<木曜劇場>オトナ女子 #02 2015.10.22


(亜紀)ちくわ。
一緒に寝よう。
ねえ?一緒に寝よう。
よーし。
よっこいしょ。
うーん…。
(鳴き声)
(亜紀)おっとっと…。

(伸治)《絶対に亜紀のこと幸せにするから》
(伸治)《今日も愛してる?》
(落ちる音)
(伸治)《結婚するなら若い方が色々いいんじゃないかって》
(亜紀)おはよう。
(沙織・圭子)おはようございます。
(沙織)いつもよりメーク濃くない?
(圭子)デートですかね?
(沙織)いや。
ないない。
(圭子)ですよね。
(沙織)あのう。
中原さん。
(亜紀)うん?
(沙織)私たちそろそろ帰っていいですか?
(亜紀)ああ。
もちろん。
ごめんごめん。
あのう。
私自分でちょっとやりたいことがあって残ってるだけだから気にしないで先に帰って。
(一同)お先に失礼します。
お疲れさまです。
(亜紀)お疲れさま。
(亮介)僕手伝います。
(亜紀)うん。
大丈夫。
ありがとう。
(亮介)ああ。
でも…。
(亜紀)前川君も先に帰って。
(亮介)分かりました。
(亜紀)お疲れさま。
(亮介)お疲れさまです。
(亮介)何かあったんですか?
(亜紀)何で?家に帰りたくないとか。
そんなことありませんよ。
早く帰りなさい。
(亮介)失礼します。
お疲れさま。
(亮介)お疲れさまです。
あっ。

