お…お父様!?お前様!あかんあかん…。
(亀助)旦さん旦さん!お父様!
(よの)しっかりしなはれ!
(亀助)旦さん!しっかりし!生字幕放送でお伝えしますおはようございます。
井ノ原⇒10月21日、水曜日の「あさイチ」です。
まずこちらから!日本の名峰、富士。
夏が終わって登山シーズンも一段落。
冬山はさすがに手が出せないというあなた!いいえ、実は今が富士山のベストシーズン!観光客が今も楽しめるとっておきの方法があるんです。
富士下山が今、女性に人気なんです。
バスで五合目まで行きあえて頂上を目指さずふもとまで下山するんです。
こんにちは。
よろしくお願いします。
この日、富士下山を楽しむツアーに参加させていただきました。
このツアー、女性に人気。
この日も10人中7人が女性でした。
こちらの68歳の女性は娘さんに連れられてやってきました。
足腰に自信がないといいます。
午前10時さあいよいよ、富士下山出発です。
今回のコースは、山頂の東側須走口五合目からオレンジ色で示した登山道5kmを5時間かけて下るんです。
標高1500mならではの景色や植物を堪能できます。
富士下山だけあってなだらかな歩きやすい道が続きます。
歩き始めること、30分。
早速最初の絶景ポイントに到着です。
きれい!うれしいですね。
小富士と呼ばれるこのポイントからは、紅葉とうっすら雪化粧をした富士山の山頂を眺めることができるんです。
さらに振り返れば、このパノラマ。
山中湖も見渡せます。
皆さん絶景に大興奮でした。
そして、この時期ならではのとっておきの楽しみといえば。
あっ、本当だ、カエデ。
そう、富士山の紅葉です。
富士山は五合目よりも下にしか広葉樹が育たないため下山するときにこそ楽しめるんです。
さらに、下っていくとこんなものも。
今はあまり使われなくなった山道。
倒木もそのままです。
ありのままの自然を感じることができます。
大自然だけでなく富士山の深い歴史に触れることができるんです。
ここは、江戸時代に盛んだった山岳信仰のお社があった場所。
今はその朽ちた跡だけが残っているんです。
さらに歩き始めて2時間。
二合目付近でランチタイムです。
皆さん余裕の表情。
疲れは見えません。
こちらは出発前、不安そうだった藤澤さん。
再び下山開始です。
二合目を過ぎると標高はおよそ1500m。
出会う植物も様変わり。
見つけたのはガマズミと呼ばれる木の実。
甘酸っぱい実は果実酒の原料にも使われるそうですよ。
こちらは、同じく標高1500m以下に生息するヒメシャラという木。
このヒメシャラ木の皮が薄いため、幹の内部に熱がたまりにくく、触るとひんやりするのが特徴です。
下山ならではの隠れたスポットもツアーの見どころ。
こちら何だか分かりますか?噴火によって堆積した火山灰などが風雪によって削られ大きな谷が300mにわたり連なっています。
深さ70mもあります。
和製グランドキャニオンとも呼ばれる人気絶景スポットです。
そして歩き始めること5時間。
ゴールに到着です。
内藤⇒なかなかいいですね。
僕は登らされました父親がやっぱり好きなので小学校の4年生ぐらいのときに。
ただ下りてくるときに楽しいですよ。
須走口から、ざっと下りるのがその後楽しさもあるけれども、ある程度年齢がいかれている方も無理せず十分楽しめます。
景色も楽しめるならいいですね。
柳澤⇒山は登って達成感があるという感じがするからね。
坂下⇒体力のない方にはすごくいいなと思いました。
柳澤⇒下にいくと電波が飛ばないんだよ。
電波を飛ばしたいだけじゃない。
柳澤⇒実はそこは電波を飛ばしてるところです。
三輪⇒私も運動不足で体力を心配していましたがゆっくり歩いてくれるので息切れもなく紅葉を楽しむことができました。
11月の中旬ぐらいまで富士山の紅葉を楽しめます。
登ってみようかなと思われる方もいるでしょうね。
体力がついてくるんじゃないですか、下山だけでも。
足にきましたか。
三輪⇒足に負担もあるので装備はしっかりしなければいけません。
柳澤⇒けさインターネットで調べたら2000mぐらい標高があるところでは10度を切っていました。
三輪⇒温かい格好をしていたんですが、その日は天気がよくて暑くて皆さん、脱いでいました。
富士下山なんですけれども今回登った以外にもコースがあります。
今回は須走口五合目から行って横移動して戻って下りてくるという構図でした。
そのほかにも富士宮口五合目から宝永山の火口を見てからその後下りてくるコースもあります。
富士スバルライン三合目から青木ヶ原樹海があるというコースもあります。
散策しながらです。
毎回同じじゃないところも楽しめますね。
個人でも行けるんですけれども道が分かりにくくなります。
人も少ないので柳澤⇒だから無線機を持っていったほうがいいんだよ。
三輪⇒この下山、これからの季節も楽しめます。
冬、このように雪の中をトレッキングも楽しめるということでした。
下山とはいえ標高1000m以上のところを歩きますので気候も変わりやすいです。
装備もしっかりとしていただきたいと思います。
富士下山についてお伝えしました。
続いて特集です今これがきているんですって。
人気アイドルグループNMB48の須藤凛々花さんはあるものに、はまっているんです。
ニーチェの本を持ち歩き何度も読み直すという凜々花さん。
忙しいアイドルとしての日々ですが、ニーチェの深いことばをきっかけに自分を見つめ直しています。
実は今、哲学にはまる女性が急増。
書店に行ってみると入門編から本格的なものまで哲学関連の本がずらりと並んでいます。
この累計160万部という大ヒット漫画に登場するのは哲学者。
渋いその姿が女性の心をぐっとつかみました。
ほかにも哲学用語を分かりやすいイラストで解説するこちらの本。
発行部数10万。
異例のヒットです。
さらに増えているのが哲学カフェと呼ばれる哲学対話を行うイベント。
愛とは何かなど熱く語り合います。
でも、そもそも哲学って何?とお思いの皆さん。
哲学とは物事の本質を探究する学問のこと。
なんだか難しそうですよね。
しかし、その考え方を生活に取り入れてみると忙しい毎日で失っていた自分を取り戻すことができるというんです。
子育てに悩む母親たちも集まっては哲学対話に夢中です。
こちらの30代の女性は自分が感じたことを必ず書き留めるといいます。
そして、スタジオには13人の哲学者が大集合。
あなたの心に響く名言を紹介します。
動きがおかしいんだよ。
柳澤⇒顔の表情が変わらないね。
石井⇒スタジオに熱気がありますよね。
本当に哲学が今女性の間でじわじわと人気が出てきているんです。
かくいう有働さんも最近、哲学の本を読んでいるということです。
