報道ステーション 2015.10.19


当番組は同時入力の為、誤字脱字が発生する場合があります。
≫こんばんは。
≫早速、コメンテーターの方をご紹介いたします。
憲法学者の木村草太さんです。
どうぞよろしくお願いします。
まず、お伝えするのは今、沖縄県と日本政府の間で争う姿勢を見せている辺野古の海に関してですがそもそも、ちょっと思い出していただきたいのはおととしの年末ギリギリのところで前知事の仲井真さんがこの辺野古の海の埋め立て承認これをしたと。
その承認のときのこれをのむという条件として1つの委員会を作ってくれと。
今後、辺野古の海の環境がどうなるかをちゃんと監視する委員会を作ってくれそれを条件で容認するということになっていたわけで。
それが環境監視等委員会ということで13人のメンバーがいますが。
そのうちわかったのは4人。
この専門家の方々が、やっぱり辺野古関連の海の埋め立て工事に関係している企業などから、これは寄付を受けていたということがわかりまして京都大学のこの先生は海洋生物環境学がご専門のようですがやはり多額の受注をしていると。
工事関連で。
その企業から800万円の寄付を受けていた。
本当に辺野古の海の環境をじっと監視する委員会だったんでしょうか。
≫普天間基地の名護市辺野古への移設。
国が設置した委員会の委員らが移設事業を受注した業者などから寄付や報酬を受け取っていたことがわかった。
≫政府と沖縄県の対立が深まる辺野古の海。
ここでの移設工事を環境面から監視する専門家委員会の委員4人が移設事業を受注した業者や関連のNPO法人から寄付や報酬を受け取っていたことが発覚した。
≫800万円を受注業者から受け取ったという事実については多少、疑問を持ってしまう方もいると思うんですよね。
≫環境監視等委員会はおととし12月沖縄県の仲井真前知事が辺野古の埋め立てを承認した際、国に求め去年4月に設置された。
移設の条件の1つとなった環境を監視する委員会だが委員の4人が寄付や報酬を受け取っていたのだ。
この委員会の目的は工事中の環境保全対策について指導・助言などを行うことだ。
委員会は、学識経験者など13人で構成されている。
今回わかったことを整理する。
委員の1人、東京大学大学院の茅根創教授。
移設事業を受注した五洋建設と建設環境コンサルタント会社エコーから合計250万円の寄付金を受け取っていた。
≫委員の荒井修亮京都大学教授。
建設環境コンサルタント会社のいであから800万円の寄付を受けていた。
≫東京・世田谷区にあるこちらの会社は辺野古の環境監視等委員に多額の寄付を行っていました。
更に、この会社の会長が理事長を務めるこの同じ敷地にあるNPO法人が別の委員に対して報酬を支払っていました。
≫全国水産技術者協会理事長の原武史委員。
原委員はいであに関連するNPO法人地球環境カレッジから年間200万円を受け取っていた。
≫いであは辺野古周辺の環境調査業務を多数受注していて番組が調べただけでも26件およそ90億円にも上る。
これらは全て税金だ。
≫受付の方はいないんですね。
電話で話を聞きます。
≫環境監視等委員会についてはメンバーから移設ありきだとの批判も上がる。
副委員長を務める琉球大学の東清二名誉教授。
受注業者からの寄付は受け取っていない。
≫環境対策を検討しようとしてもその前提となるデータが不足していたという。
≫今回、明らかになった寄付や報酬。
委員らは委員会での判断に影響していないとする。
しかし、ルールを設けている業界もある。
例えば、原発では外部の有識者に意見を聞く際には直近3年間に事業者から寄付を受けていないかチェックしている。
沖縄防衛局によると環境監視等委員会の委員を選ぶ際特に聞き取りはしなかったという。
≫少なくとも辺野古への移設工事が完了するまでこの委員会が、環境面での監視を担うことになる。
≫環境監視等委員会って等というのがつくでしょ。
え?って思うじゃないですか。
だから、環境監視以外にメンバーの一部の方が寄付を受けていると等の部分に埋め立てを後押しするよというのが含まれているのかと言いたくなりますけどね。
≫監視と入っていますけどこういったことで客観的な目を持って監視できるのかなと疑問に思ってしまいますね。
≫そもそもね形だけ作っちゃったのかなと。
2番手くらいの名誉教授の方がもうつぶしてしまえばよかったんだというようなことをおっしゃっていますよね。
