5→9〜私に恋したお坊さん〜 #02【5時から9時まで】 2015.10.19


(高嶺)おめでとうございます。
私の妻にしてさしあげます。
(潤子)はい?
(三嶋)桜庭。
しょうがねえからことしも誕生日空けといてやるよ。
(清宮)久しぶり。
桜庭。
(潤子)清宮さん。
(清宮)受けてみろよ。
昇格試験。
(潤子)はい。
(ひばり)この方と結婚していただきます。
(潤子)将来はニューヨークで働くつもりでいまして。
(潤子)もううんざりなんです。
レッスン以外で私に関わらないでください。
(百絵)あのおばさんがレッスンの件でクレームを言ってきて。
(百合)あなたのせいで恥かいたじゃないの。
(潤子)本当に申し訳ありませんでした。
(潤子)あっ!
(潤子)誕生日なんだけどな。
(高嶺)お誕生日おめでとうございます。
(潤子)うわっ!
(高嶺)帰りましょう。
(三嶋)桜庭いる?
(まさこ)今日は別件で戻りませんよ。
(百絵)このことは…。
(バイブレーターの音)
(潤子のアナウンス)ディスイズジュンコズフォン。
リーブアメッセージ。
(潤子)何なんですか?いったい。
(高嶺)あなたに会ってから私はおかしい。
(潤子)ちょっちょっと。
ちょっ。
(潤子)そんな。
(高嶺)ここから出さない。
(潤子)嘘。
嘘は嫌いです。
ちょっと。
もう開けてください。
疲れたでしょう。
休んでください。
通報しますよ。
押し入れに寝間着が。
自分が何してるのか分かってるんですか?布団はご自分で敷いてください。
星川さん。
何するつもりですか?私はあなたから離れない。
はい?ちょっと。
言いましたよね?あなたのそばにいないと何も手に付かない。
結婚するつもりはないと。
こんなことしたら拒まれるって分かってます。
ニューヨークで暮らすって。
拒まれても構わない。
ここから出さない。
っていうかあなた他に婚約者いるでしょ?あなたじゃなきゃ駄目なんです。
私は実家じゃなきゃ駄目なんです。
お風呂入らなきゃだし。
風呂場があります。
服洗濯しなきゃだし。
風呂場に洗濯機が。
クレンジングしなきゃいけないし。
一式風呂場の棚に。
お手洗いはどうすれば?そこにあります。
喉渇いたし。
小腹すいてきたし。
冷蔵庫の中に色々と。
夜寝るとき私音楽聴かないと。
私がお経を。
それは絶対に嫌です。
あっ。
そういえば携帯。
私は携帯電話は持たない主義なので。
いや。
私のです。
取ってまいります。
もう。
ああ。
もう何なの?ハァー。
(三休)好きになった方が負けなのですね?子供は寝る時間ですよ。
(三休)子供扱いしないでください。
やめてください。
ああー。
うーん。
ハァー。
うーん。
いかん。
快適だ。

(くしゃみ)・
(くしゃみ)星川さん?失礼しました。
えっ?・ちょっ。
ずっとそこいたんですか!?・ええ。
怖っ!い…。
いるならいるって言ってくださいよ。
ちょっと。

(くしゃみ)もう。
お風呂入りました?
(くしゃみ)ほら。
「ほら」とは何ですか?ちゃんと体温めないと。
布団もありますし温かいお茶もあるのでご心配なく。
いや。
別に心配してませんけどね。
あなたに逃げられると困りますので。
私の方が困ってますけど。

