青い海。
青い空。
ここは福岡。
もともとアジアとの交易で栄えたのが港町・博多。
海外からの観光客も多いんだとか。
博多駅の駅ビルの前。
人がいっぱい。
これから出勤かしら。
お勤めご苦労さまです。
今や九州一のビジネス街・博多をちょっとお散歩。
まずは博多の総鎮守・櫛田神社に行ってみよう。
見えてきた。
道の先に石の鳥居。
あれが櫛田神社ね。
ん?古い建物。
見学できるのかな。
お邪魔しま〜す。
へぇ〜昔ながらの博多の家って感じかな。
(織機の音)あら?「ガチャンガチャン」って…。
ああ織物!色きれい!すみません。
はい。
ちょっといいですか?はい。
美しい織物ですね。
ありがとうございます。
何織ってらっしゃるんですか?これは「博多織」といって博多に約770年の歴史がある絹織物になりますね。
今は帯を織ってるところになります。
博多織。
そうですねはい。
770年。
伝統あるんだ。
博多織は数年前に後継者不足が問題になってきて後継者を育てる学校が出来たんですね。
それで今若手の職人が増えてきています。
あ〜なるほど。
あっお名前は佳織さん。
「織る」っていう漢字が入ってますね。
はい。
たまたまなんですけど…。
名前負けしないようにしないといけないです。
運命的ですね。
そうですねはい。
頑張ってやろうと思いますけど。
お邪魔しました。
ありがとうございました。
頑張って下さい。
はい。
博多の街楽しんで下さい。
ありがとうございます。
あっすみません。
770年の博多の伝統を受け継ぐ職人さんかぁ。
さ〜て櫛田神社。
えっとガイドブック。
「創建は奈良時代ともいわれ夏の祭り博多祇園山笠で有名。
博多の人になじみ深い神社」。
…って千年以上も博多っ子に愛されてきたんだ。
お〜立派な門!「商売繁盛不老長寿に御利益あり」って言われてるんですって。
失礼しますっと…。
ここが本殿。
風格あるなあ。
お〜しめ縄も立派。
(雅楽)よ〜しお願い事は…。
(雅楽)ん?あれ?うわぁ結婚式!ご本殿で式を挙げるなんてすてき…。
(雅楽)うわぁ白無垢姿のお嫁さん。
(雅楽)フフフッ子供たちも興味津々。
あっ出てきた。
これから記念撮影かな?ちょっと声かけてみよう。
あのすみません。
すみませ〜ん。
ああはい。
おめでとうございます。
ありがとうございますどうも。
お話聞いてもいいですか?はい大丈夫です。
あのお嫁さんも。
お嫁さ〜ん。
おめでとうございます。
ありがとうございます。
わぁきれい!お嫁さん。
もっと言うたって下さい。
もっと言うたって下さい。
フフフッ美人のお嫁さんで新郎さんお幸せですね。
はいありがとうございます。
ぜひなれ初めを聞かせて頂けますか?なれ初めはお姉さんと僕のおばさんが知り合いになってそこからまあ…っていう感じですね。
そうなんだ。
プロポーズは?プロポーズは普通にバラの花束を渡して「結婚して下さい」って言って。
バラの花束!はい。
あらまあ手握って!
