報道ステーション 2015.10.20


当番組は同時入力の為、誤字脱字が発生する場合があります。
≫こんばんは。
≫今日のコメンテーターご紹介いたします。
朝日新聞の立野純二さんです。
どうぞよろしくお願いします。
まず、横浜の傾いたマンションに関して今、4ショットが出てきましたけども今日、記者会見が夕方から行われました。
実際に杭打ちを担当した旭化成建材。
これは、旭化成の子会社ですがそちらから2人。
そして、親会社の旭化成から社長、副社長特に旭化成の副社長が建築に関しては本当に、まんまんなかプロ中のプロの方のようです。
向かって、一番左側の方。
記者会見をやって我々が一番知りたいと思うところいろいろ記者も質問しているんですが肝心なところはまだ疑問が残ったままの状況が1つある。
それからもう1つは、ここには元請けの建設会社の三井住友建設。
これは出ていない。
全部連動してる話だと思うんですけどね。
≫横浜のマンションの傾斜問題での会見。
≫旭化成建材の親会社旭化成の浅野敏雄社長。
地中の杭が不十分だった理由に関しては…。
≫旭化成と旭化成建材の社長が今、会見場に入りました。
一斉にフラッシュがたかれ緊張の表情です。
一連の問題発覚以降初めての会見に臨みます。
≫マンションの杭打ち工事を行った旭化成建材の前田社長と基礎工事の技術を担当する前嶋部長。
親会社の旭化成、浅野社長と住宅建材事業を担当する平居副社長の4人が会見に臨んだ。
最も確認したいのは強固な地盤支持層に基礎の杭が届いていない理由。
≫会見では杭打ち工事の責任者だった下請け企業の現場代理人への聞き取りは少なくとも22時間以上行ったとしている。
聞き取りの具体的な内容は…。
≫では、なぜ支持層に十分に届いてない杭が8本も確認されたのか。
≫旭化成側の説明は斜めになった支持層に届いたことで判断を誤った可能性があるというもの。
≫だが、今回の調査で支持層に全く届いていない杭もあるとされている。
では、どうして全ての杭が支持層に達したと判断したのか。
現場がそう感じたのはなぜなのか。
会見ではこんな質問も出た。
≫販売元からのプレッシャーはないという認識。
だが、工期はナーバス。
それに加え不安要素も存在した。
傾きが出たマンションの杭打ち工事の予定は2005年12月から2006年2月までの3か月だった。
旭化成の広報によると杭打ち工事はギリギリの2月28日まで行われかつ責任者である現場代理人は3月からは別の現場で仕事の予定が入っていたという。
当時は、マンション販売が活況で建設前から完売するマンションも相次いでいた。
≫仮に、杭が支持層に届いていないことに気づき杭の作り直しなどを行ったとしたら工期は1か月ほど延びていたという。
≫今回の問題ではボーリング調査杭の長さを決め、打つ場所や本数を決めたのは元請けの三井住友建設側だ。
≫元請けが決めた基礎工事の杭。
下請け会社がナーバスだったとした工期。
そこへ出向して作業している孫請けひ孫請けの人の存在。
結果的に、1本の杭も打ち直されることなく工事は予定どおり終わった。
そこには、見逃されたもの見逃したものはなかったのだろうか。
≫旭化成の平居正仁副社長。
ヘーベルハウスブランドで知られる旭化成グループの住宅建材事業の責任者を務めている。
旭化成グループにおいて住宅部門は売り上げのおよそ3割を占める稼ぎ頭だ。
一方、浅野社長は旭化成の医薬部門の出身だ。
≫この会見をマンションの住民はどのように感じたのだろうか。
≫問題はまだある。
過去10年間、旭化成建材が杭打ち工事を手がけたおよそ3000軒の物件のデータの改ざんの有無に関してだ。
旭化成側はこの3000軒に関し都道府県別の内訳について報告するとしている。
≫杭打ちが全て支持層に到達しているというふうに思っていたということに関してはどうだろうと。
これは、意図的なものは一切なくて現場の単純ミスで到達しているというふうに思っちゃったという方向でいこうとしてるのかなとちょっと、疑ってみたくもなってしまうところはありますよね。
