11時になりました。
ニュースをお伝えします。
20年前、大阪市で住宅が全焼し、小学6年生だった女の子が死亡した火事で、放火や保険金目的の殺人の罪で、無期懲役が確定した母親ら2人が、再審・裁判のやり直しを求めていたことについて、大阪高等裁判所は、大阪地方裁判所の判断に続いて、再審を認める決定をしました。
さらに、服役中の2人の刑の執行を停止して、刑務所から釈放することも認めました。
午前10時過ぎ、大阪高等裁判所の前です。
再審…、出ました、刑の執行停止も出ました。
ありがとうございます。
平成7年、大阪・東住吉区で住宅が全焼し、小学6年生だった青木めぐみさんが入浴中に逃げ遅れて死亡しました。
この火事で、母親の青木惠子受刑者と内縁関係にあった朴たつひろ受刑者が、放火や保険金目的の殺人の罪で起訴され、無期懲役が確定しましたが、無実を訴えて、再審・裁判のやり直しを求めていました。
大阪地方裁判所は3年前、2人の再審を認め、検察が大阪高等裁判所に即時抗告していました。
きょうの決定で、大阪高裁の米山正明裁判長は、放火の実行犯とされた朴受刑者の自白について、有罪を認定するだけの高い信用性を認める根拠はなく、火事は自然発火で起きた可能性が否定できない。
無期懲役が確定した判決の認定には、合理的な疑いが生じているとして、改めて再審を認める決定をしました。
さらに、服役中の2人の刑の執行を、今月26日の午後2時から停止して、刑務所から釈放することも認めました。
武力衝突が続くアフリカの南スーダンでは、住民の間で食糧不足が深刻化し、およそ390万人が深刻な飢餓状態にあり、国連は、このままでは飢きんが起きるおそれがあると警告しています。
WFP・世界食糧計画など、国連の3機関は、22日、南スーダンの食糧危機について緊急に共同声明を発表しました。
それによりますと、民族対立を背景に、政府軍と反政府勢力の間で激しい戦闘が続いてきた南スーダンでは、住民の間で食糧不足が深刻化していて、北部を中心におよそ390万人が、深刻な飢餓に直面しているということです。
ことし8月に停戦合意が行われたあとも、北部では戦闘が続き、安全が確保されない中、現地での国連の支援活動もままならない状況で、国連はこのままでは飢きんが起きるおそれがあると警告しています。
これに対して、南スーダン政府は食糧事情は改善していて、飢きんのおそれはないとする立場を取っています。
4年前、世界で最も新しい国家として独立を遂げた南スーダンでは、紛争が収まらない中で多くの国民が飢えに苦しみ、命の危険にさらされる緊急事態が続いています。
では全国の天気、雲の動きです。
関東地方には湿った空気に伴う雲が広がっています。
台風25号の雲は、小笠原諸島の南海上を、東へ進んでいます。
また沖縄には熱帯低気圧に伴う雲がかかっています。
きょうの天気です。
2015/10/23(金) 11:00〜11:05
NHK総合1・神戸
ニュース・気象情報[字]
ジャンル :
ニュース/報道 – 定時・総合
ニュース/報道 – 天気
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