第1巡選択希望選手。
工事に絡んだ件数41と。
こんばんは。
ニュースウオッチ9です。
横浜市のマンションで傾きが見つかった問題で、データの改ざんに関わった担当者が手がけた物件は、9つの都と県で、合わせて41件あることが分かりました。
会社側は、今後、この41件を優先して調査を進めるとしています。
くいの工事を請け負った旭化成建材と、親会社の旭化成は、午後6時過ぎから記者会見を開き、改めて謝罪しました。
その上で、旭化成建材が過去10年間に工事を請け負った、全国の3040の物件の、都道府県別の件数などの調査結果を公表しました。
3040の物件は、沖縄県と和歌山県を除く45の都道府県に上ります。
このうち、データの改ざんに関わった現場の施工管理者が担当した物件は、9つの都県で、合わせて41件です。
その多くは、東海地方に集中しています。
最も多いのは愛知県の23県、次いで岐阜県が6件、三重県が5件となっています。
また石川県と静岡県でも1件ずつとなっています。
そして関東では、東京都が2県、それに茨城県と千葉県、神奈川県が1件ずつとなっています。
建物の種類別では、マンションなどの集合住宅が13件、工場・倉庫が9件、事務所が4件、医療・福祉施設が4件、また、学校が3件、公共施設と商業施設が2件ずつなどとなっています。
会社側は、今の段階で建物を特定すると、関係者にご迷惑をおかけするとして、現段階では建物の名称などを公表しないとしています。
データを改ざんした施工管理者が担当した物件が、なぜ東海地方に集中しているのか。
会見では。
会社側は、施工管理者はこの数年ぐらいは別の仕事をしているなどと述べ、41の物件が建てられた時期は、過去10年間の前半に当たることを明らかにしました。
最も多い23の物件があった愛知県の担当者は。
6件あることが明らかになった岐阜県では。
旭化成建材と旭化成は、現場の施工管理者が担当した41の物件について、調査を優先的に進めるものの、現時点では調査を終える時期の見通しは分からないとしています。
今回の報告を受けて、国土交通省は、調査が迅速かつ厳正に実施されることと併せて、国民の不安が広がらないよう、万全の対策を取っていきたいとするコメントを発表しました。
一方、傾きが見つかった横浜市都筑区のマンションでは。
きょうも工事の元請けの、三井住友建設が機材を運び込み、確認が済んでいないくいの状況を確かめる、地盤の調査を行いました。
マンションがある横浜市の林文子市長は。
横浜市は、データを改ざんしていた原因の調査結果や、建物の安全性について、第三者機関の意見も踏まえた検証結果などを、来月13日までに報告するよう求めました。
独自に調査を始めた自治体もあります。
東京・八王子市では、旭化成建材が工事に関わった公共施設がないか、工事の記録などの確認を進めています。
千葉市では、旭化成建材がくいの工事の元請けだった公共施設が11あることが分かり、建物の傾きなどがないか、近く、緊急点検を行うことになりました。
ほかに旭化成建材が、くいの工事の下請けなどになった施設がないかも確認を進めるとしています。
熊谷俊人市長は、マンションなど、民間の建物についても必要に応じて対応を検討する考えを示しました。
旭化成などは、施工管理者がデータを改ざんした理由について、自分のミスを隠すためで、悪意はなかったと話していると述べ、これまでと同じ説明を繰り返しました。
今回担当した物件の概要というのは示されたんですけれども、具体的にはこれ、明らかにされてないんですよね。
ですから、該当する地域の人は気がかりだと思います。
会社側には、まずは対象となっている建物の安全性の確認を、いち早く進めることが求められます。
大阪・寝屋川市の中学1年生の男女が遺体で見つかった事件で、新たな情報です。
殺人の罪で起訴された男が、事件当日に着ていたと見られる服から、血液や皮膚が検出され、警察は、女子生徒のものである可能性が高いとして、捜査を進めています。
ことし8月、大阪・寝屋川市の中学1年生、平田奈津美さんと星野凌斗さんが遺体で見つかった事件。
契約社員の山田浩二被告が平田さんに対する殺人の罪で起訴されています。
黙秘を続ける山田被告。
これまでの捜査で得られていたのは、状況証拠でした。