有働⇒なんですか、その目は。
最近は老子でございます。
毀誉ほうへんの多い職業だから迷うじゃないですか。
ですから迷うのではなく。
雑誌社の方、書かないでください。
確固たる何かが欲しいということで私は老子ですが柳澤さんは?柳澤⇒一時、大病しました。
そのとき何となく自分自身がこれから先どうなるかと思ったときに何となく自然に呼吸をする息遣いみたいなもの、老子のものを読んだときに思いました。
坂下⇒なんですか。
石井⇒深まってきました。
有働⇒どうして哲学者さんたちがカメラで抜かれるわけ?石井⇒皆さんにもファックスで参加していただきたいと思います。
誰に相談してもこういう答えがこないという方哲学者の名言で皆さんの悩みに答えていただきます。
イノッチはないの?アイドルだから見失ったりとか?哲学ゼロ!なし!結構語録がある感じがする。
語録ですか。
どうでしょうかね。
石井⇒続いていきましょうよ。
哲学のススメと題してたっぷりとお伝えします。
まずは哲学の「て」といきたいところですがつらいときに心にしみる哲学者の名言、ありますよね。
「あさイチ」では今回の番組にあたって女性の心に響きそうな名言を10選んでアンケートを取りました。
そうしましたら1000人余りの方から回答をいただきました。
その1位に選ばれたのがヒルティというスイスの哲学者のことばだったんです。
このことばが、いちばん多く心に響いたということです。
これは分かりやすく翻訳したものです。
ヒルティさんのことばが心に響いたという方を取材しました。
千葉県にお住まいの山本晶子さん、44歳です。
2人の子どもの母親である山本さん、これまでの人生さまざまな悩みや葛藤を乗り越えてきました。
山本さんは15年前1人目の出産のあと出版社を辞め、フリーに。
7年間積み上げたキャリアを捨てる苦しい決断でした。
フリーの仕事を続けながら必死に子育てもしてきた山本さん。
しかし、4年前、12歳と9歳の子どもが同時に不登校になります。
どうしたらいいのか、考えが全く見つからない日々でした。
その後、毎週のようにスクールカウンセリングなどを受け、1年ほどで不登校は解消。
今では、子育ても一段落し仕事も自分のペースで続けることができるようになりました。
山本さんの心に響くことばです。
内藤⇒ことばに救われましたね。
自分だけではないということでそういう格言があるということは苦しむ人がいるということ自分だけではないということでずいぶん救われませんか。
みんなそうだよっていうことですよね。
1位に選ばれているということはそうなんでしょうね。
石井⇒このことばが自分のことばとして響くということは山本さん自身がしっかりと自分の現状と向き合ってきたということが証しでもあるのではないかと。
女性は結婚、出産それから育児だけではなく介護など人生の中でいろんな段階があってだからいやおうなしに、そこに向き合うという現実があると思うんです。
だからこそ、このことばがよりぐっと響くのではないかというふうに思います。
ちなみに、先ほどは1位でしたが2位と3位はこちらのことばです。
3位はフランスのカミュです。
内藤⇒つらいということはまずあるということですよね。
どのように乗り越えるかということですよね。
救いを差し伸べるようなことばですよね。
内藤⇒そのように考えると楽になりますよね。
それぞれの人の生き方があるように名言もそれぞれの人によって響いてくることばが違ってくると思うんです。
皆さん、もっともっと知りたくなってきませんか。
なってきましたよね!ということで、ここからはあなたならではの名言を見つけてくださいということでスタジオの哲学者の皆さんここでご紹介しましたけれど皆さんの名言を紹介していきたいと思います。
改めて哲学者の皆さんをご紹介します。
石井⇒まずは、紀元前の古代ギリシャから3人。
哲学の祖といわれるソクラテス。
その弟子のプラトン。
さらに、プラトンの弟子アリストテレスです。
続いて、フランスのデカルトドイツのカント同じくドイツのニーチェです。
17世紀から19世紀にかけて活躍した皆さんです。
次は、カップルで登場。
フランスのサルトルとそのパートナーであるボーヴォワール。
ボーヴォワールはフェミニズムの流れを作ったと言われています。
さて、続いてはスイスのヒルティフランスのアランです。
人の幸せについて考えた幸福論を唱えた2人です。
最後はアジアから。
中国からは儒教の始祖・孔子。
続いて、道教を創立させた老子。
そして世界で最も知られている日本人哲学者・西田幾多郎です。
そして、こうした哲学者たちを推薦してくれたのが本日の専門家ゲスト哲学者の小川仁志さんです。
よろしくお願いします。
小川⇒よろしくお願いします。
きょうは世界一分かりやすく哲学をご紹介します。
先ほど、パターンで名言の2位と3位の名前が違っていました。
カミュとアランの名前が逆になっていました。
2位はフランスの哲学者カミュです。
そして3位がフランスの哲学者のアランです。
専門家がこうやって指摘していきます。
小川先生と一緒に頭を整理しながら進めていきます。
石井⇒ご指摘ありがとうございました。
それでは早速名言を紹介していきたいと思います。
まずは坂下さん。
坂下さんに、ぜひ合った名言をご紹介したいんですけれどまずはお悩みから。
坂下⇒悩み…。
内藤⇒あるの?坂下⇒ありますよ。
やっぱり私も子どもの面倒で自分の時間がなかなか取れなくてたまには1人になりたいときもあるんですけれどなりたいけれども作れない。
毎日忙しくて。
でも1人にはなりたくない。
子どもが寝てしまうときに1人になろうと思うんだけれど一緒に寝てしまうんです。
自由な時間どうぞと言われても気になってしまってということですか。
早く帰ろうとか、1時間どこかに行っていても早く会いたくなってしまってでも1人の時間がほしい。
柳澤⇒結論から言うと、どうしたいの?石井⇒小川さんどうでしょうか。
これにぴったりの。
名言があります。
今から名言を紹介しますけれどこれに従ってくださいっていうことではありません。
哲学は自分で考えることが大事です。
そのヒントにしていただければと思います。
アランにいきましょう。
アランというのは高校の先生をやっていて新聞なんかにもコラムを書いていて、ことばが非常に分かりやすいんです。
だから響くんだと思います。
フランスの哲学者です。
このことばをお願いします。
内藤⇒憂うつな人は近くを見ているということですか?すばらしい、解説がいりませんねそういうことです。
要は自分の身の回りの忙しさばかりにとらわれてしまって大事なものが、見えていないんじゃないかなということなんです。