(みどり)やっとご飯食べられるようになったんだね。
んっ。
すいません。
色々とお騒がせいたしました。
(萠子)ねえ。
伸治君の荷物どうした?まあまとめようと思ってるけどね。
(萠子)早く処分した方がいいよ。
見ると思い出しちゃうでしょ?だね。
ちょっ…。
やだ。
そんな顔しないの。
大丈夫だから。
もうね一人も慣れてきたし。
っていうかねむしろ気が楽っていうか。
部屋の片付けなんかしなくたっていいしさ。
ほら。
だらしない格好しても大丈夫じゃん。
(萠子)そりゃ一人は気楽だよ。
でもさそれに慣れ過ぎちゃうと地獄見んだよね。
(みどり)まあまあ。
亜紀もシングルになったことだし乾杯しよう。
うん。
乾杯だね。
よし。
じゃあ乾杯。
(萠子・みどり)乾杯。
待って。
これ乾杯するとこ?
(みどり)えっ。
だからさこれからは3人で新しい恋をね探していこうよっていう。
まあ…。
まあそういうことかな?
(萠子)簡単に言うけどね40になってゼロから恋愛スタートさせるって結構きついもんがあるよ。
まずさいい人と出会うでしょ?それでいい感じになって何回かデートしてあれするでしょ?
(みどり)するする。
(萠子)どんだけ手間なのよ。
(みどり)ああ。
確かに。
(萠子)恋するにもさ気力体力って必要なわけよ。
そういうのって年と共にどんどん衰えていくかんね。
まあ私は当分恋はいいや。
(萠子・みどり)えっ?そういう気分になれないしね。
失恋の特効薬は新しい恋っていうよ?亜紀。
(みどり)そうそう。
でもね一休みも大事なことなんだよ。
まあね2人のことは応援するよ。
何か分かんないことがあったら何でも聞いて。
先輩だから。
おっ。
これおいしいな。
みんなも食べてみて。
でもこんなの食べてたら太っちゃうな。
(みどり)太っちゃうっていうかさもうさ年々落ちにくくなるよね。
特にここ。
分かる。
バイバイってやるとこの辺ぷるぷるってくるよね?
(みどり)私なんか飛べちゃうよ。
飛べないよ。
飛べないから。
(萠子)あっ。
そうだそうだ。
ねえねえねえ。
こうやって手のひらと肘ぴったりくっつけてぎゅっと力入れて上下に上げ下げ。
(みどり)上下に…?
(萠子)これすっごい効くからね。
あー。
背中きた。
(みどり)きついきつい。
(萠子)バストアップにも…。
(亜紀・みどり)嘘?嘘?ちくわ。
うわぁ。
うれしいな。
ここで待っててくれたんだ?うーん。
ありがとね。
ちくわ。
友達はありがたいね。
ちくわもありがたいよ。
私が落ち込んでんの分かってくれてんだ。
うーん。
ありがとう。
ちくわ。
うーん。
(文夫)かせですよかせ。
(玲奈)かせ。
言い換えるとハードル。
まあそれがないと恋愛物…。
いや。
恋愛物に限らずストーリーは展開していきません。
まあ例えば学歴が違うとか親の反対とか。
ライバルの存在なんかもそうですよね?障害があるほど観客は感情移入して作品にのめりこんでいく。
何だ。
分かってるじゃないですか。
みんなで研究してますからね。
じゃあ何で僕を呼んだんですか?
(美和)ベテランの高山さんのお知恵を拝借したいんです。
(沙織)恋愛アプリにもドラマや映画が参考になるんです。
恋愛アプリねぇ。
今日初めて見ましたけど。
フッ…。
まあそのうちなじんできますよ。
今日は色々とアドバイスの方よろしくお願いいたしますね。
どうぞ。
では話を少し高度にしてもいいですか?ぜひよろしくお願いいたします。
先ほど言ったハードルには2種類あります。
何だかお分かりですか?外面的なものと内面的なものです。
まあ外面的なものというのは先ほどお話ししたライバルとか親の反対とか。
一方内面的なものというのは登場人物それぞれの心の中にあるもの。
例えば過去の心の傷。
それがあるから相手に対して素直になれない。
(美和)ありますよね。
あなたもあるでしょう?長年生きてると心の傷とか癒やしきれない思い出とか。
ええ…。
今プライベートな話はちょっと。
あのう。
それより恋愛なんかもそうですよね?恋愛にもファンタジーの要素を入れたりとかするといいですよね?そういうのはどういうふうにしたらいいんですかね?ファンタジー性?はい。
そりゃ厄介だな。
厄介だなんて。
物語のファンタジー性が世の中に悪い影響を及ぼすことがありますから。
(圭子)そうなんですか?ええ。
例えば『シンデレラ』あれは非常にまずい。
(亮介)えっ。
どうまずいんですか?あの手のおとぎ話のせいで世界中の少女たちが白馬に乗った王子さまが自分の目の前にも現れることを夢見るようになってしまった。
いいんじゃないんですか?別に。
何か問題でもあんですか?白馬に乗った王子さまなんて現実にはいないんです。
これいたとしてもそんなものに当たるのは宝くじで1億円当たるくらいの確率にすぎない。
(玲奈)でも夢見るって楽しいし。
うん。
いいじゃんね。
別にね?まあ夢を見るのはいいとしてもそういう女性の夢につけ込んでもうけようってビジネスが発生するわけです。
世の中の女性が女子と称して若さに執着するのもそういう幻想を捨てきれないのが一因でしょう。
さらに幻想が妄想にまで膨れ上がるとこれもっと悪い状況になる。
最悪のケースは…。
あーっと。
時間ですよ時間。
うーんと。
忘れてました。
時間時間。
ホント。
(くしゃみ)
(くしゃみ)ちょっ…。
ちょっと。
約束が違うじゃないですか。
ちゃんと監修してくれるって言ったじゃないですか。
やってるつもりですが。
私たちが作ったアプリにまでちゃちゃ入れて。
自分の考えを述べただけです。
発言の場所考えてください。
こういう場所だから言いたくなるんですよ。
変な人ですね。
作家にとって「変な人ですね」というのはこれ最高の褒め言葉だ。
ありがとう。
あなたって人はホントに…。
どんどん褒めて。
ほら。
ほら。
何も言えない。
もう大丈夫なんですか?何がですか?
(伸治)《亜紀はさきっと一人で生きていける》《そういうせりふよく書いたなぁ》
(伸治)《うるせえよ》大丈夫ですよ。
めそめそしててもね仕事になんないんでね。
まだ心の中はずたずたか。
あのね。
そういうの軽々しく口に出さないでくれます?40歳独身の女性が結婚する確率は1.3%だそうですから。
いいかげんにしてもらえますか?あっ。
そうだ。
僕たちって映画に出てくるあれだ。
何ですか?「あれ」って。
最初はケンカばかりしてる男女。
しかしそんな2人も最後には…。
はい。
ちょっと意味不明なんですけど。
っていうかねこれからちゃんと監修してくださいね。
それは約束したことなんで。
アプリも1回ぐらいはやってくださいね。
それは約束には入っていません。
では。
「それは約束には入っていません。
では」
(萠子)いいね。
恋してるって。
(女性)でも向こうは私のことどう思ってるか。
(萠子)自分に自信を持つこと。
うじうじしてるより前向いて生き生きしてる人の方がモテるよ。
(女性)そうですよね?ありがとうございます。
人にアドバイスしてる場合じゃないんだよ。
(純一)あっ。
花束作っていただけませんか?
(女性)はい。
(萠子)いらっしゃいませ。
これお願い。
(女性)はい。
(萠子)お幾らぐらいのものを?
(純一)そうですね。
女性へのプレゼントなんですけど。
(萠子)初デートですか?それとも…。
(純一)それで違うんですか?
(萠子)まあ気合の入り具合が違うというか。
例えばですよ…。
(萠子)こういうのと…。
こういうのでは感じが違いますよね?
(純一)そうですね。
(純一)花屋で気合の入り具合聞かれたの初めてです。
あとお相手の方の年齢は?
(純一)それも違うんですか?もちろん。
若い子だとピンク系。
私みたいな年齢だとパープル系の方が似合いますよね?
(純一)なるほど。
じゃあピンク系で。
はい。
やっぱり男性は若い女性がいいんですね。
(純一)そうですね。
(萠子)正直。
(純一)ああ。
でも…。
(萠子)えっ?あっ。
いや。
いいんです。
(みどり)陵。
食事中のスマホは禁止って言ったでしょ?
(陵)はーい。
(みどり)昴。
脱いだ服は洗濯機に入れろって言ってんの。
(昴)さーせん。
(みどり)あっ。
碧君。
進路調査の紙に名前は書いたのかね?
(碧)ああ。
書いた。
そう。
あのさ俺の名前さよく読めないって言われんだよね。
(みどり)はあ?
(陵)うちの担任も最初どう読もうか悩んだらしいよ。
(昴)俺たちの名前ってさキラキラネームの一歩手前だよな。
(みどり)親に付けてもらった名前に文句言うんじゃないの。
(昴)別に文句つけてるわけじゃねえよ。
(みどり)足。
(昴)俺好きだし名前。
昴。
(みどり)ならよし。
父ちゃんが一生懸命考えて付けてくれた名前だからね。
(陵)父ちゃんって何で死んだんだっけ?
(みどり)特殊部隊に入って外国で死んだんだよ。
(一同)えっ!?嘘つけ!
(みどり)ハハハ!そういうことにしとけばカッコイイでしょ?
(陵)母ちゃんはさ…。
(みどり)えっ?
(陵)再婚はしないの?
(みどり)あんたたちがいるから男もできない。
(昴)つくっちゃえばいいじゃん。
俺たちで分担して家事とかやっから。
(碧)そうだよ。
(みどり)ありがとう。
ってやんないでしょ。
(昴)やるよ。
(碧)あっ。
ねえ。
金持ちがいい。
あのさ。
小遣い欲しいんだよね。
(陵)俺はカッコイイ人がいいな。
(みどり)ハードル上げてんじゃないの。
(昴)現実見てみろ。
お前。
現実。
(碧)無理無理無理…。
(みどり)あのね。
母ちゃんはあんたたちがいればじゅうぶん幸せなの。
だからね男なんていらないっていうのが母ちゃんの一番のハードルだよ。
(一同)絶対嘘だろ!
(昴)年取ったな。
母ちゃん。
(美和)中原さん。
うん?
(美和)経営企画部が例のアラフォー向けアプリの企画次の社内プレゼン大会に出せって。
あっそう。
そしたらそれ用の企画書も考えないとね。
それから高山さんのアドバイスも聞かないとね。

