≫問題のマンションは横浜だけではないのか。
杭打ちなど、全国で基礎工事を手がけている業者が「グッディ!」に語った言葉それは…。
≫横浜市の大型マンション施工不良問題で基礎の杭打ち工事を行った旭化成建材と親会社の旭化成が昨日過去10年間で杭打ち工事を担当したのは全国で3040件だったと発表。
最も多いのは北海道で422件。
次は東京の356件。
その規模は和歌山と沖縄を除く全国45都道府県に上った。
更に、この会見では驚くべき数字も発表された。
≫41という数字。
これは、今回問題となっている杭打ちデータを改ざんした旭化成建材の現場責任者が関与していた工事の数。
関東では東京が2件。
茨城、千葉、神奈川がそれぞれ1件ずつで神奈川の1件が今回問題となっている横浜市のマンションだ。
41件のうち、突出している県が愛知、岐阜、三重の東海地方。
特に、23件と半数以上を占めている愛知県は…。
≫と、驚きを隠せない。
渦中の現場責任者が愛知県で多く仕事をしていた理由。
それは…。
≫現場責任者は東海地方の杭打ち専門業者の出身でその後、中途採用で旭化成建材の社員となった。
一体どんな人物なのか。
≫先週、旭化成建材の前田社長も現場責任者についてこう語っている。
≫全国3040件。
そして渦中の現場責任者が関わった41件という数字。
一番知りたいのはそれが、どの建物でデータの改ざんがあるのかないのかということだが会見では、調査のスケジュール更に物件名などは明かされなかった。
そもそも、なぜデータは改ざんされたのか。
「グッディ!」は独自で全国で杭打ちなどの基礎工事をしている業者を取材。
すると、驚くべき業界の実態が浮き彫りになった。
≫短い工期を絶対に守らなければならない納期至上主義。
横浜市のマンションでも杭打ち工事は工期ぎりぎりで終えたという。
更に、下請け業者が問題を見つけても元請けの業者が問題視しないという構図もあるという。
≫ボーリング調査に基づいて杭の長さを決め杭打ち工事に入るが全ての場所を調査しているわけではないため杭の長さが足りないことが起こる。
しかし、下請け業者は元請け業者に対して口頭で不安を伝えることはあってもやり直しを求めることはないという。
更なる広がりを見せるデータの改ざん問題。
街の人がこのニュースで気になっていることは…。
≫杭打ち業者が語った業界の実態。
そして旭化成建材の会見で残る疑問を専門家と検証する。
≫こんにちは。
12月23日、金曜日。
≫10月。
≫10月23日ですね。
≫ビックリしましたよ。
≫すごい、2か月飛ばした…。
≫まだ師走ではございません。
≫あまりに衝撃なVTRだったので動揺しましたけど。
≫お聞きいただいた業者の証言というのは旭化成建材の証言ではなくて全く別の業者の方の証言なんですがそこでも、やはり納期がきていれば納期ギリギリであれば、やっぱり納期を守ることが最優先されもしかしたらちょっと怪しいなと思っていてもほかのところのボーリング調査もしているからこれぐらい、いいやとしている可能性もあるということです。
≫確かにそういうシステムですね。
建ち上がる前に販売していますもんね。
≫やっぱり今回の問題になっているマンションでも納期の2週間くらい前に傾いた問題の支持層に届いていなかった杭は打たれたとこういうこともわかっているので納期というのが1つ、大きな問題なんでしょうか。
今日もこの点に絞って詳しく見てまいりたいと思います。
武田さん、お願いします。
≫今日は私たちだけではわからないこともたくさんありますのでスタジオに専門家の方をお呼びいたしました。
マンション管理士でNPO集住センター常任相談員の阿部悠一さんです。
どうぞよろしくお願いします。
≫まず今、VTRで私たちはかなり衝撃を受けたんですが納期がとにかく大事。
納期に間に合わせるためにはこれ、ちょっと怪しいな支持層に届いていないかもしれないというのがあってもそのままいっちゃうというのはあり得るんですか?≫そうですね。
やはり納期至上主義といいまして工期が1か月、2か月遅れてしまうとマンションの規模によっては億単位の被害が出てしまうことが考えられますので。
やはり特にマンションの完成ってちょうど、学校の入学時期とか就職の時期に合わせて2月、3月くらいに完成するところが多いんですけどそこをまたいでしまうとすでに契約している方がキャンセルになったりする恐れもありますので1日でも遅れてはならないという重圧が相当あったと思います。