それから今日は旭化成だけの会見になっているわけですけど全部つながってるところですね。
販売から下請けの下請けの下請けに至るまで。
そういう中でどうしたってやっぱりですね最後は下は泣くということになってはいけないと思うのでそれぞれの責任形態があるはずでそれぞれのところが間に入るとマージンをとっていくという仕組みがあるわけでその結果、下の人は何も言えなくなって最後は、しわ寄せがくるという傾向も今回はわかりませんけど世の中ではよくありますね。
そうなっちゃいけないということはそれぞれに問題があるということを認めることはできないんでしょうかね。
これからのことだと思いますけど。
次いきましょうか。
小川さん。
≫まいりましょう。
小渕優子議員の政治とカネをめぐる問題です。
昨日から振り返りますとまず、第三者といえるのだろうかという声も上がっている第三者委員会の報告がありましてこれを受ける形で今日の午後3時ごろまずは地元の支援者に報告を行いました。
そして、ようやく午後6時前、地元の群馬でご本人が会見しました。
≫お膝元である群馬県渋川市で支援者に謝罪。
涙を流したという小渕氏。
その後の会見も、同じ群馬県の前橋市で行われた。
≫支援者を集めた明治座での観劇会で実際より収入を少なくするなど赤字が出たように収支報告書に記載したなどとする政治資金規正法違反事件。
今月9日、元秘書らに有罪判決が下された。
≫虚偽記載のきっかけは収支報告書よりも預金残高が1億円少ないことだった。
≫小渕氏側が調査を依頼した第三者委員会は昨日、調査結果を公表。
虚偽記載について世間体を重視したつじつま合わせで収支を隠す意図はないと結論付けた。
≫また虚偽記載のきっかけとなった収支報告書と預金残高の1億円のずれについては…。
≫どうなんだろうかなと思うのは第三者と立野さんいえるのかなという人たちで構成されているように見える第三者委員会に守られて、更に支援者に向けて今日やるという支援者に守られて二重のセーフティーネットの中で会見だのなんだの説明しても通用するかなと正直思ってしまいます。
≫納得しかねるところがかなりありますね。
≫次のニュースはですねちょっとこちらをご覧ください。
TPPに関しては農産品だけではないというご指摘も視聴者の方々からいろいろいただいています。
これから本当にニュース番組として伝えていかなければならない項目が山ほどある。
今日は、公表するという形でこれから小出しにしていくのかもしれません。
全部じゃありませんけども農産物の中の重要5項目コメを筆頭に言われた。
関税撤廃は重要5項目に関しては3割だった。
つまり、7割は守ったというニュアンスが出てまいりました。
確かに3割、7割は事実なんですけどね。
それからこの3割を撤廃といっても国産品に打撃は少ないそんなふうにぶつかるものはそんなにないよということなんですが本当でしょうか。
これもちょっと取材をしています。
こういうものを公表した本当に密室の中で行われているという批判もある中でこういうふうに決まりつつあったんですよということを公表するということはどうしてかなといろいろ考えるとこれとつながっていないかなと。
臨時国会はどうやら、やらない方向になっている。
野党が何を言おうともということとつながっているんじゃないか。
だからこっちを公表してるんじゃないかなとやらない代わりにと考えるのは私のうがちすぎでしょうか。
≫TPP交渉の大筋合意から2週間。
今日、その全容が公表された。
日本は農産品や工業品のうち95%で関税を撤廃する。
≫聖域として政府が守ったと胸を張るコメや牛豚肉など重要5項目。
実際は政府が国内生産者への影響が小さいと判断した174品目では関税などの保護措置はつかなかった。
例えば、麦に関してはパスタやケーキミックスなど。
乳製品では粉チーズなど。
牛豚肉では牛タン、ソーセージなどの関税がなくなる。
その数は重要5項目のうち3割に及ぶ。
≫農産品については日本以外の国はほぼ全ての関税をゼロにする。
そんな中で日本は撤廃を免れた品目が19%もあると強調する。