(ドアの開く音)
(純一)お疲れさん。
おっ。
どう?頑張ってる?
(一同)お疲れさまです。
(純一)最近奇麗になったね。
(バイブレーターの音)
(玲子)社長。
皆川常務からお電話です。
(純一)おお。
はいはい。
はい。
もしもし。
(玲奈)ねえねえねえ。
社長の女遊びって相変わらずなのかな。
(圭子)あっ。
広報のユカちゃん。
お持ち帰りされたそうです。
(一同)えっ。
嘘でしょ?ホント?
(亮介)あのう。
女の子をお持ち帰りってどうやってやるんですか?
(玲奈)自分もやる気?
(亮介)参考に知ってて損はないかなと思って。
(沙織)何?お持ち帰りしたい人がいんの?
(亮介)えっ?いやいやいやいや…。
(圭子)聞いた話によるとまずいきなり自宅に呼ぶそうですよ。
(亮介)すでにお持ち帰りしてんじゃん。
(圭子)そう。
で緊張してたら社長が料理始めるんですよ。
(沙織)へえー。
男の手料理か。
(圭子)いや。
それも何かカモ肉のパイ包み焼きとかすっごい手のかかったもの作って。
(圭子)こうぶわーってフライパンに火が回るやつ。
あれやるんですって。
(亮介)全然参考になんないわ。
(圭子)そう。
そうするうちに花が届くらしいんですよ。
女の宛名がついたでっかい花束。
(玲奈)ああ。
いいな。
ロマンチック。
(圭子)いや。
料理はレストラン並みにおいしいんですけどただ問題はそれをいろんな女の子にまったくおんなじパターンでやってるらしいですよ。
(沙織)そんなにサンプル数あんの?
(圭子)はい。
はい。
仕事するよ。
(一同)はい。
(美和)私その後の話を聞いた。
(一同)えっ?
(美和)ベッドルームに連れてかれてロマンチックにベッドインかと思うといきなりビデオカメラ出すんだって。
それで何をするのかというと…。
(一同)えーっ!?
(亮介)それ変態じゃないですか。
(美和)無理やりだって。
無理やり…。
(一同)怖っ。
鳥肌。
ヤバッ。
やるな。
あいつ。
(男性)お疲れさまです。
(女性)お先です。
(萠子)で何か新しい恋の兆しは?だから当分恋愛はいいって言ったでしょ?
(萠子)フッフッフッ…。
何なんだ?その笑いは。
何かありました?
(萠子)分かる?分かりますよ。
話してみなさい。
昨日店に結構いい男が来たんだよね。
ありゃまぁ。
どんな人?イケメンだし何か金持ちっぽいの。
話聞いた感じだとどっかのお店のオーナーみたい。
すごいじゃん。
独身?
(萠子)今特定の人いないんだって。
久々に優良物件引き当てちゃったかも。
(萠子)でね一度食事しようってことになった。
早っ。
この年で人生大逆転するにはさ玉のこし狙うしかないと思ってたんだけどまさかまさかまさかよ?こんなに早く来るとはねぇ。
でもさイケメンで金持ちだったらさ女ったらしなんじゃないの?若い女が好きみたい。
それ大問題じゃん。
(萠子)何言ってんの?この年になってぴかぴかの傷一つない新車みたいな男がよ運よく巡ってくるなんてことないのよ。
(萠子)多少問題ありの男を自分仕様にアップデートするぐらいの根性がないと。
なるほど。
かせがかえって恋を盛り上げるってことですか。
(萠子)うん。
そういうこと?応援しますよ。
ありがと。
うまくいくといいね。
(萠子)だね。
こんにちは!
(賢三)いらっしゃい。
はい。
よいしょ。
あれ?今日は何でしたっけ?あっ。
今日はですねあのう。
今度プレゼン大会用に企画書をまとめなきゃいけなくてですね。
あのう。
高山さんのコメント頂きたいなと思いまして。
コメント?はい。
あのう。
アプリの可能性とか抱負とか…。
あっ。
でも幻想がどうたらこうたらとかそういうのなしで。
分かりました。
じゃあその前にちょっとそこでしなをつくってもらえませんか?しな?しな。
しなっつうのはこういう感じのやつですよね?いやいやいや。
もっとそれの色っぽいやつ。
えっ?何で私がこんなことしなきゃいけないんですか?脚本だとしなをつくると書けばいいんですけど小説だとその人物の存在感みたいなことをこう浮き上がらせなきゃいけない。
それが難しい。
だからモデルがいると助かるんです。
分かりましたよ。
しょうがないな。
じゃあうーん。
あっ。
こっちか。
こんな感じ。
トイレを我慢してるようにしか見えない。
チッ。
じゃあこういうのはどうですか?それだ。
いつまでやってんですか?もう。
いいならいいって言ってくださいよ。
これやった代わりにちょっとあのう。
相談乗っていただけますか?何ですか?あのう。
若い女の子が好きっていう男に四十女がアプローチするとしたらどうしたらいいんですかね?まあ若さに若作りで対抗しても不利な戦いを強いられるだけでしょう。
だから「どうしたらいいか?」って聞いてんですよ。
映画『お熱いのがお好き』の中にこんなせりふがある。
「完璧な人はいない」それのどこが役に立つんでしょうか?分かりませんか?分かりませんね。
はあー。
じゃあここは四十女にしか出せない母性というか優しさというかそういう差別化戦略しかないですね。
母性。
まあ一番大切なのはとにかく相手を認めてあげること。
多少性格が偏屈であっても変な趣味があったとしてもとにかく受け入れてあげること。
それって自分の願望を押し付けてるように聞こえるんですけど。
聞かれたから答えただけですよ。
あっ!えっ?埴輪。
埴輪?ああー。
受け取りに行くの忘れてた。
話が見えないんですけど。
小説の主人公の趣味なんです。
埴輪集めるのが。
また変な趣味だなぁ。
ああー。
あれがないと書けない。
埴輪の存在感ですか?はい。
受け取ってきてもらえませんか?はあ?何で私が?あれがないと書けないと言ってるじゃないですか。
何?いきなり子供みたいなこと言って。
ああー。
あれがないと書けない。
ちょっと。
大丈夫ですか?いいんですか?コメント書かなくても。
何むちゃくちゃなこと言って。
そりゃ困りますよ。
じゃあ行ってきてください。
えっ?こちら住所です。
はにわ処ナニワ。
お願いします。
えーっ!?
(従業員)こちらと…。
(従業員)こちらになります。
(従業員)ありがとうございます。
ああー。
もうホントに人使いが荒いんだから。
嘘だ?ちょっともう。
よいしょ。
まったくもう。
こんなときに雨まで降って。
ホントに。
あいつのせいだ。
ったく。
あの野郎。
(池田)すいません。
ああ。
いえ。
すいません。
(池田)どうぞ。
あっ。
どうぞどうぞどうぞ。
(池田)いや…。
(池田)あのう。
どちらまでですか?えーっ?
(池田)僕はあのう。
秋風通りの方に行くんですけど。
あっ。
私もです。
じゃあこうしませんか?えっ?近くまで一緒に。
そうですね。
じゃあこれ…。
(池田)お願いします。
あっ。
あっ?
(池田)ああ。
僕…。
僕が買います。
(池田)おっ。
こういうシーンが昔のドラマでありましたよね?『君といた場所』だったかな?私よく見てました。
ヒロイン役のナツキ派かライバル役のミサト派かって友達とよく語り合いましたよ。
(池田)僕はナツキ派でしたね。
気が強そうに見えるけど本当は弱いってところが切なくて。
私も一緒です。
(池田)すてきな笑顔ですね。
えっ?あっ。
あとあと…。
『僕の知らない物語』って知ってますか?
(池田)ビリー・ワイルダーだったんですね。
気が付きませんでした。
あのう。
傘ホントありがとうございました。
私ここのカフェなので。
(池田)えっ!?僕もです。
えっ!?えっ?こちら編集者の池田さん。
あっ…。
僕の小説を出したいって言ってくれてるんです。
ああ。
そうだ。
(池田)明治出版の池田と申します。
FRUITAGEの中原と申します。
ああ…。
すいません。
(池田)よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
(せきばらい)ほらほら。
えっ?はにはに…。
ああ。
ちょっちょっちょっ…。
はい。
埴輪。
おおっ。
痛っ。
ヘヘヘ。
どうぞ。
フフフ。
座ってください。
雨すごいですね。
で今日は何か?
(池田)近くまで来たものでご機嫌伺いに。
僕がちゃんと書いてるかどうかチェックしに来たんでしょ?
(池田)まあそんなところです。
ご機嫌を伺いに来る編集者の相手で時間をロスする以外は特に問題ありません。
そんな言い方しなくたって。
(池田)編集者はうるさがられてなんぼの仕事ですから。
あっ。
そうなんですか。
この人は妙な人でね。
いくら皮肉とか嫌みを言ってもいつもへらへら笑ってるんですよ。
皮肉とか嫌みとか言う方が妙な人だと思いますけど?
(池田)ネット関係ですか。
出版のライバルですね。
出版業界も先行きが不透明なので成長が期待されるIT業界と両てんびんをかけようと思ってるんです。
(池田)賢明ですね。
何だってこの人は人を怒らせるような言い方しかできないかねぇ。
人は怒ると本性を見せる。
そこに発見がある。
本性を見せる前に殴られないように気を付けてくださいね。
うん?うん?
(池田)雨やんでよかったですね。
うん。
はい。
(池田)タクシーならあの通りで拾えますよ。
あっ。
私電車なんで。
(池田)じゃあそこまで一緒に。
お互い経費削減ですね。
(池田)はい。
高山さんとはお付き合い長いんですか?
(池田)ええ。
高山さんがテレビドラマを書いてたころにドラマのノベライズでお仕事をして。
それからしばらくお付き合いは途絶えてたんですが最近高山さんがうちの会社に小説を持ち込んでこられて。
そのときは別の者が対応してお断りをしたんです。
その原稿を読んでみたらやっぱり高山さんの書くものは面白い。
これはぜひうちから…。
いや。
僕が出したいと思ったんです。
(池田)あらためて会社に提案しようと思って原稿を待ってるところなんです。
そうだったんですね。
久しぶりに会ったら相変わらず面白い方ですね。
いや。
面白いっていうかね何かちょっと問題が。
作家は問題がある人の方が面白いもの書けますから。
まあそうですけど。
でも何か甘やかすのも何かちょっとね。
確かに僕らは面白い作品を書いてほしい一心でつい甘やかすところがあるかもしれません。
うん。
そこを何とか私がねびしっと厳しくしないといけないんですけどね。
中原さんってもしかして余計な厄介事を背負いこむタイプですか?えっ?
(池田)人の頼みを断れなかったり。
あっ。
まあはい。
どっちかっていうと。
どうしてですか?僕もそうなんです。
部内で一番残業が多くて何とかしろってよく上司に言われました。
残業したくてしてるわけじゃないんですけど。
分かります。
私も何でこんなに仕事入れてんだろうっていうふうに思うときありますもん。
(池田)中原さんとは話が合いそうだな。
高山文夫ファンという共通点もあるし。
別にファンじゃ…。
そのうち色々お話ししませんか。
うんはい。
ぜひ。
じゃあ今夜とかはどうですか?えっ?
(池田)おいしい日本酒の店最近見つけたんです。
あっ…。
迷惑でしたか?ああ。
いやいや。
そういうんじゃなくてあのう。
ただちょっとまだ…。
「まだ」?あっ。
いや。
何でもないです。
(池田)あっ。
危ない。
あっ!
(池田)大丈夫でしたか?あっ。
大丈夫です。
(バイブレーターの音)ああ。
あっ。
もしもし。
あっ。
分かりました。
すぐ戻ります。
あっ。
すいません。
あのう。
ちょっと戻らなきゃいけなくなっちゃったんで。
(池田)あっ。
はい。
じゃああのう。
すいません。
(池田)あっ。

