東京タワー 〜オカンとボクと、時々、オトン〜 #07【ハンカチ必須の名作!】 2015.10.19


そういったことがあったと思いますけれども
(雅也)
親子の同居生活にもしばらくの月日が流れオカンは東京で着実に進化を遂げていた

(雅也)ううー。
ふん。
(男)「えっ?今彼氏とかいるの?」
(夏海)「彼氏はいないです。
いつもみんな見てくれるみんなが彼氏だと思って…」・
(栄子)マー君!ただいま!ちょっと…。
ノックぐらいせんね!?
(栄子)お買い物に行ってきたんよ。
はあ?お土産たい。
名前入りやき。
すごかろ?巣鴨で買うたんよ。
はいはい。
まだあるき。
ご飯粒のつかんしゃもじたい。
巣鴨で買うたんよ。
お仕事でお世話になった人たちに配り。
そしたら仕事があるけえ。
待ち!何ね?まだあるき。
えっ?ああー。
ぴったりなサイズやねぇ。
よく似合う。
巣鴨で買うたんよ。
巣鴨はもうええち!集中できんけん!ふん!何ね!?・
(チャイム)
(耕平)遊びに来たと。
悪かね。
今仕事中なんよ。
あっいいよ。
おばちゃんは?
(ゲームの音声)
(耕平)よっ。
あっ。
コンビニバイトももう限界やき。
俺のレジだけバーコード読み取らんとばい。
何かいいバイトなかかね?バイトねえ…。
うん。
ほれ。
ほれ!
(ゲームの音声)ほらやったー!
(耕平)ああー!おばちゃんうまかねぇー。
(耕平)ちょっともう1回や。

(チャイム)
(レオ)まいど。
悪かね。
今仕事中なんよ。
栄子ママいる?いつもありがとさんね。
毎日ママの笑顔見たいし。
かわいいこと言うてくれるとねレオ君は。
違うんよ。
ほれ。
ほれ。
ほれ。

(チャイム)
(徳本)おふくろさんは?
(栄子)徳本君お代わりは?
(徳本)あっいただきます。
(レオ)もう4杯目だよ。
(徳本)いいすか?よかよか。
男の子はそげんやないと。
(耕平)さすが腹ぺこチャンピオンやね。
(徳本)任せろ。
(レオ)ママのご飯最高。
ありがとう。
うちのエンゲル係数はどげんなっとるんやろ?マー君。
食欲なかと?別に。
(徳本)お代わりいいですか?はい。
フフフ。
(レオ)5杯目だよ!?
(徳本)ああ。
今日も完売や。
徳本君がいつも平らげてくれるけん気持ちよか。
最高にうまいですから。
うーん。
そげん食べっぷりがよかったら実家のお母さんも作りがいあるやろね。
(耕平)ああ徳本さんね地元で悪さしたから実家追い出されとるんよ。
(徳本)おい!
(耕平)自分で言うとったやん。
ああー。
そうなん?いや…。
10年も前の話ですよ。
俺も昔は相当やんちゃしてましたからね。
ハハハハ!
(耕平)「若気の至り」ってやつやね。
じゃあ実家帰っとらんと?帰っとらんつーか帰れないつーか。
うん。
そうね…。
はい。
皆さん今日もご一緒に!
(徳本・レオ・耕平)ごちそうさま!はーい。
(耕平)おばちゃん。
今日は俺が皿洗っちゃるけん。
あら。
ありがとねバカボン。
(レオ)ダメ!それは僕の仕事だ。
おい!
(鳴沢)いやそれは困ります。
こっちもその予定で動いてるんですから。
締め切り厳守で。
(デスク)鳴沢。
(鳴沢)はい。
(デスク)今度の特集お前の企画でいくから。
(鳴沢)ホントですか!?
(デスク)でもあれか…。
いっぱいか。
ここんとこずっと会社に泊まりっぱなしだろ。
いえ大丈夫です。
仕事のしかた変えましたから。
(デスク)そっか。
はい。
(デスク)頼んだ。
(雅也)
5月にある人は言った
それを眺めながらさみしそうだと言った