(ひばり)高嶺。
そこで何をしてるの?誰か来た。
あっ。
うわっ。
余計にややこしい人。

(ひばり)香織さんとのお見合い早めに切り上げたんですってね。
英会話のレッスンですか?その話はここでは。
(ひばり)ここじゃなきゃそんな恥ずかしい話はできません!・
(ひばり)この伝統ある一橋寺の立派な住職になるって。
あなた亡くなった両親に誓ったんじゃありませんか?
(ひばり)女遊びならもう結婚してからいくらだって。
遊びではありません。
(ひばり)あんながさつで小生意気な小娘寺の嫁が務まるわけがない。
おばあさまは潤子さんのことを誤解してます。
ちゃんと接していただければ潤子さんのいい部分が分かるはずです。
うわー。
ああ。
もう二度とあんな娘に会う気はありませんよ。
ならば今ここで会っていただきます。
えっ?ちょっちょっちょっ。
ちょっと待って。
ちょっと。
ちょっと待って。
あっ。
ちょっと。
お邪魔しております。
ああー!誰か!誰か!もう…。
怖い思いしましたね。
ここまで来れば安心です。
はい。
ありがとうございます。
いや。
怖い思いさせたのあなたでしょ?何ですか?その「えっ?」って反応は。
・高嶺さま!私のことはいいから行ってください。
えっ?えっ?あっ。
何かカッコイイ感じになってるけど違うからね。
早く走りなさい。
はい。
何様なのよ?もう!・高嶺さま。
不審者は?あっちかもしれません。
・あっちだ。
(男性)お坊さんと結婚?うわっ。
しないから。
(メグミ)ベビーカーお下がりあるよ。
いらないから。
(男性)おお。
潤子。
うわっ。
(男性)何でそんな格好してるわけ?うるさいな!ああ。

(恵子)アハハ。
知らなかったね。
ただいま。

(寧々・恵子)おかえり。
もう声外まで聞こえてるよ。
お邪魔しております。
えっ?何でいるんですか?
(寧々)そんな言い方ないでしょ。
(恵子)忘れ物届けてくださったのよ。
(寧々)ヒール残念だったね。
(恵子)あとお洋服も。
思ったよりあんたやるわね。
(寧々)ちょっとやだ。
お母さん。
誤解されるようなことやめてくださいよ。
閉じ込めたおわびもしたかったので。
お母さんと寧々に何吹き込んだんですか?あなたのことを帰したくなかったと。
はあ?結婚の意思もあると。
その話まだします?
(恵子)ふつつかな娘ですがよろしくお願いします。
おめでとうございます。
お許しも頂けましたよ。
もういいかげんにしてください。
(満)風呂ぬるいよ。
お父さん。
お邪魔しております。
本日は結婚の…。
違うでしょ!荷物届けに来ただけでしょ?ねっ?
(満)あれ?高嶺君?ああ。
娘さんを下さいってやつか。
はあ?
(満)あっ。
じゃあ着替えた方がいいね。
えっ?違うよ。
えっ?ねえ?お父さん。
お父さん。
違うから。
(恵子)私も着替えた方がいいかしらね?私はじゅうぶん美しいと思います。
(恵子)もうやだ。
ちょっと。
(恵子)着替えますね。
(寧々)私も着替えてくるから。
ねえ?寧々。
あっ。
ちょっ。
ちょっと待って。
もう家族かき回さないでください。
かき回してなどいませんよ。
かき回すの意味分かってます?
(おなかの鳴る音)
(恵子・寧々)仲いい。
もう。
ちょっともう。