(生徒)先生。
じゃあね。
(生徒)沢田っち。
じゃあね。
(沢田)走んなよ!
(沢田)ちゃんとご挨拶させていただくのは初めてですね。
陵君の担任の沢田です。
(みどり)陵の母です。
陵がいつもお世話になっております。
(沢田)いえ。
どうぞ。
(みどり)はい。
(沢田)陵君ですが大変ユーモアがあってクラスのムードメーカー的な存在なんですよ。
(陵)まあそれだけが取りえで。
(みどり)自分で言うんじゃないの。
ご迷惑をお掛けしてるんじゃないでしょうか?
(沢田)ああ。
いえいえ。
全然。
むしろクラス全体が明るくなるのですごく助かってます。
(みどり)でも成績の方が…。
(陵)ああ。
ほら。
天は二物を与えずって…。
(みどり)だから誰もそんなこと言ってないっちゅうの。
(沢田)よい親子関係ですね。
(みどり)いえいえいえ。
もう。
ホントうちは男ばっかりで毎日が大騒ぎなもんで。
(沢田)家庭内も明るいんでしょうね。
(みどり)まあそれなりには。
(沢田)すてきなお母さんでうらやましいな。
えっ?そんなすてきだなんて…。
(陵)そんなことないって。
もう寝るときはいびきがーがーかくし。
痛っ。
あっ。
えーっと。
では陵君の進路について…。
(一同)わーっ!
(生徒たち)大成功!テッテレー!
(沢田)お前らまた!
(陵)何回同じ手引っ掛かってんだよ?進歩ねえなぁ。
(みどり)もう。
先生をからかうんじゃないの。
すみません。
大丈夫ですか?教師の威厳に欠けるってよく言われます。
そんなことはないですけど…。
(沢田)しびれてる…。
(萠子)これ見て。
チラ見せ効果抜群じゃない?あっ。
どんどんどんどん上がってっちゃう。
このファスナーセクシーじゃない?ちょっと。
人がこれからデートだっていうのに何?自分の世界入っちゃって。
ごめんなさい。
すいません。
言いなさいよ。
どんな男?何のことですか?何年付き合ってると思ってんのよ?そんぐらい分かるよ。
別にそんなんじゃないけど。