寄付を受け取っていないきれいな方。
では、次にいきましょうか。
≫まいりましょう。
データの改ざんが見つかった横浜市のマンションです。
今日は、まだ調べられていない杭など地中の調査が再開されました。
多くの住民の方が不安を抱えていらっしゃいますけどそのお一人が、部屋の中の様子を見せてくださいました。
ある異変を感じていらっしゃるようです。
≫傾きが見つかった渦中のマンションの住民が部屋の中を取材させてくれた。
≫確かに、上部に隙間はない。
だが、下のほうにはわずかな隙間が確認できる。
このほかにも気になる点が2か所。
寝室の壁にある筋。
キッチン周りの壁にある筋。
どちらも壁紙が浮き上がって亀裂のように見える。
≫夫婦2人で暮らすマイホーム。
遠くない将来にはここを売却して故郷に帰る考えだった。
≫マンション住民の不安は尽きない。
これは、住民が撮影した映像で傾きが見つかったのとは別の棟の手すり。
少しずれがあるのがわかる。
≫このずれについて今回の問題の窓口となっている三井不動産の広報は…。
≫問題が発覚したマンションでは今日、地中の調査を再開した。
≫傾いている棟の北側です。
黒い柵の向こうに数人の作業員の姿が見えます。
これまで調査していなかった24本の杭が強固な地盤に届いているかどうかの調査が始まりました。
≫杭の調査は建設工事の元請けである三井住友建設が実施し、早ければ今週末までに終わる見通しだ。
マンションを販売した三井不動産レジデンシャルは住民に対して今回の問題発覚後も震度6強から7の地震でも問題はないと説明をしてきた。
それは、あくまでも残りの杭が全て強固な地盤に届いていた場合の話だ。
なぜ、今回のような事態に至ったのか。
杭を打つ前の地盤の調査は元請けの三井住友建設側が実施している。
どのように行ったのか。
≫この設計に基づいて実際に工事にあたったのが旭化成建材だ。
だが、旭化成建材は8本の杭の長さが足りなかったことを元請けの三井住友建設に報告も相談もせずデータ改ざんが行われたとみられている。
本来は、すぐ元請けに相談して杭の作り直しなど対応策の指示を仰ぐのが普通だ。
なぜそれをやらなかったのか。
≫今日から始まった杭の調査で安全性の検証結果がまとまるのは来月中旬の見込みだという。
≫杭打ちをやった会社がちゃんと主体である建設会社に報告をしなかったことが原因なのか報告できるような空気じゃなかったのか。
みんなギリギリのところで勝負してこの予算で売るということで一体になってるとしたらできたんだろうかとかいろいろなところを考えてしまうんですが端的に木村さんはどうお考えになりますか?こういうこと。
≫まず安心できるはずの住まいが安全を脅かしていたというのは本当にあってはならないことだと思いますしまたこれは何度もこの番組でもお話させていただきましたが災害のとき建物がちゃんとしているかどうかというのは本当に人の生死を左右するわけですね。
昨日、実は私神戸で居住福祉学会の先生とお話をさせていただいたんですが先生も住居の安全というのは人権であり憲法25条が保障する内容の1つなんだとおっしゃっていました。
人の命、生存権という人権がかっているわけですから建築に関わる人の圧倒的多数は自分たちが住む人の人権を支えているということで厳しいお仕事をされていると思うんですがただ、今回のような問題が出てきますとこれは原因がわかっていないこともたくさんあると思いますけど今の制度のどこかに無防備な点があるんだということですね。
先生はこの横浜のニュースを見てこうした事態になったのは事業者はもちろんのことなんだけども国や自治体の責任感や関与が今の制度では弱すぎるんじゃないかということもおっしゃっていました。
やはり住居の安全というのを作り手や買い手である住民だけの責任や問題とするのではなくてこうした事態にならないように法的に支えるこうした意識も作っていかなきゃならないと思いました。
≫1つのことじゃないですね。
見栄えはやたら高くなって大きく立派な建物が増えたけれども人の心がちっちゃくなってるでしょ。
我関せずということになるとそういうことが起きてくるわけですから。
考えさせられますね。
ガラッとかわりまして次のニュース経済関連ですがこちらをちょっとご覧ください。