重要5項目だったが関税の保護がなくなるソーセージ。
TPP発効後6年で関税はゼロになる。
主に学校給食やレストラン向けのソーセージを製造する食品会社からは影響は避けられないという声が聞かれた。
≫政府は各地でTPPの説明会を実施。
消費者にとっては関税撤廃で価格が安くなるメリットがある一方で農業関係者からは不安の声が相次いだ。
≫TPPについての国会での説明や議論はいつになるのか。
今日野党は臨時国会を召集するよう与党に求めたが与党は総理の外遊日程などを理由に難色を示した。
≫TPPの本当に一角である重要ですが農産物に関しては生産側はこれから大変だという声も聞いていただきましたが消費者側はいろいろ不安があってルール上は大丈夫だといってもアメリカから来る野菜とかいろんな食品の中に残留農薬の問題、懸念。
遺伝子組み換えですね例の。
こういったところも非常に心配しているという声が上がっていますのでその辺りのことはどうなんだろうということも今後ですね。
さて、国会関連でTPPの話とちょっと今日の話と重なってくるところがありますがどう見ますか?国会、やらなそうですけど。
国民の命と平和な命を守る。
安倍政権はしばしばそういったことを口されるんですけども経済、あるいは貿易問題というのはまさに、日々の国民の暮らしと安全に直結する問題だと思うんですね。
その意味で、この一大自由貿易協定を政府が外国でまとめてきましたという局面でそれを説明する格好の舞台であろう国会を開けませんというのはどういうことなんだろうなというふうに考えてしまいます。
それでなくても安倍内閣安倍政権は今月に新内閣を発足させたばかりですよね。
GDP600兆円とかあるいは一億総活躍社会とかですねそういったもろもろの目標を掲げています。
そういった目標は一体、何を意味するんでしょう。
それを実現するにはどういうことをされるんですか。
そういった道筋を国民に説明することこそが今の政治に課せられた最大の職責だと思うんですね。
安保論議のときには戦後最長といわれる延長国会を開いておきながらそれが終わるともう国会を開くことに関心がありませんというような姿勢ではやっぱり、安倍内閣というものは国民に謙虚に向かう姿勢に欠けているんじゃないですかと言われても仕方ないように思います。
≫確かに臨時国会を開いて所信表明演説をしていただいてそしてそのあと代表質問から委員会でというところでいろいんな今おっしゃったTPP関連しかり社会保障関連しかりどうやったら活躍できる社会になるのかしかり。
安全保障のほうだって駆けつけ警護、これ自衛隊員どうなっていきますかという論議。
いろんなことが出てくるはずですよね。
丁寧に説明すると国会で何度も繰り返しおっしゃったはずですから≫昨日もお伝えしました普天間基地の辺野古への移設計画をめぐってですねまた信頼が揺るぎかねない実態が明らかになりました。
移設事業を受注した業者がですねその事業を監視・指導する専門家委員会の運営も請け負っていたということなんです。
つまり自分たちですることを自分たちが監視・指導するとしたらちょっとおかしくないですかね。
≫普天間基地の名護市辺野古への移設計画。
この移設関連事業を多数受注している業者が同時に、移設事業を監視する側である専門家委員会の運営業務まで受注していたことが今日、新たに発覚した。
この環境監視等委員会はおととし12月沖縄県の仲井真前知事が埋め立てを承認する条件の1つとして国に設置を求めたもの。
工事中の環境保全対策について監視や指導・助言を行うなど中立性が何より重要となる委員会だ。
しかし、自分たちが行った移設事業を自分たちで監視する格好だったとするとその信頼は揺らぎかねない。
環境監視等委員会の運営業務を受注していたのは東京・世田谷区にある建設環境コンサルタント会社いであだ。
≫我々は、いであが沖縄防衛局と結んだ随意契約の書類を入手。
去年3月には、いであ単独で2462万円。
今年9月には地元の業者と組み5184万円で委員会の運営業務を請け負っていた。