≫杭打ち業者さんとしては工期が至上命題。
安く早くやらなくてはならないということですがそれにプラスして杭が支持層に届いていないと思ってもボーリング調査の結果が優先でやり直しを求めることはない。
≫これ、どういう意味ですか。
≫こちらは命に関わることなのでやり直しがないということ前提というのはあり得ない話なんですけれどもやっぱり何十本も何百本も杭を打つと2〜3本、届いていなくても大丈夫じゃないかという甘い憶測があると思います。
≫もう1回聞きますけど今回の横浜のケースは珍しいわけじゃないんですか。
≫やはり、先ほど申し上げましたとおり納期至上主義というすごい重圧がありますので今回の方も結構ご年配の当然、仕事にプライドを持っているはずの方だったんですけれども。
≫15年のベテランと。
≫部下たちを守らなければいけないという側面からも本当に大事なことを見失ってしまってやはり納期至上主義に走ってしまったんだと思います。
≫土田さん、納期至上主義って知ってました?≫知らないですけれども言い訳にしか聞こえないですけどね。
部下を守るためっていうけどそこをお金出して買った人たちはどうするんだって話だし。
パンフレットとかにもこんだけ杭を打っているから地震がきても安全ですよって言って多分、売ってるわけですよね。
詐欺と一緒だと思うので。
≫佐々木さん。
≫これは、日々そんなことが行われていて慢性化して自分たちの中の常識だと勘違いしているのが一番問題だと思うのでこういったものがもう少し、オープンにいろいろと出る仕組みを社内で作っていかないと。
違う業界もあるいは違う工程でもあり得るのではないかと疑ってしまいます。
≫今回の業者だけの問題ではなくて先ほどのインタビューを聞きますと、もしかして自分の家もそうではないかと思ってしまうと思うんですが。
≫思いますよ。
本当に。
≫しかも昨日の会見で問題となった3040件について明らかにしないと話していましたけれども今朝、国交省の会見がありまして3040件に該当してそこに住んでいる方には管理会社などを通じて連絡をするとなっています。
≫つまり3040件というのはどういう数字かといいますと旭化成建材が杭打ち工事を行った件数ということで。
≫この10年で。
≫これは瑕疵ががなくてもその事実については住民に知らされるとこういうことを国交省が担保したと。
≫気になっている方多いと思うんですよ。
≫3040件なんですが来月に13日までに調査結果を出すように求めていますのでもっと具体的なデータそして、どういった建物が該当するのかもわかると思います。
≫問題になっている男性社員なんですが昨日の会見の中で私は本当に聞き捨てならないと思ったのは旭化成建材の幹部の方がルーズな印象を持ったとおっしゃったじゃないですか。
今更なんだっていう感じが私たちは、すごいしたんですが。
≫まず現場責任者の方は自分のミスを隠すために改ざんしたと。
そして杭は支持層に到達しなかった記憶はないと言っているという報告でした。
つまり、ミスを隠すために改ざんしたのは認めていますが杭が到達しなかった記憶はないと。
≫それを、阿部さん自分のところの社員がルーズな感じがしてうーん、という…。
どうなんです、この言い方は。
≫そういった問題ではないと思うんですね。
やはり旭化成建材さんとしてのお仕事ですので。
ましてや、現場の方も一戸建ての杭程度であればそういった感覚的な物言いってできると思うんですけれども岩盤まで打たないとだめな杭に関してそういった、まるでニュアンス論みたいな届かなかった記憶がないみたいなのはちょっと考えられない状態だと思います。
≫白か黒かどっちかですよね。
打ったか打たなかったか届いたか届かなかったかの2つに1つであって。
かもねというぼんやりしたところはないと。
そういうことですよね。
しかも克実さんこうもおっしゃってるんですよ幹部の方が事務処理が苦手そうな印象を受けたと。
この男性社員が。
≫それは、あの人の意見ですからね。
あくまで個人的にって言ってましたけどあの場であんなことを言う必要があるのかどうかというまったく僕は理解できないしこの間も言いましたがまず、自分とこの人間なんだから責任はそこにあるわけじゃないですか。