忙しい、ゆったりしたいけれどなかなかできないということでイライラしてしまう。
遠くを、ということは自分のことを広い視野で見るということなんです。
なぜ自分が忙しい状況にあるのかやりたい仕事もやって子育てもやって自分の望むことを全部やっているからだと思うんです。
そのようにしてみると幸せな状態なのではないかとそんなに言ったりしなくても今はできることを一生懸命やろうというふうに前向きに考えるのではないかなということなんです。
柳澤⇒宇宙を見ると自分がいかに小さな存在かということに気付かされますけれど遠くを見ていると自分を見ることにつながってくるんですよね。
さすが柳澤さん、すばらしいです。
アランもこの中で宇宙を見るようなことも言っています。
私たちの星を見ると自分の悩みなんてちっぽけだと思いますよね。
坂下さんがデビューする前どうだったのか、あるいは今後どうなっていくのかそういうことを考えてみると今充実してるなと思うかもしれないということなんです。
内藤⇒どうですか?坂下⇒思います。
考えてくださいね。
坂下⇒分かりやすいです。
有働⇒視聴者の方です。
埼玉県の40代の方です。
やりがいがないのでパートから責任のある仕事につきたいのですがなかなかいい仕事に巡り合えません。
こういうときは哲学ではどうしたらいいんでしょうか。
ぴったり合うことばがあります。
サルトルにいきましょう。
サルトルのこのことばですお願いします。
フランスの哲学者元祖、行動する哲学者です。
考えるだけではなくて社会運動反戦運動に積極的に関わりました。
では、ことばをお願いします。
ちょっと難しいことばですね。
石井⇒学校の教科書にありましたけどね。
実存主義。
自分の選択という意味なんです。
本質は運命です。
だから自分の選択は実は運命を超えることができる運命を変えることができるということなんです。
われわれはなかなか日常ではそのように思えないところがあって本当は行動さえよければなんとかなるんです、なんとかなるんだけれども待ってしまうというところがあります。
サルトルのあのことばを出してもらいましょうか。
人間は自由の刑に処せられているということばがあります。
選択はたくさんあります。
いっぱいあるから困ったなととらえてしまうと自由の刑になってしまいます。
逆に言うと選択肢が無数にあるんだと自分が気付いていないところがたくさんある。
例えば私を見てください。
自由だなあ。
こんなこともできる今のは想定外ですよね。
このように見てみると、私たちは想定できないような選択が身の回りにたくさんあるんです。
だから、ぜひそういう目で見ていただくと機会がない機会がないということではなくて何か新しいものが見つかるのではないかな、ということなんです。
石井⇒そもそものお悩みは何だろうかということになりましたね。
やりがいがないのでパートから責任のある仕事を見つけたいけれども、なかなかいい仕事に巡り合えないということなんですよね。
そうなりますと今のお話を当てはめると、どうなりますか。
ですから、やりがいのある仕事がないないと思っているんだけれどもっと探せると思うんです。
自分の見えていないチャンスというのがたくさんあると思うんです。
そこに目を向けてくださいということが1つ待っているというところがなかなか消極的なっているんじゃないかということで積極的に動かないと人生は変えられません。
内藤⇒パート自体をつまらないと思わないということもありますよね。
そこに思い込んでしまうと選択肢にパートがおもしろくないと考えてしまいますよね。
すばらしいですね。
そういうことでしたら老子がまさにそういうことばがあります。
皆さんご存じだと思いますけれど道教の開祖ですね。
自然を重視する人です。
老子のいちばん有名なこのことばにいきましょう。
道というのはタオの思想、中国語でタオを表しています。
無理にしてしかも為さざるはなしというのは何もしないことによって逆にすべてがうまくいくということなんです。
ですから例えば仕事がないどうしよう、かえたいんだけれどとあがいているとというのはなかなか見えていないんですけれど、実は何もしないことによって自然とうまくいくということもあるんです。
もしかしたらあとで振り返ってみると今のパートの状況がよかったのかもしれないということもありえます。
ですからさっきのサルトルとは正反対ですけれど、自分の響くほうですね。
あるいは自分が両方とも考えるきっかけとして使っていただければなと思います。
名言コーナーはここで置いておきまして先に進ませていただきます。
お悩みがありましたらお寄せください。
次は哲学の「て」です。
今この哲学対話をする人たちが増えているんです。
岡山市で先月開催された哲学カフェです。
参加したのは8人の母親たち。
子育ての悩みを解消できればと初めて申し込んできた女性がほとんどです。
テーマは育児書によく書かれている子どもを感情的に怒ってはいけないというアドバイスを問い直します。
司会は大学で哲学を研究している松川絵里さんです。
ファシリテーターと呼ばれ哲学対話を物事の本質へと導いていく重要な役割を担います。
子どもを感情的に怒ってはいけないのか?対話のスタートです。
参加者たちは最初、悩みや自己嫌悪感について語り合います。
しかし、ここからが哲学対話のポイント。
ただ悩みを語り合うのではなく参加者の内面に迫るためファシリテーターが問いかけます。
坂下⇒ママだって人間なんだから。
参加者の意見を整理して問い直すファシリテーター。
みんな、なぜ自分が子どもを怒ってしまうのか理由を考え始めます。
最初は、子どもを叱ることに自己嫌悪を感じていた参加者たち。
2時間の対話を通して少しすっきりしたようです。
この哲学対話、教育現場でも取り入れられ始めています。
埼玉県にあるこの中高一貫校では4年前から中学3年生のクラスで哲学対話を行っています。
この日のテーマは…こうした日頃考えたことのないようなテーマについて、50分かけてじっくり話し合います。
生徒は毛糸のボールを持ったときに発言し最後まで意見を言います。
結論は出さず他人の意見をよく聞く過程を大切にしています。
この学校では現在の中学3年生に加え高校でも哲学対話を始めたいと考えています。
内藤⇒社会は、いろんな人がいるからどっちなの?と結論を出さなきゃいけないとちょっとね。
柳澤⇒1足す1はいくつですかという質問がありますよね。
でも2という答えが出るかもしれないけどそうじゃないということですよね、答えがないことを逆に触れて考えてもらうということですね。
答えを求められすぎのような気がします。