総額は7646万円に上る。
こんなにも巨額な運営業務とは何か。
沖縄防衛局によると委員との連絡や資料の作成会場の準備などだという。
この委員会が監視対象とする辺野古周辺の移設関連事業を、いであは多数、受注していて番組が調べただけでも26件およそ90億円に達する。
また、いであの顧問には防衛省のOBが天下っていたこともわかった。
いであ側はこう文書で回答した。
≫環境監視等委員会をめぐっては委員4人が、いであを含む移設関連事業を受注した業者などから総額1300万円の寄付や報酬を受け取っていたことも発覚している。
≫この委員会は移設工事が完了したあとの調査まで担うことになる。
≫担うことになるというかこのままでは担えませんよね。
なんですかね、これ。
≫そもそも政府からの受注事業を請け負っている業者がその事業をチェックする事務作業も請け負っているという。
これ、いわば1人2役ですよね。
そして、そのチェックを本来、担うべき教授らの大学にはその業者が寄付金を払っているということではこれで中立、公正と本当にいえるんだろうかという疑問が出るのは当然だと思います。
ましてや、その業者に防衛省からお役人が天下っているということになればこれは、業者、政府、大学のトライアングル利権の構図じゃないかと言われても仕方ないと思うんですよね。
先ほど、VTRにもありましたがそもそも仲井真前知事が辺野古の移設を受け入れたときにちゃんと環境保全をしますよという担保のために作った委員会ですよね。
ところが今年、工事の過程でサンゴ礁が壊されているという問題が浮上したときもこの委員会がそれを未然に防ぐ役割を果たしませんでしたしそもそも防衛局がその情報を委員会に上げていなかったということもわかっています。
だったらこの委員会はなんだったんだろうといわざるを得ません。
菅官房長官はこの費用について法律には決められていない。
運用には問題がないと言い張っておられるんですけどもこれは法律の問題ではなくて最低限のモラルの問題だと思うんです。
今これだけ、戦後ずっと沖縄の人たちが心を痛め身を切る思いで基地の現実と戦っているというときに政府のほうに厳しく身を律するという覚悟が見えない。
こんなことでは政府と沖縄の間に信頼関係を築けるわけがないと思わざるを得ませんね。
≫今こそ、徹底対話をしてほしいんですけどこれじゃ逆ですね。
≫そうですね。
≫本当これは朝日新聞のスクープで始まった話ですが最初は1人で2役の2人羽織りを見ている気がしましたが今日に至っていっぱい出すぎているので何が出てくるかわからないので。
あきれます。
次は本当に耳を傾けてしまいますね。
≫胸を打たれますね。
こちらジョギングをされる天皇・皇后両陛下のお姿です。
今日、皇后さまが81歳のお誕生日を迎えられまして毎朝、天皇陛下とご一緒に御所を散策されるご様子が初めて公開されました。
≫皇后さまが81歳の誕生日を迎えられ皇居では祝賀行事が行われました。
誕生日にあたり寄せられた文書の中で皇后さまは、戦後70年の節目の1年を振り返られています。
≫天皇陛下の念願でもあった太平洋戦争の激戦地パラオの慰霊ではヘリコプターで眼下に鳥を目にしたといいます。
≫皇后さまは健康のため毎朝、6時半ごろから陛下とともに御所の庭を散策されています。
およそ1kmのコースのうち3か所合わせて300mほどはゆったりとしたペースでジョギングされるということです。
8月には心臓の精密検査を受けるなどご体調は必ずしも万全でない中皇后さまは今月初めにも豪雨で甚大な被害を受けた茨城県常総市を陛下とともにお訪ねになりました。
≫先に旅立っていった方々の悲しみを思いその悲しみとともにその方々とともに一緒に生きていくと。
本来的な私たちの生き方というのを再度お示しいただいたように本当に私は感動いたしました。
次はたった1分間だけですけども音の生中継です。
今日は千葉県北部の印旛沼。
大きな沼ですけれどもその沼の水辺ほとりと陸地の結界といいますか結びの部分。
水があってただ、水の音はしないようです。