その個人をどうとかということが全くわかりません。
≫佐々木さんそんなこと言われても私たちも困っちゃいますね。
≫困りますね。
今、取締役会がしっかりしなければならなくてああした記者会見でどう話すのかも大切だし。
しかも、その中でどういう検査をするのかも重要なので取締役の方が出てきてああいう発言をするのはちょっと驚きですし調べると取締役会がしっかりなされているメンバーには私には見えなかったので…。
≫佐々木さん、調べたわけですね。
≫一応ホームページでどんな方が取締役をやっているのかを見ましたが。
今、大きな上場企業なら社外役員だったり社外監査役だったり独立の役員が入って、取締役会もしっかりと運営しますしそれから、このような100%子会社をどう運営するのかなかなか末端までは毎回見られないとしても質問をしたりするわけですよね。
でも、ここはそういった対象になっていないということもあって役員の数も少ないですしそうすると業界の親会社、子会社からの人たちが役員になったりするとなんとなくよく言われる社内の常識社外の非常識なわけですが社内でみんなでやってしまっていたのかなと。
それが、そのまま記者会見に出た感じがしました。
≫阿部さん、この建築業界というのは性善説で成り立っているというふうに私たち、たびたびお伝えしてきたんですがどうも、私たち買う側のほうに顔が向いてない感じがするんです。
業者間の性善説であって買う側のほうに顔を向けた性善説論ではないような気がする。
つまり自分たちの中でうまくやるための性善説であって買ってもらう人たちのための性善説ではないという感じがしてしょうがないんですがそこはどうなんでしょうか。
≫おっしゃるとおりですね。
特に、杭とか基礎工事は1回、マンションが建ってしまうとあとから調べようがないことですからそこはやはり会社の看板とか信用を信じて、購入されているのでそれを裏切ってしまった罪は重いと思います。
≫本当にそうですよね。
ただ、私たちはこの問題にどこか出口を見つけていかなくてはならないと考えているんですが。
このあとは本当に改修に手をつけてそして建て替えに手をつけた例を見ていきたいと思うんですが。
こちらです。
八王子に、1989年に分譲が開始されました5000万円を超える高級マンションなんです。
よくご覧ください。
なかなか、しゃれた作りになっていますね。
アーチ型のこんな扉があったりする高級マンションなんですがしかし、なんですね。
スカスカのコンクリートです。
スカスカです、中。
おわかりいただけますか?そして、更にはむき出しのコンクリート。
これ、鉄筋がむき出しになってしまっているんです。
ごめんなさい。
これ、むき出しの鉄骨ですね。
そして、壁全体にはご覧のようにひびが縦横無尽に走っています。
これはもちろん手抜き工事の結果ですがこの欠陥発覚からおよそ実に15年経って業者側の補修が先週完了しました。
そこには、建て替えを求め続けてきた住民と補修をしようとする業者との戦いがずっとあったんです。
≫東京・八王子の住宅街にひときわ目立つ46棟もの大型マンション。
今から26年前の1989年。
UR都市再生機構の前身都市基盤整備公団が分譲したマンションだ。
≫しかし、入居から10年。
待っていたのはぼろぼろと剥がれ落ちたコンクリート。
縦横に鋭く入ったひび。
コンクリートの床はよく見ると木くずやごみなどが混ざっている。
分譲開始からわずか10年で次々と明らかになる異常なほどの欠陥にマンションの住人は驚きを隠せなかった。
≫先週まで続いた住民とマンション側との戦い。
その期間はなんと15年にも及んだ。
≫コンクリートに穴が開き室内にハトが入ってきたと話すのは最上階に住む長嶋世津子さん74歳。
≫分譲開始10年目に行われた最初の大規模修繕。
異常なほどの欠陥はそこで次から次へと明らかになった。
分譲開始当初から住んでいた渡辺仁志さんは当時の状況を、こう語る。
これは、そのときの写真。
マンションの柱を調査するため表面を削ったときに取ったもの。
通常、隙間はモルタルで固められているが詰められていたのは大小さまざまな形の石だけ。
触っただけでボロボロと崩れ落ちたという。
更に…。
≫これは一度、間違えて穴を開けてしまいその後、コンクリートで埋めた跡だという。