まず、複数の防犯カメラの映像の分析で、山田被告以外の第三者が、2人に接触した形跡がないこと、そして平田さんの顔などに巻かれていた粘着テープが、山田被告が事件当日に購入したものと同じと見られることなどを、警察は、殺人の状況証拠と判断してきました。
その後の調べで、事件につながる可能性のある新たな手がかりが。
警察は、山田被告が事件の当日に着ていたと見られる、ジャージの上下を押収して詳しく調べていましたが、ズボンから、別の人物の血液や皮膚が検出されたことが、捜査関係者への取材で分かりました。
警察は鑑定の結果、DNAの配列の一部が平田さんのものと一致したことから、平田さんのものである可能性が高いとしています。
警察は、押収した服などの鑑定をさらに進めるとともに、2人が殺害された場所や時間帯の特定など、捜査を進めています。
警察や検察の調べに対し、山田被告は黙秘しているということです。
去年5月、神奈川県厚木市のアパートで、男の子が白骨化した遺体で見つかる事件がありました。
所在が分からない子どもの問題に注目が集まるきっかけとなりました。
この事件で、横浜地方裁判所はきょう、男の子は極度の空腹で死亡しており、犯行の残酷さは想像を絶するなどとして、殺人などの罪に問われた父親に、懲役19年の判決を言い渡しました。
きょうの横浜地裁。
裁判長は、判決の主文を述べずに、理由から先に読み上げました。
唯一のすがるべき存在だったにもかかわらず、暗闇でごみに埋もれた異常な環境の中、極度の空腹で死亡しており、その残酷さは想像を絶する。
去年5月、神奈川県厚木市のアパートで、白骨化した男の子の遺体が見つかりました。
殺人などの罪に問われたのは、父親で元トラック運転手の齋藤幸裕被告です。
8年前の平成19年、当時5歳だった長男の理玖くんをアパートの部屋に閉じ込め、僅かな食事と水しか与えず、栄養失調で死亡させたとされました。
亡くなったあとも7年間、部屋に置き去りにされ、周りには弁当の空の容器や、パンの袋などが積み重なっていました。
男の子が遺体で見つかったのは、生きていれば13歳になる誕生日でした。
裁判では、父親に殺意があったかどうかが争われました。
検察が、死亡する可能性は認識できたなどと、懲役20年を求刑したのに対し、弁護側は、殺意はなかったと主張し、殺人の罪について否認しました。
そして、きょうの判決。
伊名波宏仁裁判長は。
被告は、衰弱していった理玖くんを放置すれば、命の危険があったと認識していた。
死亡したあと、教育委員会に対して、妻の所にいるとうその説明をするなど、事件を隠蔽しようとした。
殺人の罪が適用されると指摘し、懲役19年の判決を言い渡しました。
判決のあと、裁判長は、終始うつむいたままの齋藤被告に対して、こう述べました。
あなたは理玖くんを救う機会がいくらでもあったのに、裁判で事故のようなものと言ったことに、われわれは耳を疑いました。
この事件では、男の子が置かれた状況に社会や周囲の大人が気付くことができず、大きな課題も突きつけられました。
理玖くんは3歳のときに、児童相談所に一時、保護されたことがありました。
また、3歳児健診を受診せず、小学校にも通っていませんでした。
ただ、関係機関が情報を共有することも、所在の確認を徹底することもありませんでした。
裁判に参加した裁判員の一人は、周りが助けることができなかったのか残念でならない。
同じような事件を繰り返さないために、社会としてしっかり手を差し伸べて、支援していくことが必要だと思いますと話していました。
判決を受けて、厚木市の小林常良市長は、市や関係機関の連携不足で、長い間、気付けなかったことに、今も心を痛めています。
全力で再発の防止に取り組みたいとコメントを出しました。
社会との関係が断たれた子ども。
どう守っていけばいいのでしょうか。
東京・港区です。
こちらでは所在が確認できない子どもをなくそうと、独自の対策を進めています。
港区が事件を受けて新たに始めたのが、区内に住むすべての4歳児の所在確認です。
4歳児なんですね。
そうですね。
自治体は、1歳6か月や3歳の乳幼児健診で、子どもの生活の実態を把握します。
しかし、通常はその後、小学校に入学する前までの数年間は、保育園などに入っていないと実態把握が難しいといいます。
この空白を埋めるのが、4歳児を調べるねらいです。
病院を通じた確認や、自宅の訪問調査なども行い、半年ほどかけて、2100人余りの全員を確認することができました。