そこには葦が群生している。
風が吹けば葦がかすかにそよぐ音が聞こえる。
風が完全に止まってしまっていれば虫の音だけが聞こえる、1分間の生中継です。
≫福島第1原発の事故で作業員をしていた男性が白血病を患労災が認定されました。
原発事故関連で白血病の労災認定は初めてのことです。
こちらのニュースからです。
≫労災が認められた男性は当時30代後半だった作業員だ。
2013年12月までの1年半福島第1原発で原子炉建屋を覆うカバーの設置工事にあたっていた。
男性は作業員を辞めたあとに白血病を発症。
労災を申請していた。
白血病の労災認定には年間5ミリシーベルト以上の被ばくなどの基準がある。
男性の福島第1原発での被ばくは15.7ミリシーベルトだった。
この件に関し厚労省は今日原発での作業が原因で発症した可能性は否定できないとして労災を認定した。
≫日本の防衛大臣が韓国を訪問するのは4年9か月ぶり。
中谷大臣はハン・ミング国防相と会談した。
≫先月、成立した安保法制について理解を求めたのに対しハン国防相は、日本の活動が朝鮮半島を含む北東アジアの平和と安定に寄与する方向で進まなければならないと述べた。
また、北朝鮮の核開発などについて日本とアメリカを含めた3か国が緊密に情報共有し連携していくことで一致した。
≫一部週刊誌で、過去に女性の下着を盗んだなどと報じられた高木復興大臣が全面否定した。
≫週刊誌に対する法的措置は今のところ考えていないという。
こちらは、自身の顔写真入りのカレンダーを配布していた島尻沖縄・北方担当大臣。
2009年から5年間選挙区内でカレンダーを配布していたことが公職選挙法に抵触する可能性が指摘されている。
政治活動用のポスターだったと釈明した。
≫国賓として迎えられた習主席。
≫習主席そしてエリザベス女王ですね。
同乗していますね。
≫宿泊先はエリザベス女王らが住むバッキンガム宮殿という最上級の待遇だ。
一方の習主席も今回の外遊で訪問するのはイギリスだけ。
中国のトップが欧州外遊で1国だけを訪問するのは異例だ。
双方が演出する蜜月ぶり。
その背景にあるのは経済協力にほかならない。
≫ヨーロッパのビジネスマンの多くが使うこのロンドンシティ空港。
その反対側にある広大な土地以前は埠頭でした。
今はここを中国企業が開発しようとしています。
開発のあとには3万人が働くオフィスや住宅などになる予定です。
≫中国からイギリスへの投資は今後10年で20兆円に及ぶといわれている。
≫10月に入って秋晴れが続いていますが実は記録的に雨が少ないことがわかりました。
こちら、黄色や茶色になるほど平年より雨が少ないことを表していますが太平洋側を中心に色が濃くなっていますよね。
これ、2000年以降で調べてみますと東京は2番目に仙台や大阪、那覇ではこれまで最も雨が少ない10月になっているんです。
ただ、この天気をうまく利用しているところもあります。
こちらは埼玉県草加市。
名物の草加煎餅です。
焼く前に、このように天日干しをするんですがなかなか見ない光景ですよね。
晴れの日が3日間続かないとうまく乾かずに形がゆがんでしまったりするそうです。
まさに今の天気はうってつけなんですね。
天日干ししたせんべいは機械で乾燥させたものより味や香りがよくなるそうです。
連日お伝えしている台風です。
まず、24号は週末に先島諸島に接近しそうです。
そして25号は、金曜日に父島に最接近する恐れがあります。
≫スポーツまいります。
青山さん、お願いします。
≫お伝えします。
こちらは巨人の渡辺恒雄球団最高顧問です。
昨日の原監督の退任会見のあとに接触したとみられるのが高橋由伸選手兼任コーチ。
新監督候補として白羽の矢が立ちました。
≫来シーズンも選手で。
そう考えていた高橋由伸。
プロ生活18年。
ベストナイン2回ゴールデングラブ賞7回。
走攻守、三拍子そろった巨人の顔ともいえる存在だ。
今シーズンは主に代打の切り札としてチームに貢献。
代打での打率は3割9分5厘と勝負強さを見せた。