(満)お母さん。
(恵子)うん?
(満)こないだのこれ喪服しかないよ。
(恵子)あっ。
ご飯にしましょうね。
(満)あっ。
そう?お父さん。
失礼します。
(満)お父さんって。
(まさこ)もしかしてこれ潤子先生へのプレゼントですか?
(三嶋)大したもんじゃないよ。
(まさこ)ふーん。
(まさこ)三嶋さんって潤子先生のこと好きなんですね?
(三嶋)全然。
そういうのじゃなくて。
その。
あいつとは腐れ縁みたいなもんで。
(まさこ)ふーん。
(満)あのう。
ほら。
あの。
娘さんをってやつは?
(恵子)えっ?まだ言ってんの?
(寧々)お父さん。
どうしてその格好?
(寧々・満)えっ?
(恵子)そんなことよりこの空揚げおいしいわね。
(寧々)あっ。
フライドチキンだから。
(満)あのう。
娘さんを下さいって言ってさ。
で俺が断ったり…。
(恵子)この空揚げ取り合いだったんだから。
(寧々)フライドチキンだから。
(恵子)半額シール貼られた瞬間人がぶわーってすごかったんだから。
(寧々)だからフライドチキンだって。
(満)いいんだよ。
いいんだよ言っても。
好き勝手なこと言って。
もう。
(恵子)高嶺君。
空揚げどうぞ。
(寧々)フライドチキンです。
(満)高嶺君?す…すいません。
(恵子)もう下品でごめんねごめんね。
いや。
とても楽しくて。
にぎやかな食卓は初めてだったもので。
ご飯おいしいですね。
(満)高嶺君。
(恵子)お母さんって呼んでもいいからね。
(寧々)お兄さん。
違うから。
(満・恵子)高嶺君。
お母さんって。
(寧々)お兄さん。

(チャイム)
(満)高嶺君。
(恵子)お母ちゃんでもいい。
(寧々)お兄さん。
はいはい。
今出ますから。

(ひばり)夜分遅くにすいません。
うーわ。
(ひばり)大変お育ちのいいお嬢さまで感服しておりますの。
(恵子)あっ。
ああ。
育て方がよかったのかしら。
(寧々)自慢のお姉ちゃんなんです。
(ひばり)ただお寺ではしきたりやら覚えることがたくさんございますのよ。
ですよね。
私にはちょっと。
(ひばり)うちで花嫁修業をしていただきます。
はあ?それはいいですね。
(恵子)それはいいわね。
(寧々)それがいいよ。
(満)そりゃいいね。
ちょっちょっちょっ。
ちょっと待ってください。
決まりですね。
(一同)あっ。
何?何?えっ?えっ?誰?えっ?えっ?いや。
お母さん怖い。
(ひばり)潤子さんのお荷物を運びだして。
(一同)はっ。
ちょっちょっ。
ちょっと待って。
ちょっちょっ。
何…何で?それ待って待って。
ちょっと。
ちょっと待っ…。
どいてよ。
ちょっと。
待って。
(呼び出し音)
(清宮)はい。
清宮。
もしもし?桜庭です。
昨日電話出れずにすいませんでした。
(清宮)それより今日こっち来れるか?
(清宮)本気で正社員になる気はあるか?はい。
(清宮)正社員昇格試験のエントリーシートだ。
でもこれ去年のものと違いますね。
(清宮)ゼネラルマネジャーの推薦がなければ受けられない特別な試験だ。
合格者は全国のスクールで1名。
たったの?
(清宮)ただし合格者はすぐにニューヨーク本部へ異動となる。
どうする?受けます。
受けさせてください。
(清宮)頑張れよ。
はい。
お迎えにあがりました。
もうお帰りください。
いえ一緒に帰りましょう。
私はお寺には行きません。
1週間後にニューヨーク本部に行ける大事な試験があるんです。
それはなりません。
はっ?ニューヨークへ行くなど許しません。
いや。
許す許さないってあなたには関係ありませんから。
それにたった一人しか受からないすっごく難しい試験なんです。
受かりっこないですよ。
いえ。
あなたなら受かってしまうと思います。
えっ?あの。
ありがとうございます。
ですからそのような試験は受けてはなりません。
私が許しません。
はい?何なの?もうあれですよ。
あの。
力試しみたいなもんですから。
力試し?そうです。
ああ。
そうだ。
あの。
私物送り返してください。
あの。
着払いで構いませんので。
では。
1週間だけ。
あっ。
ちょっと。
1週間だけの花嫁修業で構いません。
何でよ?1週間は試験の準備に集中したいんです。
合間を縫えばいいでしょう。
5時から9時までレッスンで昼には登校しなくちゃいけないんです。
ならば寺のお務めは5時から9時までにしましょう。
いや。
だから…。
寺が午前。
スクールは午後。
朝5時?えっ?ちょっ。
5時から9時でしょ。
5時。
5時9時。
いや。
ほとんど寝る時間ないんですけど。
1週間嫁になりたいかなりたくないかは実際に寺で過ごしてから決めてほしいんです。
そんなことしたってどうせ途中で逃げ出します。
うちの寺から逃げ出せた者は一人もおりません。
いや。
この前逃げ出せましたけど。
逃がしません。
私が追い掛けます。
その上でも駄目なら一生あなたに付きまといません。
ホントですか?はい。
1週間耐えたらホントにもう付きまとわないんですね?ええ。
ホントですね?うーん。
ああ。
OK。
オーライ。
あっ。
あっ。
熱い!熱い。
熱い。
熱い。
潤子さん。
うん。
ああー。
アハハ。
ああ!ああ!うっ。
潤子さん。
うん。
よいしょ。
よいしょ。
よっと。
よっよっ。
よいしょっと。
よいしょ。
おお。
うわー!ああー!
(成田)潤子さま!
(羽田)おケガありませんか?痛い。
痛っ。
ああ。
大丈夫です大丈夫です。
ありがとうございます。
潤子さんを認めてくださって。
何を勘違いしてるのです?あんな小娘1週間もたたずに音を上げるでしょう。
では1週間耐えきれれば潤子さんとの結婚を認めてくださるんですね?1週間きちんと務め上げれればね。

