けたアジア最終予選での代表復帰を目指します。
こんばんは。
10月19日月曜日ニュースほっと関西です。
では最初のニュースです。
プロ野球、阪神の新しい監督に就任する金本知憲氏。
きょう就任の記者会見を開き現在の心境や新たなチーム作りへの意気込みを述べました。
今は希望といいますかやってやろうという。
なんとかこのチームを強くしたい。
今は、それしか本当に思っていないです。
今シーズンは終盤の失速で10年ぶりの優勝を逃した阪神。
金本新監督にはチームの再建が求められます。
やる気、試合に挑む気、何が何でも勝つんだという気持ち、そこら辺がやっぱり少し欠けていたのではないかなと。
まず自分がそういう気持ちを示して話をして伝えていくしかないです。
どういう手段であっても伝えていくしかない。
理想の監督像はありますか。
勝たせる監督です。
見ていておもしろい、ワクワクするようなチーム作り。
監督、コーチ、選手、1軍、2軍もフロントも全部が1つになって結束して結束力ある戦う集団、戦うチームを作っていきたいです。
自分に何ができるのか正直言って分かりません。
けれども立て直すために勝つために僕が全力を尽くすこと、ここだけは本当に頑張りますので温かく見守っていただきたいなと思います。
金本知憲氏は平成3年のドラフト4位で広島に入団しました。
11年間プレーした広島では平成12年に打率3割ホームラン30本、盗塁30個を同時にクリアするなど主力選手として活躍しました。
平成14年にはフリーエージェントで阪神に移籍しました。
阪神では2回のリーグ優勝に貢献し平成17年に優勝した際には打率3割2分7厘ホームラン40本、125打点といずれも自己最高の成績でセ・リーグの最優秀選手に選ばれました。
また、けがにも強く左手首を骨折しながらも翌日の試合に出場。
右腕1本でヒットを打つなどファンからは鉄人とも呼ばれ歴代最多の1492試合連続フルイニング出場の記録を残しました。
金本氏は平成24年に現役を引退するまで歴代7位の2539安打歴代10位の476本のホームランを記録しました。
本当に夢をありがとうございました。
阪神の再建を託された金本新監督、ファンからも期待の声が聞かれました。
ここからはスポーツ担当の小澤デスクとお伝えしていきます。
きょうの会見、どういうふうに見ましたか。
気持ちを前面に出した金本さんらしい会見だったと思いました。
金本さんは、ふだんから覚悟ということばを非常によく使うんですけれども現役時代の実績はもちろんですがその前提にあります野球に取り組む姿勢というのがすばらしかったと思います。
現役時代に金本さんが執筆された著書の中でおもしろい記述がありまして監督に左右されるのはプロではないということも書かれています。
現役時代、それだけ金本さんは強いプロ意識を持たれていたということです。
今の選手たちに、そういう意識をどのように持たせるかということが手腕の見せどころだと思います。
指導者の経験はありませんがどうですか。
昭和60年以来、指導者の経験がなくて監督に就任するのは初めてなんです。
球団は、すでに11人の1軍コーチ陣のうち半数以上の6人と来シーズンの契約を結ばないと発表しています。
坂井オーナーも会見でフロントと現場が共に戦っていく態勢を作りたいと話しています。
球団は来シーズンは1軍スタッフの顔ぶれを大きく変えて金本氏をを支えていくことになります。
3位に終わったチームをどう立て直していくんでしょうか。
11年ぶりの優勝を目指して課題はたくさんあると思います。
阪神は主力の選手の多くを30代半ばの選手、外国人選手が占めていましてチーム全体の底上げというのは急務です。
その中でまずは今週22日にドラフト会議が開かれます。
過去、昭和60年のドラフト会議でPL学園の清原選手を阪神は指名して抽せんで外してしまいました。
それ以降、藤浪投手を引き当てただけで1位指名の抽せんというのは全部外しているんです。
金本さんは、きょうの会見でも抽せんになった場合は自分が抽せんをすることになるというふうにおっしゃっていました。
阪神がどんな選手を指名するかだけじゃなくて金本新監督の引きの強さというものにも注目したいです。
ここまで小澤デスクとお伝えしました。
では次です。
維新の党が事実上、分裂したことに関連した動きです。
大阪市の橋下市長は今月24日に臨時の党大会を開いて解党を決めたうえで残った政党助成金を国に返還したいという考えを示しました。
維新の党は大阪市の橋下市長が近く新党を結成することから政党助成金を分け合う分党を求める新党側と、それを認めないとする執行部側の対立が深まり大阪選出の国会議員や地方議員ら合わせて165人が除籍処分となって事実上、分裂しました。
これに関連して大阪市の橋下市長は、きょう自身のツイッターに党を作った者の責任として維新の党を解党し支払いを終えて残ったお金は国庫に返納することを決めた、維新の党は日本の国にとって百害あって一利なしで、これから潰しにかかると書き込み今月24日に臨時の党大会を開いて解党を決めたうえで残った政党助成金を国に返還したいという考えを示しました。
また大阪府の松井知事は。
