【ソウル聯合ニュース】韓国鉄鋼最大手のポスコが20日発表した7~9月期の連結決算は、本業のもうけを示す営業利益が6520億ウォン(約690億円)、売上高が13兆9960億ウォンだった。
グループを挙げてのコスト削減、高付加価値製品の販売拡大に伴い営業利益率は4.7%で、前四半期(4.5%)に比べやや上昇した。
しかし、ウォン安による外貨換算損失と原料価格の下落による保有鉱山の価値減額、海外鉄鋼メーカーへの和解金支給など営業外費用が1兆2160億ウォンに上り、6580億ウォンの純損失を計上した。純損失を計上したのは昨年10~12月期以来で、史上2回目となる。
ポスコ単体の営業利益は6380億ウォン、売上高は6兆2990億ウォン、当期純利益は3460億ウォンだった。