(三休)いってらっしゃい。
あっ。
ああ。
お名前は?
(三休)三休です。
三休ちゃん。
いってきます。
(一同)グッドアフタヌーン。
ミス潤子。
ヘイ。
ガイズ。
《アメリカン》
(英語の会話)
(蘭)何かついてる。
ありがと。
(蘭)うん。
大丈夫。
(百絵)ハイ。
ミス潤子。
ミス百絵。
《アメリカン》
(アーサー)ハロー。
ミス潤子。
ヘイ。
ミスターアーサー。
《アメリカン》
(アーサー)ミス百絵。
(アーサー)ちょっと。
ああー。
ああ。
《アメリカン染みる》ああ。
痛っ。
うわっ。
失礼します。
《ジャパニーズ》5時から9時までの寺のお務めご苦労さまでした。
ホントに疲れました。
5時から9時までのレッスンも頑張ってください。
あなたに言われなくても頑張ります。
えっ?もしやおケガですか?いや。
いや。
えっ?大変だ。
すぐ手当てしないと。
いや。
これそんな大したこと…。

(蜂屋・由希)ハーイ。
また。
・ちょっと待って。
どうしたの?
(蜂屋)入れないもん。
あれはさすがに。
(蜂屋)はい。
すいません。
はい。
(百絵)どうかお許しください。
(アーサー)こんなもののせいであなたのクールで頼れる先生というイメージが壊れてしまいますね。
(アーサー)簡単です。
(アーサー)私の恋人になればいいのです。

(寧々)ここでお姉ちゃん先生してんだ。
(生徒たち)へえー。
すごい。

(蜂屋)ごめん。
由希。
(寧々)ちょっと待って。
渋谷王子。
(一同)ああ。
ほら。
ちょっと。
ああ。
カッコイイ。
(由希)あなた名前は?さ…桜庭寧々です。
(由希)やっぱり。
(由希)潤子ちゃんの妹だ。
(寧々)えっ?えっ?
(かむ音)
(ひばり)潤子さん。
(寺田)音を立ててはなりません。
無理です。
たくあんですよ?はい。