まだ現役である高橋への監督要請について球団社長は…。
≫長嶋さんにもお伝えしまして長嶋さんは電話で高橋君しかいないと。
自分は39歳のときに監督になったとおっしゃっていましたけど。
今のチームは若い監督が率いて大きな切り替えをやる時期だろうと。
ファンもそれを望んでいるのではないかと。
≫続いてハンドボール。
リオデジャネイロオリンピック出場をかけたアジア予選です。
こちら、5か国でリーグ戦を行うんですが1位のみがオリンピック出場権を獲得、2位は世界最終予選に回ります。
実は日本女子はこのアジア予選が大きな壁となってここ10大会オリンピックから遠ざかっているんです。
40年ぶりの悲願へその初戦です。
≫世界ランク13位の日本は世界ランク46位のウズベキスタンと対戦。
紺のユニホーム、日本。
相手のパスをカットすると速攻。
ここもボールを奪って速攻。
オリンピック出場のために強化してきた速い攻撃で得点を重ねる。
更に、このパス回し。
徐々にスピードを上げる。
相手を翻弄し、シュート。
最後は池原が正確に決めた。
後半も速い攻撃でウズベキスタンを圧倒。
51対17の大差で勝利した日本。
リオオリンピック出場へ好発進だ。
≫リオオリンピックの新競技7人制ラグビー。
日本代表は今来月のアジア予選に向け合宿を行っている。
あまりお目にかかれないその練習とは…。
≫今度は、至るところで相撲のように組み合う。
非常に力強く見えるがこれでもウォーミングアップというのだから驚きだ。
7人制ラグビーは15人制と同じ広さで戦うためスペースをカバーする持久力とスピードが求められる。
今日の仕上げは8秒間で45m走り8秒休んで、また走る。
これを12本かける3セットという過酷なものだった。
≫持久力ももちろんなんですけども流れるようなパスワーク個人技とまだまだ魅力がたっぷりありますのでまたお伝えできたらと思います。
≫スポーツもう終わっちゃったのかなあっさりしてるなとお思いの方申し訳ありません。
どうしても今日お伝えしたいことがありましてそちらに移ります。
4か月前なんですね。
口永良部島が噴火した。
ニュースは初め伝えましたけどもだんだん我々も伝えなくなる。
でも考えてみれば全島避難のままなんですね。
そして、多くの方々が屋久島に暮らしていらっしゃると日本は火山国。
そして、火山をまた新たに監視しなければいけない。
取材をするとここだというポイントが見えてきます。
口永良部島。
6月以降噴火は観測されていないが火山性地震は続いている。
こちらは、7月に小規模な噴火があった箱根山。
現在も大涌谷周辺は立ち入り禁止の状態だ。
そして、阿蘇山では先月14日以降、断続的な噴火が続いている。
気象庁が公表している活火山は全国で110。
そのうち、24時間、常に監視されている火山は47と半分に満たない。
予測が困難を極める中、今さまざまな問題が浮き彫りになってきている。
富山県を代表する名峰・立山。
その裾野に広がる高原弥陀ヶ原は近く、気象庁の常時監視対象に加えられる活火山の1つだ。
ここで今、何が起きているのか。
我々は、東京工業大学の野上健治教授と地獄谷と呼ばれる地帯を訪ねた。
≫地獄谷では3年前から噴気活動が活発化。
年ごとの変化を見ると新たな噴気地帯ができ活発な噴気孔が移動しているのがわかる。
野上教授は火山ガスの量も増え成分に変化が出ているという。
≫ただ、野上教授は観測機が不足しているため水蒸気の爆発の予兆を捉えることができないという。
というのも、現在運用されている観測機はわずかに地震計1台のみだからだ。
≫立山は北アルプス屈指の観光地で年間90万人以上の観光客が訪れる。
水蒸気爆発の恐れが指摘されるのはあくまで地獄谷という限られた地点だがいかに危険を周知するかは課題の1つだ。
≫弥陀ヶ原には現在のところ年間を通して監視する専門家は誰1人いない。
そこには、日本の火山をめぐる深刻な事情が横たわっている。
≫先月末富山で開かれた火山学会。
テーマとなったのは深刻な人材不足だ。