そのうえで新党、おおさか維新の会に参加しない議員は自分たちで新しい党を作ればいいと述べました。
大阪市内で、おとといからきのうにかけてタクシーで偽の一万円札が使われる事件が20件以上相次ぎました。
警察が偽造通貨行使の疑いで捜査しています。
警察やタクシー会社によりますときのう午前3時40分ごろ、20代くらいの女が大阪・中央区西心斎橋からタクシーに乗り大阪・浪速区敷津西の交差点近くで降りた際、840円の代金を偽の一万円札で支払いお釣りの9000円余りをだまし取ったということです。
被害に遭った大阪・城東区のタクシー会社です。
会社によりますと運転手は営業所に戻ってから偽札と気付いたということです。
この会社では偽札の写真が入ったチラシを営業所に配り運転手に注意を呼びかけています。
偽札は全体的に赤みがかっていて明るい所でよく見ると偽札と分かるものだったということです。
大阪市内では、おとといからきのうにかけて大阪・北区などでも男がタクシーで偽の一万円札を使う事件が20件以上相次いでいて警察は複数の人物が関わっている疑いがあるとみて詳しく調べるとともに偽造通貨行使の疑いで捜査しています。
TPP・環太平洋パートナーシップ協定の大筋合意を受けて農林水産省は京都市で説明会を開きました。
出席者から農家への支援を求める要望が出されました。
説明会には関西2府4県から畜産や酪農の関係者など、およそ120人が参加しました。
はじめに近畿農政局の村上堅治局長がTPPに対する懸念を払拭し政府全体で責任を持って万全の対策を検討していきたいとあいさつしました。
続いて農林水産省の担当者が今は38.5%の牛肉の関税を16年かけて段階的に9%まで削減することなどを説明しました。
これに対して参加者からは牛肉については条件が大変厳しいといった意見や今後も農家の経営を安定化させるための対策は必要だといった要望が出されていました。
続いて、ホットリポート関西です。
高齢化や人口減少を背景に各地で空き家が増えています。
兵庫県神河町では自治体が補助金を出して空き家となった建物を飲食店などとして活用してもらおうという取り組みを進めています。
古い役場の建物を利用したカフェ。
こちらは築100年以上の民家が生まれ変わったパン工房。
今、空き家となっていた木造の民家などを利用した店が人気を集めています。
兵庫県神河町。
町のほとんどが森林で古くから林業が盛んです。
林業の町らしくあちこちに木造の古い住宅が建っていますが高齢化と過疎化で今は空き家が目立っています。
町では、こうした住宅を木造の温かみを生かした飲食店などに生まれ変わらせるプロジェクトを始めました。
築300年の空き家を再生したレストラン。
夫婦で、この店を営む三村早苗さんです。
大阪出身の三村さんは昔からの夢だった田舎暮らしを実現したいと各地で空き家を探し去年11月この家に出会いました。
江戸時代の旅人たちの休息の場となっていたこの家。
当時の趣を残したまま内装をリノベーションしてことし6月にオープン。
三村さんは客が食事のあとでくつろげるよう縁側も開放しています。
神河町の木造の空き家は建築を学ぶ若い学生の学びの場ともなっています。
この日隣の姫路市で建築を学ぶ大学生が古民家の改修の現場を訪れました。
70年以上前に建てられた木造住宅。
当時の建築構造を教わります。
ふだん木造住宅に接する機会が少ない若い学生にとって神河町の古い空き家は伝統の建築の魅力に触れる特別な機会となっています。
寂しかった古民家が息を吹き返し始めた神河町の空き家の再活用。
静かな町を優しいぬくもりで包み始めています。
ホットリポートでした。
こんばんは。
スポーツです。
今シーズンリーグ5位に終わったプロ野球、オリックスの福良淳一監督代行が球団オーナーにシーズン終了を報告しました。
オリックスは今シーズン19年ぶりの優勝を目指し大幅に戦力を補強しましたが序盤から主力に、けがが相次ぎリーグ5位に低迷しました。
巻き返しを目指す来シーズン新たに監督としてチームを指揮する福良監督代行の手腕に期待がかかります。
スポーツでした。
こんばんは。
気象情報です。
きょうも1日青空が広がりからっとした秋晴れとなりましたが、この先しばらく晴れが続く見込みです。
今週いっぱいは雨傘の出番はなさそうです。
2015/10/19(月) 18:10〜18:30
NHK総合1・神戸
ニュースほっと関西 ▽「古い空き家を町の魅力に」[字]
▽ホットリポート関西「古い空き家を町の魅力に」
詳細情報
番組内容
▽ホットリポート関西「古い空き家を町の魅力に」 高齢化や過疎化で各地で増え続ける「空き家」。兵庫県の山あいにある神河町では、こうした空き家を町おこしに活かそうと、あるプロジェクトが始まっています。林業の町ならではの木造の家が多く残っているこの町で、古い民家がカフェなどの飲食店に次々と生まれ変わっているのです。都会の若い世代もひきつけるユニークな「空き家プロジェクト」を取材しました。
出演者
【出演】森田洋平,赤木野々花,中山奈奈恵,坂下恵理
ジャンル :
ニュース/報道 – ローカル・地域
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