中国の7月から9月のGDPが6.9%となって成長率、目標が7%市場予想が6.8%だから市場予想よりも0.1%多くてそして一方、目標の7%前後というところからすると0.1少ないのかなという微妙なというか絶妙なというか中国のこの数字を考え方もありますけどいずれにしてもずっと投資の方向マンションとか住居とかそっちのほうで投資でやっていた中国がはじけ気味になっていて個人消費のほうはなかなか上向かないという状況。
6年半ぶりですねこの低さは。
それを中国のみならず新興国全体アメリカの利上げいつなんだということも含めまして新興国からお金が戻っているというようなこともあってやはり新興国経済の後退が日本にも影響がある。
そこは心配の種だというニュアンスのことを日銀の黒田総裁も今日発言している。
もう1枚先にめくってしまいましたがこちら。
これ、皆さんどう思いますかね。
官民対話。
賃上げを要請してきたということがあります。
経済界に、政府は。
アベノミクス重要なのでいろいろな状況下があるので設備投資内部留保が増えたんだからとにかく設備投資をしてくれということをいっているこれをどう捉えるかです。
≫中国経済の減速が鮮明になった。
今年7月から9月までのGDP・国内総生産の成長率は前の年の同じ時期に比べて6.9%増と6年半ぶりの低い水準にとどまった。
GDPの成長率が6%台となったのはリーマン・ショックの影響を受けた2009年の1月から3月期以来6年半ぶりだ。
自動車の販売台数は今年8月まで5か月連続で前の年に比べマイナスとなっている。
≫中国政府は伸び率は、やや落ち込んだもののよい方向に向かっていると強気だ。
しかし中国経済の減速はアベノミクスの足を引っ張る。
日銀の黒田総裁は今日輸出や企業の生産活動に新興国経済の減速の影響が見られるとの認識を示した。
3か月に1回発表される地域経済報告。
関東、甲信越、東海、近畿では中国など、新興国経済の影響が見られるとしている。
アベノミクスについて日本の中堅、大企業を対象にしたロイターの調査。
7割の企業がアベノミクスの勢いは後退している消失していると答えた。
この週末に「報道ステーション」が行った世論調査。
政権発足から3年近く。
この間、アベノミクスがうまくいったと思うか聞いたところ53%の人がそうは思わないと回答している。
来月発表される7月から9月の日本のGDPはマイナスになるとの見方が出ている。
もしマイナスなら2期連続となる。
≫安倍総理は先週、総理官邸に経済団体や企業のトップを招いて更なる設備投資を行うよう求めた。
円安の恩恵などを受け企業の内部留保は354兆円に達している。
≫政府が投資拡大の具体的な見通しを示すよう求めるのは政府の民間企業への介入とも受け取られかねない。
経済界からは…。
≫景気てこ入れのための設備投資。
甘利大臣は強気だ。
≫設備投資が増えればいいんですけど設備投資をしようという動機が器用に見えない場合、強制してどうするんだろうと思いますし投資というのは資本を投ずるわけです。
資本自体がもう資本の概念が変わってきたんじゃないかという捉え方があって今日、毎日新聞の方が書いていらっしゃる大好きなコラムがあるんですがその中でこういうことが書かれていたんです。
GDPで今後の経済ということは見ることができなくなるんじゃないか。
GDP神話は今ありますけども確かに20世紀はそうだったと思うんです。
今は変わってきた。
例えばインターネットで無料のものが増えているスカイプというものがあって電話の代わりをする。
電話は有料だけどスカイプは無料だと。
じゃあ、これは、企業のもうけにはならないんだけどGDPは縮むんだけど生活は豊かになってスカイプで活性化しているところがあるでしょ。
つまりGDPだけで推し量れなくなってきたんじゃないかと。
だから、いろんな指標を重ねていかなければならないので600兆円GDPとうたう部分も別の角度が必要なんじゃないかと思うんですよね。
≫そして、こちらもなんとか景気を刺激しようという思いの1つなんでしょうか。
今日、政府内で携帯電話料金の引き下げに関する議論が始まりました。
こちらも安倍総理の指示がきっかけです。
≫携帯電話料金の引き下げを検討する総務省の有識者会議。
今日はその初会合だった。
この会合、安倍総理が急遽出したこの指示がきっかけだった。
≫事実、家庭の携帯料金は増え続けている。
年間の携帯料金は、この10年で2万円以上増加。