この空っぽの都でぐるぐる回され続ける僕らは…

(栄子の鼻歌)
その孤独である美しさにあこがれるのだと
ちょっとたばこでも買うてこようかなぁ。
(耕平)あっおばちゃん。
そろそろドラマの時間や。
そうやねぇ。
こないだ刺されたところで終わっとるけん気になるけんねぇ。
(レオ)ママ何か甘いのない?大学芋があるけんお茶にしよう。
はい。
(レオ)イエーイ。
マー君。
牛乳買ってきてくれんね?
(雅也)ああー。
もうこげな時間ね。
(おなかの鳴る音)オカン。
飯。
(栄子)「マー君へ。
白樺会に行ってきます。
オカン」あの不良ばばあめ!
(たい子)そしたらまたですねくぐらせまーす。
大丈夫ですか?そうです。
そうです。
いいですね?もう皆さん覚えましたね?はい。
(花子)それでねしゅうとめに頼まれた蒸しまんじゅうつい買い忘れちゃった。
(歌子)やだ。
何言われるか分かんないじゃない。
(栄子)巣鴨に行かんといけんね。
(一同)うん!
(由子)あら。
あんたいい色ね。
これ?よかでしょ?蒲田で買うたんよ。
えっ!?蒲田のどこ!?
(由子・花子・歌子)どこ!?
(たい子)そこ!駅降りてまっすぐ行くんよ。
(たい子)そこ!行ったら右のほう…。
えっ?おしゃべりはほどほどにね。
すいません。

(呼び出し音)
(まなみ)お母さん?あのう…。
届いた?
(恵子)何のこと?・
(まなみ)雑誌。
えっ?ああ…。
どうだった?・
(恵子)ちょっとねぇ今それどころじゃないのよ。
従業員のほうからも不満出てるし。
(恵子)回すだけで精一杯。
見てもいないんだ。
相変わらずだね。

(恵子)まなみ…。
じゃあね。

(徳本)お疲れっす。
(男)おおお疲れ!・
(工場長)徳本!
(徳本)はい。
(工場長)ここ来て10年だろ。
ちょうど。
はい。
少ないけど。
ありがとうございます。
(工場長)親御さんにうまいもんでも食わせてやれ。

(幸一)二度と母さんの前に姿を見せるな!いらっしゃい。
うん。
雑誌でよかレストラン見つけたけん。
行こう。
レストラン?イタリアンや。
ちょっとは奮発するけん。
お母さんは?
(栄子)あらぁー。
きれいきれい。
すてきな写真やないの。
さすが。
写真の名人たい。
(まなみ)いえいえ…。
フフフ。
へぇー。
ふーん。
お母さん。
何ね?いや何でもないです。
ええとこなんやろうねぇ。
さーてとー。
すごいきれいですよ。
俺はお邪魔そうやし…。
こことかすごい気持ちいいですよ。
はぁー。
いつ行ったん?先月に。
はぁー。
へぇー。

(涼子)あのかわいい僕は元気にしちょうかねえ?
(兆治)どげえかのう…。
(涼子)何!ここんとこ元気のなかやないね!
(一同)そうよ。
(兆治)景気の悪いでからどうしようもないけのう。
(涼子)奥さんまで東京に行ったとやけんね。
ホントは寂しいとでしょう?
(兆治)フン。
バカタレ。
(涼子)アハハ!もう!素直やないんやから!
(一同)男って!
(涼子)今日は朝までつきあってあげる。
あっ。
あっ。
徳本。
何だ?それ。
何で俺が?さすがやね。
学ないヤツは手に職持ってねえと東京じゃバカが搾り取られるようにできてるからな。
わっ!何でウサギなんだよ!?気持ちが分かるけねえ。
ほらおいで。
よし。
ウサギはさみしいと死んでしまうっち言うやろ。
はっ!何さみしぶってんだか。
よいしょ!よいしょ!ああ…。
で?もう行っていい?何でみんなあげなおばちゃんの周りがええんかね?いいじゃん。
「ただいま」が言えてあったかい飯が食える家。
俺には10年ぶりだ。
よし!今日も飲むぞいっと!おいしょ!徳本君は強いんやねぇー。
任せてください。
じゃあおばちゃんもちーといただこうかねぇ。
(徳本)あっ。
飲みます?はい。

(鳴沢)こんばんは。
はい。
すいません。
ああ鳴沢君。
さっどうぞどうぞ。
一緒に座りんしゃい。
はい。
どうぞ。
中川は奥ですか?あっ…。
マー君!
(雅也)電話もなかったけんもうええんかち思うて。
ごめん。
小さい仕事だったからすっかり忘れてて。
この後原稿書かなきゃいけないんだ。
もう少し急げない?はいはい。
(栄子)鳴沢君。
ご飯用意したけ食べていきんしゃい。
あっ。
僕すぐ社に戻らないといけないんで。
こげん遅くにまだ仕事あると?
(鳴沢)はい。
ああ。
そしたらおなかすくけん。
いえあの…。
結構ですから。
ほれほれ。
遠慮せんと食べんしゃい。

(ドアの開く音)
(雅也)ナル。
できたばい。
こんなん朝飯前たい。
(鳴沢)あっ。
ありがとう。
それじゃあ。
そしたら食べていきんしゃい。
ナル。
(徳本)おい。
食ってけよ。
徳本。
徳本君。
なあ。
おい。
お前のためにせっかく作ってんだろうが。
徳本。
(徳本)うるせえよ!おいさっさと食えよ。
飯が冷めんだろう。
うん?何とか言えよこら。
おい!徳本君!オカン!
(割れる音)痛ぇー。
(徳本)うるせえつってんだろ!大丈夫大丈夫。
もう…。
オカンがおせっかい焼くけんたい。
ごめん。
お仕事忙しいんよね?鳴沢君。
帰ります。
鳴沢君。
お仕事頑張り。
悪ぃ。
気にせんでよかよ。
いや。
ダメなんだよ昔っから。
カッとなると。
殴っちまったんだ。
(徳本)うるせえなクソばばあ!
(洋子)何が気に入らないの!?今日も警察から電話かかってきたわよ
(徳本)うるせえよ
(洋子)寛人!お母さんご近所に顔向け…
(徳本)うるせえつってんだろ!
(洋子)くっ…・
(幸一)寛人!
(幸一)寄るな!出ていけ。
二度と母さんの前に姿を見せるな!
(耕平)よーし。
よし。
じゃあおばちゃんまたね!
(レオ)ママまたね。
愛してる。
気ぃ付けて帰りんしゃい。
(レオ・耕平)はーい!すいませんでした。
帰らんと?
(徳本)えっ?実家に帰らんでよかと?フッ。
帰れるわけないっすよ。
ばってんわたしやったらそげなことちぃーっとも痛くないけんねえ。
10年も息子に会えんほうがよっぽど痛か。
ふぁー!ただいま!
(ため息)
(台湾語の会話)うん。
元気元気。
大丈夫大丈夫。

(たたく音)申し訳ありません!
(デスク)お前の原稿全部チェックし直せ!それからあれだあの!あれ!映画コラムのイラストどうしたよ?えっ?
(デスク)お前の担当だろうがよ!発注してないのか?すいません!3時までには何とかします!ナル?どげんしたと?これから打ち合わせなんやけど。
何か頼まれとったっけ?いや。
あの。
急なんだけど…イラスト。
あ…。
いや。
やっぱりいい。
ナル!?ナル。
大丈夫か?ナル!ナル!おふくろ。

(栄子)鳴沢君。
食べんしゃい。
ほれ。
何も食べとらんとでしょう?どげん忙しくても食べるもんはきちんと食べなきゃいけんよ。
ほれ。
とりあえずご飯食べれば元気が出るけん。
元気があって楽しいのがいちばん。
すいません。
ちょっと電話をお借りしてもいいですか?うん。

(呼び出し音)ああデスク。
ええ。
コラムのイラストなんですが。
はい。
間に合いそうにありません。
申し訳ありません。
今…。
あっもしもし。
お世話になってます。
イラストレーターの中川です。
いっつも申し訳ありませーん。
あの。
まだ間に合いますか?はい。
いや。
そこを何とかお願いします!いいイラスト描きますけえ。
ええ。
何ぼけっと見とるん?ナルも美大出とるんやろ。
こげなときに手伝うてくれてもよかろうもん。
えっ?よし。
ほれ背景。