調査の中で、改めて社会全体で子どもを見守る必要を感じたといいます。
港区の取り組みは成果を上げているようですが、社会との関係が断たれた子どもたちを、どうやって見つけて、どう守っていくのか、これ、難しい課題ですよね。
そうですね。
所在の分からない子どもの中には、親が住民票を移さないまま、住む場所を転々としているというケースもあるということなんですね。
そうなってきますと、自治体だけで所在をつかむというのは難しいのが実態ですから、国が情報を一元的に管理する仕組みを作るよう要望する動きも出ているということです。
次はTPP・環太平洋パートナーシップ協定についてです。
関税の取り扱い以外の大筋合意の内容が明らかになりました。
政府はきょう、著作権の保護や、金融やサービス業の規制緩和などについて、詳細な内容を公表しました。
具体的には、サービス業の市場開放では、外国企業への制限が多い、ベトナムやマレーシアで、規制緩和が進められます。
ベトナムでは、小売り企業が2店舗目以降を出店する際に必要となる政府の審査制度が廃止されるなど、日本のコンビニエンスストアなどが海外進出しやすくなります。
この2国では、金融分野でも、外国企業の出資制限が緩和されます。
マレーシアではATMの設置制限が原則、撤廃されることになりました。
また政府調達の分野では、公共事業を行う政府の機関は、一定額以上の規模の事業を行う場合には、原則、公開入札とすることなどがルール化され、日本の建設会社などが大規模な開発プロジェクトに参加しやすくなることが期待されています。
著作権の保護については、現在、日本では、文学や音楽などの著作物の保護は、作者の死後から50年となっていますが、今回の大筋合意で、保護期間を少なくとも70年とすることが決まりました。
模倣品や海賊版などの取締りも強化されます。
アニメなど、日本が得意とするコンテンツの保護が強化されることになります。
その一方、著作権侵害があった場合、日本では現在、作者など、被害を受けた人の告訴が必要ですが、原則、告訴がなくても起訴できるようにする、非親告罪とすることが決まりました。
これについて、アニメや漫画などを二次創作する同人誌などの活動を行う人たちからは、創作活動が取締りを受けるおそれがあるとして、反対の声が上がっています。
モンゴルを訪れていた安倍総理大臣は、一連の日程を終え、次の訪問国トルクメニスタンに向かいました。
今回、中央アジア5か国を訪問しますが、このうち3か国は、日本の総理大臣が訪れるのは初めてです。
意識しているのは、豊富な天然資源です。
きょう午前、政府専用機で、最初の訪問国、モンゴルへと向かった安倍総理大臣。
日本時間の午後2時過ぎ、首都ウランバートルに到着し、サイハンビレグ首相との会談に臨みました。
ことし2月に両国が署名した、EPA・経済連携協定を通じ、経済関係をさらに強化していくことで一致しました。
今回訪問するのは、モンゴルのほか、トルクメニスタン、タジキスタン、ウズベキスタン、キルギス、カザフスタンの中央アジア5か国。
意識しているのは、こうした国々の豊富な天然資源です。
トルクメニスタンの天然ガス埋蔵量は世界第4位。
またカザフスタンでは、原油が豊富に産出します。
こうした天然資源を巡っては、各国が激しい争奪戦を繰り広げており、中でも中国は、影響力を拡大させています。
日本は9年前に当時の小泉総理大臣が中央アジアを訪問し、関係強化を進めましたが、近年は、日本の存在感が薄れているとも指摘されています。
出発に先立って安倍総理大臣は。
一連の会談で、インフラ整備への財政支援などを表明し、各国との経済関係強化につなげたい考えです。
また政府が成長戦略の柱の一つとして、インフラ輸出を後押しする中、大手商社の住友商事は、トルクメニスタンの国営電力公社から、日本の企業としては初めて、およそ400億円で大型の火力発電所の建設工事を受注する見通しとなりました。
安倍総理大臣は日本時間の今夜7時過ぎ、モンゴルを出発し、次の訪問国のトルクメニスタンへと向かいました。
最後の訪問国となるカザフスタンでは、中央アジアと日本との関係強化に向けた政策スピーチをすることになっています。
さて、今月、九州の山の中で、熊の目撃情報が相次ぎ、自治体などが注意を呼びかける騒ぎとなりました。