(足音)・
(みどり)よう。
(萠子・亜紀)おう。
(みどり)あっ。
コーヒー下さい。
(従業員)かしこまりました。
おうちの方は大丈夫?
(みどり)えっ?すぐ帰るけど。
萠子の相手がどんな人か見たいじゃない?だね。
(萠子)何か亜紀にもいい男が現れたらしいよ。
(みどり)えっ?どんな人?ああ。
出版社の人でね真面目そうないい人なんだけど…。
いや。
でも違うの。
一度ね食事に行こうって言われたんだけど断っちゃった。
何で断っちゃったのよ?
(みどり)えーっ。
もったいない。
だって突然のことだったしさまだ気持ちがあれだから。
(萠子)またそういうこと言う。
いい人なんでしょ?そんなこと言ってくれる人いないよ?
(みどり)んだんだ。
(萠子)あっ。
来た。
うん?よし。
いってきます!いってらっしゃい。
(みどり)頑張って。
(萠子)おう!さてと。
どんな男かな?ねえ。
わくわくする。
わっ!
(みどり)びっくりした。
えっ?えっ?
(美和)《いきなりビデオカメラ出すんだって》いや。
でも問題ないか。
(みどり)うん?
(美和)《それで何をするのかというと…》ちょっと待てよ。
(みどり)うん?
(美和)《無理やりだって》でもな。
あんなんまあデマに違いないな。
ねえねえ。
何ごちゃごちゃ言ってんの?いや。
ちょっと待てよ。
えっ?うーん。
駄目だ。
(呼び出し音)
(呼び出し音)出て出て出て出て。
ホントにね。
(アナウンス)ただ今電話に出ることができません。
駄目だ。
(萠子)どこかレストランに行くのかと思ってた。
(純一)いきなり家なんて強引だったかな?
(萠子)ううん。
ただいきなりだと緊張しちゃう。
(純一)あっ。
君そこ座ってて。

