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辺野古:政府、3地区に数千万円 名護市通さず支援

毎日新聞 2015年10月24日 01時03分(最終更新 10月24日 01時13分)

 政府は、米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の名護市辺野古への移設を巡り、施設整備費などの振興費を地元3地区に同市を通さずに支出する方針を固めた。総額数千万円程度になる見通し。菅義偉官房長官が26日に3地区の区長と首相官邸で会い、直接支援を伝える。

 3地区は辺野古区、豊原区、久志区で、いずれも条件付きで移設を容認している。しかし、同市の稲嶺進市長は移設に反対しており、再編の進捗(しんちょく)に応じた政府の交付金が支給されていないため、昨年9月に菅氏と面会した区長らは、移設に伴う補償やインフラ整備を求めていた。菅氏は23日の記者会見で「現在、地元の要望について何ができるかを検討している」と述べた。【高本耕太】

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