実は九州では、野生の熊は、すでに絶滅したとされていますので、注目が集まったんですけれども、調査の結果、ある動物と見間違えた可能性が高いことが分かりました。
九州北部にある脊振山。
集まるパトカー。
警戒しているのは。
熊です。
今月17日から19日にかけて、登山者から、熊に似た動物を見たという通報が、相次いで寄せられました。
実は九州では、野生のツキノワグマは、絶滅したとされています。
では、一体何なのか。
謎を解く鍵は、この黒い物体。
現場に残された動物のふんです。
動植物の調査などを行う団体が、これを分析した結果。
熊に見間違えられたと見られるニホンアナグマ。
一体どんな動物なのでしょうか。
横浜市内の動物園では、人気の動物の一つになっているということです。
こちら、あっ、ひなたぼっこをしながら休んでいますね。
愛くるしい顔をしていますね。
ニホンアナグマは、体長およそ50センチから70センチ。
日本各地に生息するいたちの仲間です。
熊というより、たぬきに似ているように見えますが、山の中で一瞬見た程度では、熊のように見える可能性もあるということです。
実は、九州では3年前にも、熊の目撃情報を受けて、調査が行われていました。
調査では、熊の通り道になりそうな場所にカメラを設置。
しかし、映っていたのは熊ではなく、2匹のアナグマの姿でした。
ただ、このアナグマ、困った面も。
神奈川県南足柄市です。
この地区では、農作物を荒らす動物の被害に悩まされてきました。
自治体の許可を取って2年前、くり畑にわなを設置。
これに触れますと…。
捕らえられたのは、体長1メートルほどのアナグマだったといいます。
これにアナグマが?
入ってきたんです。
わなの中で暴れていたアナグマ。
自治体に引き取ってもらったということです。
さらに、都市部に出没する例も。
去年、東京の吉祥寺駅前で撮影された写真です。
屋根の上にアナグマの姿が。
人里に下りてくるアナグマ。
冬を前にした今の時期は特に、栄養を蓄えるため、餌を求めて活動範囲が広がるということです。
かわいく見えても力は強く、鋭い牙も。
通常、人を襲うことはありませんが、注意は必要だということです。
動物園で見る姿はかわいいんですが、アナグマのことをよく知らないと、遠くから見たり、一瞬だったりすると、確かに熊に見えるかもしれませんね。
名前はよく似てますけどね。
アナグマはもともと里山に暮らしていたんですが、最近は餌を求めて都会に出てくるケースも、ままあるということなんですね。
ただ、その結果として、深刻な農業被害が出ている地域もあるわけですから、共存できるバランスをどこで取るのか、非常に難しい課題になっています。
ではここで、今入ってきたニュースです。
宮城県七ヶ浜町の住宅の庭から、女性の遺体が埋められているのが見つかった事件で、きょう、この住宅の床下から、新たに男性の遺体が見つかったということです。
この住宅には、87歳の母親と、50代の長男と次女が住んでいましたが、いずれも連絡が取れなくなっています。
男性の遺体からは、ことし春までこの住宅に住んでいた長男の運転免許証が見つかったということで、警察は、遺体は長男の可能性が高いと見て、確認を急いでいます。
続いてトゥデーズウオッチです。
シンドラーエレベータの元社員が逮捕された事件。
別の集合住宅でも、エレベーターを故意に停止させたとして、再逮捕されました。
元社員で韓国籍の李雄大容疑者。
千葉県の集合住宅で、エレベーターを故意に停止させたうえ、乗っていた女性を30分余り閉じ込めた疑いがあるとして、監禁などの疑いで再逮捕されました。
警視庁によりますと、李容疑者は容疑を認め、支店長から降格させられて、会社に不満があったと供述し、一連のエレベーターの停止に関わったことを認めているということです。
警視庁は、社内での待遇の不満が事件につながったと見て、調べています。
大阪市の橋下市長が結成する新党への対応を巡り、事実上の分裂状態となった維新の党。
4人の衆議院議員が、執行部の責任は重いなどとして、離党届を提出しました。
離党届を提出したのは、執行部側と新党側の双方に距離を置く、いわゆる中間派の衆議院議員4人。
松野代表は、来週の執行役員会で、離党届の取り扱いを協議する考えです。
混迷が深まる維新の党。
執行部側は、新党側が保管している政党助成金が振り込まれる口座の預金通帳や印鑑を引き渡すよう求めているのに対し、新党側は、あさって臨時党大会を開いて、新執行部を選出し、解党を決めたいとしています。