ある政府関係者は総理の真意について賃金が上がらない中で家計に占める割合の大きい携帯料金を下げたいのだと解説する。
これは景気刺激策の一環なのか。
≫しかし携帯電話の料金に関してそもそも、国は干渉する権限を持っていないはずだが…。
≫初会合を受け携帯大手3社はそれぞれ今後の議論を注視していくなどとコメントした。
≫携帯大手もそう言うしかないと思うんですけど料金が、もし仮に下がるとすればご家族全員こんなうれしいことはないです。
それが果たして個人消費が浮いた分のお金が使われていろいろな消費が起きてデフレ脱却につながるのかなという疑問も感じるわけです。
≫ちょうど1年前になりますけど小渕さんが大臣を辞めるときに自分のところの政治資金収支報告書には大いなる疑問があると。
だから、しっかりと調査をして皆さん方にしっかりとお示しできる機会があったらそこで説明するというようなニュアンスをおっしゃったのをはっきり覚えているんですけどそれから1年あまりが経過してしっかり説明となったときに第三者委員会ということで今日、それの発表というか話がありました。
内容を聞いてください。
≫今日小渕元経産大臣側が依頼し収支報告書などを検証していた第三者委員会が調査報告をまとめた。
≫元秘書だった折田謙一郎被告らは支援者向けに開いた観劇会で赤字が生じたように装うなどして政治資金収支報告書に計3億2000万円分の虚偽記入と不記載をしていたとされる。
折田被告らには今月9日執行猶予付きの有罪判決が言い渡された。
判決の中で、裁判所は収支の虚偽記入について裏金捻出も目的だったと認めた。
これに対し、第三者委員会は…。
≫今日の第三者委員会の会見では裏金という言葉が使われることはなかった。
一方、小渕氏自身については監督責任があり、その責任は軽微ではないとしたが関与は否定した。
≫明日、小渕氏本人が地元の支援者に説明したうえで記者会見を開くことにしている。
≫小渕さん自身が依頼をした第三者委員会ってなんでしょうかね。
これ、とにかくご本人が≫こちらは、今月1日に横須賀に配備されたばかりのアメリカ軍の原子力空母「ロナルド・レーガン」です。
昨日これに安倍総理が乗船しました。
現職の総理大臣がアメリカ軍の原子力空母に乗船するのは初めてのことなんですけども官邸のたっての希望で実現したということです。
≫自衛隊の海外活動が拡大される安保関連法。
成立から今日で1か月が経った。
≫この前日行われた自衛隊の観艦式。
訓示では安倍総理安保法に言及した。
≫だが、この日注目を浴びたのは…。
≫今月横須賀に配備されたばかりの原子力空母「ロナルド・レーガン」だった。
≫安倍総理は今回「レーガン」に乗船した。
現職の総理大臣がアメリカ軍の原子力空母に乗船するのは初めてのことだ。
≫日米同盟の強固さをアピールする狙いがあった今回の乗船は官邸の要請で行われた。
≫ちょうどそのころ東京・渋谷のハチ公前。
学生団体のSEALDsが集会を開き声を上げていた。
≫民主主義ってなんだ!≫学生たちが訴えていたのは安保関連法が成立しても抗議が終わったわけではないというものだった。
今、安保関連法をめぐってはある問題が尾を引いている。
委員会での採決のとき。
全く声が聞き取れず議場騒然、聴取不能と議事録に記載されていた。
だが、先日公開された議事録。
可決された法案の名前と可決すべきものと決定したと採決の経過が書いてある。
鴻池委員長が書き加えるよう指示したという。
野党は国会と議事録の信頼性が損なわれるとして検証を要求している。
≫という議事録の加筆の問題が出てきているんですがちょっとその中で、そのこと自体の前に木村さんに伺いたい付帯決議という文言も今のところに出ていました。
ちょっと説明してください。
重要だと思います。
≫今回の法律には今後、改正しなければいけない違憲部分があるというのは事実だと思いますしまた、しかしその一方でまず、そもそも与党や法制局がかなり慎重な文言を選びまた断固反対を貫いた野党が厳しい質問で言質を取っているという面もあります。
そして今おっしゃっていたようにあまり報道されなくて心配しているんですが付帯決議って10項目からなるんですけどこれがつけられていましてこれは参院通過時に元気、次世代の各党が賛成と引き換えにこれをつけてくださいということで条件としてつけさせたというものになっているんですが特に重要なのが第2項でこれは日本が武力攻撃を受けていないにもかかわらず存立危機事態を認定して集団的自衛権を行使する場合には例外なく国会の事前承認が必要だというこういう決議がついている。