有働⇒考える時間がないというか間髪入れずにいいことを言う答えをいう分かりやすくというような感じがあってシーンと考えるというのは小さいころあったのにそれが許されないというか。
テレビの場合、編集だから結構スタジオはぐずぐずだったりするんですよ。
物事は単純に考えすぎ。
複雑なままでいいじゃんと思えるかどうかですよね。
柳澤⇒哲学トークと言っていましたがお母さんたちの会話は別に哲学とつけなくても日常のママさんトークですよね。
坂下⇒私も毎日、知らぬ間に哲学トークしています。
石井⇒気付いてみると毎日の会話が哲学なんじゃないかなと思います。
みんなと話し合うカフェは1990年代にフランスで生まれて日本では15年ぐらい前からあったということで全国50か所以上で行われているんですよ。
でもなかなか知るきっかけがないので分からないですよね。
こういう場があるのは。
柳澤⇒喫茶店でやるというわけではなく、あの場があるということですね。
石井⇒喫茶店ありますし、公民館みたいなところもあります。
柳澤⇒ファシリテーターがいるということが違いますね。
あれがないと酔っ払ったサラリーマンのお父さんの話と一緒ですよね。
取りとめもなくなっちゃうからまとめるというか導く人が必要なんですね。
小川⇒哲学は物事の本質を考えるとさっきあったと思うんですけどその目的を見失ってはいけないです。
できるようにファシリテーターが導いていくということです。
私は8年ぐらいやっているんですけれども本当にいろんな方が参加されていて場所も商店街の空き店舗でやったりカフェでやったりするんですが女性が今多いですね。
そういう方がいないと千里子ちゃんが言ったように旦那の悪口になりますよね。
坂下⇒言わないでくれる?内藤⇒問題を解決したいということがスタートなんですか?集まることの。
最初はそうですね。
テーマによって違うんですがなぜ人は化粧をするのかというの昔やったんですけれどもある方が来られましてどうして来られたんですかと聞いたら、あるときから私は化粧をしなくなったなぜか分からなくて来ましたと。
それぞれ自分に悩みがあってそれがきっかけになっているんでしょうね。
有働⇒みんながいるとええことを言わなと思ってものすごい知恵を絞って思ってもいないことを言ってしまいそうですが、それはないですか。
私は最初に難しいこと言わないでくださいね、自分で考える機会にしてくださいとお願いしています。
そうしないともったいないですよね。
自分が考えて悩みを解決したいかっこつけて時間だけ潰してしまったと。
石井⇒私も参加してきました。
そんなことないですよ。
逆にそういうことを話し合いたくて来ているからみんなどんどん自分を出して赤裸々にたぶん友達にも言えないようなことを言い始めるんですよ。
思わず自分でも気付いたらいろんなことを語っていると。
おもしろい。
自分についての発見というのもあったりしておもしろいですよね。
柳澤⇒お酒を飲みながらというのもいいんですか?哲学カフェは昼間にやることが多いんですが、哲学のバーがあってもいいと思います。
ただし言ってることが分からなくなるようになりますのでね。
それは気をつけないといけないですね。
有働⇒哲学者がいっぱい来てくださってるのでいろいろ伺いたいんですけれども。
動くたびにシャカシャカいっています。
女性1人、ボーヴォワールさんはどんなことをおっしゃる方なのか気になります。
石井⇒心にしみいる名言が欲しいですよね。
ボーヴォワールはフェミニズムとかで有名なんですけれどもサルトルのパートナーでもあったわけです。
そのボーヴォワールのあのことばでいきましょうか。
あのことばですね。
自由だからね。
刺激的な。
これも哲学だと思うんですね。
深いわ。
これを聞かれていかがですか?
まず先ほど入ってきたニュースです。
財務省の発表によりますと、輸出から輸入を差し引いた、先月・9月の日本の貿易収支は、1145億円の赤字となり、6か月連続で赤字となりました。
先月・9月の日本の貿易収支は、6か月連続で赤字となりました。
国連総会の軍縮問題を扱う委員会で、中国の軍縮大使が、日本はプルトニウムを大量に保有していて、核開発に乗り出す可能性があると指摘したのに対し、日本の軍縮大使は、核武装の意図はないと、強く反論するなど、双方が応酬しました。
国連総会の軍縮問題を扱う第1委員会では、20日、各国が核軍縮を巡る立場を表明しました。
この中で、中国のフ聡軍縮大使は、日本が原子力発電所の使用済み核燃料から取り出したプルトニウムを、47トン以上も保有しているうえ、国内には核武装を求める声も根強くあるとして、日本が核開発に乗り出す可能性があると指摘しました。
これに対して、日本は。
日本は、IAEA・国際原子力機関の査察を受け入れ、すべての核物質を監視下に置いていて、核武装の意図はないと強く反論しました。
政府は、海洋問題を巡って日中両国の実務者が協議する会合を、来月にも北京で開く方向で調整しています。
不測の事態を避けるため、緊急時に日中の防衛当局間で連絡を取り合う、連絡メカニズムの早期の運用開始を目指して、意見が交わされる見通しです。
日中高級事務レベル海洋協議は、両国間の海洋を巡る問題で、実務者どうしの意思の疎通を図ろうと、3年前に設けられました。
政府は、次回の会合を来月にも北京で開く方向で、中国側と調整しています。
会合では、不測の事態を避けるため、緊急時に日中の防衛当局間で連絡を取り合う連絡メカニズムの早期の運用開始を目指して、意見が交わされる見通しです。
また政府は、沖縄県の尖閣諸島の周辺海域で、中国の公船による日本の領海への侵入が定期的に続いていることに対し、改めて抗議することにしています。
海洋協議は、日中関係が冷え込み、政府どうしの定期協議が軒並み中断していた中、去年9月にいち早く再開されるなど、両国間の対話の窓口としても捉えられていて、政府は、関係改善の流れを確実にしていきたい考えです。
では全国の天気、雲の動きです。
本州の南海上や沖縄には、台風や前線に伴う雲が広がっています。
日本海には東西に伸びた雲があり、今夜は北日本にかかってくるでしょう。
井ノ原⇒きょうは哲学というテーマでお伝えしています。
有働⇒哲学者の皆さんに答えてもらいたいという方がいらっしゃいます。
聞いてもらいたくなくなってきたな。
有働⇒20代の方です。
私は人と比べてしまって自分が劣っていると勝手に落ち込んだり嫉妬して八つ当たりしてしまいますというお悩みです。
小川⇒なるほどそうですね。
そしたらどうしようかな。
それに合う名言を持っている人がいるということですか?私が探すんですけれども。
ソクラテスが俺だ俺だみたいなことを言っています。