当然、その壁の強度は低くなる。
屋根や壁の鉄筋にはコンクリートが入っておらず穴だらけ。
更に質も悪く、たたけば崩れる。
調査の結果マンションの耐震基準は58%しかないことも判明した。
マンション側は修繕工事を開始。
しかし、ここから住人とマンション側との長い戦いが始まることになる。
≫だが、住人が希望する建て替えに対しマンション側はかたくなに修繕工事を主張した。
住人側とマンション側の間に入り交渉を続けた1級建築士の佐藤稔さんはその理由を、こう語る。
≫物件を建て替えることは企業にとってブランドイメージを大きく傷つけることになるという。
その際、交渉の前面に立ち住民をまとめたのが最上階に住む長嶋さんの夫正さんだった。
≫正さんの理想。
それは、誰もが安心して住めるようにすること。
しかし、そのさなか正さんは胃がんを患ってしまう。
交渉にも出席できなくなり仲間にこんな手紙を託すことに。
≫そして、2007年ついに事態が動く。
メディアでマンションが欠陥物件として連日、報じられるようになったのだ。
マンション側はついに、建て替えの費用を負担することに合意。
欠陥発覚から実に7年の月日が経っていた。
≫資産価値は暴落していても部屋を売って新たな生活を始めた人も多いという。
長嶋さんが住む棟も2009年建て直しが決まった。
しかし、正さんはその決定を聞くことなくこの世を去った。
≫VTRでご覧いただきましたマンションの建て替えの工事なんですけれどもあれは、そもそも都市再生機構が分譲したマンションであの都市再生機構がっていうところでブランドネームがあったのにもかかわらず10年経ってふたを開けてみたら、あのようにとんでもない欠陥住宅だったということでそこから15年戦いが続くわけですがなんで15年もかかったんですか。
15年ってすごい長い時間ですよね。
≫本当に想像を絶する時間だと思うんですがやはり補修でできるなら補修で済ませたいと思うUR側と住人としてはさまざまな証拠を持っていってこれだと建て替えてもらわないと困ると、そういった話し合いがずっと続いていたわけですね。
建てた側としてはプライドとしてこれだけのものを建てたんだから補修すれば住めるんだというスタンスでずっとお話を行っていた。
≫でもね、阿部さんあの状況を見てプライドもへったくれもないですよね。
こんなの建てちゃったのかっていう感じですよね。
≫特に日本地震大国ですから地震がくるたびに相当、お住まいになっている方ひやひやされたと思うんですよね。
≫からくも東日本大震災も、経験して今があるということになりますがそれにしたってこれを見てプライドというのはちょっとね。
≫本当に時間がかかりましたからそれまでに安く売ってほかに転居した方もいるし補修だけで、済んで住んでらっしゃる方もいるしいろんな思いを抱えている方がいるんですけれどももし自分のマンションがこういった欠陥が見つかった場合どうしたらいいのかを阿部さんに伺いながら。
≫建て替えを求める場合どう主張すればいいのか。
だって、あれだけひどい状況がもしあれば一目瞭然ですよね。
にもかかわらず主張しないといけませんか。
≫ポイントはまずは証拠集めが大切ということでやはり1級建築士や弁護士の手を借りて補修では事足りないんだと。
建て替えが必要だということを自分たちで証明していくしかないんですね。
やはり建築基準法とか品確法に照らして仮に、建物に瑕疵があったとしてもイコール建て替えということでは決してありませんのでまずは修繕、補修が前提になってしまうのでそうではないんだという証拠を皆さん方で集めるのが重要です。
≫じゃあ、補修なんかじゃ到底間に合わないよという証拠を自らの手で集めなくちゃいけない。
≫はい。
≫土田さん自らの手っていうのが。
≫自らの手って、自分たちで集めて、15年かかってようやくですよね。
だって、新婚家庭とかだったらここの環境いいここの近くに学校があるって住んだら15年後は高校生ですよ。
近所の学校に行けなくなりますし。
15年戦うのはちょっとね。
でもお金を払ってこれをまた集めるのって本当、大変ですよね。
≫しかも、次の疑問にいきたいと思うんですが今回ご覧いただいた八王子のケースもすごく所帯数が多かったわけですよね。
それで、多数決と自分の意見が食い違ったらつまりどういうことかというと一部の方は…。