≫存立危機事態武力攻撃などがないのにと。
具体的に言いますと行くか行かないかわかりませんが。
≫簡単にいうとホルムズ海峡だけにしか使わないというふうに政府は最終段階で説明しているんですけど要するにホルムズ海峡のことです。
≫戦時下の機雷掃海に関してですね。
そういう場合は、例外なく国会の事前承認をしてください。
それがなければいけませんよというふうになっているんですね。
これは第2項なんですけど。
ほかにも例えば第5項で、国会が終了を決議したときは自衛隊は活動をやめて帰ってこなければいけないという条項が入っていたりあるいは7項で心配された後方支援中の弾薬の提供なんですがこれは、緊急時に拳銃、小銃、機関銃などの他国部隊の要員が自分の生命・身体を守るために最小限度の範囲で使用する弾薬の提供に限るという内容も含まれているわけです。
これが付帯決議が閣議決定になっているということはある意味では政府や与党、これも賛成してつけているわけですからある意味ではこうした問題点がある欠陥があるということを与党の側も認めているといっていいわけですね。
また付帯決議に参加した5党ですね。
自公に合わせて3党ですがこれは今後も協議会をやっていくとなっているのでぜひ、こうした内容は法文に書いていただいたほうが絶対いいだろうと思います。
集会の様子が出ていましたけれども私もこの間これからも安保法についてのいろいろな勉強会に呼ばれているんですけどやはりどの会場でも皆さん熱心で国民が、この問題に強い関心を持ち付けているのがわかります。
また、法律の問題を見抜いて撤回をさせようと努力した各党あるいは歯止めをかけようとした国会議員の方々。
あるいはそうした勉強をし続けている国民の方々を見ているとやはりこれは日本の立憲主義の将来未来に明るい希望を見出すこともできるのかなと思っています。
≫付帯決議含めて監視していくということですね。
≫せっかく付帯決議がついているわけですけれどもこれを野党が頑張ったんだけど全く無駄な国会だったといってしまうと野党がとった言質ですとかあるいは今回の付帯決議の内容というので約束が違うじゃないかという批判ができなくなる。
≫50年前に絶滅したはずだったんですが…。
こちらのニュースからお伝えします。
≫警察がクマらしき動物に対する注意を呼びかけているのは福岡県と佐賀県の県境にある脊振山。
ここ数日でクマを目撃したという110番通報が相次いでいるのだ。
今日も9月中旬に目撃したとの通報が入った。
しかし、実は、九州にはクマはいないのが定説で環境省によると50年前に絶滅しているという。
≫これは目撃した男性が描いてくれた、クマの絵。
タヌキに見えるような気もするが…。
≫果たして定説は覆るのか。
≫青森県弘前市のアパート。
おととし冬この一室に住んでいた男性が姿を消した。
男性の会社関係者を名乗る2人の男がアパートを訪れたのは雪どけが始まった去年の春先のことだった。
≫アパートに住んでいたのは複数の会社を経営する小沢道明さん。
昨日、群馬県前橋市で白骨化した状態で見つかった。
警察は、小沢さんが経営する複数の会社の登記を不正に書き換えたとし知人ら3人を逮捕。
更に2億円近い現金が引き出されていたこともわかった。
≫韓国の朴槿惠大統領の名誉を傷つけた罪に問われた産経新聞加藤達也前ソウル支局長。
今日、第10回公判が行われ検察側が懲役1年6か月を求刑した。
加藤前支局長は去年8月韓国メディアを引用するなどしてセウォル号事故当日朴大統領が不明の7時間に男性と会っていたのではとの真偽不明の噂があると報じた。
加藤前支局長は当日の朴大統領の行動は日本人の重大関心事で≫日本の政府・与党から分担金の支払い停止も検討すべきと声が出たユネスコ。
18日、その本部を訪れたアメリカ・ケリー国務長官。
現在停止している分担金の支払いについて話した。
≫アメリカは、ユネスコ分担金の上限22%を担う最大の拠出国だが2011年にパレスチナがユネスコに加盟して以来その支払いを停止していた。
ケリー国務長官はユネスコの目標達成に向け重大な役割を担うとした。