(すする音)ああー。
あっ。
おいしい。
(ひばり)潤子さん。
(ひばり)はい。
《とても楽しくて》《にぎやかな食卓は初めてだったもので》よし。
潤子さん。
お夜食をお持ちしました。
入りますよ?潤子さん。
布団で寝ないと風邪をひきますよ。
潤子さん。
うん。
潤子さん。
うん。
うん。
うーん。
うん。
カニが。
ああ。

(物音)
(生唾をのむ音)
(三休)まだまだ煩悩にまみれていますね。
(寺田)うん。
おはようございます。
ああ。
おはようございます。
うん。
うーん。
うん。
だあー。
あれ?いつの間に?ああ。
ああ。
うん?「潤子殿。
1日目お務めご苦労さまです」「一蓮托生」「あなたと一緒にいることができて幸せです」「高嶺」変な花。
(成田)昨日より気合入ってますね。
できないことがあると悔しいからね。
(一同)ハングインディア。
(一同)ハングインディア。
(一同)ハングインディア。

(ノック)はい。
ありゃ。
(三休)高嶺殿からです。
ああ。
アハハ。
ありがとうございます。
「2日目お務めご苦労さまです」「いつもより皆が明るいように感じます」・羽田さん。
成田さん。
洗濯物出てませんよ。
(羽田)ああ。
すいません。
(成田)お前何にこにこしてんだよ?この野郎。
(由希)潤子ちゃん。
潤子ちゃん。
うん?
(由希)昇格試験受けるんでしょ?もう。
誰から?
(蜂屋)潤子ちゃんなら絶対受かるよ。
俺潤子ちゃんの英語が一番好きだもん。
(由希)もう。
それ由希が言おうと思ったの。
もう分かったから。
2人ともありがとね。
(由希)オフコース。
(蜂屋)オフコース。
「3日目お務めご苦労さまです」「この日々が永遠に続きますように」おいしい。
誰かいるの?・こら!
(三休)ニンジンを入れてはいけませんよ。
好き嫌いをしてはいけませんよ。
(三休)はーい。
うーん。
よし。
偉い。
私はニンジン食べれます。
いや。
当たり前です。
(一同)ハハハ。
(英語の会話)
(清宮)お疲れ。
お疲れさまです。
(清宮)先上がるな。
はい。
あっ。
ありがとうございます。
フルーツ。
(読経)
(一同)おかえりなさい。
・ただ今帰りました。
・今そちら迎えに行きます。
・お仕事お疲れだったでしょう。
・ハァー。
ただいま。
ああー。
疲れた。
(読経)「4日目お務めご苦労さまです」うん。
うーん。
やった。
アハハ。
(成田)潤子さん上手ですね。
いやいや。
雑巾がけぐらいで大げさです。
(羽田)けさだけに。
(三休)けさから。
おおー。
おおおおおお。
お…OKさ。
けさOKさけさ。
わざわざ送ってくれなくてもいいですよ。
少しでも眠ってもらえればと思いまして。
えっ?ありがとうございます。
あっ。
あのお花何ていうんですか?ハナキリンです。
ふーん。
「逆境に耐える」などの花言葉が込められてます。
へえー。
いろんな意味があります。
「冷たくしないで」とか。
はあ。
えっ?他には?「早くキスして」はい?花言葉ですよ。
私が言ってるわけでなく。
いや。
まあ。
何照れてんですか?正直に申し上げます。
潤子さんが寝てる間にせ…。
