これでこの時間の体操を終わります。
このあともどうぞお元気でごきげんよう。
10時になりました。
ニュースをお伝えします。
輸出から輸入を差し引いた先月9月の日本の貿易収支は、中国向けの輸出が減少したことなどから、1145億円の赤字となり6か月連続で赤字となりました。
それによりますと先月の輸出額は、アメリカ向けの自動車の輸出が伸びた一方、中国向けの輸出が減少したことなどから、6兆4174億円と去年の同じ月に比べて0.6%の伸びにとどまりました。
一方で、輸入額は原油価格の下落によって、原油やLNG液化天然ガスなどの輸入額が減少したため、6兆5318億円と、去年の同じ月と比べ11.1%減りました。
この結果、輸出から輸入を差し引いた先月の日本の貿易収支は、1145億円の赤字となり6か月連続の赤字となりました。
またことし4月から先月までの今年度上半期の貿易収支は、1兆3086億円の赤字となりましたが、原油安の影響などで、赤字額は、去年の同じ期間より大幅に減少しました。
財務省は、原油安の影響を受けて、輸入は減少傾向が続いているが、中国経済の減速などを背景に、輸出の伸びが鈍っており、今後の動向を注視したいと話しています。
アメリカのオバマ大統領は、カナダで行われた総選挙の結果、次の首相に就任する予定の野党自由党のトルドー党首と電話で会談し、TPP環太平洋パートナーシップ協定の発効に向けて協力を求めたものとみられます。
カナダで19日に行われた総選挙では、中道左派の野党自由党が勝利を収め、トルドー党首が次の首相に就任する予定です。
これを受けてアメリカのオバマ大統領は20日、トルドー党首と電話で会談し、選挙の勝利について祝意を伝えるとともに、テロ対策や地球温暖化対策などを巡り協力関係を強化することを確認しました。
また、双方は先に大筋合意したTPP環太平洋パートナーシップ協定の発効に向けて、どのように取り組んでいくか話し合いました。
ホワイトハウスのアーネスト報道官は次のように述べました。
TPPについてトルドー党首は、自由貿易を支持するとしながらも、今のハーパー政権が行ってきた交渉が透明性を欠いているとして、内容を詳しく検討する考えを示しています。
このため、オバマ大統領はトルドー党首に対してTPPの意義を強調し、協定の発効に向けて協力を求めたものとみられます。
国連総会で軍縮問題を扱う委員会で、中国の軍縮大使が、日本は原子力発電所の使用済み核燃料から取り出したプルトニウムを大量に保有しており、核開発に乗り出す可能性があると指摘したのに対し、日本の軍縮大使は、核武装の意図はないと強く反論するなど双方が応酬しました。
では全国の天気、雲の動きです。
本州の南海上や沖縄には、台風や前線に伴う雲が広がっています。
日本海には東西に延びた雲があり、今夜は北日本にかかってくるでしょう。
2015/10/21(水) 10:00〜10:05
NHK総合1・神戸
ニュース・気象情報[字]
ジャンル :
ニュース/報道 – 定時・総合
ニュース/報道 – 天気
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