(新郎)はい。
もう離しませんので大丈夫です。
アツアツですね。
どこに惚れたんですか?どこ…そうですね。
まあしっかりしてるところが…はい良かったです。
頼りになるって事。
そうなんですよ。
なるんですよ。
しっかりしてそう。
口だけですけどね。
ハハハハ…「口だけ」言うな。
どうしてここで結婚式を?しゃべりいよ。
神前式がしたくて。
はい。
なるほど。
ではお幸せに!ありがとうございます。
(拍手)お邪魔しました。
ありがとうございました。
結婚式に出会えるなんて幸せもらった気分。
子供連れのご夫婦。
かわいい。
女の子かな?何を見てるのかしら。
台の上に人形が載って…。
あ〜これが夏の風物詩博多祇園山笠の飾りかぁ。
すごい迫力だ!櫛田神社の裏に出てきた。
あっアーケード。
博多川端商店街ですって。
うわ〜長い!奥まで続いてる!天井から垂れ幕。
「博多弁番付」って書いてある。
「しぇからしか」だって。
確か博多弁で「うるさい」って意味だっけ。
こちらは随分カラフルなお店。
帽子がいっぱい。
どれどれ…。
あっ「100倍返し」だって!アハハッ!ちょっとのぞいていこう。
お邪魔しま〜す。
どうもこんにちは。
はいはいこんにちは。
外の帽子面白いですね。
そうですね刺繍屋さんでございます。
あそれは?アハハッこれはちょうど今日制作者が来ておりまして。
制作者?私が作りました。
まあ作られましたけどね。
売る場所は私の方でちょっと売ってみようかなってお話をしてたとこでございます。
また変わったものを。
そうです。
あの外国から来られた観光客の方に日本のいい雰囲気をですねこれで持って帰って頂けたら。
おお〜!面白いっしょ。
ほんと!ばらけるんですよ。
バラバラになる。
考えましたね!持ち帰りやすくなってるんです。
全部外れるんです。
箱に入って持って帰りやすくしました。
いいですねえ。
黒田長政の兜なんだ。
似合ってましたよ。
ありがとうございます。
ハハハ…。
喜んでいいのかどうか分かりません。
いや喜ばな。
作った本人なんやけん。
ところで博多ってどんな街ですか?博多の街?商人の街って言われるようにね商人の街なんで。
特にこの川端通りはね。
だから商売をしてお金を回すという。
お金を回す。
あとお祭りがふたつきに1回ぐらいずっと。
お祭りの非常に多い所で。
へぇ〜。
お祭りをするためには当然の事ながらお金も要るわけで。
お金も要るから一生懸命商売働いてお金を皆で出し合って。
そういうふうにお金が回るようなうまく出来たシステムですね。
ふ〜んなるほど。
ありがとうございました。
奥の方も…。
どうもありがとうございました!向こうで話しよる。
アハハハッ。
じゃあさよなら。
どうも。
博多は商人と祭りの街かぁ。
ん?これは…。
祭りの法被を着た人形か。
何だろう?ドアには…「女性の方もお気軽にど〜ぞ。
あかちゃんからおいしゃんまで何でちゃ揃います」だって。
じゃあ…。
こんにちは。
はいいらっしゃい。
うわ〜。
いろんなものがありますね。
これはね山笠の用品。
あっ山笠。
そうそうそう。
お祭りのね山笠っていうお祭りの用品。
ああ法被とか?あのねえ…。
こんな感じ。
うわ〜まわしみたいなの締めて。
そうよ山笠はね後ろ姿がかっこいい。
後ろ姿?そうお尻ぷりっと出してね。
なかなかなもんです。
へぇ〜威勢よさそう!ところでお店はいつから?お店自体はね長いよ。
まあおやじの代からこういうの扱いよったけんね。
ふ〜んお祭りの用品2代にわたって扱ってるんですね。
うん。
そら山笠が好きでこういうのしよっちゃけんね。
じゃあもしかして後ろの写真は?あっこれがね私です。
でこっちがおやじ。
うわ〜似てますね!赤ちゃんのころからお祭りに参加するんですね。
うんだけんまあお祭りやけん代々受け継がれていくもんで。
それが当たり前。
そうですよ。
うん。
だけん特別なもんじゃなくて山笠は日常ですね。
日常。
なるほど。
じゃあどうも。
はいどうもありがと。
バイバイ。
さよなら。
しかし写真のお父さんとご主人そっくりだったなぁ。
街を流れる那珂川。
夜はここに屋台が並ぶんだよね。
祭りがあって人が温かくて。
いいなあ博多って。
資源の有効活用が求められる現代。
燃費の向上を目指す航空業界がしのぎを削っているものがある。
2015/10/23(金) 16:05〜16:20
NHK総合1・神戸
世界ふれあい街歩き ちょっとお散歩「福岡〜博多界わい〜(日本)」[字]
「世界ふれあい街歩き」で歩いた人気の街を15分で楽しめる「お散歩」バージョンをお届けします。今回は、日本の福岡!地元の人との心温まるふれあいなどご堪能ください。
詳細情報
番組内容
「世界ふれあい街歩き」で歩いた人気の街を15分で楽しめる「お散歩」バージョンをお届けします。今回は、日本の福岡!街歩きだからこそ出会える、路地裏の絶景、地元の人との心温まるふれあいなど。まるでお散歩しているような感覚をご堪能ください。
出演者
【語り】松村正代
ジャンル :
趣味/教育 – 旅・釣り・アウトドア
ドキュメンタリー/教養 – 歴史・紀行
情報/ワイドショー – その他
映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
音声 : 2/0モード(ステレオ)
サンプリングレート : 48kHz
OriginalNetworkID:32080(0x7D50)
TransportStreamID:32080(0x7D50)
ServiceID:43008(0xA800)
EventID:20500(0x5014)