≫原因は大学の教員ポストの減少に加え研究対象の火山が活発でないと論文も書けず成果が認められにくいという火山特有の事情もあるという。
≫こうした人材不足は自治体の避難計画にも影響を与えている。
≫北海道を代表する観光地の1つ登別温泉です。
その温泉街のすぐ隣には、地獄谷という観光スポットがありまして今日も多くの観光客でにぎわいを見せています。
しかし、まさにこの場所こそが常に観測が必要とされている火山のうちの1つ倶多楽のその噴火が想定されている火口の1つなんです。
≫倶多楽火山は、今月1日から噴火警戒レベルが導入されたばかり。
気象庁から示されたのは火口想定域とそこからの距離。
最大の課題はレベル5になったときだ。
火口から1km圏内にある温泉街からの避難計画が必要になる。
登別温泉には1日におよそ3000人が宿泊する。
避難をどう行うかなどはまだ決まっていない。
≫一方で、風評被害への懸念もある。
そのためにも火山に詳しい専門家をどう育成するかが課題なのだ。
すでに動き始めている地域がある。
≫北海道の洞爺湖温泉です。
すぐ後ろに有珠山を抱えているこの温泉街では火山との共存を目指してさまざまな取り組みを行っています。
≫洞爺湖近くの旅館で女将を務める川南さん。
実は、彼女には別の顔がある。
≫よろしくお願いします。
≫お待たせしました。
この格好で山に行かれるんですか。
≫そうですね。
≫マイスターの格好ですね。
≫そうですね、マイスターです。
≫本当だ。
≫洞爺湖有珠火山マイスターと書かれた腕章。
マイスターとはここでは山の観察員として十分な能力を認められた人という意味だ。
川南さんは40人いるマイスターの1人として6年前から火山を観察。
噴気が上がるなどの異変があれば通報する役割を担う。
≫有珠山が2000年に噴火したとき1万人あまりの住民が事前に避難し犠牲者は出なかった。
事前の観測活動が実を結んだ結果だ。
観測の担い手を更に増やすため周辺自治体などが7年前に始めたのがこのマイスター制度だった。
年に一度の試験に合格した住民が認定される。
≫火山国ですからこういう安全保障という捉え方で用意しなければいけない。
急務じゃないかなと思うんですけどね。
そして、皆さんに謝らなくてはいけません。
私、このニュースの冒頭で特集の冒頭で噴火した島に関して沖永良部島と言ってしまいました。
間違えてしまいました。
≫小笠原諸島西之島の噴火で出た溶岩の量が戦後2番目になりました。
海上保安庁によりますと噴出した溶岩の量は東京ドーム129個分にあたるおよそ1億6000万立方メートルです。
これは、1990年からの雲仙・普賢岳の噴火に次ぐ規模です。
≫すごい、どんどんね増えていますね。
2015/10/20(火) 21:54〜23:10
ABCテレビ1
報道ステーション[デ][字]

与野党問わず…政治家が次々に韓国を訪問▽“活発化”する日本の火山…観測態勢どうすれば▽リオ五輪を目指し、ラグビー日本代表合宿がスタート

詳細情報
◇番組内容
緊迫感や速報性を重視したニュースと元気で明るいスポーツ、硬軟取り混ぜた時代を映し出す特集に季節感あふれる天気予報と情報満載です。
◇出演者
【メインキャスター】
古舘伊知郎
【サブキャスター】
小川彩佳
【コメンテーター】
立野純二(朝日新聞論説副主幹)、ショーン・マクアードル川上(経営コンサルタント)、中島岳志(北海道大学公共政策大学院准教授)、木村草太(首都大学東京准教授)
【スポーツ】
松岡修造、澤登正朗、中山雅史、稲葉篤紀
【特別リポーター】
長野智子
【スポーツアナウンサー】
青山愛
【天気予報】
林美沙希
◇おしらせ
☆番組HP
http://www.tv-asahi.co.jp/hst/

放送内容が変更になる場合があります。あらかじめご了承ください。

ジャンル :
ニュース/報道 – 定時・総合
ニュース/報道 – 特集・ドキュメント
ニュース/報道 – 経済・市況

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