接吻しようとしました。
何してんですか!?おわびに滝行をしてまいりました。
いや。
えっ?それ。
それおわびですか?すいません。
いや。
えっ?黙っとけばいいのに。
あなたには正直でいたいんです。
いや。
まあ正直でいればいいってもんじゃないですからね。
うーん。
えっ?何ですか?いや。
キス駄目ですからね。
ちょっと。
自意識過剰です。
半ドアです。
ああ。
あと3日の辛抱だ。
(三嶋)ニューヨーク支社に転勤?ここまで送ってくれなくて結構ですから。
お迎えなんですが。
結構です。
結構です。
ちゃんと寺に帰ってくるんですよ。
はい。
はい。
はい。
(まさこ)いいこと聞いちゃった。
あっ。
もしもし?三嶋さん?ちょっとお話ししたいことがあって。
・おかえりなさい。
香織さん。
(ひばり)香織さんは潤子さんのいいお手本になるでしょう。
聞いてません。
手本なら私が。
(ひばり)2人を比べればいかに自分が愚かだったか分かるはずです。
約束が違います。
1週間のお務めに耐えぬけば潤子さんを花嫁候補として認めると。
(ひばり)香織さんを花嫁候補から外すとは言っていません。
(音声)・
(寧々)お風呂空いたよ。
まだ熱いからね。
(満)熱いんだ。
(寧々)そう。
(満)よし。
(恵子)ああああああ。
これ前見たわ。
あっ。
ちょっとちょっと。
私先に入っていい?
(満)えっ?
(恵子)はいはい。
(メールの着信音)
(由希)「あしたのパーティー楽しみだね」
(三休)よいしょよいしょよいしょ。
ああ。
ありがとね。
(三休)よいしょよいしょ。
ありがと。
(三休)よいしょ。
よいしょっと。
ひいー。
(香織)潤子さん。
(香織)初めまして。
初めまして。
うん?あしたから花嫁修業をさせていただく足利香織です。
はあ。
「5日目お務めご苦労さまです」できた。
(香織)ああ。
私が代わります。
(ひばり)あっ。
フフフ。
ああー。
全部完璧。
(香織)OK。
(英語)このごろは英語ぐらいね。
(ベルの音)帰ったらお話ししたいことが。
今日は残って勉強するので遅くなります。
では今。
料理に関して少々ご指摘申し上げたい…。
結構です。
私はよかれと思って。
ハァー。
そういうところおばあさまそっくりですね。
どこが似ているというんですか?全部思いどおりにしないと気が済まないところですよ。
あれ?今日レッスンなかった…。
(三嶋)桜庭。
もうここでは先生…。
話あんだけど。
あっ?えっ?えっ?えっ?ちょっちょっ。
ちょっと。
えっ?・
(音楽)
(男性)ねえねえ。
君一人?
(寧々)あっ。
あの。
由希ちゃんと蜂屋君って?
(男性)ああ。
あいつらなら今別のパーティー顔出してるよ。
連れてってあげよっか?いいからいいから。
秀幸。
行くぞ。
(男性)おう。
何?ちょっともう。
何なの?いったい。
(三嶋)坊さんの家に住んでるって本当か?ハァー。
誰からそん…。
(三嶋)お前何がしたいんだよ?ニューヨーク行きたいんじゃねえのかよ?何?もう私勉強あるから戻るよ。
何?三嶋?
(男性)こっちだよ。
(由希)寧々ちゃんが大変。
金髪のやつに連れていかれた。