≫建て替えしたい方もいるし補修で住んでいたいという方もいて意見が食い違う場合があるんですね。
それで少数派の意見になってしまったらどうしたらいいんだろうかと。
≫多数派の人たちは建て替えを望んでいるけど自分は補修でいいと。
阿部さんどうすればいいんですか?≫マンションの中でそういった反対意見と賛成意見が対立してしまうということは本当に不幸なことですので。
まず決まる前に、今回もし新築の価格で買い取っていただけるというふうに事業主さんのほうから提案があったのであればそれに応じてしまったほうがいいのかなと。
≫だけど、佐々木さん売ってしまうとやっぱり環境が変わるわけですよね。
≫マンションの建て替えに関しては規制が少しやわらかくなって全員一致じゃなくて5分の4になったりあるいは修繕なら2分の1とかってなってきたわけですがそれでも、意見が合うのは難しいことだと思います。
どっちかに合わせろといわれても皆さん、お住まいですからね。
≫とにかく克実さんここ毎日お伝えしているんですが3040件についてはもし、当該するマンションに建物に住んでいるということがわかればそれについては国交省は住民にはお知らせをするということですが知ってどうするってことですよね克実さん。
≫いろんなことを聞いて事実がわかるとなんか売りっぱなしというかケアがなさすぎるなと思うんですよね。
車を買ったってすぐ来てくれたりするじゃないですか。
一番、大事なさっきVTRにもありましたけどみんなが安心して住めるところっていうふうなことをおっしゃっていて亡くなった方がね…。
それってすごく普通のことじゃないですか。
売るほうだって、みんなそう思って売っているわけだったらもっと、対応だって早く何かやってくれるようなシステムにならないのかなと。
≫本当にそのとおりだと思います。
売ってしまったあとの対応が本当に放り出しという感じがしません?あと、売ってしまったら買った人たちの責任でやってくれよというような。
阿部さん、ごめんなさいそう感じるんです、私。
≫そうですね。
ちゃんとしたものを建ててそれなりのお金をかけてしっかり建物を管理していくのは本当は建てた側にとってもビジネスチャンスなはずなんですね。
やはり今回のようなことがあると大変な、建てた側も損失が生まれてきてしまうのでその辺も留意していただきたいと思います。
≫連日お伝えしていますがまだまだたくさん残っている気がします。
今日は阿部さんに伺いました。
ありがとうございました。
≫こちらこそありがとうございました。
≫季節は紅葉のシーズンを迎えていますが秋といえば食欲の秋、運動の秋読書の秋、それからもう1つ土田さん、ありますよね。
≫いや、その3つ以外はないと思います。
≫そんなことない…。
これからやるんですから。
家電の秋です。
≫家電の秋ね。
≫お店入って、すぐのところ。
一番目に付きやすいところこれが、ロボット掃除機。
スタイリッシュなデザインですね。
≫あのダイソンが今日ロボット掃除機の発売を開始した。
お値段は、なんと14万9040円。
と、まあ高いのも無理はない。
秘密は、17年間研究を続け実に53億円をかけて開発した高性能カメラ。
毎秒30枚の写真を撮影し部屋の地図をリアルタイムで作成。
赤外線センサーと合わせ障害物を避けながら隅々まで掃除してくれる優れものなのだ。
が、日本だって負けてない。
先月、三菱電機から発売されたこちらの掃除機。
これまでは吸い取るだけだったがこの掃除機は吸い取るだけではなく空気を吐き出しごみを吹き飛ばしてくれるのだ。
あんなところもこんなところも簡単に、まさにお掃除革命。
更に来月シャープから発売される電気無水鍋はなんと材料を入れるだけで料理が完成するんだとか。
その実力を拝見するべく広瀬キャスターがカレーに挑戦。
≫水は入れていません。
これで、ふたを閉めるわけですね。
水、入れてないですよ。
≫待つこと1時間5分。
≫おお!カレーできてますよ。
ちゃんと、できてる。
材料に含まれている水分を利用し加熱。
≫スタジオ、うるさい。
家電のことについてしゃべりっぱなし。
しゃべりっぱなしですよ。
1つすごいのがあるらしくてスタジオに持ってきてもらいました。
≫VTRでご紹介した以外にも新商品が登場しています。