(チャイム)
(純一)あっ。
ちょっと手が離せないから出てくれる?
(萠子)はーい。
(男性)大崎萠子さまへお届けです。
(萠子)えっ!?これ私に?
(純一)あっ。
君に似合うと思って。
(萠子)いつも売ってるけどもらったの初めて。
(純一)喜んでくれた?
(萠子)ありがと。
(みどり)えっ?萠子だって大人なんだし大丈夫なんじゃないの?そうだけどさ。
聞いた話ではビデオに撮られたとかそういうあれなんだって。
ビデオ。
それはそれで楽しそう。
何言ってんの?本人が楽しむだけだったらいいけどネットに流されちゃったらどうすんのよ?あれだ。
あのう。
リベンジポルノってやつ?間違えて出ちゃったりとか。
お母さんが見ちゃったらどうするよ?もうそんなことになったらもう誰にも知られず山奥でひっそり暮らしていくしかないよ。
折り返しは?
(みどり)うん?なし。
なし。
家行っちゃうか?家行っちゃう?
(みどり)うん?えっ?相手の?んだんだ。
(萠子)おいしかった。
レストランみたい。
(純一)一人だとすることがなくてね。
気が付いたら腕が上がってた。
(バイブレーターの音)どうもすいません。
ああー。
今社長のね秘書に電話したんだけどね自宅は教えないって。
事情話すわけにいかないしね。
どうしたらいいんだべかな。
(バイブレーターの音)あっ。
きた。
萠子。
嘘?もしもし。
今彼の部屋?そうだけど。
1回トイレに行ってもう一度電話してきて。
えっ?えっ!?社長!?こんなのおせっかいかなと思ったんだけどやっぱり言っといた方がいいかなと思ってさ。
亜紀の会社の社長ならめっちゃ金持ちじゃん。
ねえ?社長。
料理した?した。
カモ肉のパイ包みとか彩り野菜のテリーヌとか?作った。
すっごいおいしかった。
花届いた?届いた届いた。
…って。
えっ?何で知ってんの?あの。
非常にお伝えするの心苦しいんですけれどもそれ社長の女を口説くお決まりのパターンみたい。
そうなの?へえー。
まあいいや。
向こうはいつものパターンでも私は初めてなんだし。
その前向きな姿勢はいいんですけれども。
あのう。
もしこの後寝室に行くようなことになったら…。
なったら何?あのう。
そのう。
ねえ?何?ビデオカメラが出て…。
えーっ!?それって変態じゃない?いや。
あくまで噂だよ噂。
でもねほっとくのはどうかなと思って。
ありがとう。
そうか。
でも変態も程度問題でしょ。
でもねそうなったら無理やりらしいよ。
無理やり?うーん。
まあ許せるレベルかもしんないし。
トライしてみる。
えっ!?だって若い子だってさその試練乗り越えてきたわけでしょ?「私がおじけづいてどうする?」ってやつよ。
でもさあんたビデオはまずくない?最悪の場合ネットに流されて。
あんた山奥にさ隠れてひっそり住む羽目になっちゃうよ。
(萠子)そうなの?でもまあいいや。
そこは気を付ける。
どう気を付けんだか分かんないけど。
もういい?えっ?もう分かった。
もう止めないよ。
じゃああれだ。
萠子。
いざとなったら母性で勝負。
私たちぐらいの年の女は母性で包みこむと男は落ちるらしいよ。
どこ情報?それ。
まあいいや。
ありがとう。
行ってくる。
(みどり)何て?変態は程度問題だって。
(みどり)大人。
うん。
(純一)いつまでたっても若い女の子ばかり恋愛対象に選んできた。
でも最近は少しは年相応の女性にも目を向けなきゃ自分が本当の意味で大人になりきれないんじゃないか?そう思い始めて。
(純一)今日はありがとう。
(純一)こっちに来て。