(バイブレーターの音)もしもし?
(寧々)お姉ちゃん。
寧々?
(寧々)助けて。
うん?寧々。
今どこ?
(寧々)えっ?
(寧々)カラオケ。
えっ?じゃあどこ通ってきた?何か見た?
(寧々)入り口におっきなシロクマがいた。
シロクマ?
(バイブレーターの音)
(蜂屋)潤子ちゃんねそれ公園通りのホワイトベアだ。
あそこね。
分かった。

(男性)そんな顔しないの。
カワイイね。
(寧々)触んないで。
痛い!寧々!お姉ちゃん。
(男性)お姉ちゃん。
お姉ちゃん。
(寧々)ねえ。
お姉ちゃん。
ちょっと待っ…。
(男性)お姉ちゃん。
ちょっと何?寧々。
寧々。
(男性)姉妹もいいね。
ちょっと触んないで。
寧々。
寧々。
ちょっとやめて。
(男性)痛え。
行きますよ。
えっ?あっ。
(男性)おい。
星川さん!?ちょっと。
やめて。
やめ…やめてよ。
ちょっと。
星川さん。
大丈夫?ちょっと。
(男性)てめえらうぜえんだよ。
もう。
(男性)やるか。
ちょっとちょっとちょっと。
やだ。
(男性たち)おおー。
ハハッ。
えー。
キャッ!やだ。
(男性)ほら。
やめて。
(男性)カッコイイね。
やめてよ。
(男性)くそ坊主が。
やめて。
嫌。
(男性)うわっ。
(男性)てめえ。
てめえ!・やめろ!
(男性)蜂屋!?
(蜂屋)お前ら渋谷出入り禁止だろ。
(由希)寧々ちゃん。
(寧々)由希ちゃん。
おケガはありませんか?星川さん。
(寧々)お姉ちゃん。
寧々!ちょっと。
あんたどんだけ危険な状況だったか分かってんの!?ごめんなさい。
もう何やってんのよ?
(寧々)ごめんなさい。
もう。
(寧々)ごめんなさい。
お姉ちゃん。
ごめんなさい。
寧々さんを叱っておいてあなたも危なかったんですよ。
はい。
すいません。
ケガ大丈夫ですか?大丈夫です。
はい。
あしたは試験でしたね。
もう休みなさい。
1週間ありがとうございました。
おやすみなさい。
おやすみなさい。
ハァー。

(ノック)・
(成田)失礼します。
うん?
(成田)大奥さまがお呼びです。
はい。
(ひばり)お座りください。
ハァー。
残念ですが潤子さん。
この寺の嫁にはふさわしくないと判断いたしました。
どうぞお引き取りを。
私も無理だと思いました。
1週間お世話になりました。
(寺田)高嶺。
(ひばり)荷物は後で送らせますね。
もうまとめてありますのでいつでも結構です。
失礼します。

(英語)・
(一同)ハハハ。

(清宮)はい。
清宮です。
えっ?
(英語の会話)
(英語の会話)
(百絵)けさの試験どうだった?うーん。
もう朝から頑張った。
(百絵)たぶん今日中に結果が出ると思うよ。
ワーオ。
(アーサー)手応えはありましたか?うーん。
まあ分かりませんが力は出しきったと思います。
(アーサー)グッド。

(清宮)桜庭。
ちょっといいか?はい。
あっ。
(清宮)桜庭。
はい。
不合格だ。
残念だったな。
いえ。
いい勉強になりました。
ホントにありがとうございました。
まだチャンスはある。
気を落とすなよ。
はい。
失礼します。
ハァー。
星川さん。
1週間耐えたら付きまとわないって言いましたよね?付きまとってはいません。
プレゼントを渡しに来ただけです。
誕生日は先週ですよ。
バラももらったしもう十分です。
今嘘をつきましたね。
嘘?えっ?いや。
ついてませんけど。
心に嘘をつきましたね。
目を見ればすぐに分かります。
私の前では無理はしなくていいんですよ。
あの雨の日折ってしまいましたよね。
これはご褒美です。
よく頑張りましたね。
試験も花嫁修業も。
全部うまくできなくて。
いいと思いますよ。
何で最高にカッコ悪いときに来るかな?カッコイイと思いますよ。
何で優しくするのかな?あなたのことが好きだからです。
初めて好きって言いましたね。
今晩はあなたの気が晴れるまでそばにいてさしあげます。
また上から。
何で坊さんについてっちゃうんだよ?私だったら三嶋さん選びますよ。

(ヒロミ)鼻買ってきて。
鼻。
(一同)鼻?鼻。
鼻鼻。
(三休)これも食べて。
ありがとう。
(成田)音立てて食べるっておいしいっす。
(羽田)うめえな。
よかった。
で何でここなんですかね?ここしか思い付かなくて。
でしょうね。
(三休)はい。