その中でこの秋発売のものに関して家電コーディネーターの戸井田さんにお話を聞いたところテーマがあるそうなんですね。
キーワードは、ほったらかし家電。
自分の時間を作ることができる。
ですからスイッチを押せば掃除や調理も全部済ませてくれるというものなんです。
≫さっき広瀬君カレーを作っていた、あれね。
≫あれ、スイッチを入れるだけなので。
≫ヘルシオのやつですもんね。
≫こちらに2つご用意しております。
こちらなんだと思います?ナチュラル油搾り器。
ここに、ゴマなどを入れるとオイルが出てきてもうすぐ10秒ほどで食べることができる。
あるいは体に塗ることができる。
≫ゴマの粒を入れて油をとると。
≫そうです。
カスはカスで出てくるんですけど十数秒で出てくる非常に便利なものなんですね。
≫オイルってお料理だけじゃなくて本当に健康志向としていろいろ使われるし新鮮なものって。
≫すぐに新鮮なものを手に入れられるって。
≫ミタパン、食いついてますね。
そしてこちら。
シャープのヘルシオオープンレンジ22万6580万というお値段。
今まで焼き蒸し同時調理が可能だったヘルシオ。
更に、時間短縮ほったらかし家電へということである機能が加わりました。
それがこちら。
冷蔵庫にありました野菜と冷凍保存しておいたお肉などなど複数の素材を実はレンジの中に搭載しているセンサーが食材を感知。
そして、その食材ごとに温度、そして調理時間を調整してくれるということなんですね。
しかも最終的に出来上がりのタイミングが全く同じとなるわけです。
ですから今回このヘルシオこの機能が業界初、一度に調理可能ということになります。
同時に、調理を仕上げることができるために本当に無駄なく調理することができるんですね。
このヘルシオを使いまして白身魚のムニエルとスペアリブをスタジオにご用意しております。
土田さん、佐々木さんお召し上がりください。
≫私たちだけですか。
≫なんか、このスタジオがジャパネットたかたみたい…。
≫ワクワクしますね。
≫ちょっと広瀬君も声が高い。
≫ワントーン高くするともっと似るかもしれませんよね。
どうですか?≫骨がありましたか。
≫骨まではとってくれないですよね。
≫火加減、そして焼き加減。
≫骨が結構ありますね。
≫これは2つ同時、一緒に…。
≫今の魚も野菜も肉も同時にオーブンの中に入れてスイッチを押すだけで一気に調理可能。
仕上がりの時間も全く同時。
≫冷凍したものと例えばご飯をチンするようなやつで両方入れて、同じときに完成するってことですか。
≫そうです。
≫味付けは、どうするの?自分でやるのね。
≫さすがにそこまでは進化はしていないんですけど。
≫すごい時短になりますよね。
いずれにしてもポイントは押せば勝手にやってくれると。
≫スイッチ1つ押せば…。
≫時短ということですね。
≫どんどん人間は億劫になっていくんでしょうか。
≫そうですね。
家電の秋です。
≫続いてはカッツミーのピカッとNEWSボードです。
≫午後の3時はピカッと光るニュースです。
≫そうです。
≫習近平国家主席が訪問し蜜月関係をアピールする中国とイギリス。
しかし、マナーをめぐり2枚の写真が今物議を醸している。
晩さん会で演説する習近平国家主席。
だが、隣では…。
頬杖をついたアンドリュー王子が。
その隣では寝ているように見える人も。
この写真に…。
≫つまらなかったのかな。
≫あれは礼儀がないよ。
≫じっくり通訳を聞いていただけなのかはたまた、退屈だったのか。
逆に、中国人のマナーが問われている写真が、こちら。
イギリスの有名ブランドバーバリーの店頭で中国人観光客の子どもがなんと、排泄中。
これに対し、中国では…。
≫イギリス訪問中の習近平国家主席はどう思っているのだろうか。
≫もっと知りたい。
光り輝くピカッとNEWSをカッツミーボードでお届け。
≫始まりました。
カッツミーのピカッとNEWSボード。
≫本日も番組が選んだ至極の6つの6面いろいろとありますよね。
ストローで何をしている男性なのか。
いろんなものを選んでいますが。
大丈夫ですか、克実さん。
≫握力もなくなってきましたかね。
≫今、パンで俺を映しましたね。
≫おいしいと思いました。
≫今持っているこのピカッとさし棒でここから選んでいただきたいと思います。
≫克実さん、どれにしましょう最初は。