来年の春闘。
連合は、2%程度を基準に、賃上げの要求を掲げる方針を決めました。
中小企業や非正規雇用の労働者の賃金底上げなどを押し出しています。
連合が公表した基本構想。
従業員全体の基本給などを引き上げるベースアップに相当する賃上げの要求を、3年連続で掲げるとしています。
また、定期昇給分に加えて、2%程度を基準に、賃上げの要求を掲げる方針です。
今回の連合の方針、格差の是正を前面に押し出したことに、大きな特徴があります。
ここ2年、春闘では大手企業を中心に、ベースアップを含めた賃上げの動きが広がりました。
しかし、中小企業や非正規雇用の労働者には波及せず、かえって格差が拡大したという指摘もあります。
大企業の正社員が多くを占める連合が、格差是正を強く打ち出した背景には、こうした声に応えられていないという危機感があると見られます。
大手自動車メーカー、ホンダ。
中国経済の減速などを受け、現地で検討していた新工場の建設を見送りです。
中国の新車販売台数は、ことし8月まで5か月連続で減少。
湖北省武漢市で、現地企業との合弁会社の新工場を年内にも着工する方向で調整していましたが、見送ることを決めました。
ホンダは今月、中国で別の工場を増強したばかりで、新工場見送りによる販売への影響はないとしています。
新しい形の買い物についてです。
スマートフォンなどが普及したことで、お店で商品を購入するのではなく、個人どうしで、ものを売り買いする個人間取り引きが、今、急速に広がっています。
民間の調査機関の調べによりますと、去年の市場規模は、およそ2兆8000億円。
その背景には、もったいないという意識の高まりがあるようです。
きょうはありがとうございます。
よろしくお願いします。
神奈川県に住むこちらの男性。
来年小学生になる娘のために、学習机を手に入れました。
いいですね、なんかね。
木目調がね。
利用したのは、家具などの中古品を取り引きするアプリです。
アプリには品物の写真と値段、それに簡単な説明が載っています。
買いたいものは、出品した人と直接商談。
品物や代金の受け渡しも、原則、本人どうしが会って行います。
ありました、確かに。
ありがとうございました。
こうした取り引きを使って、男性は、これまでにも家具や日用雑貨を割安な値段で手に入れました。
インターネットを介した個人間取り引きの規模は、2年前の2兆3000億円から、今年度は3兆4000億円まで拡大すると見込まれています。
さらに、ネット上では、こんな催しの呼びかけも。
服や雑貨がたくさん並べられた会場。
こちらでは参加者どうしが持ち寄ったものを、お金を使わずに交換する、物々交換が行われているんです。
フリーマーケットでも、バザーでもない物々交換。
ルールは大きく2つ。
1つは、もらえる服や雑貨は、持ってきたのと同じ数だけです。
2つ目は、思い出などを書いたタグを付けること。
新しい持ち主にも大切に使ってほしいという思いを込めています。
こちらの女性は、バッグなど10点を持ってきました。
そのバッグを、早速手に入れた人が。
この仕組みで、全国各地で開かれた催しは、去年からおよそ100回に上ります。
個人間の取り引きは、芸能人も活用しています。
2歳の娘を持つ、タレントの福田萌さん。
アプリを通して、子ども服や一点物のアクセサリーなどを買っているといいます。
福田さんは、個人間の取り引きならではの意外なものを手に入れていました。
取り引きの対象は、もの以外にも広がっています。
個人が持つビジネス上の経験や知識を扱うこのサイト。
一般のサラリーマンなど、およそ8000人が登録しているといいます。
新規事業の開発などの経験がある人と、ビジネス上のさまざまなアドバイスを求めている人を、簡単に結び付けられるようにする仕組みです。
サイトに登録している、塚本恭之さんです。
大手電子メーカーで10年以上、事業戦略作りに関わってきたという塚本さん。
別の部署へ異動になったことをきっかけに、会社を退職。
培ったノウハウを生かす道を探していました。
その塚本さんの経験に、大手企業が着目しました。
どうもはじめまして。
わざわざすみません、お越しいただきましてありがとうございます。
大手医療機器メーカーから、事業戦略作りのアドバイスを求められたのです。