(かむ音)あっ。
音立ててる。
これよく使い込まれてる。
頑張ったんですけどねかないませんでした。
まあ上には上がいるってことですね。
あなたが一番です。
はいはい。
あなたが一番なんです。
分かりました。
ありがとうございます。
私はただ試験の話をしてるんです。
私も試験の話をしています。
うん?評価は紛れもなくトップ。
私の話で盛り上がったそうですね。
えっ?何でそれを?檀家の中にELAの重役がおります。
えっ?いい力試しになったと思います。
あなたの能力は証明されました。
よく頑張りましたね。
えっ?どういうこと?私が頼んだんです。
頼んだって?あなたを不採用にしてほしいと。
えっ?言ったでしょ?私はあなたから離れないと。
2015/10/19(月) 21:00〜21:54
関西テレビ1
5→9〜私に恋したお坊さん〜 #02[字][デ]【5時から9時まで】

あなたじゃないとダメなんです!どんな手を使っても私は絶対に離れない…加速する29歳女子へのねじ曲がった愛情表現

詳細情報
番組内容
 桜庭潤子(石原さとみ)は、星川高嶺(山下智久)によって一橋寺の離れに閉じ込められてしまう。そこは説教部屋として使われていた場所で、外に声が響くことはないという。恐怖を感じた潤子は開けてくれと頼むが、高嶺はそれを拒否。潤子を見張るかのように、部屋の外に座り続ける。
 やがてそこへ星川ひばり(加賀まりこ)がやってくる。ひばりは、高嶺が足利香織(吉本実憂)との見合いを切り上げたことを叱責。潤子のような
番組内容2
ガサツな女性に寺の嫁が務まるわけがない、と文句を言う。すると高嶺は、潤子にきちんと接すれば良い部分が分かるはずだと返す。もう二度と会うつもりはない、と言い放つひばりに、今すぐ会ってもらうと言って、高嶺は離れの扉を開けた。
 その後、潤子がヘトヘトになって帰宅すると、家族に交ざって高嶺がいた。すっかり家族になじみ、潤子の両親から結婚の許しももらったという高嶺。潤子は、想定外の展開の連続にあきれ返る。
番組内容3
そんな時、ひばりが小坊主を従えて桜庭家に現れた。一橋寺で花嫁修業をさせるため、潤子を迎えに来たという。潤子以外の全員が賛成したため、潤子の荷物は一橋寺に運び出されてしまう。
 翌日、潤子は清宮真言(田中圭)から正社員昇格試験を受けてみないか、と勧められる。それはゼネラルマネジャーの推薦がなければ受けられない特別な試験で、合格すればすぐにニューヨーク本部に異動になると言う。それを聞いた潤子は…。
出演者
石原さとみ 

田中圭 
古川雄輝 
高梨臨 
紗栄子 
吉本実憂 
長妻怜央(ジャニーズJr.) 
恒松祐里 
寺田心 
中村アン
 ・ 
速水もこみち 
戸田恵子 
上島竜兵(ダチョウ倶楽部)
 ・ 
小野武彦 
加賀まりこ 

山下智久
スタッフ
【原作】
相原実貴「5時から9時まで」(小学館 月刊「Cheese!」) 

【脚本】
小山正太 

【音楽】
出羽良彰 
羽深由理 

【主題歌】
「クリスマスソング」back number(ユニバーサル シグマ) 

【プロデュース】
後藤博幸 
金城綾香 

【演出】
平野眞 
谷村政樹 

【制作】
フジテレビ ドラマ制作センター

ジャンル :
ドラマ – 国内ドラマ

映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
音声 : 2/0モード(ステレオ)
サンプリングレート : 48kHz

OriginalNetworkID:32724(0x7FD4)
TransportStreamID:32724(0x7FD4)
ServiceID:2080(0x0820)
EventID:35168(0x8960)

カテゴリー: 未分類 | 投稿日: | 投稿者: