が、元社員を金融商品取引法違反のほう助の疑いで、東京地検特捜部に告発したことが関係者への取材で分かりました。
告発されたのは、アメリカを活動拠点にしていた証券会社の68歳の元社員です。
関係者によりますと、元社員は、オリンパスが平成19年3月期決算から4年間にわたって最大で1100億円余りの損失を隠す粉飾決算を行った際、当時の経営陣に損失隠しの方法を指南していた疑いがあるということです。
元社員は、ほかの証券会社の元役員とともに、損失隠しの受け皿となるファンドを管理し、多額の報酬を受け取っていたということです。
元社員はアメリカを活動拠点にしていましたが、最近日本に帰国したため、証券取引等監視委員会が、きょう金融商品取引法違反のほう助の疑いで、東京地検特捜部に告発したことが、関係者への取材で分かりました。
特捜部は告発を受け、刑事責任の追及に向けて捜査を進めるものとみられます。
この事件を巡っては、オリンパスの元社長や元副社長それに、粉飾決算の指南役の証券会社の元役員らがすでに有罪判決を受けています。
20年前、大阪市で住宅が全焼し、小学6年生だった女の子が死亡した火事で、放火や保険金目的の殺人の罪で無期懲役が確定した母親ら2人が再審、裁判のやり直しを求めていたことについて、大阪高等裁判所は、3年前の大阪地方裁判所の判断に続いて、再審を認める決定をしました。
さらに、現在服役中の2人の刑の執行を停止して刑務所から釈放することも認めました。
続いて気象情報です。
午後3時から6時までの天気です。
本州付近は高気圧に覆われて広い範囲で穏やかに晴れる見込みです。
沖縄は雨が降り、雷を伴い雨足の強まる所があるでしょう。
2015/10/23(金) 14:00〜14:05
NHK総合1・神戸
ニュース・気象情報[字]

ジャンル :
ニュース/報道 – 定時・総合
ニュース/報道 – 天気

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