≫まずは、これです。
≫心身に影響を及ぼす恐れ。
笑気ガス、厚生労働省が規制へ。
≫ボード、オープン!≫笑気ガスとは一体まずなんなのか説明いたします。
正確には亜酸化窒素気体なんですけれども医薬品としてしっかりと取り扱われているものです。
これは、精神鎮静作用があったりリラックス効果酸素と一緒に吸い込むことで麻酔薬として使われます。
歯の治療や出産のときなどに使われているというものなんですがただ、その濃度を誤って使いますとこれが快楽になってくる。
ですから誤って使用している人が急増しています。
イギリス中心にそういう方が多かった。
日本でも急増しているのですが間違って使用するとどうなるのか映像がございます。
この映像はイギリス国内で若者たちが問題の笑気ガスを使用している様子です。
風船に入れたガスを吸い込むと…。
≫決してふざけているわけではありません。
亜酸化窒素に含まれる窒素の働きで脳の中枢が刺激され笑ってしまっているんです。
医療用のものだと濃度を薄めて使用しているためこのような状況になることはないんですが笑気ガスは医療用のものと比べて濃度を、およそ2倍に濃くしているため吸ってしまうと笑いが止まらなくなってしまうという非常に危険なものなんですね。
≫冷静になって第三者から見ていると何も面白くないですね。
≫買えるんですか?≫実際、そこを詳しく見ていきたいんですがまずは人体への影響を改めて見ていきましょう。
これ、酸欠によりまして意識が欠乏しました。
海外では死亡例も出ています。
日本ではまだ出ていません。
今、買えるか買えないかという話でしたが日本ではこれまで販売は禁止されていました。
つまり、売ることは禁止されていたんですが買うことに関しては何もなかった。
ただ、この11月上旬ごろに規制薬物になります。
ですから正規ルートでの売買というもの、買うほうも禁止されているということです。
これはなんのためにやっているんですかね。
笑いたいの?≫やはり依存症もあるということで一瞬の快楽を得て気持ちよくなりたいというところから常習性が生まれる可能性もあるということで。
≫中毒性もあるんですかね。
≫依存性があると。
≫これ、吸うぐらいなら太田プロのライブに行けと。
≫太田プロライブはあんなに笑うことないと思うんですよね。
そんなに若いやつが育ってきてないっていう。
ホリプロのバナナマンと一緒にその話してました。
≫ホリプロも育ってないですね。
深刻な悩みです。
≫続いてまいりましょう。
続いてどうしましょうか。
≫続いてはここ、いってみましょうか。
≫空き校舎の体育館を再利用。
○○の養殖に成功です。
なんだったんでしょうか。
ボードオープン。
≫お願いします。
≫養殖に成功した場所なんですが香川県の東かがわ市立引田中学校です。
2011年新校舎移転に伴いまして市が古い校舎をどうしようかということで売りに出したらこの中学校の卒業生がおよそ1000万円で土地、建物を全て買い取りました。
≫でも我が母校がなくなるのはいやですね。
≫土田さん、このあとですよね。
購入後…。
≫どのように利用したのか。
≫体育館を見てみましょう。
いけすが、このように並んでいるんです。
それでいけすが並ぶということは…。
≫体育館にいけす、すごいですね。
≫チョウザメの養殖を実はここでしています。
≫キャビアだ。
ちょっと答え早すぎますが。
≫チョウザメって出たらキャビアしかないでしょう。
≫こちらの読みが浅かったです。
映像があります。
こちらがチョウザメの養殖を行っています体育館。
中の様子はというとご覧のようにバスケットボールのゴールはそのまま残っているんです。
そんな体育館の一面を覆いつくしているのがいくつもの大きないけす。
その中で元気に泳ぎまわっている生き物がこちら、チョウザメ。
体長はおよそ1.5mほど。
立派ですね。
そして、チョウザメといえば答えバレバレでしたが、その卵世界三大珍味にして黒い宝石といわれているキャビアですよね。
つまり、この体育館の正体は国産キャビアの養殖場だったということです。
≫この方ですね。
始めたきっかけ、書いてあります。
板坂さん。
≫チョウザメの養殖を始めたのはただの思いつき。
たまたま身内にはまちなどの養殖を経験している人がいたので協力をお願いしたということなんです。