≫日本がお金を出しているのをちょっと見直し、検討するというニュアンスを出した辺りからパレスチナで止めていたのを≫フィリピンでは台風による被害が相次いでいます。
台風24号は昨日、非常に強い勢力で北部のルソン島に上陸しゆっくりとした速度でおよそ1日かけて島を横断しました。
各地で家屋の倒壊や洪水などの被害が発生しています。
これまでに3人が死亡しおよそ30万人に影響が出ています。
現在、日本の南の海上には2つの台風があります。
台風24号が左側の雲なんですが今もまだ、フィリピン付近にとどまっているんですよね。
勢力は弱くなっていますがこのあともゆっくりと北上していきまして土曜日には石垣島などに接近する予想です。
そして、もう1つの台風25号も動きがゆっくりでして小笠原諸島に接近するのは週の後半となりそうです。
一方で日本付近に注目してみましょう。
こちらは雲が少なくて秋晴れエリアに入っているんですね。
ただ、北海道の北には薄い雲がかかり始めていて明日は、この雲で雨が降るところがありそうです。
≫スポーツまいります。
青山さん、お願いします。
≫お伝えします。
まず、サッカーです。
ドイツ・ブンデスリーガで清武弘嗣選手がゴールを演出のはずだったんですが、疑惑です。
その疑惑があったのが前半38分ハノーファー清武選手のコーナーキック。
こぼれ球をハノーファーの選手が押し込んだこのゴールなんですが古舘さん、別の角度から見てみるとですね手、当たってますよね。
≫明らかに手で入れてますよね。
≫手で押し込んでいるようにも見えるんですけど実際に目の前で見ていた相手選手もみんなハンドではないかとアピールしていたんですね。
ただ、結局このゴールの判定は覆らずこの得点で清武選手のハノーファーが勝利となりました。
プロ野球は土曜日からヤクルトとソフトバンクの日本シリーズが始まるんですがこちらは、おとといクライマックスシリーズ敗退が決まったあとの巨人、原監督の姿です。
阿部選手と握手を交わしているんですがこの直後に辞意を表明して今日退任会見を行いました。
一方、入ってきました球界に新たな顔。
阪神、金本監督の誕生です。
それぞれの会見、ご覧ください。
≫午後3時30分ジャイアンツのチームカラーオレンジのネクタイを締めた原辰徳監督が会見場に姿を現した。
≫原監督は12年の監督生活の中で7度のリーグ優勝日本一3度の功績を残した。
一番心に残っているのは2001年当時の長嶋茂雄監督から監督を引き継いだことだったという。
≫ヤクルトとのクライマックスシリーズ最後の指揮を執った夜それは監督・原辰徳から人間・原辰徳に戻る夜でもあった。
≫後任の候補には巨人OBの江川卓氏のほかに川相ヘッドコーチ高橋由伸選手兼任コーチが挙がっている。
≫2003年阪神に移籍するといきなり18年ぶりのリーグ優勝に貢献。
時にはデッドボールを受け骨折しても打席に立ち片手でヒットを放った。
その姿で阪神を戦う集団へと変貌させた。
≫そしてDeNAはアレックス・ラミレス氏の新監督就任を発表しました。
ラミレス氏は2001年からヤクルト、巨人、DeNAで13年間プレー。
就任会見は近日中に開かれる予定です。
≫ここから松岡さんの登場ですよろしくお願いします。
≫古舘さん、いよいよですねフィギュアスケートの季節がやってきました。
今週、グランプリシリーズがアメリカで開幕します。
新しいシーズンということでどんな勢力図になっていくのか。
女子なんですけど浅田真央さんが帰ってきました。
おかえりなさい。
そして、男子なんですけれどもグランプリファイナル3連覇へ羽生結弦さんが挑みます。
更に、今シーズン可能性を本当に秘めている日本人選手が参戦します。
≫今シーズンの女子フィギュアスケート。
勢力図の中心はやはりこの選手。
競技に復帰した浅田真央さん。
掲げるテーマは…。
≫とはいえ、気になるのは1年のブランク。
そこで、真央さんのことを荒川静香さんに聞いてみると…。
≫やっぱりこの人普通じゃないな…。
≫なんと、どこまで強くなるか予測不能。
そんな超人真央さんを感じさせたのが復帰戦での演技でした。
フリーの冒頭、代名詞のトリプルアクセルは…。
決めた。
復帰初戦にもかかわらず見事に成功。
そのあともジャンプを次々と決めていきます。
そして、たたき出した得点は自己ベストに迫るものだったんです。
まさに最高の形で再スタートを切った真央さん。
しかし…。
≫そうなんです。