(徳本)おはようございます。
(工場長)徳本。
(徳本)はい。
(工場長)ほい。

(洋子)「10年間ずっと待っていました」
(洋子)「これからはいつでも好きなときに帰ってきてください」
(洋子)「あなたがどこで何をしていようとあなたはわたしの息子なんですから」
(泣き声)
(まなみ)はい。
はい。
うん。
いい味やねえ。
あのー。
今日…。
(まなみ)お母さん。
大根どうしまします?大根は短冊切りやね。
(まなみ)短冊。
(レオ)ママ。
じゃがいも洗ったよ。
うん。
じゃあ皮ばむいて。
はい。
あの。
(耕平)もう先輩邪魔やき。
どいとってくれんね?いや。
ちょっちょっちょっと。
(耕平)はい。
ウサギおるやろ?今日は特別な日やのに。
ほれ。
おいで。
(徳本)お邪魔します。
(レオ)おっ。
ああ。
どうも。
お帰り。
ただいま。
ほれ。
早手伝わんね。
あっこれ。
いつもいっぱい食べてくれるけん徳本君のは特別たい。
巣鴨で買うたんよ。
よっしゃ。
ガンガン食べます!アハハ。
おう。
おいっす。
(レオ)ママずるい。
あるよレオ君のも。
ほれ。
(レオ)あっありがとう。
はいまなみちゃん。
(まなみ)あっ。
ありがとうございます。
(耕平)おばちゃん。
俺んとは?当たり前たい。
ほれ。
本名でええんやけど。
(一同の笑い声)さあて。
(徳本)お酒は?お酒。
お酒はここ。
(まなみ)ご飯できたよ。
うん。
行こ。
お母さん待ってるよ。
みんなも待ってるよ。
みんなもよう飽きんでオカンのとこ通いようね。
うん?気づいちゃうからね。
お母さんに触れるとあったかすぎて。
ホントはずっとさみしかったんだぁって。
もうすっかりみんなのオカンだね。
はい。
みんな待ってるよ。
(クラッカーの音)
(栄子)マー君!
(一同)お誕生日おめでとう!
(拍手)うわぁ。
はい。
プレゼント。
(ひやかす声)ありがとう。
(耕平)はい。
これ俺たちから。
ああ。
(レオ)高級もやし。
(耕平・徳本)高級もやし。
(徳本)いいねえ!
(耕平)似合ってるね高級もやしが。
これオカンからのプレゼント。
お仕事のとき使い。
ブタ?ウサギや。
かわいいやろ?
(耕平)あれ?先輩目が潤んどる?まなみちゃん。
ティッシュティッシュ。
いらん!あんまり下手クソすぎて言葉が出んかっただけや!
(まなみ)じゃあまあ記念に1枚。
はい並んで並んで。
ええちええち。
並んでいいから。
はい。
(まなみ)いくよ。
はいポーズ。
(シャッター音)・『うそ』・「折れた煙草の吸いがらであなたの嘘がわかるのよ」・「誰かいい女できたのね…」
オカンは田舎にいるよりも東京のほうが向いているのではないかとさえ思えた
病気も悪化しない。
有名な病院にも通っている。
田舎にはない娯楽もある
・「哀しい嘘のつける人」
大体のことがうまく運んでいるような気がしていた
・『蕾』
のんびりとした穏やかな時間
(栄子)どうせオカンが世話することになるんやねえ。
分かっとったけえ。
平和であることしか特徴のない風景

(笑い声)
このときまでは
ううっ!うっ。
うっ。
ううー。
2015/10/19(月) 14:55〜15:50
関西テレビ1
東京タワー 〜オカンとボクと、時々、オトン〜 #07[再][字]【ハンカチ必須の名作!】

「オカンの心、ボク知らず」
速水もこみち 香椎由宇 平岡祐太 柄本佑 泉谷しげる 倍賞美津子ほか

詳細情報
番組内容
 中川雅也(速水もこみち)が母親の栄子(倍賞美津子)と暮らし始めてから、しばらくの月日が流れた。相変わらず、遊びに来る山田耕平(柄本佑)たち前のアパートの住人は、近頃ではみんな栄子が目当てのよう。雅也が栄子に嫉妬を感じるほどだ。
 ある日、栄子がいつものようにみんなに食事をふるまっていた。栄子の料理を人一倍おいしそうに食べるのは徳本寛人(高岡蒼甫)。栄子はそんな徳本に、実家のお母さんもさぞかし
番組内容2
作りがいがあるだろうと言うと、徳本は黙ってしまった。実は徳本は、10年前に実家を出たきりだった。その徳本が、勤続10年の些少な報奨金を工場長から受け取り…。
 日曜日。雅也がデートの支度をしていると佐々木まなみ(香椎由宇)が来た。雅也は外食に誘うが、まなみは栄子にベッタリ。雅也はまたしても疎外感を覚える。
 ある夜、リビングではいつものように大宴会が行われていた。そこに鳴沢一(平岡祐太)が雅也の
番組内容3
イラストを取りに来た。栄子は料理をふるまうが、鳴沢は手をつけようとしない。と、徳本が鳴沢に噛み付いた。徳本を雅也が止めようとしたそのとき…。我に帰った徳本は、自分が母親を殴って勘当されたということを話す。栄子は、自分だったら殴られたことよりも、10年間も息子に会えない方が痛いと徳本に告げる。
 翌日、鳴沢は担当のイラスト発注を怠っていたことをデスクに責められ、慌てて雅也のアパートに向かうが…。
出演者
速水もこみち 
香椎由宇 
平岡祐太 
柄本佑 
チェン・ボーリン 
高岡蒼甫 
朝加真由美 
浅田美代子 
泉谷しげる 
倍賞美津子 ほか
原作・脚本
【原作】
「東京タワー オカンとボクと、時々、オトン」リリー・フランキー(扶桑社刊)
【脚本】
大島里美
監督・演出
【プロデュース】
中野利幸
【演出】
谷村政樹
音楽
河野伸 
澤野弘之
【主題歌】
『蕾』コブクロ(ワーナーミュージック・ジャパン)

ジャンル :
ドラマ – 国内ドラマ

映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
音声 : 2/0モード(ステレオ)
サンプリングレート : 48kHz

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