(萠子)失礼します。
(萠子)失礼します。
(純一)一応俺にも大人の趣味がちゃんとありましてね。
これを見せると変わった趣味だなんていわれるんですけど。
(萠子)程度問題程度問題。
母性で包みこむ。
(純一)その笑顔。
安心する。
(純一)立ってないで座って。
す…座っていいんですね?
(純一)始めますよ。
(純一)どうしたんですか?目をつぶってたら見えませんよ?えっ?あっ。
はい。
えっ。
(純一)カワイイ。
(萠子)ミヤマカケス。
ヤマガラ。
カワラヒワ。
(純一)えっ?ご存じなんですか?
(萠子)えっ。
はい。
まあ。
初めてのパターンだ。
(萠子)えっ?うーん。
(ベルの音)
(賢三)何?マスターってスマホ?
(賢三)はい。
それが何か?しつこい男だねぇ。
(賢三)女性はそういうのがいいんでしょ?これ仕事だから。

(ドアの開く音)
(賢三)いらっしゃい。
(池田)どうも。
おお。
(池田)今日は仕事終わりですか?夜も仕事させるつもりですか?
(池田)いえいえ。
ただお酒に付き合ってもらおうかと。
うん。
いいですよ。
(池田)同じものを。
(賢三)はい。
(池田)一応ご報告しておきますが今日会った中原さんを食事に誘ったんです。
へえ。
そうなんですか。
(池田)でも断られました。
誘うのがいきなり過ぎたんですかね。
女はもう一押しされんのを待ってるもんなんですよ。
(池田)しつこくするのもどうなんでしょう?昔男が押しに押して女が落ちるという展開よく書きました。
女はいつの時代も男に押されるのを待ってるみたいですね。
相手がいい男ならでしょ?大丈夫でしょう。
適当に言ってませんか?
(萠子)ご心配お掛けしました。
ホントにもう。
でもうまくいってよかったね。
(萠子)まあね。
野鳥オタクと付き合ったことがここで役に立つとはね。
ちょっと。
あちあちあちあち。
(萠子)ああ。
ごめんごめん…。
あっちぃな。
もうホントに。
(萠子)ごめん。
で何でキスでやめちゃったの?
(萠子)うん?一気にいくとさ安っぽく見られそうで。
若い女との差別化戦略だよ。
なるほどね。
(萠子)で亜紀はどうすんの?伸治君のことまだ吹っ切れそうにない?せっかく新しい出会いがあったのに。
真面目そうな人なんでしょ?で年幾つ?私よりちょっと下。
(萠子)ふーん。
ちゃんとした会社に勤めてて真面目に仕事してる人が40近くにもなって独身か。
そんな人がまだこの世に生息してたんだね?でも断っちゃったし。
もう誘われないんじゃないかな?
(萠子)もし誘われたら?誘われたら?誘われたらそりゃ…。
(萠子)そりゃ…。
(バイブレーターの音)あれ?メールかな?池田さん。
えっ!?何て?「日曜日近所で秋祭りがあるから来ませんか?」「町内会の役員でお祭りの世話係をしているんです」ちょっと。
よかったじゃん。
いや。
でもなぁ。
迷うってことは行きたいって気持ちもあんでしょ?取りあえず行ってみなよ。
お祭りだったら浴衣でも着てさ。
秋の浴衣はやってるらしいから。