ソクラテスでいきましょうか。
本当に哲学の父です。
内藤さんとも話をしていましたがソクラテスの時代の哲学は分かりやすかったと。
ソクラテスの町で若者と町と対話をしてそれをやっているのを哲学と呼びました。
柳澤⇒昔、歌にありましたね。
ソクラテスかプラトンか。
私はちょっと時代がもう少し若いので。
有働⇒人に嫉妬して八つ当たりしてしまうという悩みです。
よく生きるというところが重要です。
よくというのは自分で決めていいんじゃないですか。
なるほど。
基準があるのではなくよいと思えばいいわけだから人それぞれ違う、それを許してもらえるという気がするな。
有働⇒先ほどなんとおっしゃいましたか。
単に生きたいなと思っていました。
それがよく生きるということです。
おっしゃるとおりです。
実は若者をたぶらかしたあと哲学をやっていただけなのに死刑を宣告されます。
逃げられたのに自分で毒杯を飲んでソクラテスは死んでしまいます。
みんなに分からないけれどもこれがよく生きるといったわけです自分が納得するように生きていればいいということ。
あまり人のことを気にしなくてもいいと思います。
ソクラテスのことばを聞いただけではそうかと思いませんがどうしたらいいですか。
ちょっとほかのも見ていきましょう。
そうしたら納得いただけないということですのでヒルティさんにいきましょう。
名言でも1位になっています。
いいことを言ってくれると思います。
裁判官の出身です。
キリスト教徒です。
非常にユニークな方で幸福論を書いています。
どうしたら幸福になるのか。
このことば、いきましょう。
どういうことかといいますと皆さんの感想はどうですか。
坂下⇒虚栄心って何ですか。
見えを張る気持ちが強いということです。
自分がよくありたいという気持ちが名誉心です。
自分の範囲を超えてこうとするということですね。
無理をしているのはよくないということじゃないですか。
哲学されていますね。
見えを張るのはそんなに悪いことなんでしょうか。
悪いことと思わない。
なるほど。
多少、人間の向上心があっていいと思います。
虚栄心と名誉心はコンプレックスの裏返しでよくありたいと思ってしまう、見えはそう思うと不幸になってしまう。
あまり望まずに望みすぎないようにするのが幸せになる秘けつということです。
やはり人から言われることをいろいろ聞いているとどんどんコンプレックスがたまってしまって背伸びをして不幸になっていくということがあると思います。
分かります、わが道を行くだな。
石井⇒哲学はいろいろな側面があります。
ちょっとここで皆さんに問うてみたいのは子どもの何気ないひと言にあれ?と思うようなことはありませんか。
どういうことで次は哲学の「が」です。
それは息子が小学生のときのこと。
何の前触れもなく…。
坂下さん、人間って何でいるんですか。
坂下⇒アダムとイブかな?あめをなめながら友達と待ち合わせをしていると子どもたちが私に近づいてきて言いました。
しかし、かばんの中にあったのは1つだけ。
すると、いきなり子どもたちが聞いてきました。
井ノ原⇒うるせえよ!石井⇒本当にそう思うんですか?お前はどう思うんだよと大人が答えを持っていると思ったら大間違いですよ。
石井⇒それで子どもは納得しますかね。
深めていきたいと思います。
皆さんにお進みいただいてここで哲学対話を実際にやってみたいと思います。
進行役は小川先生にお願いします。
ルールから教えてください。
簡単なんですけれどもまず難しいことを言わなくていいです。
難しいことばを使うとみんなで共有できなくなります。
どうしても必要なときは解説してもらう2番目は全否定しない。
全然違うよと言ってしまったら何も言えなくなってしまいます。
けんかにもなるし険悪になります。
そうならないように、ということです。
3つ目は人の話を遮らないということです。
聞いてあげるということですね。
聞いてあげることも必要です。
それぞれ守っていただければ。
あとは手を上げていただいて発言していただくときはアリストンテレスをお渡します。
それで発言していただくということだけです。
人はどうして平等ではないのかということです。
制限時間は5分です。
内藤⇒2時間ぐらいやろう。
ベルの音
ミニ哲学カフェということで平等ということで、まず平等とは何かということを皆さんなりに考えていただきたいと思います。
難しいこと言わずに直感でお願いします。
手を挙げてください。
柳澤⇒同じこと、ですよね。
ほかはどうですか。
内藤⇒平等はないと思います。
例えば走るのが速いけれども勉強ができる。
勉強ができるけど走るのが遅いとかそれぞれ個性があるから平等ということはありえないと思います。
井ノ原⇒先ほどの例で言いますとあめ玉をほしいと思う人と思わない人もいるしお金がほしいという人と別にいいという人もいるので平等イコール幸せとはという考えがまず違うと思います。
柳澤⇒平等はあると思います生まれて1人で死ぬでしょお金持ちだろうがどんな仕事をしてようが生まれて知るという意味では同じです。
内藤⇒その意味に関しては平等です。
有働⇒人と比べるから平等かそうじゃないかということを人がいると平等かそうじゃないかという発想が生まれると思います。
人と比べるからです。
内藤⇒僕もそう思います。
内藤⇒すごいことを言うよ。
坂下⇒もういいですよ。
平等じゃないから人生、生きているのが楽しいのかなと思います。
内藤⇒いいじゃない。
今すごいこと言われました平等になりたいですか。
別にいいです。
なりたくない、何でですか?内藤⇒1つだけ自分に得意なものがあるといいと思う。
柳澤⇒自分らしさがあるといいと思う。
どうして平等になりたくないですか。
じゃあみんながお金持ちでなったら幸せかというと別に自分が好きなことができればそれでいいと思っているから。
なるほど。
なんかそんな感じです。
それは大事なことです。
自分がこうありたいと気持ちがみんなにあるから、みんなと一緒は嫌だということだと思います。
フランスのルソーは不平等になったのは人間に向上心があるからだということです。
だから不平等、世の中平等じゃないということになっていると思います。
不思議なのはなぜ平等が必要なのかということになるのかです。
向上心があったらいいじゃないかと思います。
坂下⇒みんなやっぱり人と一緒だったら安心感を持つ人もいるのかもしれないです。
あまり違いがあるとちょっと嫌だと私はすごいお金持ちなのにあの人困っているこれは嫌だというふうな感情ですか。
ほかは、どうですか?何で平等を人間を求めるのか。
何でしょうね、僕は子どものときの防災ずきんがみんな学校指定だったのに僕はおばあちゃんが買ってきたやつで超本格的で、おばあちゃんみんなよりもいいんだというふうにしていました。
どうでもいいからみんなと同じがいいと思っていました。
柳澤⇒平等はつまり安心できるということです。
先ほどの論争は人間には向上心と同時にあわれみみたいな感情がある、それは同じじゃないと安心できないというところとつながるという気がします。
内藤⇒個人的なことですが人類全部で考えると全員が平等だとしたら例えば何か病気になっても全員が死んでしまうじゃないですか。
それぞれ多様性があるほうがみんなが生き延びることができると思う。
人類がね。
今言っているのは自分だということで全員が平等というのは社会で考えると危険だと思う。
ベルの音
5分過ぎました。
坂下⇒早かった。
すごく短いけれど、さすがいい対話、皆さん考えながら答えてくださったなと思いました。
結論が出たわけではないですが不平等でどうして平等じゃないのというのは向上心があるからとかそれだったら世の中逆におかしくなってしまうのではないかというのが皆さんの意見でした。
まとめるわけではないですがこの哲学的対話をきっかけにしてこれから考えていくことが大事です。
平等って何だろうということをしばらく考えると思います。
その中で、ある日、これだというふうに納得する答えが見つかればすごく意義があるなと思います。
柳澤⇒人間は考える葦です。
パスカルですね。
1人でもできますか。
できると思います。
誰でもできると思います。
哲学を知っている人がいればうまくいくことがあると思いますが家庭でもできると思います。
先ほどのルールを守ってお父さんはお前は分かっていないとか言わずに。
誰か否定するとだめだね。
家庭に第三者的な、小川さんみたいな人が家に来てくれれば有働⇒信じて疑わない気持ちを持てば夢を単なる予定になる、かなえられるというふうに言ったのはイノッチの名言だと思いますということです。
人生とは、出たトコである!おはようございます。
プラトン改め篠山です。
いつからいたか分かりましたか。
分からない。
9時のニュース明けから。
8時台は別の方でした。
ずっとイノッチさんの襟足を見ていました。
どうだった?ナイスな襟足でした。
もちろんこのことばご存じですね。
哲学です。
これ有名なやつですからね。
行ってみなけりゃ分からない。
行かないと分からないということなんです。
行けば分かるさ、ありがとうというようなことでございます。
今回も行ってまいりました。
有働⇒脱いじゃうの?篠山⇒篠山ですから。
今回「出たトコ!」ですけれども事前取材一切なしで出たトコ勝負で地域のピカピカ魅力を発見しようというコーナーです。
今回、行ってきたのが岐阜県の南のほうにある七宗町です。
山に囲まれた、いいところです。
人口4000人ほどの小さな町なんです。
きょうはその七宗町の「出たトコ!」最終回です。
果たしてピカピカが見つかったのでしょうか。
哲学者の皆さん一緒にいきますよ「出たトコ!」実は、七宗町に来てからずっと気になっている垂れ幕がありました。
その垂れ幕は役場などにもあり何やら町じゅうで大ごとになっているようなんです。
何気なく立ち寄ったそば屋では。
なんと、そば屋の店主の娘さんが女性消防隊のメンバーだったんです。
すると…。
ということで夜まで時間があるので急きょ山登りをすることに。
なぜかというと。
そう、皆さん口々に納古山に登るといいよとおっしゃります。
しかし何しろ出たトコなもので…。
かくいう僕も、生足ですが皆さん、山に行くときはきちんと準備をしましょう。
さらに。
でも皆さんがすすめるだけあって納古山、沢沿いの道もありとっても登山が楽しくなる山でした。
という具合に、途中までは楽勝モードだったのですがやがて。
やっぱり、山は甘くありません。
岩場も出現。
2時間ほど登ったところで。
ついに山頂です。
ありがとうございます。
山頂には、東海地方各地からたくさんの人が訪れていました。
それもそのはず、納古山は比較的、登りやすいだけでなく中央アルプスや白山などの山々を360度一望することができるのです。
そして、あの約束ももちろん、忘れていませんよ。
すっかり日も暮れ女性消防隊員の練習が始まる時間になりました。
すでにそば屋の店主・野尻さんが練習を見に駆けつけていました。
娘の尚子さんです。
こちらが、七宗町の女性消防隊。
ことし2月に町の女性たち13人を集めて結成されました。
尚子さんのふだんの仕事は管理栄養士。
ほかのメンバーも日中は役場や農協、保育所などで働いています。
気合いを入れていよいよ練習開始。
目指すは今月中旬に行われる全国大会。
そこで活躍するため速く、正確な動きを鍛錬します。
頑張れ頑張れ。
好成績を上げれば町が活気づくと全力で練習に取り組んでいます。
実技を終えると指導する男性消防署員から厳しい声が飛んでいました。
娘の様子を見守る野尻さん夫婦。
町じゅうの期待を背負った女性消防隊。
尚子さんに意気込みを聞いてみました。
坂下⇒かっこいいですね。
今回の「出たトコ!」たまたま町でおそば屋さんに入って食べていて、そこの店主が女性消防隊の指揮官のお父さんだったということで不思議な出会いでした。
そして、その全国大会先週行われたということで結果が気になりますよね。
結果はこうなりました。
参加チーム46チーム中10位で優良賞として入賞しました。
坂下⇒アッキーが写真に入っている。
私はどうしても気になって全国大会、先週の木曜日に見てきました。
皆さん練習の成果を発揮されてかっこよかったです。
終わったあと皆さん号泣なんです。
やっぱり皆さんが地域の期待とか、そういうものを背負ってこの日まで頑張ってきたのだということが、よく伝わってきて見るものの胸を、ね。
柳澤⇒本当のピカピカじゃない。
篠原⇒本当にそうなんですよ。
今回の「出たトコ!」七宗町よく分かりませんでしたけれどいいところがいっぱいあったんだね。
それでここに戻ります。
人生とは「出たトコ!」である。
行ってみなけりゃ分からないということです。
このVTRのあと説得力がありますよね。
そしてこの番組では「出たトコ!」ピカピカを探してほしいというところを募集しています。
番組のホームページに出ています。
行き先はくじ引きで決めます。
どしどし応募してください。
スーパー・エキセントリック・シアターの皆さん、ありがとうございました。
次のコーナーはこちらのコーナーです。
よろしくお願いします。
きょうはどんなお悩みですか。
駒村⇒きょうはこちらのお悩みです。
ごはんに合うさつまいもか。
なかなか難しいですね。
この方に、きょうはかなえていただきたいと思います。
リクエストに応えてくださるのは料理研究家の山本麗子さんです。
おはようございます。
山本⇒おはようございます。
よろしくお願いします。
長野でみずからさつまいもを作っていらっしゃいます。
去年はすごく大きいのが取れました。
味はどうでしたか?おいしいんです。
さつまいものことは任せてということなんです。
教えてくださるのはほんのりさつまいもコロッケです。
じゃがいもは普通ですけれどさつまいもでコロッケなかなかいいんですよ。
どんな感じになるんだろう。
ごはんのおかずになるんですか?合いそうですよね。
そしてお隣が滑らかさつまいもポタージュです。
これはめちゃくちゃ簡単です。
坂下⇒私、さつまいもが大好きなんです。
芋娘なんです。
本当に大好き。
ではコロッケからまいります。
こちらは作りやすい分量でご紹介していきます。
大体小さめのものが2本分です。
信州では大きいものしか売っていませんので大きいもので作ってしまいます。
1本で作れてしまいます。
竹串が通るぐらい10分から15本ゆでてください。
これをマッシャーで潰します。
アシスタントがやらなくてもいいですか。
ではよろしくお願いします。
肩が上がっていますよ。
力仕事ですから。
でも、楽しいですね。
徐々に潰れていく感じが。
結構潰さなくてはいけませんか。
じゃがいもと違って潰したほうが口当たりがよくなると思います。
滑らかな感じにしたほうがいいんですね。
ざっくりじゃないんだ。
もっと潰したほうがいいですか。
混ざればOKですよ。
男性がさつまいもは、なかなか食べない方多くないですか。
女性は好きですよね。
いつも、しずかちゃんが食べていますよね。
それぐらいで大丈夫ですよ。
ありがとうございました。
あったら食べるけどわざわざ焼き芋止めてまで買いに行くという感じではないですよね。
きょうは鶏のひき肉を使いました。
さつまいもが甘いのであさりとした肉のほうが合うと思います。
そこに長ねぎを刻んだものを入れます。
塩こしょうして炒めてあります。
たまねぎではなくてねぎを入れるんですね。
甘みを引き立たせるためです。
たまねぎだと甘みがなくなってしまいます。
それときょうはえのきを入れます。
しめじでした。
しめじを入れると香りがよくなって甘みが立ってくるんですよ。
こうやって見ると、しめじとかお肉類が入ってねぎが入ったりしておかず感が出てきますね。
もう少し炒めていただくとこちらのようになります。
お酒とスープのもとはここで入れるんですか。
ここで日本酒とスープのもと鶏ガラスープです。
それを混ぜて水分を飛ばしてください。
そうするとこちらでできていますので。
色が変わってきましたね。
おしょうゆと塩を入れます。
それで混ぜて。
なので、きょうは男性もおかずとして大丈夫だと思います。
この中に、さっきの。
柳澤⇒それだったらごはんなしで主食でいけそうですね。
駒村⇒さつまいもと合わせるともっとおいしくなりますから。
甘いイメージがあるから塩辛くなるような味付けですがちょうどいい感じになるんですか。
さつまいもは塩でゆでていないので。
ほんのり自然な甘さが合わさるということですね。
そのまま食べたらどんな味ですか。
このまま食べてもおいしいと思います。
柳澤⇒そこにマヨネーズかけたい。
駒村⇒すぐマヨネーズが出てきますね。
ここまで出来たらどうやって食べていただいても結構ですよ。
混ざったら丸めますね。
きょうはコロッケですから手に油か水、どちらかをつけて大体1つ60gぐらい握ってください。
いつものコロッケよりちょっと小さめにしてください。
大きいと何か問題があるんですか。
小さいと早く揚がるじゃないですか。
いくつもいくつも召し上がっていただく感じでこうやって作りますね。
このあと、衣をつけていくんですけれども。
いつものように小麦粉。
卵をつけます。
卵が溶いてあります。
この中に小さじ1杯の薄力粉を入れます。
質問される方にコロッケが破裂するという方がいます。
卵の中に粉を入れると粘着力が増えるんですね。
そうすると破裂するのが少なくなります。
パン粉がしっかりつくのでそのため卵の中にあらかじめ入れるんですね。
作ったもの、まずは粉です。
温かいもの、すぐに揚げますと全体的につけます。
揚げ時間が短くていいんです。
冷蔵庫に入れておいたものは3分ぐらいだけど温かいものは1分ぐらいで揚がります。
卵をつけます。
しっかりと卵をつけてください。
白い部分が残っていると破裂しやすいんですね。
卵をしっかりとまとわせてパン粉は上からたっぷり全体的に軽くふわっと押してください。
押しつけないとサクっと揚がりません。
パン粉をつけた状態で保存もできるんですね。
冷凍庫で1週間ぐらいもちます。
温度ですけれども180度です。
冷えているものは160度から170度ぐらいで揚げていただきたいですね。
でもきょうは温まっているので外側だけがカリッというきれいに揚がればOKなので1分もかからないぐらいで揚がります。
すでに火が通っていますからね。
冷蔵庫で寝かせたものに関しては2、3分ぐらい揚げていただいてもいいかもしれません。
カラッとね。
完成品をご用意しています。
おいしそう。
続いてはポタージュにまいりたいと思います。
簡単だということでしたが。
すでにゆでたものがあります。
さっきと同じぐらいゆでていただいて。
ミキサーの中に300g入っています。
ここにまず牛乳温かいので温かいスープを飲みたいときは温かいものがいいかもしれません。
無塩のバターが入りました。
牛乳と、全部入れちゃいますよ。
これをちょっとスープに溶かしています。
大きいものだったら2分の1個小さいものだったら1個スープを溶かしています。
100ccです。
みんな入れます。
ここでさつまいもがあまり甘くないわという方は、お子さんが召し上がったりするのでお砂糖を加えてください。
あとは最後に塩を入れます。
まずはこれで混ぜちゃいますね。
間違いありません。
とろとろになりましたけれどもちょっとお待ちください。
塩をひとつまみ入れます。
塩やお砂糖はお好みです。
濃度が濃いという方は牛乳でのばしてもいいかもしれません。
もう動かないぐらい濃くなってしまいました。
どろどろです。
お好みで調節してください。
濃い方は牛乳でもお水でも入れてくださって結構です。
濃いですから形がよそった形が出ています。
なめらかさつまいもポタージュ完成です。
皆さんに試食していただきましょう。
おいしそう。
コロッケから召し上がってください。
おソースはあるんですか。
お好みで。
見た感じは普通のコロッケですね。
坂下⇒きれいに揚がっていますね。