真央さんが休養していた昨シーズンスケート界は勢力図が大きく書き換えられました。
時代を変えたのは…。
≫公式戦では真央さん以来となるトリプルアクセル成功。
新たに女王の座を勝ち取ったロシアのトゥクタミシェワ選手。
果たして、今シーズン世界の頂点に立つのは…。
≫一方、男子の勢力図。
中心はもちろん羽生結弦さんです。
史上初のファイナル3連覇へ。
ところが、今シーズンは最強のライバルが戻ってくるんです。
カナダのパトリック・チャン選手。
2011年から世界選手権3連覇。
ショートとフリーの合計で今なお歴代最高得点を持っています。
≫羽生さん対チャン選手の世界一争い。
ここに割って入る選手がいます。
そう話すのは織田信成さん。
≫宇野昌磨さん、17歳。
去年、ジュニアのグランプリファイナルでは…。
≫トリプルアクセルダブルトウループ。
≫決まりました。
≫羽生さん以来となる金メダルを獲得。
しかも得点は歴代最高。
大きな得点源となったのは…。
この4回転ジャンプでした。
≫宇野さんちょっと待ってください。
3回転半のこちら、トリプルアクセルより回転数の多い4回転ジャンプを先にマスターした?これ、順番が逆です。
しかも、宇野さん今シーズンのプログラムには大きな特長があるんです。
男子は4分半のフリー演技で8つのジャンプを跳びますが注目は、2つの4回転ジャンプ。
実際の演技を見ていきましょう。
今月のジャパンオープン。
まずは1つ目の4回転ジャンプ。
見事に決めます。
そして次々とジャンプを跳び演技は基礎点が1.1倍になる後半へ。
疲労もピークに差し掛かる。
6つ目のジャンプが宇野さんの勝負どころ。
2つ目の4回転ジャンプに挑みます。
きた!これも見事に決めた。
しかもコンビネーションです。
実は、疲労が蓄積される演技後半での4回転ジャンプは世界でも成功者は少ないんです。
≫最初の4回転はなんていうんだろう…。
普通に元気な状態で100mダッシュする感じなんですけど後半に4回転跳ぶというのは一番しんどいといわれる1万m走ったあとにもう1回100mで同じタイムを出してくださいっていうぐらい大変。
≫とんでもない例えですね。
≫織田さんはこう言っていますが宇野さんはというと…。
≫タイミングさえ合えば演技後半だろうと跳べる。
宇野さんは常識にとらわれない考え方の持ち主なんです。
≫言い返して…。
≫非常に魅力的。
こういうフィギュアスケーターはいなかったですね。
アスリートって体力がなくなってきたらどうしてもタイミングがずれるわけですよ。
普通のプレーはできないって考えますよね。
羽生さんも、この前の大会で後半の4回転でミスしました。
どうしても後半ということを意識してしまう。
でも宇野さんは違うんですよ。
体力関係ない。
タイミングさえ合えば跳べる。
とんでもない選手だなと思いますね。
≫楽しみですね。
ほかの選手がいろいろ消耗するのでいろいろ留意しないといけないとか考えないでとりあえず済むわけですね。
≫そうなんです。
2015/10/19(月) 21:54〜23:10
ABCテレビ1
報道ステーション[デ][字]

横浜市の傾いたマンション問題…地盤の調査を開始▽中国のGDP発表…株価への影響は▽いよいよシーズン到来!!フィギュアグランプリシリーズ!注目選手は…松岡修造

詳細情報
◇番組内容
緊迫感や速報性を重視したニュースと元気で明るいスポーツ、硬軟取り混ぜた時代を映し出す特集に季節感あふれる天気予報と情報満載です。
◇出演者
【メインキャスター】
古舘伊知郎
【サブキャスター】
小川彩佳
【コメンテーター】
立野純二(朝日新聞論説副主幹)、ショーン・マクアードル川上(経営コンサルタント)、中島岳志(北海道大学公共政策大学院准教授)、木村草太(首都大学東京准教授)
【スポーツ】
松岡修造、澤登正朗、中山雅史、稲葉篤紀
【特別リポーター】
長野智子
【スポーツアナウンサー】
青山愛
【天気予報】
林美沙希
◇おしらせ
☆番組HP
http://www.tv-asahi.co.jp/hst/

放送内容が変更になる場合があります。あらかじめご了承ください。

ジャンル :
ニュース/報道 – 定時・総合
ニュース/報道 – 特集・ドキュメント
ニュース/報道 – 経済・市況

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