≫ちなみに僕、これ食べたことあります。
≫四国の?≫はい。
まさにこのキャビアを。
≫味はいかがですか?≫おいしかったです。
ただ普通の天然物食ったことがないからよくわからないです。
≫キャビアって大体日本産ってあるんですか。
≫宮城県などでは官民一体として養殖場を作って、卵からふ化をさせてというのが。
場所によってはしています。
ただ、こちらは卵をふ化させるのではなくてチョウザメを買ってきて大きくしてキャビアを取り出すと。
育てるのがメインであると。
≫高いんですか?≫お値段、見てみましょう。
初年度は、1kg35万円で販売されていたもの。
ただ、今2015年およそ8000匹を購入しまして1kg50万円で販売を予定している。
≫高くなっているの?≫そうなんです。
というのも世界を見るとやっぱり輸入もののキャビアが非常に多い。
土田さん、味の話をされましたが輸入すると長期の輸送保存料を使うため塩分が強めなんですって。
でもこちらの養殖はやっぱり日本産ということで塩分がかなり抑えられている。
まろやかな香りがあるということです。
ですから国内においても国産のキャビアというのは非常に希少価値が高いといわれていて値段も高騰しています。
≫私たち、手に取ることはできるんですか?≫もちろん売られているとは思うんですけど今後はまず知人など身内のところからお譲りして一般の方にはこれからと。
≫600kgあったら知人友人じゃさばききれないでしょ。
≫やっぱりキャビアというとイランとかロシアとかだからどっちかというと国産ができたらそれはいいですね。
≫今、条約で天然物をとってはいけない。
一時的に禁止しているということもありますのでね。
≫またこれが評価されて一流レストランで料理が作られるかもしれないですもんね。
≫大きな産物だったかなと思いますけど。
≫本当にポイントは塩分控えめだと思います。
キャビアって塩分が強いじゃないですか。
≫たくさん、いけないものですか。
リッツにのせればいくらでもいけるんじゃないですか。
≫わかるわ、その発想…。
キャビアとリッツは1つですね。
リッツのうえにのっけてこそキャビアですよね。
≫でも、ご飯の上にのせるとおいしいって言う人もいますよ。
2015/10/23(金) 13:55〜14:55
関西テレビ1
直撃LIVE グッディ![字]
傾斜マンション問題を徹底検証!▽くい打ち業者3040件報告で学校・施設の公表は?▽水漏れや亀裂…補修派と建て替え派で意見真っ二つ・住民たちの16年闘い
詳細情報
番組内容
個性派人気俳優・高橋克実と報道キャスター・安藤優子がお届けする「フツーのニッポン人の見たい情報に日本一寄り添う“ちょっと硬派な、どワイドショー”」。事件、事故、政治、経済、芸能、スポーツ、グルメ、健康…、視聴者が見たい、知りたいと思うあらゆる情報を、視聴者が知りたいように、知りたいだけ伝える番組です。
番組内容2
午後の時間帯は、ニュースがまさに動いている時間帯。その「現場の今」を徹底的にLIVEで伝え、曜日ごとに登場する日替わりの芸能人パネラー、各分野で活躍する専門家ゲストが、様々なニュースに斬り込みます。
そして、ニュースだけでなく流行、グルメ、趣味、健康などの生活情報も、テーマの新鮮さ、情報量の多さで、視聴者の知りたい欲求に応えていきます。
番組内容3
『直撃LIVE グッディ!』は、そんな「視聴者ファースト(第一)」な番組です。
出演者
【キャスター】
高橋克実
安藤優子
【進行アナウンサー】
三田友梨佳(フジテレビアナウンサー)
【情報キャスター】
倉田大誠(フジテレビアナウンサー)
【パネラー】
〈月〉 マキタスポーツ
〈火〉 高橋茂雄(サバンナ)
〈水〉 カンニング竹山
〈木〉 川島明(麒麟)
〈金〉 土田晃之
ご案内
※放送内容が変更になる可能性があります。
ジャンル :
情報/ワイドショー – 芸能・ワイドショー
ニュース/報道 – 定時・総合
情報/ワイドショー – グルメ・料理
映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
音声 : 2/0モード(ステレオ)
サンプリングレート : 48kHz
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