アシアナ航空、第2のLCC「エアソウル」就航へ

 アシアナ航空の子会社エアソウルは19日、韓国国土交通部(省に相当)に格安航空会社(LCC)の事業免許を申請した。エアソウルは早ければ来年初めから日本、東南アジア路線を中心に運航を開始する。

 アシアナ航空は既にエアプサンというLCCを運営しており、エアソウルの参入で韓国LCC業界は6社による競争体制となる。アシアナ航空のチョ・ヨンソク常務は「外資系LCCも韓国で市場を拡大する中、それに対抗できるLCCが求められていた」と指摘した。

 今年上半期に国内線でのLCCのシェアは54%で従来型のレガシーキャリアを圧倒。国際線では韓国のLCCによるシェアが13%を超えた。2010年に142万人だった日本・東南アジア路線のLCC利用客は昨年には740万人に増えた。

 来月6日にLCC業界1位のチェジュ航空(済州航空)が株式を上場させるのに続き、エアプサンも近く上場する。大韓航空系のジンエアーが12月に仁川-ホノルル線に就航するなど、中長距離路線も拡大している。

チョ・ジェヒ記者
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