塚本さんは、同じ大手企業にいた経験から、戦略作りには現場の声をいかに取り込めるかが重要になることなどを説明しました。
この日、塚本さんが1時間のアドバイスで受け取ったのは、1万7000円余り。
広がる個人間取り引きの背景について、専門家はこう分析しています。
急速な普及を背景に拡大する個人の間の取り引き。
これまで顧みられなかったさまざまなものやスキルを、改めて見直すきっかけにもなっています。
知識や経験も取り引きになるというのは驚きましたけれども、せっかくのスキルを自分の中でだけ眠らせておくのももったいないですし、こういう活用のしかたもあるんだなって。
そうですね。
この、売ります、買いますって、昔から職場とか地域でもあったと思うんですけれども、ただ、今、スマホなんかが普及をして、圧倒的に情報が便利になってきて、ですから、売るほうも買うほうも選択肢が一気にわーっと広がってきているということなんでしょうね。
ですから、ものやスキルを効率的に使う賢い消費が、これからさらに広がりそうです。
続いて気象情報、井田さんです。
こんばんは。
愛媛県八幡浜の山を彩っているのは、みかんと思いきや、これ、富士柿です。
こちらもこの地域の特産なんですね。
何かの形に似ているのが特徴なんですけれども、くるっとひっくり返すと、富士山に似ているということなんですね。
今、収穫が盛んとなっています。
こちらはもみじ。
福島県猪苗代町にあるたつさわ不動滝の赤や黄色のもみじが彩りを添えています。
きれいですね。
こちら、1週間ほど早く例年よりも色づいているということで、来週の初めにかけては楽しめるということです。
きょうは北日本では11月並みの気温となった所もありましたが、この先の1か月予報によりますと、北日本では来月の初めにかけて、気温が低い日が多くなりそうなんです。
この時期としては強い寒気が流れ込んで、一時的に冬将軍がやって来るためなんですね。
平地でも雪の所がありそうです。
北日本では一時的に季節が進みますので、体調管理や交通への影響に十分お気をつけください。
ではあすにかけての天気図を見ていきましょう。
あすも帯状の高気圧に覆われる見込みです。
このためにあすも晴れる所が多いでしょう。
ただ高気圧周辺の湿った空気の流れ込む関東では雲が広がりやすい見通しです。
また台風25号、これから非常に強い勢力を維持して、未明にかけて小笠原諸島に接近する見込みです。
高波に警戒をしてください。
また、局地的に強い雨となりそうです。
では気温の変化を見ていきましょう。
朝の6時です。
北日本ではきょうより下がる所もありそうです。
北海道内陸は白で氷点下でしょう。
午後3時です。
この時期としては高い所が多いです。
北海道でも15度ぐらいに上がりそうです。
そして夜は、朝よりも北日本の冷え込みは和らいできそうです。
各地の天気と気温を詳しく見ていきましょう。
新監督4人も参加した、ことしのドラフト会議。
甲子園を沸かせた選手たちの、運命が決まります。
第1巡選択希望選手。
中日、高橋純平。
高橋純平投手。
中日、日本ハム、ソフトバンクの3球団が、高橋投手を1位で指名しました。
高橋投手は、150キロを超えるストレートが持ち味。
ことしのセンバツ大会では、チームをベスト8に導いて、注目を集めました。
交渉権を獲得したのは、パ・リーグの覇者、ソフトバンクでした。
引き当てた工藤監督は。
こちらの2人も競合しました。
明治大学の高山俊選手は阪神とヤクルト。
仙台育英の平沢大河選手は、楽天とロッテが指名しました。
明治大学の高山選手。
東京六大学の通算安打記録を48年ぶりに更新しました。
阪神とヤクルトが指名し、抽せんへ。
開けてください。
ヤクルトが交渉権を獲得と思われましたが。
金本監督のほうが当たりくじでした。
平沢大河。
平沢大河。
宮城・仙台育英高校の平沢大河選手。
高校屈指の内野手を巡り、地元楽天と、ロッテが争いました。
結果は。
交渉権を獲得したのはロッテでした。
そしてきょう、私がどうしても指名の瞬間に立ち会いたいと思った選手がいました。
行った先はきのうも訪ねた、関東第一高校です。
関東第一高校、オコエ瑠偉選手が今、姿を見せました。
70人を超える報道陣が見守る中、表情にはきょうは笑顔はありません。
やや硬いように感じます。
打ってよし、走ってよし。
乗る、乗る、乗る乗る、3ベース!