(みどり)それで亜紀。
今日その人に会うって?よかったね。
(萠子)そうなの。
どうなったかLINEで実況しろって言っといたんだけど。
それはどうなの?プレッシャーかけ過ぎなんじゃん?そっか。
リハビリだと思って温かく見守る方がいっか。
(みどり)うん。
そういうこと。
けどいいな。
亜紀も萠子も充実してて。
(萠子)ありがと。
じゃあまたね。
(みどり)うん。
じゃあね。
よっしゃ。
(みどり)えーっと。
後はトイレの電球を買って…。
おお!?何か最近俺が変態だって噂が会社で流されてんだよね。
誰が流したんだろ?まあいっか。
・その噂私が流したの。
(純一)えっ?どうして?
(美和)悪い虫を寄せ付けないように。
悪いのはどっちだ?
(エレベーターの到着音)
(バイブレーターの音)
(純一)「キスの続きはいつにしますか?」いつでも。

(女性)すみません。
(萠子)いらっしゃいませ。
うまい。

(さやか)いた!
(池田)おうさやか。
来たか。
よいしょ。
(さやか)あっちにね金魚すくいあった。
(池田)そうか。
じゃあ後から一緒に行こうな。
2015/10/22(木) 22:00〜22:54
関西テレビ1
<木曜劇場>オトナ女子 #02[字][デ]

「恋と人生の大逆転」
篠原涼子 吉瀬美智子 鈴木砂羽 谷原章介 江口洋介ほか

詳細情報
番組内容
 亜紀(篠原涼子)は、脚本家の高山(江口洋介)にアラフォー向け恋愛アプリの監修を引き受けてもらうことに成功する。が、年下の恋人・伸治(斎藤工)に振られたショックからは立ち直れないでいた。萠子(吉瀬美智子)とみどり(鈴木砂羽)は、失恋の特効薬は新しい恋だと亜紀を励ますが…。
 別の日、亜紀の会社『フルテージ』に高山が打ち合わせにやってくる。その席で高山は、独自の恋愛論を展開し、白馬に乗った王子様など
番組内容2
いない、夢を見るのはいいがそれにつけ込んで儲けようとするビジネスが発生する、などと主張する。
 萠子は、フラワーショップに客としてやってきた栗田(谷原章介)から食事に誘われる。栗田がフルテージの社長だと知らない萠子は、優良物件を引き当てた、と嬉しそうに亜紀に報告する。そのころフルテージ内では、栗田に関する怪しい噂が広まっており…。
 一方、みどりは、進路相談で三男・陵(浦上晟周)が通う中学校を
番組内容3
訪れる。そこでみどりは、陵の担任・沢田健太(千葉雄大)に出会う。沢田は、真面目そうでさわやかな印象の青年だった。
 そんな中、亜紀は、社内プレゼン用に高山のコメントをもらいに行く。そこで亜紀は、注文しておいた品物を受け取ってきてほしい、と高山から頼まれる。仕方なく受け取りに行った亜紀は、その帰り道、編集者の池田優(平山浩行)と出会う。それぞれの新しい出会いの行方は!?
出演者
篠原涼子 
吉瀬美智子 
鈴木砂羽 
谷原章介 
江口洋介 


スタッフ
【脚本】
尾崎将也(『結婚できない男』『梅ちゃん先生』他) 

【プロデュース】
中野利幸(フジテレビドラマ制作センター『ディア・シスター』『ラスト・シンデレラ』他) 

【演出】
田中亮(フジテレビドラマ制作センター『医龍4』『ラスト・シンデレラ』他) 
関野宗紀(『ディア・シスター』『医師たちの恋愛事情』他) 

【主題歌】
中島美嘉「花束」 

【制作】
フジテレビジョン

ジャンル :
ドラマ – 国内ドラマ

映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
音声 : 2/0モード(ステレオ)
サンプリングレート : 48kHz

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