柳澤⇒衣になっているパン粉サクサク感が何とも言えないですね。
おいしい。
内藤⇒甘さがいい。
男性でも大丈夫だと思います。
さつまいも、意外とね。
内藤⇒じゃがいもとは全然違う。
坂下⇒おかずにもなります。
内藤⇒わりと塩をたくさん。
ソースをつけなくても。
坂下⇒すごい味がしっかり付いているから、ソースは。
ボリュームもありますしおつまみにもいいと思います。
これ作ろう、家で。
芋が大好きな坂下さん。
芋、大好きです。
ポタージュのほうもぜひ召し上がってください。
内藤⇒食べるスープみたい。
本当だ。
スプーンをお付けしました。
坂下⇒垂れてこない。
すごいクリーミー。
スイーツですね。
内藤⇒甘みがいいわ。
坂下⇒おいしい!たまねぎとか入れているわけではないんですよね。
難しい作り方ではないんです。
全部ミキサーの中でできちゃいます。
ミキサーがない方はボウルの中で合わせて裏ごしをかければできます。
内藤⇒このぐらい粘度があったほうがいいですね。
坂下⇒甘さがちょうどいい。
ぜひご家庭でお試しください。
あしたの「解決!ゴハン」はコウケンテツさんが10分で朝ごはんというテーマでお送りいたします。
きょうは山本麗子さんに教えていただきました。
ありがとうございました。
有働⇒続いては土曜日放送の「助けて!きわめびと」からです。
突然ですが、イノッチは犬と会話できますか。
できますよ。
うそ、どういうの?想定外でした。
あったら会話しますよ。
人間が滑稽だなと言っています。
うそつきの顔になっているよ大丈夫?今回はイノッチみたいに犬と会話できる方が登場してしつけのお悩みに立ち上がります。
東京都にお住まいの主婦友貴子さん。
愛犬・ケイティのしつけがうまくできないと悩んでいます。
特に悩ましいのが…。
(犬の鳴き声)ほえ癖。
一度興奮したら手がつけられません。
うるさい!うるさい!何度注意しても言うことを聞かないケイティ。
(犬の鳴き声)全くの邪魔者扱い。
どうしたら、ほえ癖は直るの?そんなお悩みに立ち上がったのは犬と会話ができる男多和田悟さん。
本や映画でも話題になった「盲導犬クイールの一生」。
実在するクイールを育てたのが多和田さんなんです。
これまで盲導犬訓練士として200頭以上を育ててきたしつけのエキスパートです。
多和田さんはまず、家族と犬がどんなふうに接するのか観察します。
ただ、うろうろしているだけのように見えますが…。
多和田さん、ほえ癖の原因となるヒントを見つけました。
友貴子さんとケイティとの間に信頼関係が成り立っていないというのです。
そこで多和田さんが伝授したことは褒めるために褒められ方を教える。
ケイティが褒められ方を知ることで友貴子さんとの溝が埋まりほえ癖が直るというのです。
(犬の鳴き声)ケイティに褒められ方を教えようと奮闘する友貴子さん。
(犬の鳴き声)ケイティのほえ癖は何日たっても直る気配がありません。
実は友貴子さん褒めることが大の苦手。
それにはある事情がありました。
長女として何でもできて当たり前と厳しく育てられた友貴子さん。
ケイティだけでなく子どもたちに求めるハードルが高くうまく褒めることができなかったといいます。
特に思春期のお兄ちゃんとは。
いつもピリピリムード。
犬だけでなく子どものしつけにも悩んでいた友貴子さん。
多和田さんが授けた極意とは?多和田さんが伝えたかったことそれは…お利口だった。
グッドでした。
親子関係にも通じる目からうろこのしつけ術。
なぜか最近、私の言うことは誰も聞いてくれない。
そんなあなたも必見です。
坂下⇒ガッツポーズ出るわ。
土曜日の午前9時半から、ぜひ今週ご覧いただければと思います。
きょうもたくさんのファックスいただいています。
富士下山についてです。
質問です。
三輪⇒出発の五合目だけなんです。
行っていない人も多かったんですけど携帯トイレを持っている方もいました。
このツアーの場合、駅までの送迎がついていますもちろん個人で行く場合は公共交通機関のあるところに下りていただきたいと思います。
柳澤⇒ツアーだといくらぐらいなの?三輪⇒あのツアーは1万5000円です。
でもいろんな会社がありますので調べてください。
有働⇒アッキーに来ています。
ほかにもアッキーに来ています。
哲学者じゃない。
篠山⇒こちらとしてもまさかここまで反響があるとは、予想がつかないです。
七宗町、いいところだなとか「出たトコ!」いいなと思ってもちろん七宗町の魅力ですから。
有働⇒質問がきています。
石井⇒インターネットでキーワードで検索していただいて全国各地にありますのでお近くのところに参加してください。
定期的に行われているところもありますし単発でやっているところもあります。
山口だったら私が、お近くの方は。
有働⇒広島県40代の方からです。
こういう方に響く哲学のことばありますか。
カントに登場してもらいましょう。
お願いします。
ちょっと難しいんですけれども。
ひと言で言うと正しいことは無条件にしないといけないということを言っています。
なかなか勇気を出して注意をするのは大変なことなんですがそれをやらないとうまくいかないのであれば正しいと思ったときはぜひやっていただきたいなと思います。
こういう信念を持って踏み出すしかない。
そうですね。
続いてです。
これはプラトンです。
このことばでお願いします。
死について本当に難しいんですけど彼は哲学は死のレッスンということを言っています。
死と向き合って考えないとそれはショックが大きくなってしまう。
なかなか前向きにはなれないけれども意味を考えたりすることが大切なんじゃないかなということです。
2015/10/21(水) 08:15〜09:55
NHK総合1・神戸
あさイチ「心スッキリ!!哲学のススメ」[字]
心スッキリ!!哲学のススメ▽出たトコ!「岐阜県七宗町(3)」(篠山輝信)▽解決!ゴハン「さつまいもコロッケ」【ゲスト】内藤剛志、坂下千里子 ほか
詳細情報
番組内容
心スッキリ!!哲学のススメ▽出たトコ!「岐阜県七宗町(3)」(篠山輝信)▽解決!ゴハン「さつまいもコロッケ」【ゲスト】内藤剛志、坂下千里子 ほか【キャスター】井ノ原快彦、有働由美子、柳澤秀夫,※「解決!ゴハン」はデータ放送 <中断>9:00−9:05 [字]ニュース・気象情報
出演者
【ゲスト】内藤剛志,坂下千里子,山口大学准教授…小川仁志,【講師】料理研究家…山本麗子,【キャスター】井ノ原快彦,有働由美子,柳澤秀夫,駒村多恵,【リポーター】篠山輝信,石井かおる,三輪秀香
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