守ってよしと、三拍子そろったオコエ選手。
ドラフト会議の中継を最初から見守りました。
1回目の指名にオコエ選手の名前はありません。
3選手の抽せんが行われ、2回目の指名。
第2巡選択希望選手、オコエ瑠偉。
ドラフト開始からおよそ50分、ようやくオコエ選手の名前が呼ばれました。
オコエ選手の会見後、仲間たちはこの盛り上がり。
運命の日、その感想を聞いてみました。
ビッグな選手になりたいと言っていましたね。
どうですか?それは変わらず、どんな選手になりたいですか?
ビッグな選手です。
もうちょっと具体的に言うと?
具体的に言うとですか?結果で言えば、トリプルスリーを通過点として狙えるような選手になりたいです。
頼もしいですね。
楽しみにしてます。
どうもありがとうございました。
ありがとうございました。
本当にビッグな目標。
目標も大きいですね。
表情も晴れやかに変わっていました。
会場には、野球部のチームメートが駆けつけたんですけれども、緊張した表情のオコエ選手に、タオルや水を持っていったり、目くばせして笑わせたりとね、みんなで和ませていたんですね。
きょうの胴上げはきっとプロでつらいことがあっても、心の支えになるんじゃないかなと思いました。
では、パ・リーグの1位指名です。
日本ハムは明治大の上原健太投手、西武は富士大の多和田真三郎選手、オリックスは青山学院大の吉田正尚選手です。
そして、こちらはセ・リーグの1位指名。
抽せんで阪神に敗れたヤクルトは東洋大の原樹理投手。
巨人は立命館大の桜井俊貴投手です。
広島は大阪商大の岡田明丈投手。
DeNAは駒沢大の今永昇太投手です。
中日は2回目も日本ハムと抽せんとなり、東海大相模高校、小笠原慎之介投手の交渉権を獲得しました。
きょうのドラフトでは、こんな選手も指名を受けました。
実は、自動車教習所の教官なんです。
卒業シーズンなどの繁忙期には、1日9時間、指導に当たります。
この140キロを超える伸びのあるストレートが、スカウトの目に留まりました。
交通安全のマークも、帽子に入っていましたけどね。
ことしのドラフトでは12球団合わせて育成選手を含めますと、116人が指名を受けました。
これから活躍が楽しみですね。
大リーグのプレーオフ。
ナショナルリーグは、メッツが15年ぶりのワールドシリーズ進出を決めました。
リーグ優勝決定シリーズ。
メッツはここまで3勝負けなしです。
1回、5番ルーダ。
この3ランで先制します。
さらに8回、3番マーフィー。
これがプレーオフ新記録となる、6試合連続ホームラン。
リードを7点に広げ、カブスを突き放します。
そして9回、2アウト。
4連勝でリーグ優勝を決めたメッツ。
15年ぶりのワールドシリーズ進出です。
お伝えしていますように、宮城県七ヶ浜町の住宅の庭から、女性の遺体が埋められているのが見つかった事件で、この住宅の床下から、新たに男性の遺体が見つかりました。
警察は、男性の頭に傷があることなどから、殺人と死体遺棄事件として捜査を始めました。
おととい、宮城県七ヶ浜町の住宅の庭で、女性の遺体が埋められているのが見つかった事件で、新たにこの家の床下から、男性の遺体が見つかりました。
この住宅には、87歳の佐藤かのさんと50代の次女と長男が住んでいましたが、いずれも連絡が取れなくなっています。
(健太)ママ!さっきの写真見せて。
2015/10/22(木) 21:00〜22:00
NHK総合1・神戸
ニュースウオッチ9▽マンション問題旭化成建材が関わった工事3000件内訳公表[二][字]
マンション問題続く…旭化成建材が関わった工事3000件内訳公表▽5歳児を放置し死亡父親に懲役19年の判決子ども守る取り組みは▽もったいない!モノや人材を賢く活用
詳細情報
番組内容
【キャスター】河野憲治,鈴木奈穂子,【スポーツキャスター】佐々木彩,【気象キャスター】井田寛子
出演者
【キャスター】河野憲治,鈴木奈穂子,【スポーツキャスター】佐々木彩,【気象キャスター】井田寛子
ジャンル :
ニュース/報道 – 定時・総合
ニュース/報道 – 天気
スポーツ – スポーツニュース
映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
音声 : 1/0+1/0モード(デュアルモノ)
日本語
英語
サンプリングレート : 48kHz
OriginalNetworkID:32080(0x7D50)
TransportStreamID:32080(0x7D50)
ServiceID:43008(0xA800)
EventID:19743(0x4D1F)